2008年12月06日

政府は市場を代替するのか補完するのか?

 火曜日に心臓内科で診察を受けました。11月初めの血液検査の結果は大幅に改善しておりました。素人にはよくわからないのですが、D-ダイマーの値が劇的に低下して、要注意程度まで低下したとのことでした。血栓が消滅したかどうかまではわかりませんが、11月末ぐらいから足のむくみがかなり回復しておりまして、ワーファリンを毎日、欠かさず服用した効果がでているようです。

 毎月、最初の週の火曜日に診察を受けて、次回、診察までのワーファリンを処方していただいておりますが、診察を受ける日の朝にはぴったりワーファリンを飲み切るので、毎日、ちゃんと飲んでいるなあと自分でも確認することができます。他方、やはり心臓の肥大に先生が懸念をもっているようで、簡単な心電図の検査を受けました。ついでに、風邪をひいているのを発見されて、風邪薬と抗生物質を処方していただきましたが、やっぱり眠い。もう、下手な睡眠導入剤より眠たくて、平日の昼間に服用するのはなかなか厳しいです。仕事の最中にリアル寝言はさすがにまずいですからね。

 とにかく眠たくて「寝言」も浮かばないまま、一週間があっという間に終わってしまいました。なにかをしたという実感はまるでなく、気がついたら、週末を迎えたという感じです。

 それにしても、時の流れはすさまじく、竜王戦第5局を迎えるのがあまりに速い印象です。素人目にも飛車を捨てて6筋と端から挟み撃ちにした渡辺竜王の攻めが羽生名人を圧倒した印象です。最後は一手違いで残しているので(111手目の▲3五歩は一生に一度は指してみたい手)、勝負の綾はありそうですが、中盤以降、やはり渡辺竜王がよかった状態が続いたのではと感じました。私の棋力じゃ、「寝言」以外の何者でもありませんが。

 しかし、将棋をのんびりと楽しむ余裕もなく、ネットとか新聞とか読まないでおこうかというぐらい情報が多すぎる感じです。ひどい話ですが、こうも情報が多いと、こちらの神経まで鈍麻してしまう感覚です。全米で2008年11月には53万3,000人の雇用が失われ、34年間で最悪の数字を記録したという報道に接しても、本当に悪いねという感じで、なんだかこんな状態でよいのやら。NBERが昨年12月から景気後退局面に入ったと発表して、「今更なんだよ」という反応もあるようですが、統計の性格上、やむをえないのだろうと。この結果、昨年12月から270万人の雇用が喪失した計算になり、失業者数は1,030万人に上っています。おそらく、この雇用統計の結果は、オバマ政権で公共事業等で失業対策を行う政治上のインセンティブを与えるのでしょう。

 ただ、悩ましいのは、金融市場における混乱が財市場へ波及してきたという捉え方は間違っているのかもしれないという点です。世間様が大騒ぎしているところで、いかれた「外道」らしく、のほほんとした「寝言」ですが、どうも、金融市場と財市場の関係が捉えにくい印象です。財市場での取引の縮小が金融市場に影響する方が先なのか、財市場のちょっとした変化が金融市場を揺るがすのか、判断に迷うところです。どうも、いまだに現在、起きている事態の全体がつかめていないことを実感します。


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