2010年12月30日

PCの換装

 テレビを見ないせいか、年末年始の実感は特になく、ふだんと異なると言えば、PCを大幅に換装する時間がとれるということぐらいでしょうか。Windows7の導入が最大の目的でしたが、レガシーデバイスの整理も必要でした。あまり書くべきではないのでしょうが、業務用では不可欠だったFDDが昨年度から完全に不要になったので、XPのDSP版のバンドル品ですが、アップデートには支障がありませんでした。5インチベイにFDDを残した状態でケーブルを外すだけでも、ずいぶんすっきりします。ついでに光学ディスクドライブをSATA対応へ。パイオニア製のドライブは静かで代える必要を感じなかったので、代えるとしたらBRDドライブあたりでしょうが、あまり必要だとも思えないので、そのままにしておりました。RAIDも考えましたが、当座はAHCIで組めればよかろうという感じで、3000円ちょっとでSATA対応のDVDドライブが入手できたので、これに。

 あとは、最近、ほとんどゲームをやらないのでグラボはそのままでとも思いましたが、"SAPPHIRE HD5770 1G GDDR5 PCI-E DUAL DVI-I/HDMI/DP Original Version"がオンラインで安かったので、当初、不具合があったので微妙な感じですが、補助電源が6ピン1つで済む最上位機種だったので、試してみましょうという感じ。アイドル時でさえ、9600GTではGPU-Zで50度近くまでいくので(室温17度)、夏場はきついなあと感じておりましたので。自作する割には、ケースと電源へのプライオリティが高いというド素人ですので、電源も当初、余裕を見て525Wの電源を選びましたが、今までトラブルは皆無でした。GPUがフル稼働になるようなゲームがわからないのですが、瞬間的にコアクロックがマックスになっても、さすがにファン音が気にはなりますが、40度を超えることはなく、夏場に向けての整備ができました。中学校の「技術」のレベルですが、小学生の時にハンダゴテを使ってラジオを作った人間からすると、温度が体温よりもはるかに高いというのは気になって仕方がなかったりします。まあ、自分でも神経質かなと思いますが。もう一つは、7ではゲームをしないのが前提なので、もったいない気もしますが、DirectX 11への対応という面もあります。

 ようやく本命のWindows7の導入の準備ができたはずなのですが、ブルースクリーンがインストールを何度も阻みます。FDDのケーブルをつけたり、外したりしても影響はなく、どうも御機嫌斜めだなあと思っていたら、ついでにとメモリーを6GBに増やしたのが原因だったようです。メモリーを外したら、待ち時間が微妙に長くてフリーズしているのかわからないことが多いのですが、XPのインストールよりも簡単で時間的にも30分足らずで終わりました。「予習」が不十分だったので、パーティションをつくらなかったものですから、クリアインストールを再度、行う予定ですが、インストール時にはもっさりした感じですが、その後の設定は実にスムーズに進むのでちとびっくりしました。オンボのサウンドデバイスがあんまりなのでサウンドブラスターの安いのを入れていますが、自動で読み込んでくれるは、起動時間はまさかのXPよりも短縮されるはで、よい意味で驚きでした。今回、導入したのはProfessionalの64bit版ですが、どうも、想像以上の軽さで、アプリケーションのインストール・アンインストールを繰り返しているXPが重くなっているせいもあるのでしょうが、終了時もあっさりと電源が切れて、安心感があります。半日程度、使っただけですが、XPよりも疲労感が少ない印象です。取り寄せたマニュアルを読みながら、細部の設定に慣れれば、仕事用には申し分ない印象でした。問題と言えば、家のモノクロのページプリンターが使えなくなるぐらいですが、こちらもグラボの半値以下で入手できる時代ですので、レガシーというより、粗大ゴミとして出す手間の方がかかる程度でしょうか。

 そんなわけで、BIOSでHDDのプライオリティを変更して、XPと7を使い分ける状態が続きそうです。7を導入した目的は2つありまして、第1に、職場が2012年度から7へ移行するので、慣れておきましょうというところです。ウィルスバスターからノートン先生に代えたことも大きい気がしますが、プロの64bitなら、7の方が、作業効率が上がりそうな気がします。もっとも、使っていくうちに、問題も発生しそうですが。第2に、比較的、簡単なシミュレーションでも、パッと返ってこないことが増えてきたので、人力ではちょっと無理な程度の単純作業をひたすら繰り返す体力をフル活用するには64bitがよかろうと。Core2でE8500からQ9650へ代えてもたいしたことがなかったなあというのが率直な実感でしたが、XPのHome、しかも32bitでは性能をフルには発揮できていなかったなあというのが現在の率直な実感でしょうか。

 ついでですが、「なまもの」ではやはり現時点ではユーロ圏の問題が主要な関心事項ですが、あまりに重たいので、気力が残っていたら、「寝言」にしましょうかというところです。財政危機がより慢性的な金融危機を招くというのは、他人事ではないという感じです。英字紙を読んでいると、『日経』が描くような格付け会社がきっかけでアイルランドがひどいことになっているという、間違ってはいないと思いますが、単純な問題ではなく、政治と経済の関係や相互依存が自己崩壊していく様を見るようで、重苦しい気分になります。想定の3倍近く、PCの換装に時間をかけてしまったので、年賀状は放置状態、仕事も生煮えですので、年明け早々に時間がありましたら、メモ程度はするかもです。ちょっと「道具」に使われているような状態で、疲れているのかもしれません。


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2010年12月28日

長かった2010年

 年末の雑談モードです。35歳を過ぎたあたりから、もう一年の終わりか、速いなあという年ばかりでしたが、今年はとてつもなく長く感じました。歯の治療をしていたことも大きいのでしょうが、時間がたたないと解決しない問題が多く、基本的には私の力量不足が原因ですが、これまで以上に時間がことを解決するという類の問題が多かったように思います。「なまもの」を書くことが増えたことも大きく、11月ぐらいから時事ネタは書くのが難しくなりました。たいした中身はなく、多くはワシントン・ポストの記事を訳しているだけなのですが、私の力量不足が大きく、「寝言」とはいえ、自分自身が納得するためには睡眠時間をかなり削らざるをえませんでした。同時に、晩秋以降、組織内部の機微にかかわる仕事の比率が上がったために、必要以上に神経質になってやや病的な精神状態が続いていたようにも思います。タフさがないのにもかかわらず、人生裏街道を歩いている中年男というのが自己評価になりますでしょうか。

