2008年05月09日

『じゃじゃ馬にさせないで』(悲しいバージョン)

 はっと気がつくと、久しぶりに『らんま1/2』を1巻から読んでいてあっという間に5巻目に。今朝、目を覚ましてPCの電源をいれ、外務省HPを開いたら、「『戦略的互恵関係』の包括的推進に関する日中共同声明」がアップされていて、現在と表示されている位置が異なりますが、私が7日になんでアップされていないんだろうと首をひねっていたときにはあったはずで、自分のバカさ加減に青息吐息。この話は土曜日にまとめる予定です。

 まさか、この「寝言」にコメントとトラックバックを頂けるとは……。うう、感涙であります。まあ、正直なところ、自国の総理をここまでこき下ろすのはどうかと思いますし、悲しいものがあります。おまけに「熊猫溺熊」など『らんま』をこんなところで使いたくはないですね。でも、大御所のトラックバックのおかげでついついあのメロディが……。

 ああ、全世界の10億の『らんま1/2』の皆様に懺悔いたします。正確な数はわからないのですが、『ウィキペディア』によると、国内の単行本発行数だけで約5,300万部、2008年現在で22ヶ国で19言語に翻訳されているそうです。ちなみにノルウェーで初めて翻訳された日本漫画だそうです。『じゃじゃ馬にさせないで』はTVアニメの第1話から第18話までのオープニングソングでありまして、個人的にはシリーズを通して歌詞のナンセンスさとテンポのよさ、冒頭のパンダ(早乙女玄馬)のあやしげな目つきが原作とマッチしていて、シリーズ最高ではないかと。この「名曲」をあの虐殺者ごときに使うのは悲しいのです。ちなみに、歌詞を検索しましたが、句読点などがバラバラで、TVアニメのバージョンがなく、あくまでTVアニメの歌詞でまいります。

……そんな感傷は捨てて、ミュージック、スタート!

♪虐殺者にさせないで♪

奴茶多奴茶多少牌(やっちゃった やっちゃった ショーハイ)
騒ぐ僧は 邪宗の層
奴茶多奴茶多少牌
デモの隊は 殺しタイ 

訳もわからずに パンダパンダで 日が暮れる
フフンと逢ってから パンダパンダで
ナンダカンダと すったもんだの五輪前

なぜもっと静かに「人権問題だよ」と言えないの?
張り合うと私も 虐殺者になっちゃう!

予告もよこさずに 台風の様に
デモのオンパレード やみつきのパリなの
迷惑よ だけど
…開会式までいいわ(…閉会式までいいわ)

なじれらる度 パンダパンダで 目が回る
癖になりそうで パンダパンダで
タンマタンマで そんなもんねともう一発

(原曲「じゃじゃ馬にさせないで」 作詞:森雪之丞、作曲:村松邦男、編曲:椎名和夫、唄:西尾えつ子)


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2008年05月07日

「悲劇」のはじまり 呪泉郷

 昔話によると、伝説の修行場、「呪泉郷」は、中国青海省バヤンカラ山脈拳精山(チュアンチンシャン)にあるそうな。1978年に日本の格闘政治家が政治を極めるべく中国で恐ろしい荒行を重ねたそうじゃ。修行中に足場の竹の上で足を踏み外して、とある泉に落ちたそうな。

 その泉は熊猫溺泉(ションマオニーチュアン)!二千年前パンダが溺れたという、悲劇的伝説があるのだよ!以来そこで溺れた者、皆…パンダの姿になてしまう呪い的泉!(高橋留美子『らんま1/2』1巻 小学館 1988年 46頁)


 以来、その格闘政治家は水をかぶるとパンダになり、お湯をかぶるとチンパン爺になる特異な体質になったそうな。中国はこの珍しい格闘政治家を日本に2億円で貸与するという申し出をしたそうじゃ。日本側はこの珍しい格闘政治家を喜んで受け入れたそうな。動物園でパンダ焼を販売している店の人はとくに喜んだという話が残っておるがな。

 はあ。「偽善」にも値しない「日中友好」の三文芝居(「猿芝居」は猿に失礼ですので)を見せつけられると、自分の国の話だと思いたくないですな。こんな「寝言」にでもしないと、まともに書く気力も起きないですね。パンダ関連の記事はこちらこちらをどうぞ。それにしても、小泉元総理は、解散総選挙をやったら自民の100議席減とソロバンをはじかれたそうですが、小沢さんよりも勢いのある方が民主党党首だったら郵政選挙の逆もありえそうですね。

 それにしても、昔の朝貢なら交易の利益もありましたが、共産党政権の中国は……。「客寄せパンダ」はいまや「客ドン引きパンダ」かも。もちろん、パンダ好きの方の好みを否定するつもりはありませんが。連休明け早々、嫌な気分になりましたので、家に帰ったら、『らんま1/2』でも読みますか。

(追記)ある特定の種に誤解を与える表現がありましたので、投稿後、訂正いたしました(2008年5月7日)。


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2007年05月22日

愛の格闘チアガール 後編

 週の初めからボロボロです。疲れる「相談」が3件も入り、すべてがデリケートな話でくたくたになってしまいました。日曜日に暇つぶしに書いていた記事をすぐに使い果たしてしまうとは…。それにしても、渡仏後の雪斎先生切れ味たるや、おそるべしです。これぞ、「馬は馬、鹿は鹿」とばっさり袈裟懸けにしてしまう「非道」そのもの。恐れ入りまする。

