2012年08月28日

進行するユーロ危機 ギリシャ(3) (長文注意)

 ギリシャのサラマスサマラス首相が先週末に独仏を訪問したおかげでギリシャ関係の記事が若干ですが、目につきました。Wall Street Journalが2012年8月24日付で配信した記事のタイトルが"Germany Tells Athens to Stick to Plan"で、New York Timesが2012年8月25日付で配信した記事がSteven Erlangerの"French Leader Hails Greeks for ‘Painful Efforts’ in Crisis"となっていて、どちらも当初、配信した記事からタイトルが変わっているので(RSSリーダーが日曜日に読み込んだ時点ではNYTのタイトルは"France Reassures Greece on Euro Zone Membership"でした)、米紙のニュアンスも日曜日にざっと目を通したときからかなり変わっていますが、とりあえず、表面的な問題だけ自分の整理のためにメモしておきます。

 サラマスサマラス首相が改革の継続を約束する代わりに、ドイツのメルケル首相がギリシャの改革実行を前提にユーロ圏に留まらなければならないと言明しました。フランスのオランド大統領も改革が遂行されることを条件としてギリシャがユーロ圏に留まることを再保証しました。まあ、ここまででなんか変だなという感じです。なぜ、今更、ギリシャがユーロ圏に留まる再保証をするのかなと。パッと素人が思いつくのは、メルケルが国内の説得に行き詰まりつつあるのではという点ですが、ブルームバーグが日本語で流していた記事が今回のメルケルとサラマスサマラスの会見の背景の一つとして、ドイツの議会である議員がギリシャの退出を促す発言をしていた記事を配信していたと思うのですが、月曜の未明の段階で記事がネットでは見当たらないので、あまり根拠のない話としておきます。もっとも、ギリシャ救済でメルケルがドイツ国内の説得に苦労するというのは今に始まった話ではないので、ありそうだなぐらいの話です。日曜日の段階は独仏が協調していること、ギリシャが民営化を中心とした改革を約束したという点を確認した程度です。

 ユーロ危機に関して言えば、私の見通しを先に明確にしておいた方がよいでしょう。自分でも自分のバイアスがはっきりしますし。ユーロ圏は最終的に溶けてしまうだろうが、溶けるまでには時間がかかる。時間稼ぎにすぎなくても、国際経済への打撃を和らげる時間が必要である(可能ならばユーロ圏を隔離したいところではあるが、これだけ相互依存が進むと、その手段はなかろう)。緊縮策は確実にユーロ圏の死滅を早めるので止めさせたいが、ドイツ人はケチで頭が固いので、難しいだろう。したがって、ユーロ圏の延命を図るだけではなく、消滅するという想定に関して手を打つ必要があるが、現政権にはなにも期待できないし、代わりが出てきても同じであろう。無為無策でユーロ圏が崩壊するのが最も危険なのだが、その確率は極めて低いものの(いつ起きるのか現時点では予測できない)、無視できない程度であろう。

 とまあ、われながら粗雑です。実はユーロ圏が崩壊する絵がなかなか描けないので、かなりひどいバイアスだというのが率直な実感ですね。逆に言えば、ドイツがユーロからマルクに戻ったときに、経済がもたないことがユーロ圏を延命もし、緊縮策を各国に強いているという点ではユーロ圏を経済的に停滞させる大きな要因になっているのだろうと。IMFも想定通りダメダメで、さすがという感じでしょうか。アジア通貨危機で見せた「破壊力」はまだまだ健在なご様子で、ドイツの緊縮策を抑えることはできないでしょう。

 独仏が「一衣帯水」に近い関係に入っていることは先のNYTの記事を読むのがよいと思います。短い描写ですが、これはこれでよい感じでまとまっています。オランドに関しては大統領選挙前後で懸念する声が多かったのですが、どこぞの島国の家電メーカーが人材(笑)を大量生産しようとして失敗したのとは対照的に(本業では曲がりなりにも一時的には成功したが、ぺーはーぺーは大量生産して大失敗でしたね。こちらは廃材しかないようでお気の毒で済めばよいのですが、政治家となると迷惑でしかない)、現実に直面すれば変わりますね。

During his presidential campaign, Mr. Hollande was critical of the pain the Greeks have been put through in the name of austerity, and he has presented himself as a critic of austerity and a defender of growth in the euro zone.

