2011年04月12日

地方政治における「無縁社会」

 日曜日に肉が食べたくなったので、投票がてら軽い散歩をして、ついでに投票してお昼を食べたという相変わらずのすちゃらなかな感じです。その後、公園まで出かけて、散歩しながら花見をしました。「寝言」というより、単なる日記みたいですが、投票所で困ったのは、誰に入れようかと。貧乏暮らしですので、オートロックには無縁で、郵便受けにもピンクチラシ(不謹慎ですが10年前と比較すると頻度がかなり減りましたが、この半年ぐらい週一ペースで入っていて、震災後も変化がないので私の住んでいる街では景気の落ち込みが緩やかではないかと妄想しておりますが)から候補者のビラまで入っていました。また、駅前ではビラを配っていたので、ふだんの地方選挙よりも積極的に受け取りましたが、今一つ、各候補者の政策や資質がピンと来ない状態でした。結局、候補者というよりも、所属政党で選んだのですが、これでは選ぶ側にも問題があって、いかんなあと思いながら、投票所を後にしました。

 投票を済ませて、いつものお店で焼肉を食べましたが、ガラガラだったので、やはり景気が悪いのかと思いましたが、しばらくしたらいつものように客が入っていたのでホッとしました。店主に「投票しましたか?」と尋ねられたので、しおりを見せると、「えらいなあ」と。今回は、棄権することにしたそうです。「私が投票しないので嫁もそうしようかと迷っていましたが、近所づきあいもあるから、投票するかどうかは別として投票所に行ってます」とのことで、40を過ぎても、いまだに奇特な方に恵まれない私としては耳が痛いのですが、なるほどと。独身で借家住まいですと、つい忘れがちですが、投票所というのは、特定の時期限定ではありますが、コミュニティの構成要素なんだなと思いました。そういえば、冬場は近所でも「火の用心」と声を上げながら回っているので、もう10年近く住んでいても、よそ者の私は浮いているのですが、コミュニティはしっかりしています。

 ただ、選挙前以外は、特定の候補者と接する機会はほとんどないのは、単身か否か、コミュニティに溶け込んでいるか否かとはあまり関係がないようです。東京都知事選挙のような派手なコンテンツもないので、選挙期間中以外の接点がないと、個々の候補者の政策や資質などを見る機会が皆無になってしまいます。これは地方政治における「無縁社会」じゃないのかと感じました。特定の候補の後援会に縛られるのも困り者ですが、まったくどの候補者とも日常的な接点がないというのも、困った話だなあと。地方分権や道州制の議論はけっこうなのですが、地方レベルで政党による組織化が衰退している現状では、地方自治の実を挙げられるのだろうかという「寝言」が浮かびました。


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posted by Hache at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 気分しだいの寝言