 ヨレヨレなのであまり言葉が出てこないのですが、集団的自衛権の行使に関する政府の憲法解釈を変えたところで、アメリカ本土の「防衛義務」(除くBMDなど)が生じるわけでもなく、どうしてそのような発想がでてくるのか、素人にはわからないです。日米(広い枠組みでは日米豪)の絆をベースに抑止を確実にし、中国や韓国はもちろん、北朝鮮とも「対話」を行い、その上に地域的な集団安全保障で局地的な紛争をできうる限り抑制し、アジア太平洋地域の安定を図るというのが、図式的ではありますが、基本的な絵です。その際、日米同盟が堅固でなければ、自国の安全や繁栄を守ることができず、アジア太平洋地域の安定など守ることなど不可能でしょう。露骨に言えば、この国は現状維持から多くの利益を享受しているので、国際秩序を破壊する勢力に対して日米同盟で抑止を図り、自国にとって有利なバランス・オブ・パワーを維持するために同盟強化を図り、その基礎の上に、利害関係を異にする国々との不断の調整を行って、同盟を補完するというのが基本だと思います。私が現在、関心があるのは、考えているのは、日米同盟の双務性が高まったとして、それをいかにアジア太平洋地域の安定に活用してゆくのかということです。同盟は、当事国以外の国々との関係を硬直化させてしまう危険もあります。集団的自衛権が行使できるということが前提にはなりますが、同盟が現状不満勢力との関係を硬直化させないように同盟強化と同時に現状不満勢力との信頼醸成を図ることが不可欠だと思います。


【今日の『らんま1/2』】


 アニメ版を最初に見たときに気になったのは、この作品では風林館高校の生徒は、「おさげの女」が乱馬の変身した姿(女らんま、あるいは単に「らんま」と表記)だと知らない設定になっていることです。「大好き! 私のうっちゃん」(熱闘編23話)では原作どおり、紅つばさ(原作でも第10巻のみの登場ですが、ファンでの人気はなぜか高いらしい)とらんまがお昼にお好み焼きの販売合戦をするのですが、このとき、らんまはボロ負け。理由は、簡単でありまして、紅つばさ(実際は変装と女装が好きな女好きの、ホ○が大嫌いな男)の正体を知らない男子学生が、紅つばさに殺到し、らんまが乱馬の変身姿であることを知っているがために一枚も売れず、バニーに変装して売り切るという話が出てまいります。この回に限らず、「おさげの女」=「らんま」というのが熱闘編以前から周知のはずですが、突如としてらんまの正体が「愛の格闘チアガール」で明らかになるかのようなシナリオになっていて、違和感がありまくりです。原作では九能帯刀以外の生徒は乱馬と「おさげの女(らんま)」が同一人物であることが当然の前提になっています。

 もっと、根源的な「矛盾」があって、バトンを回すことすらできないあかねが(高校時代に文化祭のクラスの出し物で女子生徒に強制されてやむなくバトンを回したことがありますが、そんなに難しいとは思えないです)バレーで活躍できるのか、疑問。この点は原作でもアニメでもスルーされていますが、運動神経はよくても料理ができないという設定なら理解はできます。しかし、格闘新体操でも不器用さは運動神経が鈍いといっても差し支えのないレベルで、他方でバレーやソフト(原作では野球にも見えますが)などもこなしているので、キャラの設定に疑問を感じます。

 しかし、それはそれ、これはこれ。今日も、失礼ながら、原作から技の名前を抜き出してみました。なかにはアニメで完全に無視されているもの(原作21巻PART.10「互角の愛」では九能ちゃんの性格を知り尽くしたらんまがス○ベ心を煽るものの、今条マリ子のより高度な心理的テクニックによって互角にもちこまれます。このあたりはTVアニメではすべて省略)や名前が微妙に変わっているもの、アニメにしか出てこない技などもあります。なお、驚くべきサイトを発見しました。TVアニメのセリフが、一部の作品だけではありますが、おそらく完全に収録されていて、「愛の格闘チアガール」は前編、後編ともにしっかり収録されています。このブログ程度で私を『らんま1/2』オタクと思っている方は甘いのであります。私程度で漸く初級の上というぐらい『らんま1/2』の世界は奥が深いのであります。

【『らんま1/2』21巻】

PART.9 愛は勝つ

○愛のバスケットトス(今条マリ子)
→今条マリ子のジャンプを他の応援団員が弾みをつけるだけの話。
○恋のライバル撲滅キ――ック(今条マリ子)
→要するにキック。嫉妬の分だけ強烈か。

PART.10 互角の愛(アニメではほぼ省略)

○乙女心ラブレターシャワー(今条マリ子)
→ポンポンからラブレターが乱れ飛ぶ。日付は不明。
○必勝 メモリーアルバムアタック(女らんま)
→乙女心ラブレターシャワーへの対抗技。「おさげの女の豪華生写真」(「飛竜昇天破」編よりも後の作品であるため、ラン○ェリー姿の写真あり)が乱舞する。
○愛のブーメランアタック(今条マリ子)
→身を引くと見せかけて、九能にひきとめさせる心理的な技。会って間もないのに九能の性格を的確に把握するとは、今条マリ子、バカバカしいながらも、おそるべし。

PART.11 愛の激突!!

○必殺バトンカッター(今条マリ子)
→今条マリ子の基本技。バトンが回転しながら、敵に向かう。
○バトンランデブーなだれ落ちアタック(女らんま)
→「必殺バトンカッター」で「白面の剣士」へと回転しながら襲いかかるバトンをバトンを投げて叩き落す。

○バトンカッターアゲイン(今条マリ子)
→「必殺バトンカッター」と同じ技。

○格闘チアリーディング秘技 如意棒バトンクラッシュ(今条マリ子)
→「秘技」だそうですが、単に文字通りバトンが如意棒のごとく伸びてらんまの喉元を直撃するだけ。
○団体秘技・雲上蟻地獄(今条マリ子&青春学園応援団員)
→応援団員の集団の上に敵を乗せて身の自由を奪う技。「技」と呼ぶべきかどうか、まして「秘技」と呼べるのかどうか。
○愛のファンファーレ金管痛撃破(女らんま)
→「白面の剣士」を拘束している応援団員にトランペットを痛烈に鳴らす「技」。コメント不能。
○愛のとりこ蜘蛛の糸フライングテープ(今条マリ子)
→敵から武器(この場合、竹刀)を奪う「技」。
○愛の助太刀両断キック(女らんま)
→「愛のとりこ蜘蛛の糸フライングテープ」への返し技。キックで応援用のテープを一刀両断。おそらく、物理的には不可能。

○「おめー、不器用だなー」。(女らんま)
→変身しようとしまいと、言ってはならない一言。OMAKE(オー エム エー ケー イー)おまけ。
○愛のウエーブポンポンサーフィン(今条マリ子&青春学園応援団員)
→チアリーディングらしい唯一といってよい技。ポンポンの上を今条マリ子がサーフィンのように翔る。
○飛天ポンポンウニボンバー(今条マリ子)
→「ボンバー」ではないがウニのように鋭くとがったポンポンが竹刀をもささら崩しにしてしまう。

【『らんま1/2』22巻】

PART.1 それでも愛は勝つ!!

