2006年11月09日

職場での政治談議

 かんべえ師匠が米中間選挙モードに入ってしまいました。この手の話は、滅法強い。「戦争と選挙」という他人が「生命」をかけて「戦闘」しているところをネットやテレビを駆使して楽しんで商売にするという、なんという悪徳商法でしょう。とかいいつつ、ついつい読んでしまう私も…ですが。ただ、これだけのドラマなのに、今ひとつ、もりあがれない自分がいます。議会の主導権が来年から民主党に移動しても、中東や極東のみならず、アメリカ中心の国際秩序が、崩壊するリスクは無視できるでしょうが、揺れが収まるという実感が沸かないです。この問題に関しては2006年9月21日の記事で論じておりますので、しばらくは、お手並み拝見というところ。あまり期待できないのが、書く気が起きない理由ですが。

 内政も、あれですね。ビデオライブラリーで党首討論を途中まで見ましたが、小沢党首の「唯一の被爆国」には萎えました。ネットではなく、職場などの周囲では議論はいいんじゃないのという意見が多いのですが、議論そのものにも慎重という人でも、こんな古色蒼然とした理由を挙げる方は、一人としていません。要は、北の事態を受けて核抑止を確実にするための議論(日本独自の核武装は論外というのがほとんどです)はやってもいいし、やった方がいいという議論がほとんどで、世代の差も無視できないのでしょうが、萎えました。

 ちょっと驚いたのが、安倍政権以降、「反民主党」という若手が少数ではありますが、増えていることでした。「どうせ政権をとれないから、非現実的なことばかり言っているんでしょ」という、ふだんは温厚な友だちまでがきついことを言うので、考え込んでしまいました。評判が悪い最大の原因は、年金問題。私は民主党の応援をするつもりはありませんが、年金一元化の議論は止めた方がよいと思います。来夏の参院選では一人区で勝って、都市部で全滅しかねない。農業政策の評判も最悪です。「寝言@時の最果て」のリンク先は、親自民の方が多いと思うのですが、ネットで情報をえずにマスメディアで情報を主としてえている人でも、このありさまです。

 月曜日に10分ほど『タックル』を見ましたが、コメンテーターの方(誰だったかは覚えておりません)が、「持ち込ませず」を外して「非核ニ原則」へ変更すべきだと主張されていて、のけぞってしまいました。沖縄の問題もあるのですが、目先の選挙だけでなく、今後の自治体(沖縄だけでなく、米海軍が寄港する、あるいは寄港する可能性のある自治体)への新しい説得方法を考えているのでしょうか。迂闊にやると、「神戸港方式」が広がりかねず、むちゃくちゃな話です。もちろん、ある種のトークショーでしょうから、私の考えは無粋極まりないでしょうが、feasibilityを全く無視した議論をしているので、正直、呆れてしまいました。あまりにバカバカしくなって、録画していた『功名が辻』を見てしまう。私は政治に関してはずぶの素人ですが、「持ち込ませず」を外すなどと、現時点で政府が言い出したら、政治センスを疑います。たぶん、あの番組は、もう二度と見ないでしょう。当たり前すぎますが、「非核三原則の堅持」を明言した安倍総理は、テレビのコメンテーターよりも、はるかに怜悧だと思います。

【厳重注意】

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