2007年01月02日

ニューイヤーコンサートその他

 ニューイヤーコンサートの準備で、「飛露喜」という日本酒(無濾過生原酒)を飲みながら、すき焼き(年に一回ぐらいしかつくりませんが)をつくっていたら、すっかり出来上がってしまいました。気がつくと、卵を買い忘れておりましたので、慌てて砂糖とお醤油を控え目に。菊菜を入れて、少しだけ煮立ったら、出来上がり。私がつくる料理で最も楽な料理です。しかるに酔っ払ってつくったせいか、隠し味のニンニクが牛肉に浸透しすぎて新年早々、なんとも辛い料理に。おまけに菊菜を入れるまでに煮すぎたのか、これまた隠し味の「飛露喜」がとんでいました。とどめに肉が固まっていました。まあ、これでもかと「飛露喜」を注ぎ込んだので不幸中の幸いで柔らかさは残っておりましたが。

 どうでもいい話ですが、元旦早々にテレビの視聴時間がなんと8時間を越えてしまいました。昼の12時から夜の10時までつけたままというのは実に珍しい。「新春お好み将棋対局」を見ながら、51手目(A組対B組決勝戦)は、あんまりだろうと突っ込んでしまいました。桂成で玉砕覚悟で叩き込んでほしかったなあ(桂成だったら自信はないけれど、あそこまで紛れが少ない順にはならなかったのでは)。余計ですが、B組が優勝するようにつくられているとしか思えない(ど素人の偏見と独断ですのでお許しを)組み合わせで、ふとメンバーを見ると、見事に世代差ができているのに気がつきました。

(A組)
斎田晴子倉敷藤花   1966年12月 4日
清水一代女流王位   1969年 1月 9日
中井広恵女流六段   1969年 6月24日

(参考)
佐藤康光棋聖     1969年10月 1日
羽生善治三冠     1970年 9月27日
森内俊之名人(棋聖) 1970年10月10日

(B組)
石橋幸緒女流四段   1980年11月25日
千葉涼子女流王将   1980年 4月21日
矢内理絵子女流名人  1980年 1月10日

(参考)
山崎隆之七段     1981年 2月14日
渡辺明竜王      1984年 4月23日

(日本将棋連盟HPより作成)


 うーん、なにか思いついたのですが、「飛露喜」のおかげで忘れてしまいましたあ(個人的には「泉川」の方がさらにうまいんですけど)。なんだったかなあ。間違いないのは、上の方の中で誕生日(誕生年は違いますが)が全く同じ方がいることぐらいですね。あとは、中井女流六段に「いくらなんでも目に余る」とツッコミを入れた千葉女流王将は素晴らしい(終盤で矢内女流名人があれだったので引き分けのような。秒読み内に指し手をフリップに書けって無茶な企画をしたNHKが悪い。アイディア自体は面白いとは思いますけど)。その後、囲碁・将棋チャンネルを見ていて囲碁の時間に依田紀基九段が農心杯で世界チャンピオンを破った碁の解説を聞きながら気持ちよく寝てしまいました…。囲碁は難しいんであります。目が覚めると、『ヒカルの碁』のアニメ版をやっていて主人公が中国で叩きのめされるシーンをやっていて、思わず考えさせられましたね。中国が真の脅威となるのは、中国が政治・経済の分権化を進めたときであろうと。付随してありとあらゆる才能が花開く可能性が高いと思います。中共の独裁体制を批判しつつも、こっそりちゃっかり手を握るのが中国の「帝国化」のテンポが日本にとって脅威ではないスピードで進行するためには不可欠であろうと。台湾併合はダメよと怒りながら(こちらは本気で集団的自衛権の問題をクリアーして防衛費を増やして間違いのないメッセージを送るに限ると思いますが)、「格差是正」に手を貸して(絆創膏にもなるかどうか程度だとは思いますが)中共の支配が崩れるスピードを落としたほうがよいだろうと思いますね。

 そんなこんなでニューイヤーコンサート。これをテレビで見ることができるようになって、学生時代に一番、嬉しかったような気がします。実家に帰ると、ど演歌とバラエティしか選択肢がなくて正月は…なわけです。元旦からクラシックなどというものを聴いていると、そりゃあ、もう、江戸時代の切支丹弾圧より厳しい。テレビをNHK教育に変えようものなら、秒殺はおろか、瞬殺されるでしょう(まあ、高校時代には年代もののテレビしかなかったのでリモコンがありませんでしたから、秒殺が限界でしょうが)。一人で部屋に閉じこもって、イヤホンでFMで聴くのが限界です。これをすき焼きを頂きながら、一人で見るのが最高の贅沢でありまして、漸く新年を迎えたという実感が沸きまする。これがどれほど嬉しいことかといえば、つい10年前までニューイヤーコンサートを見た後で眠りにつくと、蛮社の獄の高野長英になぜか自分がなって幕府の目付連中に追い詰められる夢を見るぐらい、嬉しいことであります。

