2007年04月24日

東京一極集中の統一地方選挙

 ふとネットで統一地方選挙がらみの『朝日』のサイトを見ておりました。居住地の結果はどうでもよく、浜松市の市議選の結果を見ていて、ちとショック。4月1日をもって政令指定都市に移行するのは以前にも書いたように知っておりましたが、特別区の名称は恥ずかしながら、知りませんでした。市議選の結果を見ながら、複雑な気持ちになりました。中区、東区、西区、南区、北区、天竜区、浜北区。静岡市の葵区、駿河区、清水区というのは大雑把ですが、こんなものかなという気もします。それと比べると、浜松市の行政区名はずいぶん事務的だなあと。このネーミングセンスのなさが現職が敗れた原因というのは悪い冗談ですが、なんとなく寂しいです。本当にどうでもよいのですが、小学校高学年から中学校まですんでいたところは、浜松城の北のほうで、小学校の名前も浜松市立城北小学校でしたが、いまでは中区。ちょっと複雑な気分です。

 おそるおそる「小豆餅」が地名として残っているのかを検索すると、幸い、「浜松市中区小豆餅」と行政区名が前についただけになっていました。こちらで書いたように、由緒ある地名だけに消えてしまわないかと不安でしたが、どうも私の記憶にある地名の多くは残っているようでホッとしました。浜松、静岡ともに、どちらもある年齢に達したら、悠々自適の生活を送りたいまちですが、中学校時代のつながりが残っているという点では、浜松に親近感があります。私の知り合いは、なぜか人情家が多く(「類は友を呼ぶ」の例外ですね)、それでいてカラッとしているのでつきあいやすいです。これは静岡市も似たようなところがあって、変に理屈っぽくないところも肌に合います。高校時代に、「『サザエさん』でいなかといえば、静岡なんだよなあ」と嘆いている国語の先生がいらっしゃいましたが、変な人たちが首都圏をはじめ、大都市部からむやみに入ってこない方がありがたいような気がします。

 統一地方選挙は、東京発の報道のおかげで各地域の特性がほとんど無視されましたが、それぞれの地域では濃淡も大きいのでしょうけれど、地域ごとに悩みであったり、希望があるのでしょう。首都圏のメディアが描く、地方都市は格差で苦しんでいるという画一的な図式で一色に塗りつぶされていますが、お盆休みに浜松に帰ったときにちゃっかり生活を楽しんでいる旧友から話を聞いてみたいものだと思います。

 ブログを見ていても、メディアとたいして変わらないようですね。首都圏の視点のみでで地方選挙を見ているという自覚がある記事が巡回先ではまるで見当たりませんでした。ある程度まではやむをないのでしょうが、ローカルな話題を提供しているブログを探したいなという気分になりました。首都圏や大都市部の人たちの視線が、地方は大変だなという一見、やさしそうで単なる他人事(責めているわけではありませんが)という感覚で、首都東京は、日本の首都としての役割を国内的には失いつつあるように感じます。

 地方についてかたっているときに、実は首都圏のこと(まれに大都市圏のことも)を語っているに過ぎないという自覚がある方がきわめて少ないというのが、いかれた「外道」の「寝言」。さりとて、地方に行くと、地元のことについて語りながら、首都圏を見ていることも少なく、悩ましいところです。
posted by Hache at 02:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 気分しだいの寝言
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