2011年11月09日

完全禁煙まであと三日

 昨日は、チャンピックスの効果なのか、たまたま調子が良かったのか、就寝前まで喫煙本数を6本に抑えることができました。昼食後に蒟蒻畑を一つ、夕食後に二つ食したおかげで、便秘も解消。ただ、眠気が一日中、強かったので、夜11時頃には寝てしまうという珍しい日になりました。さすがに、39度を超える熱がでたので、喉の痛みもないのですが、医者によって風邪薬をもらいました。あまりいえないのですが、下手な睡眠導入剤よりも効き目が強いので、チャンピックスを服用している間は飲めないのですが。それはともかく、喫煙本数が一桁台で安眠できるなんて久しぶりだなあと。

 しかるに、夜中の4時頃に目が覚めて、眠いのに眠れないという最悪の事態になりました。実は、先週の平日はほとんど途中で目が覚めて、寝不足のまま、消耗するという日々の連続でした。一度、目が覚めると、再度、寝付くのは大変で本を読むと目が冴えますし、薬もまったく効きません。本当はよくないのですが、ワインを買ってあったので、ついつい半分ぐらい空けてしまいました。2時間でタバコも4本も吸ってしまい、すべてが台無しです。イライラするのが一番よくないのですが、どうにもならないですね。ほとんどの医療専門家には鼻で笑われそうですが、老化現象だろうなあと。禁煙しても、長生きしそうな気がしませんし。健康のためというより、ニコチンごときに振り回される生活に疲れ、頭のおかしい大臣に喫煙者は人にあらずと言わんばかりのことを言われてうんざりしたので、止めたいというのが正直なところです。

 この10年ぐらいではっきりしたのは、(1)年金の掛金率、(2)酒税・タバコ税、(3)CPUの性能の三つは上がることはあっても、下がることはまずないということでしょうか。真顔で年金支給開始年齢を68歳にしましょうなどと言われると、反発する人の大抵はその年まで働けというのかということのようですが、私の場合ですと、そんな年まで生きようという意欲がないということになります。もっとも、仮に、毎日熟睡して、作業の能率が3割り増しになったら、やりたいことはいっぱいあるので、考えが変わるかもしれませんが。年金改革で真っ先にやってほしいのは、掛金とか返ってきそうな名称は誤解と淡い期待を招くので、年金税と名称を変えれば、払っても無駄に使われて戻ってこないという実態にあうので、意外といんじゃないかなと無責任に思ったりします。それにしても、現行制度でも、高校を卒業してまじめに年金を45年以上、納めて64歳で不慮の事故で死んだら、帰ってこないわけでして、地味に不公平な制度だなあと思いますが。

 NHKの9時のニュースは負の指標としては最高で、最初が強盗みたいな話で、最初の1分で電源を落とし、そろそろオリンパスかなと思ってつけたら、ドンピシャ。次はどうせTPPでしょと思ったら、これもあたり。最初の15分ぐらいしか見ていないのですが、間違っても復興を口実とした増税の議論などはじっくりととりあげないのだろうなあと。長期金利が1%を切っている状態で、なぜ「将来世代にツケを回さない」ために増税が必要なのか。あまり嫌味を言うものではないのですが、社会保障制度改革で出てきている消費税率の引上げも復興のためと思っている人が無視できないぐらいにはいて、震災からの復興を口実に、増税ラッシュをしかければ、まともな議論を避けることができるという財務省の知恵はすごいなあと。メディアにもしっかりと対策がなされているようで、景気刺激策としての財政政策の効果は疑問ですが、不況に陥る確率が高い状態で増税することがどのような意味をもつのか、議論がないまま、増税の時代に突入しそうです。

 タバコ税の増税は見送りのようですが、禁煙には影響なし。金銭的な面だけでも、このままタバコを吸い続けるよりも、治療を受けて止める方が安く済みますから。喫煙者・非喫煙者の健康を本気で心配するのなら、長期的にタバコの製造・販売を禁止することを考えるのが筋だと思います。他方で、ニコチンの精神的な依存性の強さがコカイン並だという研究が真ならば、麻薬並みの取締りが必要になり、闇社会の資金源となりかねず、悩ましいところでしょうか。