 他方で、海外の報道を見る時間が増えたことが大きいのでしょうが、金融危機後の世界を見て回りたいという欲求もあります。小学生時代に「石橋を叩いて壊す」と担任の教師に評さた性格はやはりどこかで今でも残っていて、金融危機が収束したかという問いには慎重になります。ショートステイでは物見遊山と変わらない一方、一年間を海外で過ごすにはまだ健康に不安が残る状態なので、来年は本格的に海外へ出る準備にあてられればなあと思います。やはり北米が望ましいのですが、厳しいかもしれません。他方、職場のアメリカ人と会話をしていると、語学力は絶望的なのですが、彼らの楽天さや開放性に接すると、私はやはり島国の人間なのだなあと感じます。要するに、細かいんですね。私でさえも。これを直そうという気概はないのですし、他方で、それを自己主張しようという気概もないので、傷ついたアメリカがどのように復元力を回復していくのか、断片的な話に留まるとは思うのですが、なにか見守りたい気分にもなります。あまりブログのようにインターネットで公開されている場で書くことではないのですが、クラシックの趣味からすると、やはりヨーロッパを20年ぶりぐらいに訪ねたいという気分もあるのですが。

 まだ、年内に「寝言」を呟く(ツイッターは短すぎるので私には無理でタイムラインを眺めているだけですが)かもしれませんが、思った以上に仕事で必要な計算が厳しいので、これが年内最後の「寝言」になるかもしれません。老眼様とカワセミ様からコメントを賜り、このような対話が成り立つことはやはり嬉しいものだと思います。年末ですので、ご覧になる方も少ないでしょうが、鄙びた「時の最果て」にお越し頂いた方々に捧げます。

ここは「時の最果て」。すべては「寝言」。

よいお年を!


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posted by Hache at 11:00| ごあいさつ

2010年12月26日

衝動買い

 そろそろXPも限界かしらと思って、ショッピングウィンドウの気分でパーツ屋さんを覗いていました。OSは7のプロフェッショナルで決定でしたので、DSP版にするのかしないのかという程度の選択です。問題は、ドライブの選択です。HDDはやたら容量がでかくなって、1TBが最低単位になりそうな勢いですが、500GBでももてあましそうです。SSDは価格が高いのもありますが、システムを入れるのには信頼してよいものかどうか。もちろん、HDDも6年ぐらいで故障することもあるので、SSDをいちがいに信頼できないわけではないのですが、悩ましいところです。これというのがないなあと思いながら、とある家電量販店に足を運んだところ、中国語の案内が目立ってびっくりしました。ふだんは買う物を決めて、終わったらさっさと帰るだけですので、気がついていなかっただけでしょうか。

 量販店でも(だからかもしれませんが)パッとしないなと思いながら、あてもなくマザーボードからグラボ、メモリーなどの価格を確かめていました。DSP版のバンドル商品の扱いが気になったので、販売員の人に尋ねたら、お店の人ではなく、メーカーが派遣している方のようで、慌てて店の人を呼んでいました。これも初めてで、ちと気恥ずかしかったです。まあ、USBポートが相場なんでしょうが、PCIにとりつけるのがめんどい一方で、メモリーもなあという程度の話でしたので。さすがにクリスマスだけあってお客さんが多いのか、不景気でリストラが進んでいるのか、なかなかお店の人が来ないなあと思っていたら、ありゃまYさんだわ。基本はソフマップが好きなのですが、ソフマップといえばエ○ゲを思い浮かべる人が少数ですがいるようで、そちらには興味がなく、2003年に買ったダイナブックにワランティをかけておいたら、翌年に液晶画面が割れるという致命的な事態に直面して涙目状態でしたが、問い合わせたら、なんと無償交換してくれるとのこと。それ以来、高額商品はソフマップで買うことにしています。悪口ではないのですが、ソフト類はあえてソフマップでなければという商品はまったくないので、ハードやパーツを買うのがほとんどですが。

 今日、立ち寄ったのは、ビックカメラでして、パーツ売り場はソフマップよりはるかに小さいのですが、標準的な製品を置いているので、ざっくり見たいときには、こちらが楽です。で、説明がオタクというより「神」の域に達しているYさんとくれば、ありがたやという感じ。外見上は世間的なオタクのイメージとは程遠い方です。OSに関しては、型どおりのDSP版の説明でしたが、わかりやすいです。FDDがレガシー化して困っているのですが、7を入れるときには外したいです。そのとき、DSP版のXPはどうなりますかと尋ねると、基本は使えなくなりますねえというテンプレート的な回答でした。7のUSBポートも同じ。あとでオタクモード全開になったら、故障したら使えないというのではあまりなので、実際にはケーブルを外してもOKとのことでしたが。

 問題は、プリンターやスキャナーなどでレガシーが残っているので、XPと7をデュアルブート可能にしたいのですが、システム領域をインストールするドライブとしてはどれが適当かという点です。恥ずかしながら、7をインストールするときには、XPを入れているHDDを外して(SATAケーブルを外しておけばよいそうですが)、BIOS段階で設定しないと大変ですよとのこと。細かいところはまったく分かっていないのですが、VISTA以降、他のOSの入っているHDDのMBRを書き変えてしまうので、どちらかのHDDに支障がでると、お手上げになるそうです。そのため、7をインストールする際に、既にXPをインストールしているHDDのMBRを書き換えないように、7を単体で別の記憶媒体にインストールして、作業が終わったら、好みに応じてBIOSでブートプライオリティで起動するOSを選択する構成にしないと、大変だそうです。Yさん自身が経験して、最初はマックに移行したものの、あまりに金食い虫なので嫌気がして、現在ではLINUXにして、他のOSを仮想化して必要に応じて呼び出して動かしているとのこと。素人にはさっぱりなので、仕組みを聞いていると、スタンドアローンで動くクラウドコンピューティングみたいな感じだなあと思いました。

 このレベルは無理なので、DSP版の7をインストールするドライブで悩むのですが、Yさんのお勧めは、WD3000HLFSでした。Seagateの不具合騒ぎでは直接、被害がなかったのですが、Seagateは避けたいので、良くも悪くも無難なデスクスターかなと考えていたのですが、ウェスタンデジタルか。微妙だなと思いつつ、Yさんのお勧めだから、大丈夫なんだろうと思っていたら、説明を聞いてびっくり。見本を見せてもらいましたが、サイズは3.5インチなのですが、中身は2.5インチのディスクを利用していて、10000rpm。外見からも、2.5インチのHDDをケース覆ってサイズだけが3.5インチになっているのがわかります。速度はSSDにはおよばないものの、信頼性と速度では通常のHDDとは比較にならないとのこと。恥ずかしながら、存在自体を知らなかったので、今日は買う気がなかったのですが、思わず説明を聞きながら、すぐにほしくなりました。

