2012年04月05日

手遅れ?

 米中関係ではお互いの選択の余地が徐々に狭まってきている印象があります。同時に、歴史上の大国と比しても、理念による統合という側面が強いアメリカがWashington Post紙の2012年4月2日付社説が象徴するように、9/11に代わる、よりアメリカの社会の根幹にかかわる部分で理念的な部分が強くなっていることにも注意が必要なのでしょう。うまく表現できませんが、中国を"state capitalism"と呼ぶこと自体は妥当ではあるのですが、この手の話になると、政治と経済を動かすロジックが異なることを理解していると同時に、両方を見ていないと、迂闊に手が出ない部分があります。もっとも、普通は素人さんがなにもわからずにやけどをする分野に平気で突っ込むのが「時の最果て」の流儀なのですが。火傷を何度もしたことがあるという自覚はあるので念のため。

 気がつけば4月で新年度なのですが、のどの痛みと咳がとまらず、来週までに体調を整えておいてねとお休みになりました。引越しがゴタゴタしたこともあって、3月はとくになにかをしたわけではないのですが、ストレスがどんどん溜まって疲れた状態で新年度になっちゃったみたいな感じでした。新年度早々、休むのもなんではあるのですが、平日の休みではなければできないことを一気に片づけました。

 まずは、ほとんど使っていない口座を4つほど解約して、残るは漢字四文字になぜかアルファベットが来る銀行の2口座とゆうちょ銀行の1口座だけです。金融機関に言わせると、維持管理費がかかってかかってしょうがないそうなので、とっとと解約してやろうと。感動したのは、ひらがな三文字で決済システムに障害を起こして世間的に嫌われている銀行の窓口でした。大学に入って真っ先に作った口座を解約するために、住所は学生のままだったり、印鑑がなかったりと面倒な作業を実に手際よく片付けていくので感心しました。もう一つのひらがな3文字の銀行の窓口は、二つの支店とも絶望的でびっくりしました。ここは税で相当、支援したはずなのですが、こんなレベルだったら、豚によると、今なら消費税率を引き上げても大丈夫なそうなので、さっさと取り潰せよというレベル。漢字4文字の銀行は可も不可もなく、無難な感じでした。

 口座の解約の前に耳鼻咽喉科に通ったのですが、遅すぎた感じです。花粉症で咳が止まらないという方にメカニズムを聞いて、微妙に似ているなあと思ったので、前から耳鼻科にいかなくてはと思っていたのですが、引越しでゴタゴタしだしてから、それどころではなくなってしまっていたので、思い出したように午前中の診療に駆け込みました。以前は、滅茶苦茶混雑していたと思いますが、時間帯が午前中だったせいなのか、空いていてホッとしました。耳鼻科に通うのが遅れた理由は単純そのものでして、内科は歩いて12分ぐらいなのに対し、耳鼻科は歩いて25分と倍以上なので、自転車に乗らない私にはやや辛いです。診療時間が遅いので、仕事帰りにもっと早く寄っていればよかったと思いました。

 10年近く前に副鼻腔炎の治療でお世話になった先生ですが、はっきり言って、最近の医師には珍しく怖いです。丁寧語は一切なし。声を荒げることはありませんが、よく怒ります。ただ、他の先生にかかったとしても耳鼻科は苦手でありまして、鼻をくちゅくちゅされると、全身が硬直してしまいますし、喉を開けろと言われると、顎の開きがよくないので、歯科よりも疲れてしまいます。これまでの経緯を話して、私の話が要領をえないので、診察になったのですが、もうヘロヘロでした。思わず、先生から出てきたのは、「2月末、せめて1週間早く診ていれば……」という言葉で、そんなにまずいのかと驚きました。意訳すると、副鼻腔炎の治療開始時と変わらないほど、鼻の粘膜が荒れ、喉も咽頭から気管支にかけて粘膜がひどい状態のようでした。「なぜ、自覚症状がない?」は、昔のことを思い出している私でも答えに窮しました。発熱から入ったので、てっきり内科だと思い込んでおりました。鼻水や鼻づまりはかぜのおまけぐらいにしか思っていなかったので、鼻からのどをへる粘膜がそこまでひどい状態だとは思いもよりませんでした。