But he agreed with Ms. Merkel in Berlin on Thursday not to make any commitments to Greece until a report next month on its compliance with the terms of a second bailout deal reached with the so-called troika of the European Union, European Central Bank and the International Monetary Fund. The troika will also examine how Mr. Samaras proposes to find an additional $14.4 billion in savings and revenue over the two years of 2013-14.

When the report is complete, Europe needs to make decisions about Greece “the sooner the better,” Mr. Hollande said. “In the face of ordeals, we must show more solidarity.”

 オランドは大統領選挙の活動中に財政緊縮の名によるギリシャが受けた痛みに批判的であったし、自分自身を財政緊縮の批判者とユーロ圏の成長の守護者として世論に映し出そうとした。

 だが、木曜日にベルリンでオランドは、EUとECB、IMFのいわゆるトロイカと合意に達した2回目の救済交渉の条項に従っている来月の報告までギリシャにいかなるコメットメントを与えないことでメルケルと合意していた。トロイカはサラマスサマラスが提案する2013年から14年の2年間にわたる歳出削減と収入増による追加的な144億ドルをどのように確保するのかを精査する予定だ。

 報告が完成すれば、ヨーロッパはギリシャについて「より早く、よりよく」、「危機に直面してわれわれが結束をより固めていることを示さなけばならない」とオランドは述べた。


 この前のパラグラフで、サラマスサマラスが脱税に対して厳しく対処する方針を表明したとあるのですが、徴税装置すら整っていない状態で脱税を取り締まるのにも予算が必要でしょうにとため息が出ます。しかし、たかだか144億ドルなら、朝鮮半島統一のご祝儀(可能性は低いが起きれば必要になる)はミニマムアクセス米の余剰分で済ませて、ギリシャにポンとあげたら、ギリシャは飯はうまいし、観光も楽しいので親日国にしてしまえばよいのにという「寝言」が浮かびます。

 それにしても、オランドは元々、緊縮よりも成長をと訴えて当選したのに、態度をコロッと変えたという皮肉を記事のタイトルから感じますね。ただ、皮肉ばかり言ってもあまり意味がなく、オランドの選挙中の言動は多分に大衆受けを狙っていた部分があるにしても、経済成長の視点が皆無の「トロイカ」では死期を早めるだけだという本質を突いた部分も、おそらく結果論ではありますが、あったのではと思うのですが。露骨に言えば、ギリシャ経済を滅茶苦茶にすることが救済の条件というのでは話にならないということです。財政緊縮が必要なのは市場で資金調達できない時点で自明ではありますが(当たり前ですが緊縮そのものを否定する人は少ないでしょう)、一時的に痛いどころか、将来にわたって経済成長を停滞させかねないレベルまで税収増と歳出削減を進めるのは、あまりにもリスクが高いでしょう。平均的な失業率よりも若年者の失業が50%前後ともされるようでは労働市場改革はおやりになったらよろしいとは思いますが、この手の改革の効果は5年、場合によっては10年というスパンで効果が出てくるので、その間、「失われた世代」が続くことになります。教師の年金が削減されるぐらいですから、教育に関する予算そのものも削られている可能性が高いでしょう。これらの投資の抑制は人的資本の蓄積を長期間にわたって妨げる効果をもつでしょう。

