2012年10月27日

乱世

 晩から笑ってばかりでした。空気を読んで、最初は笑い声を押し殺しておりましたが、途中から周辺の笑い声が絶えなくなってきたので、遠慮なく笑いました。ストレスが一気にとれた感じです。T先生ありがとうございました。ご一緒していただいたKさんとNさんにも感謝です。「皿屋敷」には番町だけでなく、播州もあるというのは恥ずかしながら初めて知りました(参考)。

 そんなわけでストレスをよい感じで発散したので、嫌なことを考えるのは野暮ですが、久しぶりに国内政治をチラ見しました。まあ、いつものごとく、適当に書き散らすだけですので、
大した話にはならないと思います。

 海外も難しい問題が多いのですが、国内は国内で大変だなあと。木曜日の昼頃に、不謹慎ではありますが職場でRSSリーダーでWall Street Journalが2012年10月25日付で配信した"Japan Plans Stimulus Package"という記事を読んで、びっくりしました(内容自体は日本語の新聞の方が詳しいでしょうからリンクは省略します)。特例公債法案が通っていないのに、4000億円(規模もなんとも中途半端ですが)の景気刺激策を行うとのことで、悪い冗談じゃないのと目を疑いました。鳩山、菅、豚と劣化する一方の宰相ですが、豚は名字で呼ぶのをためらいますね。同じ姓の方がかわいそうだ。耳鼻科で『日経』を読んでいたら、なんだか焦土作戦のようで、こんな狭い島国でロシアみたいに焦土作戦もどうなんだという感じでしょうか。特例公債についても財務省の入れ知恵で退路を断ったそうで、官邸主導から官僚主導へと民主党政権で完全に変質してしまったようです。

 まあ、率直に言えば、復興予算の使途で財務省にかすかに残っていた畏敬が消え、軽蔑の念しかなくなってしまいました。 石原慎太郎氏が新党を結成するそうで、やはり政治的には未熟な橋下徹氏が維新の会の拡大を急ぎ過ぎて失速しかけたところで、それをアシストする狙いでもないのでしょうが、太政官政府から綿々と受け継がれてきた官僚主導の政府(戦前ならば軍の幹部も官僚に含めて考えております)もいよいよ末路だなあと。厚生労働省と文部科学省が消えればずいぶんと風通しがよくなるのではと勝手に妄想していましたが、財務省もダメとなると、霞が関一帯を破壊することになるんだろうなあと。いくら腐っていても統治機構は使うためにあると思うのですが、それをぶち壊すことに抵抗を感じなくなっていることも否定できなくなってきました。まあ、自分が加担することはないけれども、それを他人がやり、加担するのを敢えて止めもしないという無責任そのものの立場です。

 そんなわけで、二大政党制を目指した夢想家連中が現実に目覚めることもないのでしょうが、自民党でも民主党でもないという消極的な理由で「第三極」と呼ばれてきたスタンスの人たちにはそれなりに使命があるのだなあと。ひどい言い方をすれば、ひたすら破壊することが、維新の会なり、石原氏のように中央集権からの脱却(外務省への憎悪がすごいようですが)を目指す人たちは、ただただ霞が関を破壊するという使命があるのだろうと。率直に言えば、そんなことをしている余裕はないとも思いますが、相応の報いかもしれないなと思うようになりつつあります。そうならないかもしれないですしね。

 それにしても豚は民主党の本質をよく示しているなあと。まともな交渉を他党とできない。それ以前に内部をまとめる統率力もない。もともと自民党では立候補できない人たちが選挙を勝つための互助会なので、自分の地位が危うくなる問題でもない限り、まとまる気もないし、まとめる気もない。先々のことなど考えずに、責任は他人に転嫁して、その場しのぎすらできない。下から上まで無能・無責任・無思慮・無分別の集団である。政治家でありながら、結果に対して責任を負わないというのは絶句します。次の選挙は事実上、来年の任期満了ではないかと思うのですが、民主党的なるものは消えて頂きたいですね。まあ、多少の憐憫の情をもちながら、民主党化した霞が関が蹂躙されるのを見守るのかもしれませんが。

 2009年の政権交代前には民主党が政権をとっても官僚がコントロールするから大丈夫という驚くべき意見を耳にしましたが、バカと付き合っているうちにバカが移ったらどうするんですかと尋ねたら、すべての人が絶句しました。民主党の唯一の貢献は、政権交代以前に霞が関は民主党と同程度に腐っていて、税金に寄生して財政破綻を招くどうにもならない存在なんだなあと。財政破綻まで除去は無理だと思っておりましたが、壊してはいけないものまで壊しそうな新党が生まれたら、除去されるんですかね。まあ、どの道、財政破綻は避けようがなく、未だに国を信じている人が多数なのを見ると、日本人というのは本当に良い人たちなんだなあと。ギリシャのような破綻とは異なり、日本人どうしであっても、国が信頼されなくなれば終わりでしょう。「母屋でお粥をすすっているのに、離れですき焼きを食べている」どころか、バカと無能の混合が連続してトップに来ているおかげで、母屋もすき焼きを食べていて、税金をむしり取られる身としては、不条理だなあと。

 本来は、除去した後に新しい統治のあり方の展望が必要ですが、これがなかなか難しいところです。他方、議会政治そのものを否定しない限り、官僚自体は必要でしょうから、改革に留まるのが望ましいのですが、物事は勢いで壊しすぎることが多く、外野でコントロールがなっとらんというのは簡単ですが、なかなか難しいんだろうなと。