 SSDを買う予算があったらそちらも悪くはないのですがとのことでしたが、いかんせん、1万回書き換えが可能といっても、未知の領域が多く、こちらは2、3年後に耐久性がわかるでしょうし、その頃には現在のHDD程度に価格も下がるでしょうと。ちなみに、HDDならS.M.A.R.Tが異常を知らせなくても、異常音など壊れる前兆を吐き出しますが、SSDは何事もなかったように壊れるでしょうねとのこと。さらに、決め手は、当初、150GBを勧めていたのですが、ご本人が75GBを利用していて、もう5年以上たつそうですが、トラブルがなかったそうなので、信用できるなあと。お話していて信頼できる方なので、在庫を確かめたら慌てた様子で150GBがなくて申し訳ありませんとのことでしたので、即決で5000円上乗せして300GBをお願いしました。相場では1万5,000円程度のようですが、1時間以上、アドバイスを頂いたので、1万9,800円はサービス料込でも安いなあと。それ以外にもすべてにわたって素人には雑誌を見ても気がつかないちょいネタを教えて頂いたので、カネの問題ではないですね。池上彰さんよりわかりやすい「自作PCのツボ講座」みたいなもので、3分の1程度は私でも知っている話しなのですが、残り3分の2を雑誌その他でえようとすると、無理な話です。

 時代はi7(ド素人なので「あいなな」と読んでしまう。ちなみに、64bitも「ろくよん」)、という感じなのですが、P45マザーのQ9650でいいんですかねえと尋ねると、それで2時間近くマシーン任せの作業をしますかと逆に尋ねられて、ないですねと。動画エンコは面倒なので諦めましたと話すと、Windows7(これも「うぃんどうずなな」とつい呼んでしまうので、私よりもド素人さんにまでバカにされておりますが)の64bitを導入すれば、フルに性能が活きますよとのこと。まあ、プロを選んだ理由がXPモードを使えるというぐらいなので、いずれレガシーになるであろう周辺機器やアプリは切り捨てるしかないだろうなあと思っていましたが、最新の環境が必要な場合には、BIOSでブートプライオリティで7の入ったHDD、レガシーを使わざるをえないときにはXPで対応すれば、そのうち、ほとんど7でいけるようになりますとのことでしたので、迷いが残っていた64bitへの移行を行うことにしました。レガシーになる可能性が高いとはいえ、今のうちに入手できる500GBの3.5インチHDD等を含めて4万円也。年末に衝動買いをしましたが、新しい環境へ移行する準備ができました。

 というわけで、今日は久しぶりにPCの完全な換装に移ります。さすがに、LINUXを導入して必要なOSを仮想化するのは無理なので、XPと7のデュアルブートが可能な環境構築で1日潰れるかなと。とりあえずは、Office2010とMathematica8あたりなど毎日、使うソフトをまず入れる程度ででしょうか。勤務先のPCは使い物にならなくなりつつあるので、ちゃっちゃと仕事できる環境を自宅で構築するのが最優先になります。「寝言」の「アップグレード」(最近は、知能指数がゼロからマイナスになり、読んだ人が書き手の人格を疑って不快になることを狙っているので「ダウングレード」しているのが実態ですが)は気が向いたらというところでしょうか。どこかで自慢げにランキングがすごいんだと書かれていたので、「寝言@時の最果て」はランキング圏外だろうなと思って恐る恐るここのアドレスを入れたら、「ハァ? 寝言じゃねえ?」という結果にびっくり。「読者抹殺補完計画」と「ブックマーク抹消計画」を発動して、過疎地は過疎地らしくしたいものです(正直なところ、ランキングの類で「俺は上位だぜ。ぐへへへ」みたいな話を読むと、「俺のチン○は特大だぜ」と言っているガキと「俺の愛国心は人一倍だぜ」とのたまう国士様みたいで「きもちわるーい」という感じ)。


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2010年12月25日

心温まる話が……子どもたちからのお年寄りへの「お年玉」

 最初の記事を読んで「いい話だなあ」と感心したのですが、続きでなんとひどいことを……。これはあまりにひどいので、自分用のネタとしてこちらに保存しておきます。

1 : ほっけ(catv?):2010/12/24(金) 20:18:20.57 ID:G03ue+p60● ?PLT(36117) ポイント特典

温かい、ま〜るい気もちをお年寄りに届けよう−。福知山市の下川口地区福祉推進協議会(小笠原武男会長)は23日、 「こころ餅運動」として、天津小学校児童たちと一緒に餅つきをし、出来た餅を下川口地域の一人暮らしのお年寄り宅に配った。

お年寄りたちに良い正月を迎えてもらおうと、1992年から続く恒例行事で、毎回、協議会員のほか、天津小児童やボランティア団体いずみ会のメンバーら地域の人たちが協力して取り組んでいる。
 
今年は約70人が参加。勅使の下川口会館に集まり、約30キロの餅米を14回に分けてついた。
最初に大人がこづきをしたあと、児童たちが挑戦。初めての子もいて、ふらつきながら杵(きね)を振り下ろした。
 
5年生の西口晴輝君(11)は「杵が重かったけど、うまくつけた」。
2年生の福井星流君(8)は「上手につけたので、おいしく食べてほしい」と話していた。
 
つき上がった餅はみんなで丸め、10個ずつパックに入れて、
1、2年生が作ったサンタクロースの折り紙と3、4年生が書いたメッセージカードを添えた。
その日のうちに、5、6年生がお年寄り宅と老人福祉施設「ニコニコハウス」に行き、 「今年の冬は寒いですが、このお餅を食べて元気に過ごしてください」と声をかけ、手渡した。
 
牧の一人暮らしのお年寄り(81)は「みなさんのことを思い出しながら、 何回にも分けて食べたい。お餅の力をいただける」と喜んでいた。
 
写真=おいしい餅になるよう、力いっぱいきねを振り下ろす児童たち
http://www.ryoutan.co.jp/news/2010/12/1224kokoromochi.jpg
ソース 両丹日日新聞 児童も杵を振るって「こころ餅」 一人暮らしのお年寄りに配る
http://www.ryoutan.co.jp/news/2010/12/24/003058.html

去年
【長崎】「長生きしてください」 一人暮らしの老人につきたてのモチを配るという画期的な策
http://yutori2ch.blog67.fc2.com/blog-entry-930.html