 そこで再びWall Street Journalが2012年7月19日付で配信したMarcus Walker and Marianna Kakaounakiの"Greeks Brace for More Pain on Wages"という記事に戻ります。正直なところ、ギリシア編も完結せずに終わってしまうなあと思いましたが、思わぬ形で戻ってきました。続きの部分はギリシャの主要産業である観光業に関する叙述が中心になっているのですが、やや焦点が絞れていない印象もあるので、この点に関しては簡単に要点をメモするだけにします。観光業の場合、観光客が減少している上に、トルコを含む地中海諸国が新しい競争相手として出現してきています。ドイツやイギリスの旅行関連業者はギリシャを去り、ポルトカラスではロシアの業者が力を増しています。もちろん、この状況に観光業界も手をこまねいているわけではなく、ホテル業や旅行業の労働組合は15%の賃金削減に合意しました。ホテルの場合、新しい最低賃金は月568ユーロですので、これでもコスト競争では苦しいのかと驚きます(これではさすがに私の家賃(今住んでいる都市圏ではかなり安い方です)も払えないですね。日本の物価と調整せずに比較するのはほとんど意味はないのですが)。また、2003年以来のECBの低金利政策によってバブルが助長されました。ギリシャでは公的部門が、スペインやポルトガルなどでは民間部門が借金を増やしました。ECBがユーロ圏をあたかもドイツなどと均質な経済圏であるかのようにみなしていたため、南欧諸国にとっては金利は低すぎたという指摘は的確だと思います。ギリシャの場合、財貨やサービスの輸入が増え、物価は上昇し、ビジネスコストは上昇しました。

Wages in much of Greece's economy have already fallen some since the country's recession began in late 2008. But the EU and the IMF say internal devaluation has a long way to go before Greece is competitive enough internationally to begin an export-led recovery.

Estimates vary on how much prices need to fall in the euro-zone periphery, relative to the core economies. Economists say Greece and Portugal face the biggest challenge, while Spain and Italy need smaller but still painful adjustments.

The EU-IMF bailout program for Greece seeks to cut labor costs by 15% in the next three years. A recent report by economists at Goldman Sachs says that, without major structural reforms, Greece would need an internal devaluation of nearly 30% to turn around its trade balance and end its dependence on foreign borrowing.

Greece would need less wage-cutting if its economy weren't so cluttered with red tape and cartels, economists say. Reforms to make the economy more flexible would help competitive export industries to grow.

But such overhauls are politically contentious and usually take years to work. Meanwhile, fiscal austerity is hampering the ability of Greece and other southern euro nations to educate and train workers, and a lack of demand from elsewhere in Europe is giving exporters little incentive to hire.

The IMF's latest report on Greece warns that internal devaluation can fail. The few cases of countries regaining their competitiveness by suppressing labor costs, such as Germany and the Netherlands some years ago, happened in a better international environment, and in more flexible economies with less debt. "Most of the conditions for success are missing in Greece," the IMF report said.

One such condition is functioning banks. Greece's banks, pummeled by losses on Greek government bonds, are barely able to lend, starving even healthy businesses of liquidity for daily operations, let alone for investments that might take advantage of falling wages and costs.

 ギリシャ経済の大部分における賃金は、2008年以来の景気後退から低下してきた。しかし、EUやIMFはギリシャが輸出主導の回復を始めて国際的に競争的になるには国内の「通貨切下げ」が長期間にわたると述べている。

 ユーロ圏の周辺においてどのぐらい物価が下がる必要があるかということに関する推計は幅がある。経済学者はギリシャやポルトガルは最も大いなる挑戦に直面する一方、スペインやイタリアはより少ないものの、痛みをともなう調整を必要とすると述べている。

 EUとIMFのギリシャに対する救済プログラムは、次の3年間で労働コストを15%ほど削減しようとしている。ゴールドマンサックスのエコノミストの最近の報告では、主要な構造改革がない場合、貿易収支を均衡させ対外的な借入への依存を終わらせるためにはギリシャ国内の「切下げ」は30%程度であると記している。