○愛の応援直下型キューピッドアロー(今条マリ子)
→要するに落下時の加速を利用してバトンでらんまの頭上を直撃。
○愛の羽交絞めツープラトンアタック(今条マリ子&九能帯刀)
→単にス○ベな九能があかねを後ろから羽交絞めにしただけだが、そこへ今条マリ子がバトンで襲う。
○愛の裏切りキ――ック(天道あかね)
→要するにキックですが、珍しくあかねが「九能せんぱーい」とらんまのように甘えるシーンの後だけに、あかねの怖さがよくでていますね。アニメでは日高のり子のセリフの切れ味が実に冴えています。
○団体秘技・よみがえる愛の亡霊(九能帯刀&青春学園応援団)
→気絶している九能を無理やり立たせて、空中へ「発射」。
○愛の空中一心同体(今条マリ子&九能帯刀)
→気絶したまま空中をとぶ九能の背後に今条マリ子が隠れる。
○愛の影法師バトン流星弾(今条マリ子)
→九能の背後に隠れることによってバトンの軌道を見えにくくする。
○格闘チアリーディング最大奥義 愛の背後霊アトミックボンバー(今条マリ子&九能帯刀)
→そりゃあ、九能の下敷きになるのはつらいですわね。
○最終応援・背後霊軌道修正両脚除霊クラッシュ(女らんま)
→九能ちゃん、死んだことにされてます。この技、『らんま』ファンサイトでも、軽く流されていますが、あかねを抱きかかえながら、両脚で落下で加速しているアトミック・ボンバーこと九能&マリ子ペアを吹き飛ばす、意外と難易度の高い(?)技です。名前が大袈裟なのはナンセンス度をあげるためでしょうが、冷静に考えると、落下のスピードや二人の体重を考慮すると、これをはねのける脚力やタイミングの勘などはとてもバカにはできません。話自体はバカバカしい限りではありますが。

 それにしても、今回の山場はなんといっても、(2)です。らんま(林原めぐみ:綾波レイとのギャップがすさまじい)の「おめー、不器用だなー」が、実に素晴らしく冷静で呆れた感じで、ふだんよりもむしろ厳しいのがお見事。あかね(日高のり子)の「愛の裏切りキ――ック」は実に切れ味がよく、シナリオやキャラ設定の「矛盾」などを忘れさせる名「演技」です。


愛の格闘チアガール 後編 『らんま1/2』熱闘編137話

(1)  http://www.youtube.com/watch?v=_RdEpNkuRQE(9分39秒)
(2) http://www.youtube.com/watch?v=PdfVkFb-VCw(8分04秒)
(3) http://www.youtube.com/watch?v=QW4gnAcENGY(5分34秒)


(追記&お詫び)いくつか「技」が抜けておりました。お詫び申し上げます。下線部を加筆・修正いたしました(2007年5月23日)。

2007年05月21日

愛の格闘チアガール 前編

 私の応援は、やはり究極のネガティブキャンペーンではないかと不安になる今日この頃です。昨年はドラゴンズが強すぎてかんべえさんの「逆鱗」に触れてしまい、阪神の試合を見ておりますると、ことごとく負けており、本当に「ひょっとして俺のせい?」という、自分でも迷信とは思いつつも、「疑念」を払拭することができません。日曜日は見なかったら、勝ってるし。

 たわいのない例外は、高校3年生の夏。当時の母校は、静岡県内でも優勝候補の筆頭に上がる、前評判が高い状態でした。事前の評価が高いほど傍目には不安になりますが、赤堀、望月と二枚看板を擁し、二試合目から決勝までほとんど負ける気がしない試合を開始から終わりまで堪能した覚えがあります。お約束といっては何ですが、甲子園では一回戦で敗退。財布の中身に関することにはシビアな母上も、甲子園に応援に行くことにはしぶしぶながら同意してくれましたが、悪友が河合塾のしょうもない京大対策講座(私は他の大学が本命)なるものに「付き添ってほしい」と頼まれ、しょうがなく引き受けたら、一回戦敗退。負けてもいいから、甲子園に行きたかったです。

 公立高校ですので、一時期話題になった特待生制度なるものもなく、野球部の補欠をつかまえては、「お前ら、別枠だろう?」などとからかう者もいる始末。実は、同級生に地方大会優勝時の主将がおりましたが、現役で一橋に受かって、一同、悔い改めた覚えがあります。男女共学ではありますが、文系はまだしも、理系は男子クラスが2クラス(全学年で8クラス程度だったと思います)が生じてしまう、女子の少ない学校でした。良くも悪くも歴史だけは古くて、京大程度の帝大ですと、もっと古いという珍しい高校でした(言いにくいのですが、その割りに有名人が少ないのが不思議ではあります)。そんなこともあって、甲子園に出場する野球部の応援ですら、男子が主体。もちろん、今では当たり前のチアガールなど「ちゃらちゃら」したものとは無縁です。試合相手のチアガールを見ながら、「あの子、いいなあ」、「うげっ、お前はそういう趣味だったの?」などと言いつつ、「あんなちゃらちゃらした高校などノーヒットノーランだ!」などと屈折した応援をしておりました。ちなみに、女子の制服は静岡市内では「ドブネズミ」とあだ名されるほどひどくて、男子生徒の間ですら不評で、かわいそうでした。

