2010年11月25日

菅直人内閣総理大臣閣下へ

 あなたが危機管理において、無能どころか、日本国にダメージを与えかねない能力をおもちであることは広く知られております。「蛮行」などという力んだ表現を用いることなく、淡々と事態の推移を見守りながら、米韓と密接な協力を保つと述べていただければ十分です。間違っても、尖閣諸島問題で失った国民の多くの信頼を取り戻そうなどと色気をださないことです。『毎日』の2010年11月24日一面の左下の見出しのように、韓国経済に与える影響などはあまり触れずに(カネの亡者のような印象を与えかねませんから)、なによりも自国の国民の生命を優先し、その延長で米韓との協力を緊密にしていれば十分でございます。また、『日経』の秋田浩之記者のような、安直な「正論」は吐かないことです。安全保障では超党派というのが望ましいのですが、そのようなコンセンサス形成を妨げてきたのはあなたが代表を務めている政党ですから。

 それにしても、野党の扱いは困りましたね。当座は自民党に、かつての民主党がそうであったし、現在でも同じでしょうが、超党派のコンセンサスが必要なときに政局と絡める無責任な政党であるとプリゼントできれば、しめたものでしょうか。暫くは、野党の言いなりになるのをお勧めします。

 今後の国会審議では、民主党化しつつある自民党があなたの内閣の対応が遅いと執拗に迫ってくるでしょう。公平に見て自民党も大して変わらないと思うのですが、ここは我慢のしどころです。間違っても、かつての自民党が云々などということは言わないように。現状では、あなたの政権は前の政権と同程度、もしくはそれ以上に憲政史上最悪の内閣として認知されつつありますから、国会ではどっちもどっちだなあという印象に持ち込めれば、大したものですよ。

 外務省は最近、情報をとれていない、もしくは官邸に十分に上げていないのではと老婆心ながら感じます。APECではさぞかしつらい思いをされたことでしょう。せめて、Washington Postが2010年11月24日付で配信したJohn Pomfretの"U.S. to stage exercises with South Korea; few good options for dealing with North"という記事を正確に翻訳させて目を通した方がよいでしょう。他にも英字紙でよい記事があれば上げさせた方がよいでしょう。安心なさい。日本のジャーナリストは、あなたよりもはるかに見識や判断力が格段に劣りますから、日本語の記事は読まなくても大丈夫です。ただ、話は聞いたふりをして彼らの自尊心を満足させることは忘れずに。

 前原誠司外務大臣は、今は冷静ですが、前のめりになる傾向がありますから、釘をさしておいて下さい。あと、拉致問題に深入りするのはかえって話が紛れるでしょう。今の拉致担当は柳田稔法務・・・・・・もとい仙谷由人内閣官房長官ですか。こちらも失地挽回と力まないよう指示を徹底した方がよいでしょう。

 季節の変わり目で体調を崩しやすい時期です。くれぐれもご自愛ください。
posted by Hache at 01:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ふまじめな寝言
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