2010年01月29日

話が長いですねえ……

 オバマ大統領の一般教書演説が69分44秒とずいぶん長いなあと。テキストも読みましたが、ありゃまあ、ウォール街に喧嘩を売る気満々だったのねえと。予測通りというより、さすがにマサチューセッツで負けた翌日に規制の提案がでてくるとは思えず、日程的には一般教書演説の布石かなという程度の話ですが、どうなんでしょうね。まあ、金融機関に対する反発が強いこと自体は理解できますが、大統領がそれを煽りますかね。雇用は中国頼み、日本はともかく、他の同盟国にはドイツ以外は言及なしとアフガニスタンではアメリカだけが頑張っているかのようなご様子。たいした中身がないのなら、日本を除く同盟国に感謝してもよかろうと思いますが。それにしても、ムダに長くて、ワードにコピペして普通の文書のように行間を詰めても、A4(40字×36行)で15頁でこの内容だったら、プリントアウトするほどでもないかという感じでしょうか。

 さらにひいたのは、夕刊で日本の施政方針演説全文が載っていましたが、バカみたいに長い。衆議院のネット中継サイトで見たら、なんと56分もパッと見た瞬間に見る気がなくなるような話を聴かされるのかと。おしゃべりをしている暇があったら、借金を減らしたらいかがでしょうと思いますが。国会答弁では「自民党が」を連発しているようですが、この勢いでゆけば、来年度あたりでいよいよ長期金利の上昇を見ることができそうですなあ。

 「君みたいになにも考えずに政権交代だけで民主党に入れる奴が」と年配の方に話しかけられて、「ハァ?」となりました。幸い、機嫌が悪いわけではなく、いろいろドキュメントを印刷している最中だったので、適当に流して聴いておりました。なにをそんなに印刷するのかと尋ねるので、ディスプレイを見せたら、こんなものを読んでいるのかと不思議そうでした。まあ、金融規制の強化自体には反対ではないのですが、当局が金融機関の活動や資産を完全に把握できるわけもなく、機能しそうにない話がでてきてげんなりです。一方で自己資本の増強を求めて、他方で儲けるなというわけですから、株価が下がるのも当然かと。表面的には一般教書演説で超党派の雰囲気をつくりましたが、いよいよ金融規制だけではなく、金融政策にも議会が口を出してきそうで、いやですなあ。

 げんなりするので、勝ち戦の話でも読んだ方が精神衛生によかろうと『戦略の本質』を読んで、気を紛らわすだけです。日露戦争でもよいのですが、やっぱりバトル・オブ・ブリテンがいいですなあ。戦史上はスターリングラードの戦いの方が意義が大きいのでしょうが、ナチスが最強だった時期に島国を守り抜いたチャーチルは、イギリス贔屓ということも大きいのでしょうが、やはりよいなあと。話が長いというのは(「寝言」と同列に扱うのはさすがに遠慮がありますが)、たいてい碌でもないということに気がついたので、簡潔な描写とアナリシスがよいだなあと。それにしても現実には民主主義諸国では「逆転のリーダーシップ」が発揮されることはなさそうで、あまり考えない方が精神衛生によさそうです。すみません、単なる愚痴になってしまいました。
posted by Hache at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 不幸せな寝言
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