 見え透いた前置きが長くなりましたが、チアガールと言えば、これしかないでしょうという今条マリ子さんの登場です。「らんま+あかね」ペアに敗れたとはいえ、最強の「応援」を繰り広げるチアガール。しかし、うちの高校だったら、浮きまくって中途退学でしょうねえ(遠い目)。


【今日の『らんま1/2』】

 今日ご紹介するのは、「本格的な格闘」編です。それにしても、格闘新体操だの、格闘スケートだの、本当に素晴らしい「格闘」ばかりですな。おまけに、「裸にエプ○ン」とうっかり伏字にするのを忘れたら、エ○グ様に「友好サイト」と認められたのか、リンクをはって頂いた上に、トラックバックまで頂く始末。涙がでるほど嬉しいです。

 ところで、5月17日の「寝言」で、「ティー・オー・ケー・ユー・ビー・イー・ティー・ユー(TOKUBETU)と・く・べ・つ(はあと)」という表現が唐突にでてまいります。この表現の解説のために今回の作品をとりあげました。ちなみに、最近は『溜池通信』本誌や「不規則発言」よりも「上海馬券王(先生)のページ」を読む時間の方が長いんですね。しかも、いかれた「外道」らしく競馬をやらずに、上海馬券王先生の職人芸を楽しんでしまう。ところで、三好氏はともかく、斯波氏がでてくるあたり、相当の『信長の野望』ファンとお見受けいたしました(ただ、マイナーというのはちとどうでしょう。三好家は一時期とはいえ、畿内で相当の勢力でしたし、斯波家は尾張の守護大名です)。ちなみに、私はかんべえさんが馬鹿にしている神保氏で全国制覇を成し遂げました。エ○グからリンクされては困るので伏字が増えますが、これは、通称「M(マ○)プ○イ」でありまして、困難が大きいほど、プレイヤー心理をくすぐるものです。ちなみに、神保氏はまだマシな方でありまして、一時期やりこんだ私でも投げてしまった大名がいくつかあります。

 「かかる状況下、馬券を当てているのはコーエーの歴史シミュレーションゲームで斯波氏とか三好氏とかマイナー武将を選択しているマニアックなイカレポンチしかいないのではありますまいか」というのは以上の理由で賛同しかねますが、越中の神保長職(『天下創世』の「家督相続(1551年春スタート)」シナリオ)は、本願寺と同盟関係にあるので、その点だけが救いですが、大名の能力は今一つな上に、配下の能力も中途半端で、東に上杉家、南東に武田家の脅威があり、通称「Mプ○イ」としてはほどよい難易度であります。ちなみに、織田家でプレイするのを「ミーハー」とバカにするプレイヤーもいるようですが、シナリオによってはコツを知らないとけっこう難しいのです。畿内のみの『信長の野望』第一作など、最初に三河の徳川家を滅亡させておかないと、おそろしいことになります。当時はPCでしかプレイができず、データ保存にハードディスクなる便利なものもなく、今では知っている人が少数派になってしまった5インチのフロッピーディスクを使っておりました。

 …。本題に戻ります。『らんま1/2』をご存じない方が大多数であることを忘れておりました。今回は、先の表現の「出典」となる作品です。原作のテイストはほとんど損なわれていないのですが、いかんせん、活字のよさというのを感じますねえ。本当にどうでもよいのですが、原作ではセリフがローマ字で表記されて、たとえば普通なら「応援」となるところを「OHEN」と表記し、「オー エッチ イー エヌ」とルビを振るという具合です。この作品は、アニメで見る前にある程度の予備知識が必要ですので、今回は読者のみなさまの理解の一助になりますよう、今条マリ子のセリフに関して整理をしておきましょう(単なる個人的趣味という噂もありますが)。なお、原作でルビになっている部分はカッコ内で示しておきます。なお、根性もとい今条マリ子のセリフがほとんどですが、例外については注記しております。

【『らんま1/2』21巻】

PART.7 HATUKOI(はつこい)チアガール

「O・H・E・N(オー・エッチ・イー・エヌ)、応援!」(108頁)
「青春 応援 勝利 それがマリ子のSADAME(エス エー ディー エー エム イー)運命(さだめ)」(111頁)。
「HATUKOI(エッチ エー ティー ユー ケー オー アイ)初恋…」(113頁)
「九能様を応援するのはMARIKO(エム エー アール アイ ケー オー)私!」(116頁)
「V・I・C・T・O・R・Y(ヴイ アイ シー ティ オー アール ワイ)!」(118頁)
「T・I・G・A・U(ティー アイ ジー エー ユー)違うっ!」(おさげの女(女らんま))(118頁)※アニメでは「CHIGAU」。細かいですが、アニメではヘボン式で統一している模様。ただし、「OHEN」は例外か(パスポート申請時の氏名表記における例外が認められたのは平成12年4月1日ですのでと書きましたが、あんまり関係ないか。完全にヘボン式ローマ字つづりで統一されているわけではないようです)。

PART.8 愛の応援勝負

「倒れちゃだめよ、KUNO(ケー ユー エヌ オー)九能さま!」(121頁)
「OHEN(オー エッチ イー エヌ)応援とは、愛!」(122頁)
「SUKI(エス ユー ケー アイ)好き好き九能さまっ!!」(126頁)
「KUNO(ケー ユー エヌ オー)九能さまっ!!」(128頁)
「OYASUMI(オー ワイ エー エス ユー エム アイ)おやすみなさい九能さま…」(134頁)

PART.9 愛は勝つ

「愛する人のためには笑って泥まみれになれる!!それがOHEN(オー エッチ イー エヌ)応援よ!!」(146頁)※よけいですが、こういう人が政界でも絶滅気味ですね。
「KUNO(ケー ユー エヌ オー)九能さま!」(148頁)

PART.10 互角の愛

「MARIKO(エム エー アール アイ ケー オー)マリ子の応援に敗北はないわ!!KUNO(ケー ユー エヌ オー)九能さまっ!」(153頁)
「マリ子の愛は九能さまにはOMONI(オー エム オー エヌ アイ)重荷!?」(157頁)
「KUNO(ケー ユー エヌ オー)九能さま、素敵な思い出ありがとう」。(157頁)
「HONTO(エッチ オー エヌ ティー オー)本当?」(158頁)

PART.11 愛の激突!!

