2006年08月27日

お引越し

(@時の最果て)

ハッシュ:zzz
ボッシュ:うーむ、この御仁ばかりは…。
ハッシュ:ふわあ。なんじゃ、おぬしか。
ボッシュ:…。「時の最果て」は変わっても、時の最果ては変わらぬのお。
ハッシュ:ほお?
ボッシュ:あのデブめ、ブログを変えよった。名前はそのままで、いったいなんじゃ?
ハッシュ:なんのことだろう。…ああ、思い出したぞ。なにやらアルファベットとか数字とかで表わされている名前を「時の最果て」にしたかったらしい。「http://the-end-of-time.sblo.jp/」とすると、日本語で時の最果てとなるのがよほど嬉しかったらしい。ただ、あのデブめ、ぬけておって、「http://at-the-end-of-time.sblo.jp/」とするんだったと叫んでおった。
ボッシュ:…。くだらん。前はどうだったんじゃ?
ハッシュ:たしか「http://journalintimedehache.cocolog-nifty.com/negoto/」だったかな。「ハッシュの日記:寝言モード」というところらしいぞ。
ボッシュ:…。どうでもいい話じゃな。
ハッシュ:まあ、あのデブも「引越し」でてんやわんやだったようじゃ。
ボッシュ:それならワシの方が忙しいぞ。いよいよ、新装した店が来月からスタートじゃ。
ハッシュ:ほお。それはなかなか大変そうじゃな。
ボッシュ:こんなところでボーっとしている方には理解できんじゃろうが、調理器具から什器類、ワシの自慢のコレクションまでぜーんぶ、新しい店に運び込むんじゃ。もっとも、今の店からそんなに遠くないから、運転は店長に任せて店総がかりで作業じゃ。
ハッシュ:おぬしのコレクション?
ボッシュ:ワシの「作品」じゃよ。剣に盾、あとはガルディアで手に入れた絵、高価なワインなどじゃ。さらに、ガルディアで手に入れた珍しいテーブルと椅子なども好評だったから、せっせと運び込んでおる。来週には、新天地で商売じゃ。
ハッシュ:店は休みなのか?
ボッシュ:実は、お盆が空けて客人が減るんじゃないかとひやひやしておったんじゃが、意外と好調じゃ。ありがたい話じゃ。ワシの顔を見て「ボッシュさん、顔が黒くなって若返りましたなあ」などとからかわれて恥ずかしい限りじゃ。
ハッシュ:そういえば、肌が少し黒いのお。
ボッシュ:実は、お盆のときにシェフの家族と店長とで海水浴にいったんじゃ。シェフめ、なかなかすみにおけぬ。奥さんはきれいで、子供は可愛い男の子に女の子じゃ。「ボッシュじいさん」と呼ぶと、シェフが慌てて「ボッシュ兄さん」と呼びなさいなんて言うから、「じいさん」でええよと平和なもんじゃ。もう歳ゆえ、水着というより上半身だけ裸で下は半ズボンみたいなもんじゃな。
ハッシュ:おぬし、その体で上半身をさらけだしたのか?
ボッシュ:…。失礼な。あのデブよりはマシじゃ。
ハッシュ:そういえば、あのデブ、なんか必死じゃ。
ボッシュ:どうせ暑苦しい話じゃろ。
ハッシュ:なんか、マットとかいうものに寝そべって膝を立てて変な格好をしておったのお。お腹をへこましては、脚をあげたりして、若いお姉さんに「下手くそ!」とか怒られておったわい。
ボッシュ:…ワシにはわからぬが。
ハッシュ:最後の方でお姉さんから「みなさんにプレゼントがあります」と言われてのお。途中でへたばっておったわい。帰り際に「そのうち10倍にして返しますよ」とか負け犬の遠吠えじゃな。
ボッシュ:まあ、ようわからんが、熱心にやることはいいことじゃ。ただ、恨みはよくないな。まあ、あのデブじゃ、所詮は負け犬の遠吠えじゃろうが。
ハッシュ:そういえば、なにやら「恨みはよくない」とかぶつぶつ言っておったのお。
ボッシュ:おぬしの寝言、あのデブの「寝言」に付き合うのも疲れるのお。ワシは仕事があるゆえ、そろそろ帰るぞ。
ハッシュ:また、おいで。