 それにしても、平成24年度で44兆円を超える公債金を予算ベースとはいえ、あてにしているのはなんとも醜いです。この予算を見るたびに、なんともいえない絶望とも異なる重たい気分になります。「小さな政府」というスローガンには意味を見出さない性質ですが、こんなバカ予算を見ると、さすがに中央政府のこれ以上の拡張はまずいだろうと。解が見えないまま、統治機構は混乱し、世は乱れるんじゃないかなという「寝言」でした。


 霞が関に関しては根拠もなく無茶苦茶に書いておりますが、困ったなあというのが本音です。自民党はなんだかんだで戦後の安定した時代に政策立案能力を吸収していきましたが、民主党にはそのような蓄積がなく、政権与党になっても学習しませんでした。維新の会などの新党が影響力を強めれば、さらに事態が悪化するのでしょう。また、自民党も50代ぐらいから下の世代では民主党とさほど差がなく、たとえば林芳正などというのは民主党でも不思議ではない印象です(ずいぶん古い話ですが、菅を乗数の話でやり込めていたのですが、途中でやり込める側が大して理解していないのを暴露していて見ている方が恥ずかしかったです)。政権に返り咲いても、混乱するだけでしょう。

 もう少しふまじめな話になるはずでしたが、国内政治のネタは気分が悪くなるだけなので、ハリアーPの「クイズ・日高愛の300の事」という動画を見ながら、適当に書いていたことを記しておきます。というか、ニコマスでも見ている合間でないと、こんな胸糞悪い話など書きたくないわというところでしょうか。

 病院で読む程度ですが(勤務先では新聞を読む暇がないので)、日本のマスメディアは衆議院と参議院の定数の違憲状態を改正するための手続きを詳しく書いてあって、素人的にはパッと読んだ程度では頭に入らない内容だったりします。かなり前に書いたように豚には実質的に解散権はないので、民主党内で引きずりおろさない限り(あるいは内閣不信任案が衆院で可決されない限り)、事実上、来年の任期満了まで引っ張って、形だけ解散しましたとなるのが関の山ではないかと。

 特例公債法案に関しては、本来ならばこれを成立させない野党を批判するべきところでしょう。ところが、与党になっても、民主党は妥協という言葉を知らない。野党側の言い分をすべて出させて、飲んでしまわない限り、妥協の余地がなくなります。本音を言えば、民主党に所属するということ自体が政治家としてという以前に人として問題があるのではとすら思っているので、他者と妥協するという高度な信用関係を築くことは無理だろうと。私が独身であるのも、幼稚なため、妥協を知らないからでと書きたいところですが、両親を見ながら、結婚というのは妥協の連続なんだなと中学生ぐらいから夢も希望も抱いていなかったので、結婚しなくても、死なないし、まあ、いいっかとなりました?話がそれましたが、民主党は国民生活に影響が出ることを強調しているようですが、いっそ年金を一律3割カットすれば、いいのにと。物価スライド制を導入して、物価が上昇しているときには高い年金を要求するのにもかかわらず、下落しているときには減額はまかりならんというとんでもない連中を相手にしているので全く期待しておりませんが、今の貪欲な70代、80代以上の世代の年金は5割カット、60代は3割カットすれば、民主党も一つだけよいことをしたと評価します。それさえ、「寝言」ですらなく、特例公債法案が成立しないと、さすがに『日経』さんでもこれぐらいは書くのではと思いますが、本当に拙いのは、金融市場の大混乱でしょうか。まあ、それとて、財政破綻が生じてもおかしくないよというシグナルになるのならよいとすら思ったりします。しゃれにならないのは、国債の価格が下落すれば金融危機がセットで来るので(このあたりはユーロ圏とあまり変わらないでしょう)、たぶんですが、民主党でなくても、経済が崩壊しないように綱渡りするしかないのですが、転落すれば地獄という事態に相成りまする。

 民主党政権の功績は、バカをトップにすれば、物事が良くて停滞し、悪いと滅茶苦茶になるという当たり前のことを満天下に示したことでしょう。民主党後を考えると、日本維新の会の支持率が伸び悩んでいることは、それなりに有権者の多数派の皆様も学習されたのではないかと期待はしませんが、ほんの少しだけ希望をもちます。民主党が半壊させた統治機構を全壊させるのか、徐々に再構築するのか、いつになるのかわかりませんが、次の選挙には、それが争点になることはないと思いますが、そんな意義があるのだろうという、「寝言」でした。
posted by Hache at 01:27| Comment(3) | TrackBack(0) | ふまじめな寝言
この記事へのコメント
ニコマス仮想戦記ですと、ArmoredCoreF@がなかなか退廃的な世界観で面白かったです。
http://www.nicovideo.jp/mylist/10700573
Posted by ぬ at 2012年10月28日 14:46
>ぬ様

ニコマスの中でもノベマスメインでしたので、架空戦記もいいかもしれませんねえ。第1話を拝見しましたが、面白いです。個人的にはこちらの続きを期待しています。

【モータースポーツ】街道m@ster 峠の伝説 part0【厨二バトル】

http://www.nicovideo.jp/watch/sm18477984?group_id=deflist
Posted by Hache at 2012年10月29日 00:46
>Hache様
見させていただきました。
初とは思えないほどクオリティの高い作りですね、続きが楽しみです。
Posted by ぬ at 2012年10月29日 23:29
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