 経済学者が、ギリシャ経済が「お役所仕事」やカルテルによって乱されていなければ、ギリシャの賃金削減はもっと少なくて済むだろうと指摘している。改革によって、経済はより柔軟になり、競争的な輸出産業の成長は促進される。

 しかし、そのような見直しは政治的な論議を呼ぶし、機能するまでに通常は数年を要する。そうしている間に、緊縮財政はギリシャや他の南欧のユーロ圏の諸国が労働者を教育し訓練するようにできることを妨げている。また、ヨーロッパにおける他地域からの需要の欠如が輸出業者に雇用するインセンティブを与えないでいる。

 IMFは最新のギリシャに関する報告書で内部的な切り下げが失敗するだろうと警告した。数年前のドイツやオランダのように、賃金の切下げで競争力を回復したのは、よりよい国際的な環境と債務が少ない、より柔軟な経済においてである。「成功の条件の大半はギリシャには欠けている」とIMFの報告書は主張する。

 その条件の一つが機能する銀行である。ギリシャの銀行は、ギリシャ政府の国債で打撃を受け、健全なビジネスが日々の事業のための流動性が枯渇していても、貸出能力はほとんどなく、賃金や他のコストを下落を利用するであろう投資に対しても独力に任している。


 この後に、記事はPetas氏の工場の話に戻っており、余韻がありますがカットします。ギリシャでは既に小泉政権の「構造改革」などお遊戯レベルとすら感じるほど苛烈な賃金カットと緊縮財政が進んでおり、IMFやEUはさらに厳しい改革を要求していることが第1のポイントです。第2に、Walker and Kakaounakiが指摘するように、緊縮財政下のギリシャ経済のオーバーホールは政治的困難と機能するまでのタイムラグがあまりに大きく、ギリシャ経済のみならず、ギリシャ社会そのものを不安定化させかねないリスクを伴う点です。第3に、IMFは緊縮財政と経済成長の両立が困難なことを理解しているようですが、解決すべき具体策はないのが現状だという点です。最後の点は私自身が思い浮かばないのですから、IMFを責めようとは思いません。ただ、「トロイカ」の一角にありながら、残念ながらバブルの発生と拡大、後始末など金融政策において統治能力を欠いているフランクフルトを牽制し、無能なEU官僚を誘導する能力はないのが悔やまれます。

 ずいぶんと長くなりました。サラマスサマラス首相は、改革へのより具体的な取り組みを表明する一方で、経済成長がなければ、ギリシャ経済を弱体化させるだけだとも発言しています。Walker and Kakaounakiの記事を読んでいると、ギリシャにあまりに同情的になるのでいったん離れたのですが、サラマスサマラスと独仏首脳の会談の記事を読みながら、力を持っていながら使い方を知らずに非力な存在を振り回す姿は醜く、最後は自らも滅ぼすのではないかという「寝言」が浮かびました。


 月曜日に耳鼻科で『日経』の「核心」を読んで痺れました。ギリシャについてなにも知らない人が書いたのでしょうが、1980年代という今とはまるでマクロ経済の前提条件が異なる時期の話を持ち出して、増税したら財政健全化の見通しが立って、みんな安心するんや。これが非ケインズ効果なんやとドヤ顔をされると、中途半端にマクロ経済学など知らない方がよいのではと。あと、貨幣錯覚とか知らない方がいいんでしょうね。もっとも、「核心」の核心は、なぜ今更野党がジタバタするのか、「喝!」みたいなノリで下ほどではないですが、なかなか電波浴としてはよい感じ。でも、いくら『日経』が電波を飛ばそうと必死になっても、素で電波を飛ばす『産経』には勝てないでしょうね。