【採集地】


【恒例】 「モチ食べて元気になってね^^」 小学生 一人暮らしの老人に配る

http://hato.2ch.net/test/read.cgi/news/1293189500/


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2010年12月24日

年末モードです

 「寝言」というより、日記状態です。まずは、歯肉の術後経過が良好でした。水曜日に歯科口腔外科の予約を入れていたのですが、様々な相談を受けていて、思わぬ大遅刻になりました。まことに恥ずかしい限りです。3部屋ほどあるうちの診察室の一つに入ってお詫びをしてから、「痛みはないですか」と尋ねられました。最初の診断で、手術後、しみるかもしれませんと微笑を浮かべられていたのを思い出しながら、先生のおっしゃる通りで3日間ほどはしみましたが、その後は痛みがありませんと正直に申し上げたら、微笑されながら、まずは診察しましょうということで、歯科よりもやや大きめのいすに座りました。一通り診察が終わったら、「ちょきん、ちょきん、ちょっきんな〜」とばかりにハサミのようなもので糸を切っているご様子。「痛くないですか?」と尋ねられて、口で「はい」と答えるのがちと無理なので、右手でOKのサインをつくりました。あれま、もう抜糸と思いましたが、ものの5分で消毒まで終了。うがいをして下さいと言われて、するすると終わりました。

 再び、パソコンの画面やらX線の写真を写しだすデスクの前に先生が戻って、私が横に座りました。びっくりしたのは、きりとった腫瘍をCGのようなもので拡大して再現した様子を映して頂いて、これがきりとった組織ですと見せられたことでした。手術前の診断名が「下顎歯肉腫瘍」だったぶつぶつが良性でした。これは意外性はないのですが、検査結果を丁寧に説明して頂いて、なるほどという感じ。病理組織診断という欄に"Squamous cell papilloma"とあって素人には意味不明なのですが、「扁平上皮乳頭腫」と訳すのだそうです。歯肉をはじめ、口内には比較的、できやすいできもののようです。良性ですし、予後もいいので、私どもの方では今日で診療は終わって、紹介先の○○先生に手紙を書きますからとのことでした。診察が終わってから、しまった御相談するのを忘れていたと慌てました。というのは、手術後、右下の第1臼歯の下に小さい腫れ物ができたようで気になっていたのですが、時間が遅くなったこともあり、つい言い出しそびれてしまいました。帰りのタクシーを呼びとめる前に、口内を下で触ると、なんとできものがなく、あれっという感じ。どうやら、歯茎の一番下まで縫っていたようで、抜糸とともにそれがなくなっていました。冷静に考えると、痛みがありそうな気がしますが、痛みがまったくなく、私は神経が抜けいているのだろうかと不思議でした。第1臼歯を覆う歯肉上部はいつもの状態でしたが、手術後、骨のように白いものが見えていて気もち悪かったのですが、抜糸後、これもなくなって不思議です。第2臼歯の下はまだ白いものが見えているので、完全に回復するにはもう少し時間が必要かなというところです。ちなみにかぶせも食事のとき以外は外して下さいねとのこと。問題は、かぶせを外すと、保存をどうするのかが難しくて、病院をでるときには紙とビニールのようなものでできた袋に入れて頂いたのですが、清潔な状態で保存するためにはどうしましょうというところです。

 話がうってかわりますが、目薬を買いに寄った薬局で、「つかぬはなしですが、もうクリスマスなんですかね。店で働いていると、実感がわかないものですから」と尋ねられて面喰いました。うーん、私もクリスマスとは昔から無縁でしたので。12月生まれなのですが、比較的、早い時期ですので、デコレーションケーキを2回食べられる(プレゼントは高価なものはセットで買ってもらえた)ぐらいの感覚ぐらいしかなく、家庭をもったことがないので、嫁やガキどもに食わせるケーキを買ったこともないので、コンビニの店員さんがサンタの衣装を着ていたりすると、日本人というのは意外とコスプレが好きなんだろうかと不思議に感じたりします。衣装よりも割引してくれた方がありがたいというのが率直な実感なのですが。クリスマス・イブというと、やたらと高い上に混むというのが1980年代末から1990年代の初頭にかけての実感ですので、相手がイブにこだわる人だと、それだけでうんざりしたような記憶があります。相手が社会人ですと、やはり仕事の関係でそれどころではなかったりするので、相手も大人になってホッとすることが多くなりました。困るのはプレゼントをもらったときでして、女性はなぜかネクタイを贈ってくれることが多いのですが、たいていの場合、あわせるスーツがなかったりします。ネクタイ単体であれば生地と織り目がよく、見栄えがしそうなのですが、あわせるのは難しい。こちらがプレゼントする場合には相手と一緒に選ぶので、予算は気にしなくていいよと言うと、さすがと申しますか、私の財布が痛まないものを選んで頂いております。

 英字紙を読んでいて、この世のあれやこれやに関心を持ち続けることが困難な状態ですが、この1か月でなんとか携帯のメールに絵文字と改行をいれて、読みやすくすることができるようになりました。メールを送っている相手は内緒ですが、正直、最初は相手は携帯から、こちらはPCからメールを送っていましたが、私がやたらと長い。思い切って、ほとんど使ったことがない携帯のメールに切り替えましたが、相手のメールを見よう見真似で打っていたら、よみやすくなったかなと。仕事では当然、テキストだけですが、なんとなく冷たい感じがします。プライベートで顔文字は印象を和らげますなあ。


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2010年12月20日

財政破綻を日本再生の出発点にするには

 酒を飲んだのは土曜の夜ですので、念のため。つらつら消費税が実質的には直接税ですよというのは、その場では当たり前のように語られていたので、私がのんびりしすぎている感がありますが、酒も抜けた状態で考えれば当たり前かなあと。「寝言」ですので、適当に読み流して頂ければ幸いです。消費税は英訳すれば、"value added tax"でして、直訳すれば付加価値税です。ざっくりとした表現を用いれば、付加価値は、企業の売上高から売上原価を差し引いた売上総利益、もしくは粗利益に相当します。最終生産物の売上高に課税するわけですから、不正行為など逸脱を無視できれば、消費税はまぎれもなく付加価値に対する課税になります。中学校レベルの教科書でも、直接税は税を負担する者と納税する者が一致する税であるのに対し、間接税は両者が一致しない税であるということになりましょう。財政の専門家が、消費税は実質的には直接税ですからとさらりとおっしゃるということは、最終消費者が税がない場合の支払金額に税率を上乗せした金額を丸々、負担しているのではなく、事業者が被っているということを意味するのでしょう。ここは国税のOBがかなりツッコミを入れていたところなので微妙なのかもしれませんが(専門家の間でもコンセンサスにはいたっていない)、消費税率を引き上げた場合、最終生産物の価額にそのまま上乗せするのが困難な状態だとも考えられます。財務省というのは、よくも悪くも優秀でして、『平成23年度税制大綱』では、玄葉ふぜいにねじこまれた形で法人税率の引下げを決めた菅内閣総理大臣に(財務大臣時代に財務官僚が吹き込んでおいて総理になってから決めさせた)「ペイアズユーゴー原則」を忘れたわけではないでしょうなと釘を刺して、財源が足りないのですが、総理がおっしゃる以上、思い切って引下げます(キリッ)と書いた上で、租特の段階的縮小・廃止を進めて(あの程度の文書を突貫工事でつくる能力がありそうですが、玄葉が差し込んで野田が押し切られて、空き菅に責任をとらせるあたりまで読み筋なのではと思いますが)、消費税を引上げないとわかっていますよねというところでしょうか。しかも、消費税率を5%から10%に引上げたところで最終生産物価格に転嫁できるんですかねと財界にも睨みが利いているあたりは、煮ても焼いても食えない人たちだとついつい深読みしてしまいます。

