2006年11月24日

新卒者採用

 今日も、軽い「寝言」。いつも「あんたみたいな暇人としゃべっている余裕はないんだけど」と前置きをしてから、マシンガンのようにしゃべり倒す営業畑の友人が「新卒者を育てるのが大変」とぼやく。これだけだと面白くもないので、どこが、どうだめなのかを誘導尋問をしながら、考えさせるというあくどいことをやってしまいました。

 新卒者がパッとしないというのは、どこでも聞く話ですし、私もそう思うのですが、父上の愚痴とあまり変わらない。「大学以前のしつけが問題だなあ」。彼の方が利巧なので、もう一押しほしい。彼いわくは「なんつーか、入ってすぐリーマン化するんだよなあ」。もう一息。「結局、競争がぬるいんですよ」。

 統計データからは、以前ほどではないとはいえ、新卒者が採用されるまでの道のりは厳しいものがあります。よって競争がぬるいというのは、暴論かもしれませんが、なんとなく同じ実感を抱いている方が少なくない。要は、幹部候補として採用する日本人の質が落ちてきている。昨日書いた「開国」の話をすると、「それはいいですねえ」となりました。

 高等教育機関をまず外国人にとって魅力的な場にする。アメリカの次、といっても、EUという場もあるのでなかなかシビアではありますが、東アジアや東南アジアから能力主義でガンガン優秀な人材がきたがるような場にする。これだけではダメでありまして、出口、要は食えないと話にならない。他国から流入してきた人材が日本に定着するのかどうか難しい部分がありますが、どのみち放っておいても、日本という場の魅力が低下すれば、中国やインドに流れるでしょうから、同じことでしょう。一昔前は「ウィンブルドン化」などといってイギリスをバカにする人たちが多かったのですが、プレイヤーのいないテニスコートほど役に立たないものはないことを忘れてしまっていると思います。

 「団塊の世代」と一括りにされた人たちが、韓国、そして中国に流出している現状があります。日本では技術やさまざまなノウハウを貪欲に吸収しようという若者が減少する一方ではやむをえないのでしょう。ならば、教える対象を日本につれてくるという手を打つのがよい。今回はメモ程度ですが、暇ができたら、再論してみたい話です。気になるのは、既に機を逸しつつあるように思えることです。
posted by Hache at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | まじめな?寝言