2012年10月02日

政治が「仕事」でなくなるとき

 New York Times が2012年9月30日付で配信したMark McDonaldの"Japanese Novelist Denounc 'Cheap Liquor' of Nationalism"という記事を読んで、へえと思いました。日本語で適当に検索してみたら、ボケ老人扱いしている巨大掲示板の話が出てきて、これまたへえ。『朝日』に掲載されたエッセイそのものを読んだわけではないのですが、陳腐と言えば陳腐とも言えなくはない意見がここまで叩かれるのもなんだか違和感を覚えたりします。尖閣でゴタゴタしている間に、さっさと年金を3割をカットして、後期高齢者にも現役並みに医療費を負担してもらったらいいんじゃねみたいな感じだったりします。なにも高齢者に「死ね」と言いたいわけではなく、財政状況が苦しい折、自重していただけないですかということに尽きるのですが。もっとも、1年と少しで第3次改造内閣ってなんじゃそりゃという状態ですが、任期満了までまだまだ粘りますおと言われた気分でなかなかつらいものがあります。バカと無能に権力をもたせてはいけないという最低限のことぐらい2009年で多数派だった方たちには学習してほしいのですが。

 話がそれましたが、村上春樹氏のオピニオンを読んだわけではないので読んでからの方が良い気もします。ただ、"a practical matter"と"national emotions"をあまりに截然と区別している点はやや違和感がありますが、外交的に実務的な解を探ろうとする感覚が日毎に薄くなっていて大丈夫なんですかねみたいな気楽な感じです。竹島と尖閣諸島で異なる部分がありますが、尖閣諸島に関しては実務的な解決をするための力関係を確実にしておくことが優先するのでしょう。それを怠ったまま、当然予想される中国側の反発を招いたという点では、今回の内閣改造にあたって外交・安全保障政策の継続性を重視したのでは逆効果だとすら感じます。単に、対中強硬という話で済むのなら、石原慎太郎氏でも起用すればよいのに、実務的な問題として解決するための力関係を明確にするという普通に考える筋道からそれて、挑発だけは一人前では話にならないと思います。端的に言えば、民主党政権は、豚に手番が来て、その幼稚さが極まった感があります。しかし、これだけ話をこじらせてしまうと、実務的にはやることが多すぎて、後始末はどうするんでしょうねというところでしょうか。いくら悪あがきをしても、もう任期を伸ばすことは憲法外的な措置でも使わない限り無理でしょうから、次の政権にツケを回すのでしょうが。

 安倍晋三氏が自民党総裁に選出されたのですが、いろいろ書きにくいですね。就任時は勝手にサポーターを自称していたのですが、「あ〜あ」と何度、ため息をついたことか。端的に言えば、「ポスト小泉」は大変なのでありまして、やっちゃあいけないことばかりやっちゃいますねという感じで、時々、感情的な発作を起こしながら無気力になっていた記憶があります。新聞記者やテレビ局の記者も小泉政権下では金銭はもちろん、女性スキャンダルもなくてストレスが溜っていたのは知っておりました。理想的な権力の継承というのは、まずは頼りない小泉氏の後継者というイメージを世間に映して(断られてもいいので小泉氏からこんな指南を受けましたという形にすればよい)、そちらでバカにされることが大事だろうと。こういっては失礼千万ですが、小泉氏よりは小ぶりなのは間違いないので、適度に軽く見られた方がよいだろうと。ただし、侮蔑は避けなければならないというので、口で言うのは簡単ですが、意外と難しいものです。まあ、安倍さんは盛大に失敗した。このあたりの機微を軽いタッチでまとめたのが、「安倍政権 栄光と挫折の軌跡(憂国ノ士ノ閲覧ヲ禁ズ)」(参考)という「寝言」です(嘘)。「シンジ」と「シンゾウ」という響きが似ていたからというだけではありませんよ?

 ご本人の「再チャレンジ」には反対ではないのですが、色々、不安材料だらけですね。靖国神社参拝などよりも、日米間の閣僚と事務クラスの連絡を密にして、防衛費と海上保安庁への予算の手当てをしないとまずいのではと思うのですが、「団子より花」という嗜好はお変わりないようで、厳しいですなあ。外交や安全保障だけではなく、内政で今でも最も高いプライオリティを置くべきは震災復興だと思いますが、"practical matter"としてことにあたれない内閣がまだ1年近く続くというのはまさに苛政といってよいと思います。他方で、この点でも期待できないというのが率直なところでして、実務的に問題を解決するためには、世論が過度に感情的にならない信頼感が欠かせないと思いますが、かなり厳しいでしょう。

 世論が国際問題で感情に流れるのは領土問題がゼロサムゲームだということに加えて、本当のところ、日中韓の三国でそれぞれ事情は異なれど、時の権力を信用していないことが根底にあるのではと思ったりします。表現は悪いと思いますが、感情論という「ノイズ」を抑えるだけの政治的リーダーシップがない場合、とりわけ日中間の問題が単に長引くだけではなく、問題を実務的に解決するために不可欠な力関係を確定することができず、日本と中国という今後20年ぐらいを考えれば下り坂を迎える社会を疲弊させるだけでしょう。


 全く話が変わるのですが、以前(2か月ぐらい前)、『ぷよm@s』part27のサブタイトル(?)が「生存戦略しましょうか」だったので生存戦略自体を調べたら、わけわかめのアニメが出てきました。深い理由もなく、検索したら、こんな記事が出てきて、頭痛がしました。だいたい「7つの言葉」を次の3つのカテゴリーに分類できます。

(1)元ネタ以前に意味がわからない。

1 6 7

(2)元ネタがわかないし、ついていけない。

5

(3)元ネタはわかるが、言われたらドン引きする。

2 3

(4)元ネタもわかるし、言われたらツッコミたくなる。

4

→「こんなの絶対おかしいよ!」って返されたら、元ネタ知らない人が振ったら、終了では。
どうでもいいのですが、中の人のソウルジェムは「┌(┌^o^)┐ホ○ォ」と化していた様子。

 次は、詐胸のご紹介です。元首の歌声が国家機密防衛法の指定を受けるとは、どんなアネクドートですかと。



 国家機密指定を受ける時期の歌声は下記の動画の頃と思われます(嘘)。無印の頃は微妙でしたが、ここ数年はすごいですね。



 リアルFランクの中村さんと今井さんの組み合わせもいいですね。上の動画の元です。



 現在はというと、次の曲がいいんじゃないですかね。「士別れて三日なれば、即ち更に刮目して相待すべし」みたいな感じでしょうか(女性に「士」というのも失礼ではありますが)。『約束』の春香の歌い出しが温かく見守る雰囲気が出ていて一番ですけれど。

posted by Hache at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ふまじめな寝言
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