 というわけで、財務省がコントロールできないのは、消費税率の引上げという政治判断と長期金利ということになります。一方で、消費税率を10%に引上げたところで、国税で10兆円弱の増収がやっとでしょう。したがって、財政破綻が生じるとするならば、単なる税収不足ではなく、やはり金利の上昇が本命だと素人目には映ります。財政破綻というと、やはり怖がる人が普通のようですので、政府の資金調達に困難をきたすというところでしょうか。別にギリシャのようになる必要はなく、長期金利がアメリカ並みになるだけで厳しいものがあります。他方で、消費税率を引上げても、最終生産物に転嫁するのが困難な状態では、財政インフレのリスクも低いというのが率直な実感です。素人の浅知恵では、デフレのまま、国債が麻生政権期の当初予算を上限として新規発行されると、長期金利のみが徐々に上昇して、3−4%に到達するあたりで、実質的には債務不履行になりかねないと思います。言ってみれば、現状は、長期金利の水準そのものは歴史的な低水準ですが、ガソリンがそこら中に無秩序に散乱していて、火がつけばあっという間に全焼する(喜ぶべき点ではないのですが、海外の投資家がJGBを買わない状態では延焼の不安よりも、FTあたりが上から目線で「だからあれほど言ったじゃないか」と嬉々として書きそうな状態ですね)。しかも、麻生政権以降、財政規律が失われた状態が続いており、民主党政権に至っては、火事が起きても、さらにガソリンをぶっかけかねない危うさがあります。

 私のおぼろな記憶ですのであてにはできないのですが、アジア通貨危機後の金融国会の最中に(あるいは「ワールド・ビジネス・サテライト」で菅直人氏が出演して「焼け野原に戻ったつもりでやればいいんですよ」と軽薄な笑みを浮かべて語ったのに対し、竹中平蔵氏がわが意をえたりという感じで深くうなずいていて、背筋が冷たくなったのを思い出します。エアコンやファンヒーターなどの暖房が聴き、薄型テレビ(隣にはPS3やWiiがある)でお笑い番組を見ながら、ちょっとお手洗いにいくと、ウォシュレットがいつもどおりに温水を供給してくれているごく普通の日。これまたエコ仕様(笑)の冷蔵庫からビール(個人的にはワインですが)をとりだして、飲みながら、国の財政は破綻しますたという報道がi-phone経由で流れて、「大変だねえ」と呟いて、結局、テレビでお下劣番組を見る。年末年始で食べ過ぎ・飲み過ぎを解消すべく、フィットネスクラブにいこうとすると、自転車で移動できる範囲にあったジムが潰れて自動車で通う。そんな「焼け野原」もあるのかもしれません。ただ、悔やまれるのは、あの時点では本当に日本の財政と経済を焼け野原にするのがこのお方だとまでは想像ができなかったことではありますが。


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2010年12月19日

『平成23年度税制改正大綱』雑感 消費税率引上げが挫折すれば、財政インフレに身を委ねる?

 歯を磨いていて気もち悪いのは、右下の第一臼歯の骨が見えていることでしょうか。触ったわけではないのですが、見た感じは痛そうです。しかるに、まったく痛みがありませんので、本日も思い切り飲酒してもはや眠たい状態です。気がつくと、第23期竜王戦七番勝負が渡辺明竜王の七連覇達成で終了しました。おめでとうございます。端を詰められて手を渡され、攻めが途切れそうなところでと金をつくられては羽生善治名人も完敗といってよいでしょう。渡辺竜王の指し手はこの局では実に精緻で、先手の羽生名人の手が緩んだところで着実に得点を稼いで、手数こそ長いものの、渡辺竜王が寄りきったという印象です。どちらが年上なのかわからないほどの格調高い手が目立った将棋だったと思います。

 海外ネタはホルブルックさんの死去などいくらでも書きたいことがあるのですが、なにしろ、年末年始を使って300ページ分の英文をまとめた上で、自分の見解を明確にしなければならず、実に厳しいものがあります。目を通すのがやっとという感じ。水曜日に歯医者で読んだ『読売』がずいぶんと法人税率引下げにからかったので、まあ、PHP出身者が主導したかなあとくだらない感想を浮かべていたら、『日経』様が12月17日の一面でぶち切れ。穏やかじゃあないですねえという感じです。ただ、3面にあった「税負担 ひずみ多く」という記事の表を見ると、高所得者よりも、ここでは夫婦二人に子ども一人がモデル世帯のようですが、年収700万円前後がむしろきついのではと。独身で良かったと思いながら、この数字を信用してよいのだろうかと不安になります。この試算がよい近似だとすると、「高所得者にしわ寄せ」ではなく、児童手当廃止の影響をもろに受ける中間層がやばいのではと。年収が1,000万円以上の世帯ではそもそも児童手当自体を受けとっていないので、累進課税の強化による痛みは子ども手当てで緩和されている印象をもちます。財務省が法人税率引下げを渋り、菅直人内閣総理大臣(志村けんのコントは「バカ殿(ばかとの)」ですが、こちらは「バカ殿(ばかどの)」ですねえ)が消費税率を決断できず問題を先送りしたという『日経』が読者に伝えたい「現実」よりひどいような。くどいようですが、この数字がある程度、信用できるのなら、「平成23年度税制改革大綱」は支離滅裂だという印象です。ちなみに、この表の左横にあった「繰越欠損金の多い主な企業」のダントツ1位の企業はどうやったらこれだけ損失を出せるのか、びっくりしたので、EDINETで見たら、合併直後は中小企業が100社単位で吹き飛びそうな勢いだったのかとさらに驚きました。