 『産経』自体がアレな新聞扱いになっていますが、やはりコアの『正論』はすごいですね。少子化の原点が現憲法の原点だったり、三党合意に基づく消費税率の引上げが「歴史的偉業」だったりとすごいなあと。後者などは、ギリシャを参考にすれば、本気で財政健全化を目指すのなら、年金を一律で半額カットした上で、80歳以上の受給者から現役世代の代替率を超える分を税として年金からさらに削減してこそ「歴史的偉業」と思いますが。単に、消費税率引上げの日程を決めたところで、実際にその時期に税率引上げが可能な経済環境かどうか疑問であるだけではなく、問題を先送りするだけであって、解決にはまるでならないでしょう。民主主義国ならば、税制というのは選挙できちんと民意を確かめる重要なマターだと思いますが、昔の国対政治で国会が「みんなで渡れば怖くない」というレベルでは小泉政権以前の低レベルとしか言いようがないと思います。だいたい、平成24年度予算の政府案段階で44兆円もの公債金収入をあてにしてバラマキをしている政権がどの口で税と社会保障の一体改革だの消費税率だの、信用してもらえると思う方がちょっとどうかしているのではと思います。露骨に言えば、2年連続で豚のように膨張した異常な予算にかかわった豚になんの期待もできないのである。

 まあ、「平時」に解決できる政治家など未来永劫でてきそうにないので、この10年ぐらいで本物の債務危機が生じるのを待つしかないのかなというところでしょうか。もっとも、ギリシャの現状を見れば、ほぼ老若男女の区別なく、容赦なく奪えるものを身ぐるみ奪う危機となりますが。「お国のため」なら年金の削減と代替率を超える部分の返納が先でしょう。堀内光雄が「『後期高齢者』は死ねというのか」という感情論を書いたのを見て、保守だの革新だのというのは笑い話みたいなもので、少しでも自分たちが不利なると感じたら、年寄りは極端に感情的な反応するだけなのだと気がついてから、一切、信用しなくなりました。それにしても自民党でそれなりに要職を経験した者がこの程度かと。しかも1930年生まれというのは卑しいのばかりだなあと。地獄の沙汰も金次第とはいうものの、御高説をいくら上から目線で説いても、長寿医療制度や年金など自らの懐にかかわる問題などでどの程度の人物なのか露わになるという感じでしょうか。たいていは口先三寸の小人物ばかり。

 「正論」以外のところで笑うしかないのは、日本の「ナショナリズム」を心配する人たちで、韓国のトップにドン引きしているだけですし、尖閣はどうせへたれるんだろみたいに冷笑的に見ている人が大半ではないかと。『産経』を毎日、読むと、反韓・反中が暴走するという発想になるんですかね。『産経』電波浴のよいところは、質の悪い言論というのは、現状の分析からではなく、単に結論ありきであることを実感できることですね。3人分読むのに、漫画よりもストーリーが単純なので3分で終わるのはなかなか効率的です。どうでもよいのですが、豚に政権を任せても日米関係は大丈夫なんですかね。そこが一番、気持ち悪いところなんですが。オスプレイの配備一つとっても、まともに説得しようとした形跡がまるでなくて、鳩菅と連続性しか感じないのですが。だいたい、あれほど政策の優先順位をつけるのが容易な状態で復興もエネルギー問題も実質的には菅からたいして進まず、消費税率の引上げで時間を浪費するというのは信じられない政治感覚です。

 なんだかどちらかが本編か怪しくなりつつありますが、『アイドルマスター』の無印版は、日曜日に高槻やよいで挫折しました。育成の方針を根本的に変えないと、ダメなのですが、日曜日にはまるで思いつかず、平日までにレッスンが終わっていないと、オーディションの連戦に耐えられないので、私の楽しみ方はかなり変ではないかと思いますが、シミュレーションゲームをやる感覚で女の子を育てる感じでして、天海春香で始めてあれこれ試行錯誤しながら、1回目で運よくランクAまでいったおかげで調子に乗って、二週目もはるるんを選んでランクSを目指したら、Sはなんとなくやっていては無理だと気がつきました。菊地真はもっと後に回す予定でしたが、ランクSを目指すパートナーはこの子しかないと思って選びました。お盆休みの最終盤に12月以降、セーブをかけずに一気に「Idol Vision」(7万)を3連荘(エクセルのスケジュール表を見ると、この番組だけで12回合格してますね)してランクSを達成してかなり満足しました(最終ファン数157万2855人)。まこちんの『エージェント夜を往く』は、オーディション時にジャストアピール(JA)が楽にとれるので助かりました。『エージェント夜を往く』と『GO MY WAY』は、曲を聴きながら体をゆすってリズムをとっていたらJAがだいたい3回に2回ぐらいでしょうか。苦手なのは『蒼い鳥』と『9:02pm』(ナイン・オー・ツー・ピーエム)の二つで、まこちんでも大苦戦でした。リズムが遅いのでJAのタイミングがまるでつかめませんでした。