「TODOME(ティー オー ディー オー エム イー)とどめ!!」(173頁)

【『らんま1/2』22巻】

PART.1 それでも愛は勝つ!!

「女心をもてあそぶTUMI(ティー ユー エム アイ)な男(ヒト)」(13頁)。
「OHEN(オー エッチ イー エヌ)応援は愛…」(19頁)
「OHEN(オー エッチ イー エヌ)それは愛♪」(19頁)
「DEMO(ディー イー エム オー)くじけるなマリ子」(20頁)

 あんた、暇だねえって?うーむ、確かに何の役にも立ちそうにないのですが、このナンセンスさがたまらなくて。ストーリー的には『らんま1/2』としては原作からわりと紛れが少ないのですが、細かいところでいろいろ楽しみがいのある「一品」です。

愛の格闘チアガール 前編 『らんま1/2』熱闘編136話

(1) http://www.youtube.com/watch?v=vawg9pv_UOs(9分02秒)
(2) http://www.youtube.com/watch?v=iFblHBl4qm0(9分07秒)
(3) http://www.youtube.com/watch?v=MiU5uLec2QE(5分17秒)


(追記)下線部を加筆・修正いたしました(5月23日)。

2007年05月18日

対決! 乱馬VS影乱馬

 木曜の朝、目覚めると、寝ている間に腰を打ったのか、立ち上がるのが困難な状態になりました。やむをえず、微妙に遅刻をして、顔をしかめながら歩く私を見ながら、周囲が「大丈夫ですかあ?」。「ちょっと腰をきつくてねえ」と苦笑いをすると、若い人の視線が途端になんともいえない「疑惑」に満ちていたので、動揺してしまいました。「あのお、変なこと想像していない?」とうっかり対応を間違えると、「確信」を深めたらしく、「いいですよ、わかってますから」。ちょっと待て。そのニヤニヤはなに?

 帰り際に「お疲れ様です」というのがわが職場の通常の光景ですが、ある一人が「腰、大丈夫ですか?」と尋ねるので、気遣いが嬉しくありがたいとおもっておりました。その直後に背後から「青春っていいですね」との一言が。気がつくと、髪はボサボサだし、スーツもシャツもは昨日のまま。「疑惑」だけが残って、悲しい一日でした。

えっ、「疑惑」じゃないでしょって!?

……水曜の未明から一人で眠っていたかどうかについては申し上げません。


【今日の『らんま1/2」】

 中国三千年の「秘薬」の怖さは、『らんま1/2』で実感できます。今回、登場するのは「影分身香」。原作にはない、アニメオリジナルですが、自らの影を独立した実体にしてトレーニングをするという設定ですが、「素直で純粋な」、「影」が乱馬のあかねへの思いを代弁するという筋立て。この作品自体は、さほどまとまりが悪いわけではないのですが、書きたいのは原作の35巻いわゆる「二人の乱馬」(「コピーらんま」編とも呼称する)です。

 昔、さる華族の麗しい令嬢がはかなくも若くして亡くなりました。彼女は死ぬ間際に「ちいっ、彼氏をつくっとくんだった…」と涙を誘う言葉を残します。以来、彼女の残した鏡に映った女性の姿をコピーして男性を誘惑するようになります。道に迷って雨に濡れた早乙女親子はこの令嬢の洋館で雨宿りをするのですが、女らんま(雨に濡れているので)が不用意にバナナの皮で足をすべらせて勢いあまって正面カーテンに激突し、鏡の中を覗き込んでしまいます。鏡の中からでてきたのは、女らんまそっくりのコピーでした。

 コピーらんまは、ナンパ(正確には逆ナン)をすべく、あかねの部屋で服を探すのですが、これという服がなく、「色っぽい服がなーい。ブラも小さーい」と乱馬そっくりで「影乱馬」など影が薄いぐらいストレートに本音を漏らしてしまいます。

 乱馬の変身体質に気がついたコピーらんまは、乱馬にぞっこん。二人きりで寝ようとするコピーをあかねは妨害しようとします。コピーを追いかけるあかねにコピーが思わず「なんなのよ、このずん胴女は」と漏らし、あかねの怒りは頂点に。あかねは乱馬の部屋まで乗り込んで「変態(変身体質→変体→変態:引用者)どうし」が○なことをしないように見張ります。

 夜が明けて「二等辺三角形」へ。天道早雲が健康的でさわやかな朝を迎えているところに、露出度の高いコピーらんまが登場します。「お金の味方」こと常にクールな天道なびきすら驚きの視線で「私はよく知らないけれど、悩殺ファッションベストテンのかなり上位にランクされる、裸にエ○○ン!!」と叫びます。

なびき:でも、その子、鏡の中から出てきた乱馬くんのコピーでしょ。乱馬くんの好みを知っていて当然!
かすみ:まあ、意外な趣味があったのね。
乱馬:お、おれはこんなお下劣趣味じゃねーっ。

天道なびきの厳しいツッコミ、天道かすみのフォロー(しつつ、意図と反して傷口に塩を塗る)で乱馬もきれます。それ以上にきれたのが、コピーらんま。「黄金のプロポーション」に動じない乱馬に決定的な言葉を投げかけます。

コピーらんま:あなたの好みは…。ズバリ、ずん胴な女でしょ!
(図星をつかれ上気して)
乱馬:だっ、誰があかねのことなんか…
(乱馬の後頭部を殴りながら)
あかね:誰がずん胴だ――っ。

この後、乱馬とコピー、乱馬とあかねの「二等辺三角関係」がもつれてゆきますが、長くなるので続きはまんが喫茶あたりでどうぞ。それにしても、原作ではナルシズムとあかねへの想いがパラレルに描かれています。アニメでは描かれない、恋愛の複雑な側面が戯画的に(つーか、漫画じゃねーかというツッコミはなしね)描かれていて、自己愛と恋愛の複雑でいかがわしい、もつれた関係について洞察を与えてくれます?