 …。時の賢者様は、どうして恥ずかしいことばかり暴露するのでしょう。ピラティスの中級編に苦労しております。ちょっと動作が複雑になるだけでニュートラル・ポジションを保ったり、インプリントを正確に行うのが大変です。私がとろいだけかもしれませんが。

 ブログの「お引越し」自体は、あっけないほど簡単でした。インポートを3回も行ったせいで過去ログの件数が3倍に表示されていることを除けば、快適です。お遊びでアクセスカウンターをつけてみましたが、自分でもこれはいかがなものかと。命の賢者様のお店とは対照的に、閑古鳥が鳴いていることを示しているようなもので、外そうかと迷いましたが、恥を晒すのも一興かと。ブログが一周年を迎える頃に50,000の訪問者の方々にきて頂ければと無謀な夢をもっております。

 今週は、岡崎先生の論稿に関する記事が「メイン・ディッシュ」になりました。私は他のブログでもっと問題視されるのではと思っておりましたが、思った以上に反応が少なかったです。mitsuさんへのコメントでも述べましたが、私自身は、遊就館の展示など、自分でも納得のゆく整理はできておりません。

 この問題を離れて、この国が道を誤るとしたら、英米への怨恨感情だと考えております。戦前の日本の人種差別にたいする異議申し立ては、現代からみて正当なものであったと思います。しかし、世界恐慌を経て満州事変を起きると、対外硬の世論が強くなります。1941年の日米開戦前夜は、対外硬の世論に歯止めを欠ける政治指導者は誰もいませんでした。このプロセスを正確に説明する能力はありません。ただ、いろんな分析を拝見しながら、なかなか納得がゆかないときに岡崎先生の『重光・東郷とその時代』を拝読して、日英同盟破棄以後、日本の主張が国際的に認められないときに同盟国であったイギリスへの怨恨感情、自らの理念に反するものに非妥協的な(人種差別問題では日本側の主張がまっとうだとは思います)アメリカへの憤激などが、背景にあったという補助線を私なりにひくことができました。邦人排斥の問題ではアメリカは自らの修正してゆきますが、当時の日本人にはアメリカへの憧憬の裏返しという側面もあったのでしょう。戦前の歴史を感情面から捉えると、それで歴史が説明できるとは思いませんが、あのような錯誤が生じた背景に理解が深まると思います。

 問題は、現代の日本です。中韓の靖国参拝に対する対応、安保理入りに反対する中国の反日デモなどには、多くの日本人が怒りました。私もそうです。しかし、それで国を誤るほど、排外的なナショナリズムが高まる懸念はほとんどありませんでした。先の大戦でこの国は敗戦国となりましたが、中韓に負けたという感覚は希薄だと思います。もちろん、両国がわが国に武力でもって攻撃を行えば別ですが、感情論にある程度、歯止めがかかる部分があります。

 他方で、日本はアメリカに敗れました。日米開戦に至るプロセスは、双方の過誤の積み重ねであったと思います。コミンテルンの暗躍などもあるのでしょうが、基本的にアメリカは日本をあまりに軽く見ていたと思います。他方で、日本の政治的指導者は対外硬の世論を抑えることはできませんでした。私があの時代に命を捨てる覚悟で政局にあたったとしても、これを抑えることは100%不可能だったでしょう。日米開戦が必至であったという見方は一面的だと思いますが、これを避けることも難しい状況であったと思います。