 余熱で水瀬伊織のプロデュースに移ったのですが、選んだ理由はテンション管理にやや難ありという評価が攻略サイトで多いことでした。もっと大変そうな萩原雪歩、如月千早の準備という面もあります。ソロでコンプリートするなら、やよいっちと亜美・真美、雪歩をプロデュースしてから(アイドルランクはSまで2回言ったので、たまにはコミュ重視もいいかも)、律子or美希→千早→あずさの順です。1週目の曲選択時のサビの部分を全員分、一通り聴いて、リセットしてプロデューサーデータを初期化してから、歌のうまい人は最後でしょうと。全体的な印象では個人的には歌のうまさは千早と真は無印ではほぼ同等。あずささんは別格ですね。『まっすぐ』があんなにきれいに響くというのは地味にすごいです。

 いおりんのプロデュースを始めて気がついたのですが、テンションがブルーどころか透明でもドタキャンがないので、どんなに悪態をついてもかわいいです。やることをちゃんとやる子は、どんなに悪態をついてもかわいいですね(最初は「この子大丈夫?」と思ったのは内緒)。低テンションプレイにははるるんやまこちんでも根を上げたのに、まさか。いおりんがここまでとは。思わず、衝動的にゲイツを購入してメアドを買ってしまいました(全員分買ったのが失敗で、やよいで苦戦しているのはテンションを下げると、いわゆるwktkになってしまうため。本当は喜ばないといけないのですが、能力の上がり方が遅いので、高テンションでのレッスンではグッドがやっとなので長期的に中途半端な能力で終わりそうです)。制作サイドも中学生に「下僕」とかよく言わせるなあと苦笑しますが、なにせ意志が強くて、テンションが低くても普通でも高くても、ドタキャンが皆無でした。

 問題は、オーディション前の応答で、朝の挨拶もそうですが、ランダムにテンションが上がったり下がったりするので、2回連続で外すと、思い出が実質的には使えない状態になるところでしょうか。おかげでボムなしでも枠1を勝ち抜けるようになりましたが、正直に言えば、テンションが黄色の状態で迎えた最初のオーディション(春の祭典)は2回もリセットしました。ただ、後は幸い無難に進んで早熟型なので減衰に気を遣いましたが、敏腕記者とwktk、休日ブーストでレベル16(アイドル神)が後半も続いたので楽でした。ちなみに、1月始まりで初めて春の祭典に合格しました。レッスン時のミニゲームは本当に苦手で、いおりんですらレベル10に達するまでに15週もかかりました。このあたりがやよいっちで苦戦する理由です。なお、いおりんは4つの祭典をすべて制覇して最終ファン数が163万4758人、社長の評価が80点で伊織の評価が20点ですので、初めて100点でした。一度は200万人を狙いたいのですが、伊織で再プレイが一番かなあと。ちなみに、「変態」呼ばわりされたのは、8月の仕事だったかな、胸が発展途上だからという選択肢を選んだら、罵られました。いわゆるπタッチはしたことがありません。中高生には興味がなくて、できれば30代から40代の、せめて20代後半の女性の・・・・・・いえなんでもないです。