 それにしても、アニメではこのような「立体感」のある作品がほとんどなく、ずん胴、もとい平面的なストーリーになっていることが残念です。


対決! 乱馬VS影乱馬 『らんま1/2』熱闘編94話

(1) http://www.youtube.com/watch?v=RygcBIvBPm0(9分33秒)
(2) http://www.youtube.com/watch?v=neUL1ma6Pms(9分24秒)
(3) http://www.youtube.com/watch?v=3qGDsptdAlY(4分21秒)

2007年05月11日

天道家 消えたたこ焼の謎

 まずは、『日本経済新聞』賛歌から。書き漏らしておりましたが、「外交フォーラム イン 京都―麻生大臣と語る120分―」で「進行役」を務めていたのが、谷口外務副報道官。とある有名商社系エコノミストの方がある時期、二人ともグループでは「干されていて」と愚痴をこぼされていた幻聴を聴いたような記憶が。記憶が曖昧なので、きっと幻聴でしょう。もし、日本経済新聞社が谷口参事官のような人材をグループ内で使い潰してしまうのではなく、お国のために活用すべきと戦略的に社外へと追いやったのなら、本当に愛国的な新聞社だと手放しで賛歌を贈りたくなります。優秀な人材へお国のために涙をしのんで社外で活躍の場を与える日本経済新聞社、万歳!

【今日の『らんま1/2』】


 このシリーズが終わってしまったのではないかとクレームを頂きましたので、久々に「復活」です。それにしても、今の20代前半でも『めぞん一刻』は絶大な支持をえていて、驚きました。いかれた「外道」には正統派は苦手中の苦手でありまして、『らんま1/2』に話題をふると、驚くべきことに、このシリーズを全巻保有している若手が数名いて、ちとびっくり。「『らんま1/2』第38巻であかねを救うシーンが感動もんですよ」と話をふってくるので、うっかり、「あの飛竜仰天破(飛竜昇天破の応用技)は、すごいねえ」とか「まあ、最後はお約束の男溺泉(ナンニーチュアン)なんだけどね」と漏らしてしまいました。「○○さん、異常に詳しいすっよ」と「疑惑」が生じましたが、ひとり暮らしでは全巻保有は厳しいのおと煙に巻いて、事なきをえました。

 今回、ご紹介するのは天道家4名+居候3名に久能家のお庭番こと「佐助」(原作では五寸釘光がほとんど同じ役目をしています)なるTVアニメオリジナルキャラが登場する一本。最初の10分程度で「結末」はほとんど見えてしまうのですが、全体としてはサスペンスモノとして仕上がっていて、出来自体は中程度でしょうか。もちろん、原作にはない、TVアニメオリジナルです。かすみさんの雰囲気が微妙に原作とは異なりますが、この作品では天然だけでなく、ちゃっかりした側面が協調されています。

 以前から書きたかったのは、アイキャッチについてです。(2)の2分15秒あたりでアイキャッチが入りますが、この時期は、CM前がらんま×あかね(+Pちゃん)でCM後にはらんま×あかね(+Pちゃん)+玄馬というシリーズのほとんどを占める由緒正しい「作品」が使われています。私はこれがお気に入りで、このアイキャッチがTVアニメでは「最高傑作」という最高の評価をしております。

 それにしても、美人は得ですな。わたしなんてたこ焼きをおまけしてもらったことなど、この三十数年で一度もありませぬ。かすみさんなら、おまけも当然かな。それにしても、私の子ども時代の名古屋周辺のたこ焼きはひどいもので二個に一個程度たこが入っているという、貧困な「たこ焼き生活」を送っていました。昔、大阪で食べたたこ焼きには比較的、大きめのたこが一個一個入っていて、これが本当のたこ焼きだと目が潤んだ感動がよみがえります。


天道家 消えたたこ焼の謎 『らんま1/2』熱闘編第93話

(1) http://www.youtube.com/watch?v=vgNgc9OnfIw(9分30秒)
(2) http://www.youtube.com/watch?v=ZWm04A3cqpY(9分55秒)
(3) http://www.youtube.com/watch?v=NbdtGiUt11g(4分10秒)

2007年05月05日

「こどもの日」によせて(十五歳未満ノ者ノ閲覧ヲ禁ズ)

 軽く散歩をしたら、汗だくになってしまい、早くも「夏バテ」。情けない限りです。『第一次世界大戦と日本海軍』の第3章の残りをまとめようとしても、ちと気力がついてゆかない状態です。そろそろ、連休明けを睨んで、単に仕事を進めるだけではなく、気もちも切りかえて連休明けに備える時期かなあと。

 それにしても、子ども人口の減少は厳しいものがあります。総務省のHPを見ましたが、詳細なデータがなく、報道によるものしか見ておりませんが、地方部での減少が大きいとのことですが、地方部で地域コミュニティを維持することがどんどん難しくなっているように思います。「こどもの日」を迎えるにあたって、暗い話で恐縮ですが、「バラマキ」による地域間格差の是正ではどうにもならない水準にきているのかもしれません。「地方の自立」というよりも、地方自治体を再編して(市町村合併という話ではなく、道州制に近い地方への徹底的な権限委譲)、地方自治体における行政能力を高め、各地域で実施する施策の中で地方独自では賄いきれない部分を国が再配分するしかけが必要だと思います。ただ、地方自治に暗いので、空理空論なのかもしれませんが。


【今日の『らんま1/2』】

 そうはいっても、今日は「こどもの日」。よい子のみなさんが健やかに育ちますように、よい子向けの「体操」のご紹介です。「邪悪妖怪」、「エロ妖怪」など八宝斎先生の異名は散々ですが、そんな八宝斎先生が「さる地方病院」で治療をしていた頃、病弱だった幼い二ノ宮ひな子と出会います。八宝斎先生は、あるツボを押して、ひな子に「よい子の体操第一」と「よい子の体操第二」を教えます。八宝斎先生の「的確な指導」のおかげで、ひな子は元気な子に成長しました。

