2010年04月29日

平和な日々

 なんだか春なのか実感がわかない気温の日が続いたせいか、風邪をひきました。頻度が高いので、ああ、またかというところですが、なかなか性質が悪いです。鼻詰まりがひどくて、寝ているときに口で呼吸しているようで、のどをやられました。珍しく発熱するに至ったので、休日はこれ幸いと寝ることに。野菜がそれなりに高いので参りますが、余計な外食や買い物(含むタバコ)は控えてしまうと、驚くほどカネがかからないですなあ。1日500円で生活できてしまう。ルーピー政権が失政の結果として目指すであろう消費税20%も怖くねえなあという気分になります。

 アクセス解析をボーっと眺めていたら、月曜日が異常値を示しているのですが、アクセス元がわからず、ユニークアクセスで一件だけ秀吉をローマ字にしたアドレスの某巨大掲示板群に貼ってあったようです。あそこには貼らないでほしいのですが、そう書くと貼りたくな人が出るというのもあり、難しいところですが。とりあえず、迷惑なので控えて下さい。アクセス数が増えても、なんのご利益もないのは過去に経験済みですので、まあ、こんな扱いでしょうか。貼った人の意図として考えられるのは、変なコメントが増えて、炎上させようというあたりですが、どうも「萌え」要素がまるでなくて、ホッとしたというところでしょうか。もっとも、カウンターで500を超えるのが珍しいだけで、よく見ると、400を超える日はポツポツありますね。

 リーダーで読んでいたら、「政治的危機」と書かれた記事があって、思わず苦笑をこらえました。ギリシャと比較するのは、向こうの人たちに悪いような気がします。日米関係が日米安保が切られないという最低ラインに到達しているのは気もち悪いのですが、バカな政権ができてから、半年経っても、郵便局が図に乗っているのが腹が立つ程度で、警察官や自衛官など公務員がストライキをやるわけでもなく、役所も事務手続きが滞るわけでもなく、よくまあ支障が出ないものだなあと。電気やガス、水道は止まらないし、電車はいつも通りダイヤきっちりで来てくれますし、ネットバンキングだとほとんどの決済が無料で終わってしまう。いやあ、これはギリシャの人たちに申し訳ないでしょうと。以前、こちらで書いたことが大筋で実現してしまっているので、ユーロ圏が崩壊するまでどれぐらいかかるのだろうという、気の利かない「寝言」ぐらいしか浮かびませんね。

 ヒヤッとするのはSSECの動きで、中国の高度経済成長が終わりに近付いているのか、さっぱりわかりませんが、中国頼みでなんとかやってきた景気回復もそろそろ終わるのかなあなんて適当なことしか頭に浮かばないですねえ。人身御供になって個人消費に貢献しようなんて健気さの一片もないので、ひたすら財布の紐を締めて、日銀券を愛する時代が続くのでしょうか。


 若い人で本人には申し訳ないのですが、頭のできは今一つですが、まあ、勘は悪くなく、人柄は誠実には至らないが正直な者が、今の政治はひどいじゃないですかと言うので、ほおっと。で、「どうする?」と尋ねると、小泉さんが戻ってきて悪い奴らを退治すればいいんですよと言うので、思わず苦笑しました。いつも単純な発想で苦笑することが多いのですが、これも同じくですね。ただ、自民党は派閥が壊れて以降、総理を育てるシステムが崩壊していますし、そもそも民主党は死産であったとなりますと、政党が政治的リーダーを育てるという根幹の機能が麻痺するのでしょう。もっとも、小泉政権がなかったら、こんなブログもなく、無党派層ではなく、投票日がきてもカネがかからないところで遊んでいるか、家で寝ているかの無関心層になっていそうですが。韓国人に言わせると、日本の新聞は政治ばかり書いてあってまったくおもしろくないとのこと。しかも、毎日のように同じことをああでもない、こうでもないとやっていて進歩がなく、つまらないとこぼすので、それを味わっているのは私たちですよと苦笑したのですが。『毎日』をとっているとのことだったので、あそこだけはやめた方がいいですよと余計なアドバイスをしておきました。理由を説明するのは、する側の人格が疑われてしまう可能性があるので、しませんけれども。まあ、現政権のためにエヴァンゲリオンのセリフをコピペして改変する程度の「愛情」は残っております。あれ、主人公をはじめ、登場人物が人格破綻者ばかりですから、今の政権にはピッタリかなと。