 あと、いわゆる「ギャルゲ」というジャンルでは『ときめきメモリアル』の初回作以来です。実は、当時は教えてくれた知り合いには内緒でしたが、藤崎詩織がお気に入りでした。転勤が多かったせいで、幼馴染という設定は羨ましいなあと。あとは紐緒さんがおもしろかったです(ドーピング発言に痺れました)。正直、あまり興味のないジャンルですが、誤解も多いのでアマゾンの年齢別レーティングの説明がわかりやすいと思います。『アイドルマスター』無印は「CERO C」です。高校生以上限定と。水着とコスチュームがあるのでこんなもんですかね。まず家庭用ゲーム機はやらないですし、PCだとシミュレーションばかりなので、このあたりの相場はまったく意識しないのでわからないのですが。コスチュームはお気に入りのものがほとんどなくて、ちょっとがっかりです(ロ○コン向けなんだろうなというDLCがありましたが、どうでもいいので衣装・アクセサリーはスルー)。ビジュアル系が電飾とか今でもこんなのあるのか知らないのですが、ちょっとびっくりしました。

 アイマスはいったん置きたいのです。「IDOL VISION」(ファン獲得数7万)という番組のオーディションが表示されるまで30分以上かかることが増えてきて(オーディションは"Rookie"、"Local"、"National"、"Special"(1から3までタブがあります)の6つのカテゴリーに分かれていますが、カテゴリー内部でランダムに表示される番組もあって、IVの7万人は出現率がかなり低いです。もっとも速いときにはタブを最初に表示したときに出現する程度の確率ではありますが)、オーディションそのものの時間(スムーズに進めば本番の前後も含めて5分程度)よりも、オーディションを出現させる時間に何倍も使うのでだれてきます。ランクSを確実にとるにはIV7万を何度も受けるのが必須ですが、とにかく待っている時間が長いのでうんざりしてきて、いざ出現したときにはこちらのテンションがだだ下がりになっているので、まこちんの終盤はかなり危なくて、一気に決めにかかりました。あと、春の祭典は間に合わなかったのですが、冬の祭典(アイマスGP)は捨てました。アイドル候補生の信頼度を高めるためには祭典オーディションを合格するのが必須ですが、なにしろ効率が悪いです。オーディションで1週潰れて、テレビ出演でさらに1週潰れてしまうので、せめて獲得ファン数を12万人ぐらいにしてもらわないとなあと。

 もっとやばそうなゲームがやりたくて、XBOX360を買った本命ゲームは『トロピコ』。もうすぐ下半期の過酷な日程に入る前にトロピコにはまったら死ぬという感じなので、封印していますが、ストレスが溜まったら、やりそうでしまったなあと。シムシティ亡き後、箱庭ゲームから遠ざかっていたのですが、だんだん、戦争が面倒になって『信長の野望』とか『三國志』、『シヴィライゼーション』はもういいいやと。PCでやると疲れがすごいのと椅子に座った方が長時間プレイできるので、これはまずい。家庭用ゲーム機ですと、PCのモニターを使えば椅子でもプレイ可能ですが、基本はごろ寝しながらなので、案外、1時間とか長くても2時間程度でやめようかなという気になります。こんなことを書きながら、『トロピコ3』をアマゾンで発注するだけになっていて、まずいです。シムシティを本気でやっていた頃は、キチガイじみていました。徹夜は当たり前で、エクセルで計算して、財政収支を予想してどうやってもゲーム上の収支と合わないので、ある研究室の先生に話をしたら、さらっと算出式がでてきてびっくり。トロピコにそこまで中毒性がないことを祈るばかりです。
この記事へのコメント
サマラスですかね?
ゲーム名っぽい??
Posted by 匿名 at 2012年08月28日 23:11
>>匿名様

アイマスをやりすぎてやってしまいました。
回線切ってry

ご指摘ありがとうございます。
Posted by Hache at 2012年08月29日 00:32
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/57809242
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック