2012年12月31日

人外魔境(『ぷよぷよ通』編)

 年末年始にかこつけて、どう見てもよい兆しがない現状から逃避している日々です。自分の仕事とかはともかく、自国の政治にせよ、海外情勢にせよ、とりわけ英字紙を読めば読むほど、希望を感じなくなるので、忘れたいなあと。まあ、「財政の崖」を回避する妥協が成立したこと自体は悪いことではないのですが、"debt ceiling"はどうすんのよとか、不安材料が多いですなあ。ちなみに、為替の問題では安倍政権の経済政策はアメリカとの意思疎通に不安を残しますが、財政政策が極めて拡張的であるという点ではオバマ政権とよく似ているので、案外、会話に困らないのかもしれませんね。将来世代がどのように負担するのかということに無神経だという点でもウマが合いそうですし。

 毒づく程度には見ているんですが、よい意味で刺激を受ける動画の方を熱心に見てしまうのは、しょうがないのかなと。暑い時期にはまった初代の『ぷよぷよ』ですが、それなりに助走期間はありまして、2012年8月29日の「寝言」ではお茶を濁していましたが、4月下旬にはどっぷりと『ぷよm@s』にはまっていたのがマイリスト(「とりあえず」では他の動画が見つからなくなるので、公開マイリストがあるのにもかかわらず、独立したフォルダーに全話と番外編を登録しております)の登録日からだいたいわかります。浜松に高跳びしていなかったら、おそらく連休がまるまる『ぷよm@s』を見るのにとられていたことはほぼ確定的に明らかでしょう。

 他方で、リアルで話をすると、『ぷよぷよ通』以降の方がメジャーであるという厳然たる事実に突き当たります(まあ、それほど大事でもないのですが)。以降と敢えて書きましたが、現実には「通」がかなり下の世代までスタンダードで通用します。床屋で気がついたのですが、20歳ちょっとでも、通が好きという人がいたので、10代はさすがにわからないのですが、20代はなんとか話のネタとしては困らないです。長い連鎖が組めないというと、理髪店の人が組み方をそれぞれの好みで語り出すので、頭の中でぷよを組むトレーニングになります。囲碁や将棋と同じく、暗譜ができないと話にならないので、そういう練習をしたわけではないのですが、いつの間にか、頭の中でぷよが組める体になりました。実際に落ちてくるぷよを組むのはまだまだですが。「時の最果て」らしく、将棋だと、小学生の高学年から中学生の頃がピークでして、棋譜をなにも見ずに50手ぐらいまでは並べられました。まだ、中原・米長戦が華やかな時代でした。

 私みたいな「にわか」が『ぷよぷよ』について書くのもどうかなあと思うのですが、通で最初に衝撃を受けた動画はミスケンさんの動画ですね。だいぶ目が慣れてきたので、「傑作選1」あたりの連鎖モーションは目で追える(発火点がどこであるとか、何連鎖かとかは動画を止めないとわからないことは当然の前提と考えて下さい)ようになりました。実は、最初は、動画の画質の問題もあるのですが、えっと思うところがつながっているので、たった7列12段(厳密には13段ですが)のフィールドで連鎖モーションを追うこと自体が困難でした。ちぎりを極限にまでに減らした、精密で速いぷよ操作は、特にセカンドの構築時には素人目にも明らかで驚きでした。これだけの不定形をこなすのはちょっと信じがたいです。相殺があると、連鎖が10を超えるのは当たり前になるのですが、そこで折り返すのかとか、連鎖がとんでもないところでつながっていたりして、素のスピードで目で追うのも最初は大変でした。通関係の動画はいわゆる四強の方の動画をみたおかげでだいぶ筋のよい組み方を見ると、慣れてきます(とくに好みはないのですが、ALFさんの動画は、収録時間が他の方と比べても短いのですが、何度も見返してしまいます。失礼ですが、見た目の派手さでいえばそれほどでもないと思うのですが、なんか見入ってしまいます)。