 今週は、帰宅すると、とてつもなく眠い日々が続いたのですが、ちゃんとしているときに(とはいっても、リアルでも寝言を言いそうな状態ですが)内閣府HPに2010年12月16日に掲載された「平成23年度税制改正大綱」(参考)を読んでしまい、ドン引きしました。深い理由はないと思うのですが、今年の年明けに「平成22年度税制改正大綱」をプリントアウトして簡易製本した現物と要点解説が届いていて、財務省という役所は、トップが支離滅裂なことを言っていても、なんとか筋道を立てるものだと感心しましたが、平成23年度は開き直ったのか、財務省も現政権に関しては「匙は投げられた」という状態なのかは、いまだに判然としないのですが、いきなり次のような記述があって困惑します。

 デフレ脱却と雇用拡大を最優先して、「ペイアズユーゴー原則」との関係では今回の税制改正による財源の確保は十分でありませんが、思い切った引下げ措置を講ずることにします。


 営業日ごとに更新されている自称「にちぎんかんさつにっき」さんから無断で顔文字だけを拝借すると、何度読んでも、次のような状態です。このような部分しか引用できないのは私の力量不足であり、その鋭い洞察部分を引用できないのは不本意ではありますが。

・・・・・( ゜д゜)
・・・・・(つд⊂)ゴシゴシ
・・・・・(;゜д゜)

 いろいろ深読みは可能ですが、簡単にまとめると、次の3つの可能性があるのでしょう。(1)菅政権が「ペイアズユーゴー原則」などできもしないし、できそうもないことを言い出す上に玄葉ごときに差し込まれて、財務省もさすがにバカバカしくなって「政治主導」らしく政権の言い分を消毒せずに書いてしまった。(2)法人税率の財源が担保されていないことを明記することによってさっさと消費税率を引上げろと政府・民主党に内部から催促した。(3)今回の税制改正大綱は茶番だよと官府語で述べた。それにしても、平成23年度の「税制改正大綱」は異常に長く、なんとPDFファイルで139頁もあるのも異様です。鳩山政権発足後、政府税調の構成自体が変わって、基本的に財務大臣が会長で政務三役が構成となったこと自体は、恥ずかしながら、今回、内閣府HPを見ていて初めて気がつきました。それでも、平成22年度の大綱は112頁。恥さらしついでに、麻生政権時代までは財務省名で発行されていたことに初めて気がつきました(参考)。平成21年度の大綱はPDFファイルで26頁。フォントサイズが異なることを差し引いても、自民党政権下では簡にして要という感じでしょうか。この時期には財務省から送られてくるポイント解説が充実していて目的と効果が明確だった記憶があります。

 政権交代後は、「税制改正の大綱」から「税制改正大綱」とタイトルから「の」の字を抜いて政権交代を印象付ける小細工をしたり、文中に「鳩山政権では」という力みを感じさせたりする表現が散見されました。平成23年度はそのような表現は姿を消しましたが、「納税者の立場に立ち『公平・透明・納得』の税制を築くこと」(2頁)という表現にも驚きます。財務省が提示している従来の三原則は「公平・中立・簡素」でしたが(参考)、「公平・透明・納得」との関係は自明ではないと思います。法人税率引下げと相殺する形になることが多い租税特別措置の廃止は、税の中立性に合致する部分も少なからずあるのですが、資源配分に対する中立性が実質的に原則から消えていることはやや不安を感じさせます。ざっと目を通した程度ですので、各論部分でどこまで租特の廃止などによって中立性原則が実際に反映されているのかは自信がありませんが、総論と各論の齟齬(もっとも、税に関する話では多かれ少なかれある話ではありますが)が普通とは逆の形になっている印象をもちます。通常ならば、総論で示した原理原則が各論ではなし崩しになるものですが、総論であえて外した原則が概ね各論では生きているという不思議な印象です。

 『日経』は12月16日の社説でも消費税論議から逃げたと指摘しています。「平成23年度税制大綱」では、非常に複雑なロジックを示しています。民主党が提出した「中間整理」を引用して、政府がそれを受け止めるという形をとった上で、民主党に対して言質をとったのだからもっと検討してねと催促しながら、政府内部での決断を迫るようにも読めます。景気回復の傾向が明確ではない状況では、私自身は消費税率の引上げの議論自体を行うこと自体、危険な印象をもちますが。

 消費税のあり方については、民主党「税と社会保障の抜本改革調査会中間整理」(平成22年12月6日)で指摘された以下の基本的な考え方などを尊重しつつ、今後、社会保障制度の抜本改革の検討などと併せて、その具体的内容について、早急に検討を行ってまいります。あわせて、消費税制度の信頼性を確保していくために、一層の課税の適正化にも着手していきます。
『社会保障の財源は、税制全体で「所得・消費・資産」のバランスのとれた改革を行う中で確保していく。社会保障全体の財源は税制全体で確保していくが、その中でも「国民全体で広く薄く負担する」「安定した税収」という特徴を有する消費税は非常に重要である。「公平・透明・納得」の税制を築き、社会全体が支え合う新しいモデルを構築していくためには、およそ所得税改革だけでなし得るものではなく、消費税を含む抜本改革に政府は一刻も早く着手すべきである。』

『社会保障の安定・強化を目的に消費税の引き上げを提起する場合には、国民の理解と納得を得るためにも、消費税を社会保障の目的税とすることを法律上も、会計上も明確にする。その際の「社会保障」とする給付費の範囲は、まずは高齢者3経費を基本としつつ、現役世代のセーフティネットの安定・強化についてどこまで対象とすることが適当か、検討を行っていく。将来的には「社会保障」全体について安定財源を確保することにより、制度の一層の安定・強化につなげていく。また消費税率が一定の水準に達し、税・社会保障全体の再分配を見てもなお「逆進性対策」が必要となった場合には、制度が複雑となり、また政治的な要因が働きやすい「複数税率」よりも、制度が簡素で、透明性の高い「還付制度」を優先的に検討する。』


 もっとも、消費税率引上げの議論は政治的に頓挫するリスクもあるのでしょう。バカな20代が「なぜ、消費税率の引上げの議論が難しいのでしょう」と尋ねて呆れました。消費税導入時の大混乱と橋本龍太郎氏が消費税率の引上げを掲げて1996年の総選挙で勝利したにもかかわらず、その後、大きな反発が生じたことは若い世代には理解不能なのでしょう。各紙が報道しているように、税制に関する法律は政局しだいでまったく成立しないリスクもあります。もちろん、そのようなリスクを「税制改正大綱」に書くのはあまりに拙劣でしょう。では、消費税率の引上げができない場合、どのようなことが生じうるのか。ここから先は、財務省とは無関係の「寝言」になります。


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2010年12月14日

バカ殿に仮免総理と交代してもらいましょう?