 イラク戦争では他国と比較しても、反米的な言辞ははるかに少ない状態でした。小泉−ブッシュ関係の良好さは、失礼ながら、ちと気味が悪いぐらいですが、この数年間の日米関係を極めて良好にしました。しかし、いつの時代にも錯誤はあるものです。現代の日本人が、戦前の日本人よりも怜悧であるのかどうか、私は懐疑的です。同時代人をバカにしているわけではありません。このブログは、どちらかと言えば、「保守系ブログ」に分類されているようですが、私にとってはどうでもいいことです。私が強いて保守的であるとするならば、人間というのはそんなに急に進歩するものでもないとか、「日の下に新しいものなどなにもない」という程度の感覚でしかありません。話がそれましたが、アメリカも過誤をするかもしれません。仮定の話にすぎませんが、そのような状況でも冷静に日本人が事態に対応することができれば、この国はまず安泰だと思います。小泉総理の靖国参拝が終わり、国民の多数がこれを支持する状況の下で、靖国神社の「改革」が行われていることは、率直に日本人として感慨を覚えます。

 このブログのサブタイトルである、「他人がそうであっても、お前はそうであってはならない。 "Aliis licet: tibi licet,"−"others may: you mayn't."」は、戦後史が衰退史ではなく、幸福な興隆の歴史であったと矜持をもって語れる国になる、そんな願望をささやかながらも、表現したものでもあります。

2006年08月20日

靖国参拝の後

(@時の最果て)