最近、楽しいといえば、ちくま学芸文庫の『正史 三国志』を読んでいるときでしょうか。注は煩雑ですし、原文は簡潔すぎて決して読みやすいわけではないのですが。「武帝記 第一」で赤壁の戦いがひどくあっさりしているので、やっぱりなあと。注の方が詳しいのですが、いつ、どのように戦ったかはこの記述では無理でしょう。「呉書」、「蜀書」までいくと、変わるのかもしれませんが。実は、全訳を一から読むのは初めてです。高校時代に「出師の表」の白文と書き下し文を読んだ覚えがあるのですが、小説に出てきたのか、抄訳とはいえ、歴史書を図書館で見つけて読んだのか、曖昧です。読んでいて驚くのは、訳文だけで注も入れると膨大な量になることでしょうか。

 書評とかにはまったく興味がないのですが、川合康三『曹操』(ちくま文庫 2009年)は特に感想が浮かばないという点で非常な良書でした。曹操の詩の紹介が少ないのがやや不満ですが、漢詩の入門にあたる記述も多く、楽しいです。有名な「治世の能臣、乱世の奸雄」という人物評に関しても、興味深い解釈をされていて、その解釈が適切かどうかは私の手に余りますが、陳寿の『三国志』では『異同雑語』からの引用のみでした。自分の評価を訪ねても答えない許子将に再度、尋ねて、許子将が「君は治世にあっては能臣、乱世にあっては姦雄」だと言うと、「太祖は哄笑した」とだけあります。簡潔すぎて困るのですが、『三国志』よりも跡に成立した『後漢書』あたりと比較するとおもしろいのでしょう。

 書き出すと、最初だけでもキリがないのでこのあたりで。それにしても、地図は困りますねえ。例えば、滎陽の位置が川合『曹操』と『正史 三国志』で微妙に異なるので、官渡の戦いも経過を丹念に追うのは難しく感じます。200年8月の戦いでは曹操の手勢が10人に2、3人は負傷したとあるので、作戦ミスなどがなければ、曹操陣営は相当、数で劣勢でたっていたのではと思います。キリがないので、これでおしまい。

 この程度の「寝言」を書くのに、タバコを5本も吸ってしまい、水曜日の喫煙本数は14本に。土曜から禁煙するので、これは多すぎます。タバコ、というよりニコチンの怖いところですが、今のようにあまり頭を使わずにキーボードを叩いているときには喫煙したいとも思わないのですが、どこを引用しようかとか、どの表現がいいだろうかとか考え始めると、ニコチンの力を頼らなくてはとなるのが、ニコチンの中毒性、あるいは精神的依存性なんでしょうかね。土曜日まであまりないので、木曜日と金曜日はニコチンがないとできないとなっている作業をなしでやるトレーニングをして、土曜日からは意志をさらに強くするしかありません。ものすごい組み合わせですが、ニコニコ動画の「アサミンゴスP」と"Amazing Grace"(内容がないのがいい)のオムニバスを聞いていると、まったく喫煙衝動が生じません。前者は「萌え」の意味がようやくわかったという感じでしょうか。昨日も、両者を交互に聞いていたら、新聞やテレビで大騒ぎしていることが実に小さなことのように思えて(この感覚自体はおかしいと思いますが)、気持ちよくなって眠くなりました。

 そうはいっても、完全禁煙初日の土曜日に「アサミンゴスP」を一日中、聞いていると、まずいような。中の人の「淑女」ぶりを薄ら笑いを浮かべながら楽しんでいるうちに、「紳士」に目覚めたらどうしよう。来年の2月までは禁煙が最優先事項だから、まあいいか。
posted by Hache at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 不健康な?寝言
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