 手術した歯肉の痛みはないのですが、かぶせが犬歯を圧迫して痛いです。なんだか思考力がなくなって、志村けんのバカ殿でも見れば、現政権も我慢ができるかなあと思いましたが、ひょっとしたら、「バカ殿」の方が空き菅よりもマシじゃねえのと思えてきて、かなり疲れているようです。下の動画の冒頭部分で「爺は知らんのか? この世にないものは、バカと民主党につける薬じゃ」とか「爺は知らんのか? この世にないものは、缶切りの代わりになる栓抜きじゃ」とか幻聴が聞こえてくるあたり、かなやばいかなと。「缶切り」は準備をしておく必要がありそうですが、使うタイミングが難しそうです。そろそろ呑みたいんだから栓抜きはさっさと使いなさいよというところでしょうか。



 それにしても、「アンメルツヨコヨコ」など昭和の香りが満載の動画を見ながら、榊原郁恵さんが若かりし頃は、受けたところで思わず手を打っていて、ノリがよかったんだなあとあらためて感心しました(しかし、渡部絵美でそこまで受けるかとも思いますが)。今となっては時既に遅しですが、こういうタイプというのはいいですなあ。このビデオを見て、女性の好みが変わったというのは大袈裟ですが、笑いをこらえながら、ついつい思い切り噴いてしまう女性は一緒にいて笑わせ甲斐がありますね(例年のことですが、12月に入ってから過疎化が限界集落寸前まで来ているので、書いても大丈夫ですが、最初はやや堅苦しいふりをしていますが、二人っきりになれば、バカなことばかり言って、ツボにはまると笑い死にするまで追い込むのが基本パターン。しかし、ここまで豪快な笑い方をする人はかつて付き合った人の中にはいなかったです)。思わず、柏原芳恵さんが出演していた回も見て大爆笑。1981−1982年頃の番組ではないかと思いますが、海外はアフガニスタン侵攻やら冷戦の真っ最中で物騒でしたが、国内は平和だったなあと思わず懐古趣味にひたりました。当時は、なぜ由紀さおりさんが年増扱いされるのか、理解ができず、きれいな人なのにと不思議でした。

 リアル「バカ殿」も、これぐらい開き直ったらとも思いますが、いっそコントの「バカ殿」と代わった方が、ご本人のためにも国益のためにもよいのかも?


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2010年12月12日

手術初体験

 病院にばかり行っている気がしないでもないのですが、金曜日の午後に歯肉腫瘍をとるための手術を初めて受けました。ふと気がつくと、生まれて初めて手術を受けたのだなあと。歯茎とはいえ骨が見える状態になるのは微妙に怖いと思い、午前にかかりつけの歯科医に電話で相談に乗って頂きました。骨膜までとるというのはやや意外だったようですが、一週間もすれば歯肉が自然と盛り上がってきますからとのことで、むずかるガキが大人しくなるようになって、近くでは比較的、大規模な総合病院へ。口腔外科だけではなく、以前は血管外科の先生にお世話になったので、病院が信用できないというのはないのですが、ガキの頃からできていて暴れる気配もないものを手術してとってしまうというのは迷いました。しばらく歯磨きもできそうにないので、歯を磨いていたら、予約の時間よりも遅れてしまいました。

 念のために、手術前に再度の説明を受けて、かぶせを見せて頂きました。問題の腫瘍は、下顎右の第一小臼歯と第二小臼歯の間の歯肉にあります。この腫瘍を周囲1-2mm程度の組織と一緒に取り除くという手術です。切除後、歯肉が盛り上がってくるまで、保護するために右下の犬歯から第一大臼歯を覆う樹脂(?)でできたかぶせをかけて犬歯と第一小臼歯の間と第二小臼歯と第一大臼歯の間に金属でひっかける形でブリッジをつくるような感じ。ちなみに、歯肉を保護することが目的なので、第一小臼歯と第二小臼歯はかぶせからはみ出るようになっていて、かみ合わせにも配慮されていていました。結果的には大した手術ではなかったのですが、実に細工が細かいなあと感心しました。

 最近のお医者さんは優しい方が増えているのか、一通り説明を淡々とされてから、手術前に気になることはありますかと尋ねられたことがありますので、覚悟ができましたのでお願いしますと申し上げますと、微笑を浮かべながら、横にある台へ。ああ、ここで手術するのかとちょっと驚きましたが、まあ、大騒ぎするほどの話ではないのだなあとちょっと気恥ずかしく感じました。通常のクリニックでも使用されているタイプのいすで、倒したときに靴を履いたまま、靴下がずれて肌が露出してみっともない感じがするので、靴を脱がして頂きました。肥満が原因だと思うのですが、最近は微妙な角度で倒されると、呼吸をしていると、息が荒くなります。極力、力を抜いて自然に息をするようにしました。

 前回、説明を受けたときには10分程度の手術ですよとのことでしたが、実際に麻酔をして切除が終わるまであっという間でした。驚いたのは局所麻酔が1分程度で効いてしまうことで、歯の治療の際には、この状態で治療を受けたら涙がでるほど痛いはずです。メスを入れられてから、「痛みはありますか?」と尋ねられたので、まったく痛くないので不思議でしたが、さすがにしゃべるのは無理なので、指でOKのサインをつくると淡々と手術が進んで5分程度で切除が終わって、すぐに傷口を縫う作業へ。こちらはかなり丁寧に縫われたようで、麻酔が効いているので痛くはないのですが、一針縫うたびになにか通ったなという感覚はあるので数えていたら、6−7針ぐらいは塗った感情です。全体で20分程度の手術でした。

 手術の途中で切除した部位を見せて頂きましたが、自分で鏡で見たときよりも範囲が広く感じたのでびっくりしました。うがいはぶくぶくやらないようになどの注意を頂いて、最後に、気になることはありますかと尋ねられたので、「悪性腫瘍の可能性はどれぐらいでしょう?」とお尋ねすると、「99%は良性でしょう」と微笑を浮かべられていました。診療室を去る際にお辞儀をして顔を挙げたら、先生はふだん通りでしたが、歯科衛生士さんの視線が厳しく、この程度の手術でうろたえた上に、5分も遅刻してくるなど、専門家に対して失礼なことをしたものだと反省しきりでした。日記なので、こんなバカ丁寧に書く必要もないのですが、腫瘍の検査には10日程度は必要ということで、クリスマス・イブに腫瘍の結果を伺うことにしました。ぶっちゃけ、平日で時間がとれるときですし。診察室を出てから、歯の手入れの指導をうけましたが、今日は歯磨き粉をつけずに軽くブラッシングをして下さいとのこと。驚いたのは、かぶせをはずして、歯肉にあたらないように歯を軽く磨いて下さいねとのことで、実際には歯茎にあてない自信がなかったので、しばらくは上からなでるのが限界ですが。