 時は流れ、早乙女乱馬と天道あかねが通う風林館高校1年F組に新しい担任の先生がやってきました。ほかならぬ二ノ宮ひな子でした。過去に不良校を三つも制圧したという彼女は、新任早々、「不良生徒」をボロボロにしてしまいます。それを見た乱馬は、ひな子先生に急接近。原作では当然、あかねをはじめ、久遠寺右京、久能小太刀、シャンプーたちはひな子先生に嫉妬し、おそろしい罠をしかけますが、このあたりはOVAではカット。なお、乱馬の男のままでの「女装シーン」もOVAではカット。OVAは、「こどもの日」にふさわしい「健全な」作品に仕上がっています。ちなみに、原作ではひな子が「体操」をするときに唱える言葉の順番がわかりにくいのですが、OVAのおかげで「邪」、「悪」、「病」、「痛」、「魔」の順番だったんだと感動しました。

 それにしても、女性教師というのはいつの時代にも人気なのでしょうか。私が中学2年生の頃に女性の先生が担任(英語)でした。それを聞いた父上が、「家庭訪問」に参加するとのたまうので、大変、失礼な話ではありますが、先生の写真をお見せしたところ、二度と口にださなくなりました。このおかげで、女性を見かけで判断するのは無礼極まりないことを学びました。よだんですが、なぜか女性の先生とは相性がよくて、この先生はフランス映画が大好きで、『太陽がいっぱい』などのビデオを貸していただいて、フランス語の勉強の役に立った覚えがあります。当時は、英語とならんでフランス語を勉強していたのでした(使っている人口がスペイン語とならんで多いという、いかにも実用一点張りの家風を反映しておりますが)。大人になってから、もう少し勉強し続けていればと後悔することもあります。

 思えば、「仰げば尊し、わが師の恩」。「教育再生」で学校の先生の権威が落ちる一方ですが、この作品で教師の尊厳が回復することを願ってやみません?


学園に吹く嵐!アダルトチェンジひな子先生 『らんま1/2』OVAシリーズ

(1) http://www.youtube.com/watch?v=bggnTfZKHQw(8分58秒)
(2) http://www.youtube.com/watch?v=SJ02o5uFUvE(9分23秒)
(3) http://www.youtube.com/watch?v=QvWwKfVocTs(9分48秒)

2007年05月04日

絶叫! 温泉バトル

 『第一次世界大戦と日本海軍』第3章は、第3節を残すのみですが、記事を書いた後でいろいろ考えさせられることがあります。日英同盟は20年近く日英を結び付けましたが、大戦後、同盟破棄を避けられたのかどうか。また、第3節では日本の南洋諸島領有をめぐって日米の確執と猜疑が深まってゆきますが、日米の対決は必然だったのか。そんな答えがでそうもないことをぼんやりと考えながら、記事をまとめて、ブログに載せた後もついついそんな愚にもつかないことが頭から離れません。

 せっかくの連休。そんな「寝言」あるいは空想に耽るのもよいのですが、連休の終わりは天候が崩れる可能性があるので、明日は、お天道様の下でのんびりすることにしますか。温泉なんていうのもいいですねえ。

【今日の『らんま1/2』】

 「一粒コロリ・絶倫ホレ薬」の紹介に誤りがありました。Youtubeが異常に重いので、全部、見た上での紹介ではなかったので、うっかりしておりました。当然でありますが、らんまとあかねのかけあいは、アニメでもほぼそのまま再現されておりました。ダウンロードするのに時間がかかるのでちゃんと確認していなかったため、思わぬミスをしてしまいました。「ただねえ、一瞬玉を飲んだ(実際にはふりで口の中)乱馬が最初に見た「異性」であるあかねに向かって「か・わ・い・い」などとからかって思わずあかねが「こんなのいやっ。こ、こういうことは薬ぬきで…」と漏らすあたりをカットしたのは許しがたい怒りを覚えますが」などと書きましたが、そのままでした。強いていえば、ビーチパラソルをぶんぶん乱馬に振るうあかねの絵が原作の方がきれいという程度。日本を代表する究極の邪悪妖怪ハッピーこと八宝斎と中国三千年の歴史を代表する女傑族のおばばことコロンの出会いがカットされている程度でした。お詫びを申し上げるとともに、訂正いたします。

 もうすぐ5月5日、すなわちこどもの日。すこやかなこどもたちの成長を祈って、5月5日は、特別な作品の紹介があります。こどもの日の前は、ちと、お下劣な下品な作品です。これは原作ではあまりに強烈で、終盤、らんまとあかねが組んでいるところにシャンプーが割り込んでくるのですが、体が冷えた三人が酒風呂に入って、三人で一番お酒に弱い乱馬がシャンプーに散々おもちゃにされ、あかねがそれを見ながら、「やめんかーい!」と怒るのですが、目は笑っています。やはり未成年者向けの番組ですので、飲酒シーンカットはやむをないのでしょうか。

 それにしても、乱馬―あかねを基本として乱馬―シャンプー―ムース、乱馬―右京、良牙(この時点では「彼女」がいない設定ですが)と実にもつれたいかがわしい関係です。とはいえ、主軸は乱馬―あかねライン。いろいろ揉めるのですが、「やっぱりあかねが一番だ」に続く乱馬の優しい言葉。思わず、あかねも心が動きます。その後、二人は…。けっきょく、お約束のパターンですが…。


絶叫! 温泉バトル 『らんま1/2』熱闘編77話

(1) http://www.youtube.com/watch?v=TJDFqSHZlUU(8分05秒)
(2) http://www.youtube.com/watch?v=sQ-1co4g0Ww(6分22秒)
(3) http://www.youtube.com/watch?v=pOEU0FjgG6Y(9分09秒)

