2007年01月13日

つまらない人

 自分でも自分のことをつまらない人間だなあと思うことがよくあります。人がAかBかで争っているときに、つい「そんなの程度の問題でしょ」と身も蓋もないことをAに熱心な人からも、Bに熱心な人からも呆れられてしまう。もちろん、"yes or no"の場合もあるのですが、世の中のことなどたいていは程度の問題で二択の問題になることなど少ないように思います。選択肢が二つに絞れる状態だと、たいていは答えが決まっていたりすることが多いでしょう。もちろん、これも例外がありますが。

 なにか具体的なことを論じるために書いているわけではなく、自分のふだんの生活のように身近なところから政治や経済など社会全体に関することで程度問題が二択になってしまうことが多いように感じます。「程度の問題だ」といったところで、問題が解決するわけではなく、どのあたりが概ね妥当であるとみなせるのかを見極めるのはなまなかな人には難しい。この「寝言」を書いている本人があまり自信がないまま、「このあたりでしょ」とやっていることが多く、後悔することも多いものです。

 高校時代の「政治経済」という科目で需要と供給の勉強をしたとき、当たり前じゃないかと思ったことを思い出します。あとになって考えると、価格が均衡よりも高くても低くても、交換の利益が減少してしまう。理論的にも「ほどほど」のあたりがあるのかどうかがちゃんと確認するだけで大変なようですが、実際にどのあたりが「ほどほど」なのかを見極めるのは難しい。バタバタしながら一週間が終わってしまいましたが、「ほどほど」をパッと見極めるようになるには面倒な作業と時間が必要なことを痛感します。こんな「寝言」を書いていて、しみじみ自分の凡庸さに恥じ入るばかりです。
posted by Hache at 23:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 不幸せな寝言