今日で、チャンピックスの服用を始めてから3週間が、完全禁煙を始めてから2週間が過ぎます。禁煙そのものについて書くことはあまりないのですが、チャンピックスの副作用はやはり厳しいです。不眠は相変わらずですし、油断していると便秘になります。困ったことに、木曜日は、疲れというよりも眠気でフラフラでした。4週目あたりから、朝1錠で済ませたいなあと。土曜は日帰りで出張ですので、日曜日あたりが試すのにはちょうどよさそうです。
夜も公共放送様がドイツ国債の札割れで騒いでいるのですが、すぐに株価の話に移るので、かえって話がわかりにくいなあと。実を言えば、昨晩の10時に寝たのですが、3時には目が覚める始末で、木曜日の朝に頭が働かない状態で読んだ記事を読み返しました。正真正銘の寝言になりかねない感じですが、Wall Street Journalが2011年11月23日付で配信したGeoffrey T. Smith and EMese Barthaの"German Bond Sale Spurs Worries"という
記事(配信時の記事タイトルは、プリントアウトした記事を見ると、は"Bond Auction in Germany Rise 'Alarm'"でしたが)によると、ドイツ政府は10年物国債を60億ユーロほど入札にかけたところ、36億4,400万ユーロ分しか売却できなかったとのことです。平均利回りは1.98%。その後、ドイツの長期金利(10年物国債)は2.09%に上昇しました(2011年11月25日午前7時現在で2.194%)。素人目には、6割しか売れなかったというのは残念な感じですが、英語でも"rose sharply"とあるものの、金利そのものは2%ちょっとかと。今のユーロ安の傾向を考えれば、あまり驚かない感じです。
上記の記事では、このままドイツの長期金利が上昇すると断定するには時期尚早だと明確に述べた上で、金融危機以前は、ドイツの債務はアメリカの債務よりも質が良いとみなされてきたために、金利もドイツの方が低かったが、金融危機でその地位が逆転したと指摘しています。素人目には、ユーロがドルに対して持続的に減価していることはユーロ圏から資金が流出している可能性があることを示しているのだろうと。ユーロ安の傾向が続くとなりますと、ドイツ国債といえどもユーロ建てであれば、値打ちが下がりますから、敬遠されるのでしょう。なんのひねりもない観察ですが、ドイツ国債の札割れ自体は株式市場にショックを与えたこと自体は間違っていないとは思いますが、問題は、CalculatedRiskが指摘しているように(
参考)、他のユーロ圏諸国の金利が急上昇していることでしょう。ユーロ圏が溶けるのにはギリシャが溶けるのに2年ぐらいかかったので5−10年ぐらいかなと思ってみているのですが、思わぬ「事故」で早くなることもありうるのかもしれません。
あと、株式市場の心配をするのならTOPIXを使った方が良いと思うのですが。700円台割れ目前で2003年の「死んだ市場」がかわいく思える、バブル後、最悪の水準ですね。東証一部の時価総額も243兆円台と終値ベースでは発行済み株式数の変化を考えると、実質的にバブル崩壊後、最悪なのではと。そんな状態で増税を平気で口にする豚の神経だけは全く理解できないです。
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