 怒りが収まらないようでしたが、半年、毎週治療して、なんとか炎症をあるレベルには抑え込めるだろうと。ただし、そこからどこまで改善するのかは約束できないとのことでした。以前の頻度からすると、週1回では十分ではないので、おそらく週2回は通わないとダメでしょう。あとは、内科の投薬の履歴が知りたいとのことでしたので、薬局で履歴を打ち出してもらいました。医薬分業で投薬が減っていないと、どこかの新聞が怒り心頭でしたが、利用する側からすると、こんな利用方法もあるわけで、単にコスト削減だけしか見ないのはあまりに物事を見る視野が狭いのではと。それはともかく、この状態で頭痛がしないのかと尋ねられて、びっくりしました。正直、頭痛だけは症状になかったので、副鼻腔炎の再発を伴う、鼻からのどにかけての粘膜全般が炎症を起こしているとは考えたこともなかったです。咽頭の状態を覗いた直後に(自分でのどの状態を確認するのに苦労するぐらいなので、舌の位置を見やすい状態にできない)、思わずため息をつきながら、これでは気管支もつらいだろうと。花粉症でもないだろうけれど、まさかと思って診察を受けたら、問題の根っこがようやく分かったという感じでしょうか。診断は、最低でも半年で炎症が少し楽になる程度ですので、さすがに気が遠くなります。

 いまさらですが、昨年の秋に禁煙を始めた頃に、鼻毛の処理を化粧鋏ですると、鼻の粘膜から血が出ていた時期に診察を受けておけばよかったと思いますね。おそらくは、禁煙を始めた頃には、鼻の粘膜が既にボロボロだったのでしょう。他方、禁煙したおかげで、確実に刺激が減っているので、以前ほど症状が劇的な形にならない。先生は「不摂生も原因の一つ」と話されましたが、暗に酒やタバコのことかなと。酒は飲まないのですが、タバコは私の体質ではまさに自殺行為なので、不摂生どころではないなと。鼻と口の吸入をしているときにも、診察室(といっても吸入するところと壁で隔たったいるわけではないのですが)から、「なぜ自覚症状がないのだろう」とつぶやく声が聞こえてきて、申し訳ない限りです。

 いまどき治療に熱心な先生も珍しいのですが、この先生は本当に変わらないなあと。言い方には表面的な優しさのかけらもないのですが、これほど真剣な方は珍しいので、この先生の話は耳に素直に入ってきます。しかし、昨年秋の扁桃腺の異変があった時点で、気がついていないとダメだったんですね。1週間というのは、鼻がムズムズするのがこの1週間ぐらいという私の話からきているのだと思います。そのときに、副鼻腔炎を患っているという自覚を思い出さしてほしかったのでしょう。極力、手術を避けたがる方なので、治療の効果を実感するまでに時間がかかるのですが、指示に従っていれば、確実に改善するので、しまったなという感じです。以前、治療を受けた際に9カ月ほど治療期間が空いていると、不信をもたれていましたが、こちらはおそらく誤解だろうと。いったん、通院の必要がなくなって、めまいがあったので、治療を再開した時期がありましたので、間が空いていたのだと思います。しかし、10年間も一度も副鼻腔炎の診察を受けたかったのは、さすがにまずかったのでしょう。症状が再度、悪化するかもしれないから、たまには診察を受けるように言われておりましたから。

 問題は明確になりましたが、事態は想像以上に深刻でした。副鼻腔炎を甘く見ていたのが、完全に失策でした。しかし、10年前のように頭痛もなければ、鼻づまりもほとんどないので、気がつかなかったです。花粉症、まさかねえと思いながら診察を受けてよかったなと。ただ、いろいろな病気を併発しても不思議ではないので、炎症をある程度まで抑えるのに必要な半年間は要注意といったところでしょうか。


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posted by Hache at 17:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 気分しだいの寝言