 しっかし、半分ネタで書いたとはいえ、やはり気分は革命ですか。いろんなところで、こちらへのリンクをみかけましたが、お盛んですなあという感じです。火遊びはほどほどに。そのうち、周囲の家も巻き込んで全焼しますからね。あたしはネタ政権をエヴァを元にネタにする、れっきとした「反革命分子」ということになるんでしょうか。まあ、最近は魚拓までとってくる人もいるし、こんな過疎地の魚拓をとってなにをするんだろうと(福島県ってよほど楽しみが少ないところなのかしら)。それはともかく、政権交代したら革命だの、うんざりですな。前回の選挙など低能(自公連立政権)か無能(民主党etc.)の選択肢でしかなく、しかし、無能とはいえ、ダメージがゼロというわけではなく、底が見えないから(どれだけダメージを受けるかがわからない)、文句は言いつつも、低能を選択するという選挙でしかなかったような。まあ、「革命」と思える方が幸せなのかもしれません。こればかりは主観の問題ですから、あれこれケチをつけようという気はありませんが。

 それにしても、アフガニスタンは好転する機会を徐々に逸しているような。タリバンへの反感は世論調査では半数を超えるようですが、カルザイ政権への支持はわが国のルーピー政権と変わらないようで。結局、兵数をもっとよこせとのようで、政略なき戦略の悲惨さを感じます。NATOもお付き合いをしているわけで、イラクの占領統治よりもはるかに筋が悪い印象です。テロとの戦いを重視するという点でオバマ大統領の発想には一貫性があるのですが、どうも具体策として落とし込むと、なんともいえない、まるで現代絵画でも見るような気もちの悪さがあります。

 Ignatiusが"The VAT may resolve debt crisis, but for politicians it's too soon to be right"というコラムを書いて、婉曲的にオバマ政権を擁護していますが、なんだかなあという感じ。"The president would be right too soon. Better to wait until disaster is at hand."と結んでいますが、財政赤字を膨らませているのは当のオバマ政権だろうと。アメリカで民主党が大統領も議会もとったから日本も勢い政権交代がおきたんじゃないですかねと80過ぎの方がおっしゃっていまいしたが、案外、世の中はそんなものなのかも。あと10年ぐらいですかね、日々是好日なんてしゃれこんでいられるのは。金融規制は、ワークすれば成長率が低下するでしょうし、ワークしなければ「闇金」がはびこる。どちらにしても碌なことになりそうにない。

 一貫した政治信条をもっているわけではありませんが、向こうの草の根保守からすれば、アメリカがアメリカではなくなると悲観的になるのも理解できなくはないですね。イラク戦争からアメリカの草の根保守には受難の始まりだったという点は、まあ、理解できないこともないです。ただし、9/11以降、アメリカは孤立主義に回帰するのは難しくなっているという現実は見てほしいと思うのですが。そんなところへオバマ政権が発足したら、イラクから撤退、アフガニスタンへの介入となり、財政赤字はヘルスケア改革を筆頭に拡大するばかり。軍事支出がGDPの3%というのはたいしたことがないという見方もあるようですが、冷戦期はきちがいじみた軍事支出を行ったとはいえ、成長率そのものの水準は決して低くはありませんでした。低成長が本格化してくると、追加的な軍事支出は耐えがたい重みになってくるでしょう。オバマ政権は社会保障にも手厚いとくれば、増税をやりだすと、低成長→増税→成長率の低下という悪循環に陥りかねないでしょう。最近は惰性で「なまもの」に触れていますが、愛着がまるでわかないです。Avner GreifのInstitutions and the Path to the Modern Economyは、対象自体が面白いですし、ゲーム理論はボケ防止には役に立つ。なにより邦訳があるおかげでずいぶん楽になりました。なんとも厭世的ですが、「老後」をこんな話を楽しみながら過ごすのがよいのかなという気分です。 
posted by Hache at 23:51| Comment(1) | TrackBack(0) | 気分しだいの寝言
この記事へのコメント
■「大躍進の再来」 各省のGDP成長、全国平均値を上回る ネットに批判殺到=中国―もうすでに中国ではバブル崩壊が始まった?
ブログ名:Funny Restaurant 犬とレストランとイタリア料理
こんにちは。中国、GDPの発表でまた嘘の統計を流しました。何と、ほぼすべての各省のGDP成長率が、全国平均を上回るという統計を出しました。こんなことは、数学というより、算数を知っている人ならありえないことはすぐにわかりますね。中国これ以外にも、矛盾した統計をいくつも出しています。私の観測では、中国のバブルはもう崩壊し始めているのだと思います。日本でも、バブルの崩壊は、大方の人が後からはっきり認識したのであり、その最中には意外とわからなかったものです。わかっていれば、損をする人はいなかったはずですから、当たり前といえば、当たり前です。中国が、第二の経済大国になるなどというのは、単なる幻想に過ぎません。今こそ、マスコミなどが報道しない正しい情報を入れて、正しく判断すべき時だと思います。詳細は、是非私のブログを御覧になってください。
Posted by yutakarlson at 2010年04月30日 14:53
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