ハッシュ:zzz
ボッシュ:先週、お休みしただけというのに、間が空いた感じがするのお。
ハッシュ:ふわあ。なんじゃ、おぬしか。
ボッシュ:…。お約束とはいえ、でだしぐらいなんとかならんのか。
ハッシュ:「おやくそく」?
ボッシュ:いつきても、同じ光景、同じ挨拶じゃ。まあ、だから安心するんじゃが。
ハッシュ:おぬし、ココにくると、安心するのか?
ボッシュ:ジパングもええが、人が多くて疲れる。つまらないことで騒ぐ御仁もおるしのお。ココは時の最果てだけにおぬししかおらぬ。最果てとはよくいったものじゃ。
ハッシュ:そんなにジパングは騒がしいのかえ?
ボッシュ:うーむ、真面目に尋ねられると困るんじゃが。先週は、お盆の時期だけに店もお休みしておったし、平和そのものじゃ。そういえば、あのデブもぶろぐを休んでおったのお。
ハッシュ:そうだったかあ…。他の客人で手一杯であのデブのことは見ておらぬ。
ボッシュ:…。おぬしも薄情じゃな。まあ、8月15日を避けたのは、あのデブにしてはなかなか利巧じゃ。テレビをつけたら、朝から晩まで靖国、靖国じゃ。うんざりしたわい。
ハッシュ:「やすくに」?
ボッシュ:しまった。こんなところでボーっとしている御仁に説明するのは面倒じゃ。ジパングの総理大臣小泉純一郎が靖国神社というところにお参りをしてのお。テレビじゃ大騒ぎじゃ。
ハッシュ:お参りが騒ぎになるのかね?
ボッシュ:…。説明すると面倒なんじゃが、靖国神社というのは基本的にジパングが百年以上前に新しい国づくりを始めた頃に戦争で犠牲になった人たちを祀っておるんじゃ。もっとも、戦争で亡くなった人だけではない。吉田松陰とか高杉晋作といった厳密には戦死者とはいえない人も祀られておる。さらに、60年近く前の戦争を指導して裁判で戦争犯罪人とされた人も祀られておる。騒ぎの源は、最後の人たちを祀ることに反対している人たちじゃ。
ハッシュ:いくさを指導したら、犯罪になるのか?
ボッシュ:…。この話題をするんじゃなかったな。時の最果てゆえ、言えることじゃが、大戦争で負けたら、昔なら将軍が戦死したり、敵国に捕まって殺されたりしたらしいんじゃ。王国なら、最悪の場合、国が滅ぶ際に国王が殺されたり、戦死することもザラじゃ。さらにじゃ。勝ち負けは別として、武装していない普通の人も戦争で殺されたりする。そんなこんなで戦争は悲惨なものゆえ、ルールを数百年かけて悲惨なりにそれをできるだけマシにしようとしてきたんじゃ。
ハッシュ:おぬし、なかなか詳しいのお。今の話を聞いておってわからんのじゃが、60年前の戦争なら、今の話では比較的、最近じゃな。なのに、ジパングの指導者は犯罪者なのか?
ボッシュ:難しいところじゃ。指導者や捕虜の扱いなどで問題があったとされた人たちなどは、裁判で犯罪者とされた。そんな裁判は、勝った側が一方的に裁いたから、無効だという主張もある。一方で、負けたジパングが禊を済ませるにはやむをえなかったという見方もあるんじゃ。勝った側とて犠牲者がおる。また、勝った側の中でも、連合国というぐらいじゃから、国によって立場が違うんじゃ。もっとも、いちゃもんをつけている国は、連合国の一員ではなかったから、さらにややこしい。
ハッシュ:なんだか、ワシには手におえない問題のようだが、喧嘩をした後で負けた側が負けたことを認めたことを確認することと、負けた側が死者を弔うということは別ではないのかね?
ボッシュ:それが、そんなにわかりやすい話じゃないんじゃ。全部を説明すると、ワシの手には負えないが、おぬしのように無知ゆえにバッサリ話を切れる人ばかりじゃったら、騒ぐ者もおらぬ。死者をどう弔うのかということを日々の生活では意識する人は少ない。「お盆」というジパングの慣習は、日々の生活から死者を弔う期間と場をもつという意味でよくできておる。最近は、夏休みをとる口実になっているようじゃがな。ご先祖様の供養というのは、それぞれの家の問題じゃ。しかし、国のために亡くなった方をどう弔うのかということは、ある家の事情で決めるわけにはゆかぬ。単に弔うということでゆけば、先の大戦の戦没者は慰霊されておる。ただ、今のジパングは、国としての体をなしたのは130年足らず前じゃ。大戦という断絶があったために、よそ者からすると、国のために亡くなった方を弔うといういう基本がガタガタになっておるんじゃ。だから、靖国神社一つとっても、8月15日に大騒ぎをしてそれっきりなんじゃ。どこのチャンネルを回しても、靖国、靖国で、しかも海外の反応とかどうでもいいことばかりが多すぎる。メディアからはジパングの人たちが、自分の国をどうするのかということについて考えがまるで伝わってこんのじゃ。
ハッシュ:いよいよ、ワシの手には負えぬ。今日は聞き役に徹するか。
ボッシュ:ジールの頃は、戦争などなかった。なぜなら、ジールだけが国だといってよい状態だったからな。地の民のように微妙な問題はある。ただ、現代のガルディア、ジパングと見て回ってみて思ったんじゃが、昔から戦争は絶えた試しがないんじゃ。だから、軍人やそうじゃない人も含めて犠牲者が山のようにおるんじゃ。そういった人たちをどう弔うかは、同じ国でもかならずしも統一されているわけではない。その時代ごとに為政者や地方の有力者、あのデブのような一般庶民がいろんな知恵をだして最善かどうかは別として工夫をしてきたものじゃ。ワシみたいな素人からすると、歴史などというのは、そういった無数の工夫の積み重ねじゃ。もちろん、人が死ぬのは戦争ばかりではない。病死もあれば、事故死もある。むしろ、こちらがほとんどだな。これは、その親族が弔うのが基本じゃ。そうじゃない場合、どう弔うのかという基本的な問題は、くどいようじゃが、日々の生活には直結していない。ただな、生は死あってのせいじゃ。国レベルで議論すれば、いろんな価値観がぶつかるじゃろ。それでいいんじゃ。ただ、国レベルで死というものにどう接するのかということをジパングの人たちは避けてきた印象はある。
ハッシュ:あのデブは、なぜこの問題に触れぬのじゃろ?
ボッシュ:それは、あのデブが語るべきことじゃ。ワシの知ったことではない。ただ、騒ぎになりそうな時期に旅にでているというのは、確信犯かも知れぬ。まあ、芸はないが、ないなりに頭を使っておるようじゃな。
ハッシュ:あのデブ、頭は悪いが、それ相応には人が悪いということか。
ボッシュ:大御所の返歌にワシたちをだしに使うしのお。ゼリーがうまかったから、まあ、今回は許す。
ハッシュ:ワシは、一つも食べておらぬのじゃが。
ボッシュ:…。なんのことだっけ。さてっと。そろそろ店も開けておるし、忙しいのお。そろそろじゃな。
ハッシュ:…。なんだか、あのデブと変わらぬ気がするが…。とりあえず、また、おいで。



