2007年01月11日

アメーバ人間

 しみじみ最近感じるのは、「例外のない法則はない」ということです。この手の格言は、例外があることが少なくないのですが、人間相手のこととなると、「法則」なるものの例外の多さに頭が痛くなることが多いです。私が無節操であるという「法則」は、例外が少なく、つくづく「アメーバ人間」と自ら形容しただけのことはあるなあと思ったりします。

 雪斎先生の「反」の思考はなにも生まないという説は、私は生理的に好みますが、これすら例外があります。以前、ハイエクの工学的な発想に違和感を唱えられていて、これは全く同感なのですが、彼の「集産主義」批判は、情報効率性という視野を開くのに大いに貢献したことも否定できず、なんとも歯切れが悪いのですが、考えるほど難しい。実際には、「旨ければ食べてしまう」という無節操な人間なので、「毒」にあたらぬよう、気をつけながら頂いてしまう。「タカ」、「ハト」、「フクロウ」に「分類不能」というカテゴリーがほしいなあと「寝言」をこいてしまいます。お世辞にも、「フクロウ」ほどの知恵はないのですが、「欲」だけは強いですから。

 まあ、「アメーバ」も運が悪いと、ノロ・ウィルスなんてものをもらってしまう可能性もあるのですが、幸い、「時の最果て」のアメーバはしぶといようです。単に「流行」に鈍いという「寝言」が頭をよぎったりしますが。「なまもの」は苦手というより、どこか感性か神経が抜けていることを感じます。

 かんべえさんがイラクからの「撤退」が遠のいて嘆息している。言いにくいけれど、人間40年も人生を送れば、そうそう考えが変わるなんて難しいです。露骨に言えば、年をとるほど可能性が減ってゆく。このあたりは「時の最果て」よりも、「本家」時の最果ての領分だと思いますが、ブッシュ大統領が、善悪を抜きにして、ぶれる可能性は無視したほうがよいのだろうと思います。2年弱でアメリカの世論がどのようにスウィングするのかはわかりませんが。なるようにしかならないけれども、なるようにしかならない現実を見続ける情熱だけは忘れなければ、ひどい目にあわないのだろうと思いますね。
posted by Hache at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 不幸せな寝言