 それにしても、今年のニューイヤーコンサートは…。メータさんの演出ではないのでしょうが、最初のバレエの衣装が妙に安っぽくて(妙にパステル調で屋外を意識したのか渋めの色)、『美しく青きドナウ』の衣装が妙に映えていて、これはなんの風刺だろうと頭をひねりましたが、ピンときませんでした。まあ、考え過ぎかも。ラデツキー行進曲まで来て、ようやく暦が変わったのだという実感が沸きました(これで蛮社の獄の夢を見たら怖すぎますが)。赤ワインにミモレットというベタな組み合わせはさすがに一人とはいえ、濃すぎるのでやめました。それにしても、バレリーナのなんと優雅なこと。あの動作の一つ一つに、どの筋肉がどのように動いているのかを3Dで想像すると、すさまじいです。なんといっても、普通じゃない柔軟性。氷の上でイナバウアーをやってのける荒川静香さん(某HP(2006年2月22日を参照されたし)で「肉屋の娘」とかなんとか書いておられる御仁(直でも耳にしたような気が)がいらっしゃったと思いますが、泣いてわびをいれるのが当然だろうと。あんな技、凡人が語るにふさわしくありませぬ。ついでに、「キャバクラのヘルプ」の意味がわからなくて、「『ヘルプ』ってなに?『お助けマン』?」と周囲に尋ねたら、呆れられて、「よっぽど欲求不満のようだな。今度、暇なときに連れて行ってやるから、変なことをするなよ」と素晴らしいアドバイスを頂いた(しかし、いまだに誰も連れて行ってくれない)方々に感謝いたします。誰も信用してくれないのですが、本当に行ったことがないのです)もすさまじい筋肉ですが、ウィーン・フィルをバックに踊るバレリーナもすさまじいなあと思います。文字通りに読んで頂きたいのですが、あんなしなやかでやわらかく優雅な肉体(余計なところはでなくてよい)がほしいなあと思いました。

 ふわあ。年末には気合が入っていたのに、正月になったら、休みをいいことに食っちゃ寝でまずいです。ふと気がついたのですが、私は、同世代の中では、自分でも意外でしたが、体が柔らかい方に入るらしい。年末に入ったストレッチのレッスンで、バレエをやっている女性がいなければ、前屈から股関節、上体そらしのすべてで他の参加者よりも柔らかいのでちと呆れてしまいました。高校時代は、体が硬いとバカにされていたので。あと、まさかいないとは思いますが、このブログを見てピラティスを始めた方が万が一、いらっしゃったら、お気をつけ下さい。スリムながらも、筋肉逞しい若いインストラクターが、一参加者としてレッスン中に足をつらせてしまうという「悲劇」を目撃しました。慣れるまでは腹横筋以外のところにどうしても力が入るので、やばいです。「Cカーブ」なんて体育座りから骨盤をゆっくりと後方へ倒して背中を丸くするだけの動作だけに見えるのですが、「筋肉マン」がまともにやりすぎて足をつらせていましたからね。腹横筋が動かないと、一見、単純な動作でも、ふくらはぎあたりに負担がかかりすぎて、あっさりつってしまうのだ。

 まあ、こんな鄙びたブログを見ていないと思いますが、念のため、伏字にしておきますが、年末最後のレッスンで○○さんと××さんがコンビで登場。以前、××さんに「○○さんは、鬼モードに入ると本当に怖い。でも、○○さんにしゃべっちゃダメよ」と念をおしたのにもかかわらず、○○さんが、「ここから○○の鬼モードです。さあ、地獄を味わっていただきましょう」と私の方を(殺意を秘めながら)笑顔で睨みつけたので背筋が凍りつきました。と思いきや、ぬるい。ぬるすぎる。参加者のレベルを見切っていたのね。「君たちには、このレベルで十分、ハァハァひいひいするでしょ」という怖いメッセージ。ふと、週末のレッスンに入るのが怖くなってしまった私は、年始早々にして弱気の「寝言」であります。
posted by Hache at 00:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 幸せな?寝言