 なんだか、すごい議論ですね。私が「確信犯」というのは心外ですが。もちろん、家にいたってテレビなんて見ませんよ。精神衛生に悪いだけですから。テレビを見て怒っている方をバカにしているわけじゃありませんが、こんなのは想定内でしょうから。



 それにしても、「家康の散歩道」を歩いて三方原の合戦で亡くなった武将の碑、東照宮、月窟廟などを見て回ると、死者を弔うということは時代とともに変わると同時に、変わらない側面もあることに気がつかされます。ウォーキング日記では省きましたが、月窟廟は、他のお墓の中にありますし、宗源院も三方原での合戦における死者のお墓が、徳川方だけでしょうが、あります。禅寺ということもあるのでしょうが、私のご先祖様と変わらぬ光景です。



 御厨先生の「保守の終わり」という評論は、ずいぶん前ですが、興味深く拝読しました。冷戦で西側陣営が勝利した結果、革新陣営が崩壊し、次にそれに対抗する保守陣営が様変わりするというのは図式的ではありますが、基本的には正しいのでしょう。他方で、党派性が不明確になった現在、安保環境に日本人は敏感になっています。現状ではそれにどう具体的に対応するのかという点では、まだまだ十分なコンセンサスがえられていないでしょう。ただし、「外敵」にはそれ相応の対応をすべきというコンセンサスはできつつあるように思います。メディアなどが靖国参拝をどう報じたのかは知りませんが、これだけ周辺諸国が日本を小突き回せば、結果は自明だと思います。「右傾化」というのは現実を無視した話だと私は思います。安保環境の悪化(あるいは戦後最大の「先送り」の結果)を意識する国民が増えただけの話でしょう。過疎ブログの運営者の「寝言」ですが、ネットの影響は無視できませんが、メディアが仮に偏った報道をしても、真実を完全に隠すことはできません。江沢民が宮中で歴史問題をもちだしたときに、特別、保守的でもない知人が「まだ言うのか」とバカバカしそうにしていたのを思い出します。



 靖国神社については、現状から変える必要を感じません。幕末維新以降の近代日本が、それ以前と異質だという主張は間違ってはいないと思いますが、笑い話ではあります。そんなことを言い出したら、江戸時代もそれ以前とは異質ですし、鎌倉時代も異質です。明治以降に政権を正当化するために様々な「神話」をつくったという主張もごもっともですが、これなど江戸時代も相当なものです。家康は神君となり、儒教で国を治めるというのは「神話」以外の何者でもないでしょう。意地の悪いことを申し上げれば、戦後最大の神話は平和主義という名の「先送り」ではありますまいか。



 このような言論に接して感じるのは、「戦後」を一つの時代として見るならば、初めて他国に占領されて自分で自分の国のことを決める意思を失っただらしない国になった時代だということです。「民族自決の原則」なるものが国際社会のルールとなる前から、私たちの祖先は自分たちのことを自分たちで決めてきました。それは、ほとんどの場合、当時の為政者による押しつけであったのかもしれません。それに比べれば、はるかに現在は自由な時代です。それにもかかわらず、自分の国のことを決める意思を失ってきた60年余りの期間は、私には「衰退の歴史」に見えます。



