2008年04月22日

一人ではなにもできない社会(水道編)

 当初は、穏やかな話のつもりでしたが、書き出したら、例によってとりとめがなくなりました。その上、お食事中の方が不快に感じる話が大半を占める始末。どんな話でもご不快にならないという自信のある方のみ、「続きを読む」をクリックしてください。


 先週、ふと玄関に張り紙があって、管理会社から日曜日に漏水の点検をしますとのことでした。そういえば、風呂場のパイプから、先月あたりからポタポタ水が漏れていて、最近は蛇口をきつく締めてもごく細いですが、水が途切れることなく流れている状態でした。パッキンを交換しなくてはと思いつつも、バルブが温水と通常の水の二つが混合するタイプで、どうやるんだろうとためらっているうちにどんどん事態が悪化していました。子供の頃は父上がパッキンの交換をしていて、あるとき、「お前がやれ」というのでやったことがあります。あの頃はまだ単水栓で単純でした。もっとも、混合栓でも実際の作業を見ていたら、たいした差はなかったのですが。

 そんなわけで日曜の点検の前に、管理会社に連絡して土曜日にパッキンの交換を依頼しました。部品などは実費を頂戴しますがよろしいですかと言われて、一瞬、とんでもない金額になるかなと思って一瞬、沈黙してしまいました。電話の向こうで「空気」を察知したのか、「程度にもよりますが、2000円から3000円程度とお考え下さい」とのことで、"I see."という感じ。最近、パッキン自体を買ったことがないので適当ですが、パッキン部分の値段じゃないのかと思うぐらいに安いのでちょっとびっくりしました。

 昨年は、別の水まわりのトラブルで散々、検査と点検を連発されてまいりました。どうも、私の下の階の風呂場に水が漏れているとのことでこちらは上水ではなくて下水関係で支障があったようです。「とどめ」にトイレの排水まで詰まったことがあって、こちらもまた別件と厄介でした。このときも管理会社に依頼しましたが、最初は「この程度で外の業者を呼んだら、とんでもない金額になりますよ」とからかわれましたが、事態が段々と深刻になって便器を外して排水をチェックするという「大手術」になりました。管理会社の職人さんは生真面目そうな人でしたが、ふだんも「寝言」、あるいはたちの悪い冗談が好きな私は、「なにが詰まっているのか怖いような、楽しいような」と話をふると段々とくだけてきて、「お客さん、笑っていられるのは今のうちかもしれませんよ」と「脅迫」されました。最近、多いのが携帯をポチャンというパターンだそうで、慌てて管理会社以外の業者を呼んでしまうと、けっこうなお値段になるそうです。

 そういえば、小学生のときに寝起きに用を足そうとしたら、ピンク色のゴムが洋式便器に浮かんでいて、母上に「変なものが浮いているけれど、流して大丈夫?」と尋ねると慌ててトイレに来て、顔を赤らめながら水を慌てて流してました。その後、父上に「なんで流さないの!」と罵声を浴びせているのが聞こえてきて、お二人とも現役ですか、うちも夫婦関係があるんだなと子供心に思いました。後日談になりますが、たぶん父上が初めてだっただろうなと思ってましたので、母上にカマをかけたら、「やっぱり」で「なんて子に育ったの!」と怒り心頭でしたね。だって、30代のときにあれだけ機嫌が悪いといえば、ある欲求を満たされていないということぐらい、年を食えば気がつきますから。

 昨年の話に戻りますと、マンション以外にもいろんな水まわりのトラブルに対応しているそうで、ラ○ホテルのトイレの詰まりなどは社会の縮図のようです。ありきたりの携帯電話から生理用品などいろんなものをお盛んな方々がトイレで落としてゆくようです。こういう話はなかなか聞けないので、調子をあわせて拝聴しておりましたが、さすがにどんなものが出てきても仕事と割り切って処理している方でも引いたものでは、なんと注射器。これはしゃれにならないです。まあ、私の人生もムダそのものですが、「廃人」にはなりたくないなと。さすがにこれは出てこないだろうと思っておりましたが、変なものがでてきたらどうしようと動揺しました。で、この日の2時間近くの結果、1万円をとばした原因は、なんと石鹸入れのフタ。これが詰まって上からどんな器具を使っても、とりだせないとは……。これには、ホッとするというより、上海馬券王先生の著作権(2008年4月13日)を侵害すると、下記のような気分です。

。。。。。   orz   。。。。。。

。。。。。 o......rz   。。。。。。

ま、明日、くたばっても誰も悲しまないであろうどうでもよい人にはぴったりの「落し物」ではありましたが。


 今週の職人さんはもっとくだけた方で1時間ぐらい作業してもらいましたが、よくしゃべったなあと。どちらかというと私の職業を知っていて(管理会社が丁寧に扱うように指示をしたみたい)私の仕事の話を聞きたがるので、このあたりは淡々と語っておりました。数年後には、この作業を自分でやってみようと思いますが、どうですかねと尋ねると、できないことはないけれど、ちょっと力を入れすぎて他の部品を壊したりすると、かえって高くつきますから、会社に頼んだ方が無難ですよとのこと。たしかに、おっしゃるとおりでありまして、だんだんと水道のパッキンも自分では代えることができない社会に生きているんだなと。市場経済、あるいは分権的な社会ではアトミスティックな個人という像があるようですが、私みたいな、いかれた「外道」の目には自分一人ではなにひとつできないと映る社会という「寝言」が浮かびました。

 蛇足ですが、結局パッキンを交換したのは(1)台所の温水栓、(2)風呂場の温水と冷水の両方で、請求金額は3,150円。自分で部品を買ってきて作業をすることを考えると安いものだと思いました。
posted by Hache at 00:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 気分しだいの寝言
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