 土曜日は紹介元のクリニックで診察とうがいのしかたを教えて頂きました。痛み止めと抗生物質、胃薬の処方の説明はあったのですが、うがい薬の処方は伺っていなかったので、実際に薬を受け取ってからちょっとだけ困惑しました。かぶせをつけたまま、うがいをするのか、外してうがいをするのかと細かいのですが、口内の炎症を抑える効果という説明が薬局であったので(院外処方)、どちらかなと。来週の半ばまでは、つけたままの方がよいでしょうと。ちなみに、歯肉は他の組織と比べて比較的、回復が速いので、来週の半ばにかぶせを外して消毒しながら、経過をみてかぶせ自体を外してしまいましょうとおっしゃるのでびっくりしました。言いにくいのですが、紹介先でこの一言があったら迷わなかったのかも。かかりつけのお医者さんもときどき説明を省かれるので、少しだけ不安になるのですが、結果的にはうまくいっているのですが、今回の説明はわかりやすくて、「口腔の先生とは考え方が異なるのですが」というあたりは素人にはわからないのですが、どうも先生どうしで術後の処置に関する文書でのやりとりで、口腔外科の先生は慎重にかぶせをつけたまま、消毒だけは行って下さいという感じだったのでしょうか。

 それにしても、手術前の初診で、「骨まで見えるというと痛そうに聞こえるかもしれませんが、しみる程度ですよ」とおっしゃっていた通りの経過でして、痛みはなく、手術直後になんとなく、ちょっと術後にしみるようなじゅくじゅく感がある程度でした。今では、普通の傷が回復するときにかゆくなるのと同じような感覚がある程度です。このまま、順調に治ってくれると助かりますね。ぶっちゃけた話、今週から来週にかけて忘年会が目白押しなのですが、これは気楽に話をできそうという場以外は断る口実ができるのおというのが手術をしようという決め手でしたので、助かりました。

 それにしても、土曜日にブリッジを外さずに周囲から消毒をして頂いて、20分近くお話を伺ったのに、医療費が総額で420円、自己負担額が130円というのは、ちょっとびっくりしました。医師の診療報酬も疑問があるのですが、歯科医師の診療報酬も問題が多いのかなあと。医療費抑制というのは理解できますが、現場は金銭以外のインセンティブがないとやってられないのではと思います。この分野もまったく疎いのでわかりませんが、医療サービスを受ける以上、それなりの対価を払うのは当然であろうと。これを完全に市場に委ねるのも極端な気がしますが、役所が事実上、価格を規制して、ひいては医師・歯科医師の報酬を決める制度というのもあまりに問題が多いと漠然と感じました。




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2010年12月07日

両者自信なしの互角

 第23期竜王戦七番勝負第4局の対局が11月25日、26日。第5局が12月1日、2日でしたので、2日制のタイトル戦にしては珍しく、最終局ではないのに一週間以内に指されました。第5局は、77手目あたりでは、明快に攻めて明快に勝つという渡辺竜王らしい差し回しで勝勢。平板に見れば、そこから渡辺竜王が3回程度、勝ち筋を逃して、ほぼ互角の状態から、再度、渡辺竜王が制したという魂を絞る時間を延々と二人で紡いだというところなのでしょう。実際の内容ははるかに濃いのですが、77手目あたりでは、素人目にも、羽生名人の玉頭を狙った渡辺竜王の明快な攻めが決まっている感じです。て、帰宅してときには勝負がついていたのですが、手数が長引いていたので、羽生名人が逆転勝ちをしたのかと思いましたが、やはりあの陣形から受けても、形があまりに悪く寄せきられたんだなあと。封じ手前の局面では「素人目には、羽生名人の守備陣は、壁銀のすぐそばに玉がいて、角が動くと金銀の連携があまりに悪く、とても指せる気がしません」と書きましたが、最後まで4二角が動くと、負けになる将棋になるとは思いませんでした。プロ最高峰の対決に非礼ではありますが、渡辺竜王が勝ち筋を何度も逃したためにもつれたとはいえ、ほぼ羽生名人の駒組み段階での構想をとがめた形で、個人的には第7局まで見たいのですが、第6局で終わるのかもしれないなあとも感じます。

 話が第4局に戻るのですが、竜王戦中継サイト(参考)の棋譜中継で66手目のコメント欄に畠山成幸七段の解説で「竜王も不安はあるし、名人も攻めが少し細いと感じていると思うので、両者自信なしの互角かと思います。この『両者自信なし』の概念が将棋界に認められたのは、この10年以内だと思います。昔は片側が自信なしなら、片一方は良いのではとの考えがありましたから」とありました。勝敗を離れて、68手目の「私は2日制の経験がないので、わかりませんが、今までの脳みそと体を絞っての時間帯を通り越して、これから魂を絞る時間帯に入るのだと思います」という解説と並んで、この解説も印象に残っていました。将棋というゲームは本質的には2人ゼロサムゲームですから、一方の利得が他方の損失になるはずですが、この解説は、最も単純な意思決定(念のためにお断りしますが、将棋自体が簡単だという意味ではありません)が意外と複雑だということをあらためて実感します。単に、私が将棋と意思決定に関する仮説に疎いからかもしれませんが、現実の意思決定のプロセスを描写するための道具立ては、非常に精緻化が進んでいるのにもかかわらず、汲み取ることができていないことが多いのかもしれないと感じます。

 渡辺竜王と羽生名人の間で相手が合理的であることは共有知識(ここは微妙な点ですが)となっているので、自信がないのですが、不完備情報による描写にはなじまない側面があると思います。棋譜解説では「竜王も不安はあるし、名人も攻めが少し細いと感じていると思うので、両者自信なしの互角かと思います」とあり、このあたりは両者の自身の指し手と相手の反応に主観的な要素が大きいのでしょう。最近は、完全情報でも、あるいは情報の問題を抜きにしても、観察対象の描写が決して容易ではないことと感じることが多いのですが、確率に信念の度合が大きく影響する場合を適切に描写する手段があるのだろうかと。このあたりは、基礎も含めて私自身の理解があまりに足りないので、意思決定の学が不十分だと主張することができるのかということ自体に自信がないのですが。

 それにしても、第5局でも117手目から局面がもつれてくるあたりは、双方とも自信がない局面が続いているように感じます。将棋という特定のゲームにおける意思決定を考えても、通常の意思決定にどこまで関連しているのかは疑問ですが、「時の最果て」で居眠りをしているご老人は「相変わらず役立たずよのお」と呆れているのでしょうか。


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posted by Hache at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 気分しだいの寝言