 再び、この国が自分の運命を自ら選択する意思をもつようになること。それが、この「寝言」のささやかな願いです。



 ここで話の水準が落ちるのですが、食い物の恨みは怖いようで。個人レベルでは、恨みを覚えていることよりも、忘れる方がよいことが多い気がいたしますが。

2006年08月06日

返歌? 暑中お見舞い申し上げます

(@時の最果て)



ハッシュ:おお、待っておったぞ!命の賢者よ!!
ボッシュ:な、何事じゃ!?おぬしが起きているとは?
ハッシュ:実はのお。今日はあのデブに頼まれたんじゃ。
ボッシュ:ほお?
ハッシュ:なんでも大御所から暑中見舞いが届いたんじゃが、自分では返事が書けぬらしい。
ボッシュ:それでワシたちにふったというわけか…。サメなみの脳みそよのお。
ハッシュ:まあ、まずはお茶でも。
ボッシュ:なんでこんなトコにお茶があるんじゃ?
ハッシュ:あのデブの差し入れじゃ。
ボッシュ:…。ったく。ワシが暑中見舞いしてもらいたいものじゃ。
ハッシュ:そんなにジパングは暑いかね?
ボッシュ:暑いも何も、あのデブに抱きつかれている気分じゃ。
ハッシュ:…。あのお、それは暑苦しい話なんじゃが。
ボッシュ:…。すまぬ。自分で言いながら、つい想像したら、ゾッとした。究極の冷房じゃな。
ハッシュ:…。ところで、おぬしの店はどうじゃ?
ボッシュ:それが、困ったことに人手不足が続いておる。この間、シンガポールという赤道に近い国の若い学生が「トーキョーの夏はつらい」と言って、帰ってしもうた。赤道の近くの癖にひ弱じゃ。ワシの店は、ジパングの人以外の人もよく来るので、ワシと店長だけではつらいんじゃ。ふう、また求人をして面接じゃ。
ハッシュ:…。いよいよ暑苦しいのお。
ボッシュ:…。あのデブはどうじゃ?デブだけに暑いのは苦手だろうから、何か対策でもしておるじゃろ?
ハッシュ:机の前に座っているとき以外は、汗をかきっぱなしじゃな。この前は、短いズボンに、よれよれのなにかを着て、ぶよぶよの体を揺らせながら、汗だくでゆっくり走っておった。かと思えば、すたじおとかいうところで見ているほうが恥ずかしいかっこうをして、やはり汗だくじゃ。見るからに暑苦しい。
ボッシュ:…。暑中見舞いにあのデブの話は禁句じゃな。
ハッシュ:もっと涼しげな話題はないかね?
ボッシュ:ジパングの遠く南西ではドンパチやっておるし、そのちょっと東はおっかないのお。北西からの風は凪いでおるが、吹くとこれまた暑苦しい。イスラエルは、誤算だったのお。あのデブの○(不適切な表現ですので伏字にいたしました:暑気書記係)みたいなものじゃ。上になっても、経験が少ないから、いきそうで、なかなか、いかせることができない。
ハッシュ:…。くどいが、ジパングで涼しい話題はないのかね?
ボッシュ:暑いからといってプールに行くと、小さな女の子が吸い込まれるしのお。あのデブが排水口に詰まればよかったのに…。他の将来のある子の命は助かるは、デブだから水は減らないは、いいことづくめじゃ。しかし、下水が壊れて復旧が困難になるかも知れぬ。難しいところじゃ。
ハッシュ:…。
ボッシュ:ところでその木箱はなんじゃ?
ハッシュ:おお、忘れておったわい。これもあのデブの差し入れじゃ。
ボッシュ:ほお、あのデブにしては気が利くのお。



…。なんか碌でもないものが入っておらんじゃろうな?



