米紙だからといって鵜呑みにするわけではないのですが、会員限定でWall Street Journalが2012年12月31日付で配信したBrad Frischkornの"Japan Confirms Detention of Chinese Fishing Boat"という記事が目につきましたが、日本の新聞では全く触れていないので、驚きました。 記事によると、月曜日に海上保安庁が土曜日の夜に鹿児島県南部近海で中国漁船を拘束したことを認めたとあるのですが、私がよほどとろいのか、この記事で初めて知りました。記事は、尖閣諸島周辺ではなく、新しい紛争の種にはならないと指摘しています。おそらくは冷静な分析でしょう。あまりに日本語で記事がないので、「中国 漁船 拘束」で検索しましたが、WSJ日本語版だけでした。「中国 漁船」で検索すると、『読売』の記事がひっかかるので、私がとろいだけなのかもしれませんが、年末年始でマスメディアも日本だけは開店休業状態なんでしょうか。のんきですね。
単発の違法操業なら対応できるでしょうが、日本の漁業自体が、担い手不足など、衰えつつある中、領海警備は相当の負担になるでしょう。WSJの記事は、そこまで触れていませんが、人口減少下で日本が領土・領海はもちろん、排他的経済水域を維持する費用は、中国側の攻勢だけではなく、日本の首都圏への集住が極度にまで進んでいることと裏腹の関係にあることも忘れるべきではないのでしょう。
2012年12月31日の『日経』一面に「公的資金で製造業支援」とあって、エコポイント制度で国内需要の先食いをしたため、家電メーカーが結果的に苦境に陥った麻生政権に引き続いて、とうとう製造業に止めを刺しに来たかと感慨を覚えました。もう、いっそ、1952年の企業合理化推進法でも復活させたらいいのにとか、バカバカしさしかないです。そのうちに、全国で筑豊みたいな地域が激増するんだろうなと。
ぶっちゃけた話、『日経』の見出しを見るだけで、頭痛がして、仁後さんで癒されて、ぷよぷよ廃人の動画を見ないとやってられるかとなります。チアキングが本職を食いかけていて、噴きました。地上波でも、一途に笑いをとるあたりはすごいなあと。諸星さんが遠恋どまりにしたのはあまりに的確な判断で、水森さんの本気とトークはさすがでした。まったく話題が変わるのですが、あずささんのプロデュースは予定では最後でよかったなあと。演歌つながりではまずは下の動画ですね。
桃邪気P亡き後、海外オケとの共演が実現しました。胸以外の部分があれだけ細くて、この声量はさすがです(オペラなら、少なくとも、もう1段階は声量が欲しいところですが)。なにはともわれ、一見に如かずといいますし。