 こうしてみますと、相殺のあるなしでゲームの幅がこんなに異なるのかと驚きですし、相殺がない初代でさえ、いろんな可能性があるのは驚きです。ただ、現状は相殺がない初代では2連鎖マルチが有力な戦法で5連鎖が対抗するには積む速度を極限まで上げるしかないのかなあと思ったりします。ちなみに、『ぷよm@s』par31を見ながら、しみじみpart30を超える厨二動画ですねと苦笑いしました。番外編のpart6の最後で小鳥さんがこれは試さなくてはと言っているのをあらためて見て、2年後ぐらいでしょうが、決勝戦は小鳥さんの"quadrule"対カウンター(真)orクイック(雪歩)or4連鎖ダブル(亜美)のどれなんだろうと。一番、厨二対決になりそうな小鳥対雪歩戦が見たい反面(ニコマスを見ていてフヒ歩でないと物足らなくなるようになってしまいました)、最初の頃に小鳥さんに叩きのめされた亜美にも活躍してほしいなあと。真は使っている戦法がカウンターor5連鎖なので、小鳥さんが"quadruple"を使うことが前提ですが、厳しいのかなあと。

 話が脱線しすぎましたが、相殺のあるなしで本当に違う世界なんですね。動画の「人間やめましたシリーズ」水準の人はさすがに身近にいないのですが、連鎖完成までが40秒、連鎖モーション込みで60秒前後というのではだいたい初代の私のやや遅いレベルです。まだ、配ぷよに左右されますし、思うように組めないことが多いのですが、うまくいくと、30秒で連鎖が完成して40秒で連鎖モーションが終わるので、通はやることや考えることが多くて大変だなあと。ただ、2連鎖マルチだといい配ぷよだと13手とか14手で発火して30秒で勝負がつきますよと話すと、通以降の人はきょとんとしていましたね。意味不明といった感じなのでしょうか。

 見た動画を片っ端から貼ると、重たいだけですので、もう一つだけです。下の動画は実況があるので、なんとなく見ているよりも助かりました。ミスケンさんの動画は、コメントを見ても狙いがわからないことがあるのですが、こちらは対戦者の方も解説者の方も「人間やめましたシリーズ」(石仮面を被った吸血鬼というより柱の男に近い感じ。赤石(スーパーエイジャ)を与えると、手に負えなくなる)に入っている方々で、なおかつ解説は人間にもわかる程度に落として頂いておりますので、知能・動体視力・筋力が劣る人類の中でも仮想に属する者でもかろうじてついていける動画です。本当は止めてみたいのですが、止めて見ていると、見入ってしまって、何時間あっても足りない吸血動画になりかねないのと、やはり目を鍛えるには少々、苦しくとも、止めずに見ないとダメだという面もあります。もっとも、2回ぐらい止めずに見たら、じっくり止めてはみているのですが。おかげで20分足らずの動画を見るのに2時間近くかかりました。本当にありがとうございましry



 初代でぷよ操作が正確かつ迅速だったら通にも手を出しかもしれません。へぼなおかげで、見るだけで終わりそうで、寂しさはありますが、これでいいのかなと。初代が通以降の部分集合なのか、かなり異質の世界なのか、私レベルでは否定も肯定もできないのですが、通で要求される手数を考えると、初代のように長くても20手で勝負がつくあたりでもかなり苦しいなと。私程度のレベルですと、まずマルチじゃない2連鎖を確実に組みましょうというところです。バカじゃないのと思われそうですが、自分でもかなり変な組み方をしているのか、連鎖を後ろに伸ばすのは苦じゃないのですが、前に伸ばすのは異常に苦手でありまして、まずは2連鎖をいろんな形で組めないとダメだと実感しました。

 しかし、通の「人間やめましたシリーズ」の連鎖には絶句します。上の動画も既に古い部類なのかもしれませんが、解説のおかげで勝負の駆け引きがわかってなるほどです。ぷよm@s』のすごいところは、瞬時瞬時の判断の目的を初心者でもわかるレベルで解説している点でしょうか。実戦譜の解説ではないとしても、ぷよ譜とともに解説にもゾクッとすることがありますね。人外魔境の通動画はそれすらも超えて、すごいです。

 このあたりで『ぷよm@s』に戻って締めておけばよかったのですが、うっかり下の動画に手を出したおかげで眠れないかも・・・・・・。実況がないので気がつかないことが多いと思うのですが、この駆け引きは恐ろしい・・・・・・。

 
posted by Hache at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 気分しだいの寝言
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