2013年07月26日

そんなに簡単?

 先般の参議院議員選挙について、最近は、若い人からどう思いますかと尋ねられるので、軽くいなしています。マスメディアの報道通り、民主党が再起不能であることを自他ともに確認することがメインでしょと。「ねじれ」解消後の話も、自民党の利権体質が復活するとか、暇くさい論評をしている人がいるそうですが、財政再建に社会保障制度改革、超過疎化時代の地方分権と内政の課題を考えるだけで山積みなのが現状であって、問題をどのように解決するのか、あるいは凌いでいくのか、丁寧に説得して人々の行動を誘導するのに骨が折れることばかりですから、慌てず、優先順位をつけて魚の骨を丁寧に取り除くような作業の連続に耐えるしかないでしょうと。成長戦略や消費税率の引上げの延期などに力みすぎると一気に紛れる可能性が高いので、普通ならば長期政権を期待するところですが、リスクシナリオも考えざるをえないでしょう。

 とまあ、ない頭をひねったところで妙案などないわけでして、それよりも、先週から今週にかけて人生で最後から2番目になるかもしれない決断をしました。この商談にも、当然、相手がおりますので、こちらの言い分が通るとは限らず、精根尽き果てるまで準備はしたので、あとは運次第です。加齢のせいか、年下の方からご厚情を頂くと、ちと目頭が熱くなったりします。

 人生の最後は静岡県で過ごしたいと考えておりましたが、学生時代に旅行して以来、この数年で2度ほど博多に出かける機会があり、都会的な要素と人情が調和していて、一度は住んでみたいなあと。旅でよい思いをしても、中々、住みたいとまでは思わないのですが、福岡は別格でした。もう少し若ければ、首都圏で一度は暮らしてみたかったのですが、もうこの年になると、地方都市でのんびりと過ごす方が楽しいです。あとは、なんだかんだで、外見から入るタイプなんだなあと。いわゆるブ○の三大名産地が出身地なので、肌がきれいな人ばかりで驚きました。縁があるとよいのですが。

 風邪がほぼ治ってきました。のどの腫れやせきなどは残っているのですが、だるさがほぼとれてきたので、暑さに耐えられる体になりたいですね。ジムでパーソナルトレーニングを受けておりますが、人体は本当に不思議だなあと。ストレッチとアクティブストレッチの組み合わせで、歩き方が変わるので、ちょっと驚きでした。


 財務省に洗脳されたわけではないのですが、あれほど嫌がっていた消費税率の引上げも、これだけ引上げが前提で物事が進んできて、見直すとなると、よほどしっかりとしたロジックで説明しないと、財政破綻のリスクを金融市場が無視できなくなる可能性も出てきますので、もし本当に安倍首相が消費税率の引上げに留保条件を新たに付加するような発言をされたのなら、軽率な感じでしょうか。このあたりは報道をまるで追えていないので、単に勘違いをしているのかもしれませんが。

 公共事業そのものが悪という論調は理解できないのですが、1970年代以降はかなり便益の怪しい事業も多く、説得が困難とはいえ、税負担を求めるのはやむえないでしょう。1980年代はまだ抑制がありましたが、1990年代のツケはあまりに大きく、担税力の限界を超えて公共事業を行った以上、それなりの報いがあることを覚悟せざるをえないでしょう。政治の役割などというのは、報いそのものをなくすことではなく、その報いが与える苦痛で人々が死に至らないように和らげることだといい加減に感じております。

 それにしても安倍氏は前回の仕事ぶりを見ていても、すべての問題を解決しようとして、トレードオフの関係にある問題にプライオリティをつけることができなかったように思います。今回は、景気回復に高いプライオリティをおかれているように、お見受けします。この点は、前回よりも少なくともプライオリティが明快なのでしょう。問題は実現可能性ですが。他方で、憲法改正は現時点で高いプライオリティを置くべきだとは思えず、困ったことだなあというのが率直な実感です。
posted by Hache at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 気分しだいの寝言
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