2007年05月03日

一粒コロリ・絶倫ホレ薬

【今日の『らんま1/2』】

 ものすごいタイトルですが、原作では「ハッピーとコロン」、「一瞬の恋」、「誰が惚れるか」とまっとうなタイトルの三部作。原作10巻あたりになると、男性陣では九能帯刀や響良牙、ムース、女性陣では九能小太刀やシャンプー、久遠寺右京などらんまとあかねに思いを寄せる「名(?)脇役」がほぼ揃います。また、「邪悪」こと八宝斎先生も…。これらのメンバーを中心に「ラブコメ」という名のどんちゃん騒ぎを格闘で敵が現れて繰り返すというのが22巻あたりまでの流れです。

 今回ご紹介する作品は、原作10巻の3話を集約したTVアニメです。格闘がメインではない場合、(1)乱馬があかねをからかって「煽りにマジレス」が特技のあかねが乱馬ともめているところへ第三者が介入してさらに話がややこしくなる、(2)乱馬があかねをからかうも、あかねが軽くいなしているところへ第三者が介入して話がややこしくなる、といったあたりが基本パターンですが、この作品は両者が絶妙に絡み合って、乱馬とあかねのかけあいの基本がいろいろでてきます。

 さて、女性陣で格闘という点で最強なのはシャンプーなのですが、あかねの恋敵としても最強。右京でも強烈なシリーズがあるのですが、シャンプーに関しては「腐れ外道」とあかねとムースを言わしめた強烈な作品があります(こちらはまたの機会に)。今回の作品は、ナンセンス度が高いものの、比較的、穏健な作品です。

 なお、TVアニメのタイトルでは「ホレ薬」となっていますが、原作ではコロン−シャンプーの家に伝わる先祖代々の家宝。腕輪にはめられた丸薬を飲むと、最初に見た異性に一目惚れするという、要は特殊な刷り込み効果をもつ薬です。一瞬玉、一日玉、一生玉の三種類があり、これがコロンの手にあれば、乱馬が一生玉を飲まされてシャンプーと結ばれる・・・てなことになるはずですが、これを盗んだ八宝斎の手にありました。このあたり、実に話がよく練られています。

 この作品の大半は、一日玉を飲んでしまったあかねの話がメインなのですが、前半も「目がパッチリしたロングヘアー」の女性の「正体」やシャンプーに一瞬玉を飲まされた乱馬のチャランポランぶりなど、見所満載です。ただねえ、一瞬玉を飲んだ(実際にはふりで口の中)乱馬が最初に見た「異性」であるあかねに向かって「か・わ・い・い」などとからかって思わずあかねが「こんなのいやっ。こ、こういうことは薬ぬきで…」と漏らすあたりをカットしたのは許しがたい怒りを覚えますが(コメントでご指摘頂いたとおり、アニメでも再現されております私の勘違いでした。リンク先では見ることができませんが、オープニングソング込みで9分前後でこのシーンが登場します)。


一粒コロリ・絶倫ホレ薬 『らんま1/2』熱闘編35話

(1) http://www.youtube.com/watch?v=1E-d3tFbr0E(7分03秒)
(2) http://www.youtube.com/watch?v=HLaYYCjbuLE(6分21秒)
(3) http://www.youtube.com/watch?v=-7_nzx1ESzI(6分26秒)

2007年05月01日

よみがえる記憶(後編)

【今日の『らんま1/2』】

 数年前、『キッズステーション』という子供向けアニメ専門チャンネル(CS)で『らんま1/2』を特集していたことがあります。再放送もあったのですが、初放送のみ、乱馬役の山口勝平さんとあかね役の日高のり子さんが出演していました。というより、事実上、司会を兼ねていました。「乱馬からあかねへの質問こーなー」では、「乱馬の第一印象は?」との山口さんの質問に日高さんが「何で男の子なのにおさげ髪をつけてんだろう」、「山口勝平の第一印象は?」という質問には「何なんだろうこの甘えん坊は」と答えておりました。セリフについては既に紹介しましたが、「好きなセリフは?」という質問には「乱馬のバカ〜!」(これは作品ごとに抑揚、間のつけ方が素晴らしい)、「嫌いなセリフは?」という質問には「おしりにハートマークがついているセリフ」(当然といえば当然ですな)とのお答え。「あかねと似ているところは?」という質問には「ストレートなところ」とのお答え。そんな気もするし、声優というぐらいですから、やはり演技の部分もあるのかな。実は声優さんの世界はまったくといってもよいほど知らないのです。「似ていないところは?」の答えがなぜか録画では切れているのですが、確か料理だったと思います。これはさすがに同じというのはありえないでしょうね。山口さんがツッコミを入れていたような記憶があるのですが、軽く日高さんにいなされていたような。

 当然、「お返し」があるのですが、またの機会ということで。ちゃんとした「解説」をするべきなんでしょうが、気がついたら、この作品、まるで見ていないことに気がつきました。原作はちゃんと読んだのですが。最後は、まあ、あれではありますが、「ラブコメ」である以上、たまにはそれらしいのも必要なのかなと。ただ、ナンセンスが好きな私でも、三人の「女装」はいただけないなあと。乱馬が男のまま、女装する珍しいシーンではあるのですが(私は日本語がどうも不自由なので、変な表現ですが、女らんま(女の子に変身した乱馬をひらがなで書くのがお約束のようです)ではない状態での「女装」は、原作でも数えるほどしかないはずです)。こんなことを書いていると、オタクというありがたい称号をひそかに内心で思い浮かべる方もいらっしゃるでしょうが、私など入門編という程度ですので、漫画とアニメの世界は置くが深いのです。

 はあ。それにしても「天道あかね特集」なんてやるんじゃなかった。次回以降は、私好みのナンセンスものが続く予定です。


よみがえる記憶(後編) 『らんま1/2』OVAシリーズ

(1) http://www.youtube.com/watch?v=O0RyDw7MgWo(9分13秒)
(2) http://www.youtube.com/watch?v=kAoxyVI919o(9分19秒)
(3) http://www.youtube.com/watch?v=0a_ULZM0Qxc(9分13秒)