ハッシュ:ワシも中身は見ておらぬが…。
ボッシュ:なんか嫌な予感がするのお。開けたら煙が出て…なんてことはないだろうな?
ハッシュ:とりあえず、開けてみるかの。
ボッシュ:…。
ハッシュ:おや、なんじゃこのピンク色の妙なものは?
ボッシュ:これは、梅の実ゼリーじゃな。たねやか。あのデブにしてはまともすぎるのお。
ハッシュ:ワシにはわからぬが、お一つどうぞ。
ボッシュ:ワシに毒見をさせようという魂胆じゃな。なんだか、裏がありそうじゃが。とりあえず、空けてみるかのお。ほお、なかなかよい香りじゃ。どれ、一口。



…。



…。



…。



う、うまい!おかわり!!



ハッシュ:…。…。…。たくさんあるゆえ、どんどん食べて構わんぞ。
ボッシュ:ほれにひてもだな、あのデヴはダイエットがひるようだからな、ほんなおひしひものを…。
ハッシュ:食べるか、しゃべるか、どちらかにしないか。そんな有様ではどこぞの総裁様なみじゃ。
ボッシュ:ふう。あっという間に9個も食べてしまった。なかなかじゃな。なんだか涼しい気分じゃ。おっと、もう、仲間ちゃんと会う時間じゃ。すまんが、そろそろ帰るね。
ハッシュ:…。また、おいで。というわけで今回はお役に立てなかったようじゃ。まあ、せいぜい、汗をかくことじゃな。



 ……………。時の最果てにふった私がバカでした。命の賢者様は…。ゼリー9個を何分でたいらげられたのでしょうか。時の賢者様におかれては、失礼ながら、言葉が間違っております。「今回は」ではなくて「今回も」でしょうに。言われなくても、今日もピラティスでハァハァしましたよ。それにしても、暑中見舞いどころか、暑苦しい…。



お詫びに私が排水口に…。



 というわけで、大御所の見事な歌に暑苦しいですが、本記事をもって「返歌」とさせていただきます。ちぃっ、「返歌」に3,465円もかかっちまった。



 読者の皆様、暑い季節が続いておりますが、御自愛ください。

2006年07月30日

時の終わり

(@時の最果て)



ハッシュ:zzz
ボッシュ:…。あのデブめもここに一週間もいたら、睡眠不足なんぞ解消するだろうに。
ハッシュ:ふわあ。なんじゃ、またおぬしか。
ボッシュ:…。お約束とはいえ、おぬしも暇じゃのお。
ハッシュ:うーむ、最近は客人が多いゆえ、そうでもないんじゃ。
ボッシュ:そんなもんかのお。ところで、今日はあのデブを励ましにきた。
ハッシュ:ほお。
ボッシュ:ワシが倒れたときに、あんなくだらないとはいえ、長い記事を書くとは殊勝な心がけじゃ。
ハッシュ:それで?
ボッシュ:おぬしも冷たいのお。あのデブ、ふられるどころか、相手にすらされなかったそうじゃないか。「事実上の敗北宣言」とか言いながら、あれは敗北以前にお話にならなかったということじゃ。あのデブに狙われたら、防御もがちがちになるのは当然じゃ。落ち込んでいるだろうから、おぬしと二人で励ましてやろうと思ってな。
ハッシュ:…。おお、あの方のことじゃな。この前も、なにやらメールとかいうものをやりとりしておったな。
ボッシュ:……………。よもや、死んだふりか?あのデブ、頭が悪いとは思っておったが、おまけに嘘つきか?
ハッシュ:うーむ。よくはわからんが、「攻めるなら搦め手」とかぶつぶつ言いながら、本人と周辺を固めようとしておるようじゃ。
ボッシュ:……………。じゃあ、あの記事は?
ハッシュ:ワシに聞かれても困るんのお。あのデブばかり気に留めているわけではないし、所詮はあのデブの「寝言」じゃ。おぬしだからサービスするが、たぶん失敗したときに落ち込まないよう、自分のために書いているんじゃないかな。想定の範囲内ということにしておくためにな。どの道、手が届かんよ。ちなみに、あのデブ、読者のことなんてなーんも考えておらんじゃろ。
ボッシュ:……………。おぬし、「ノー・プロブレム」とか「想定の範囲内」とか変な言葉ばかり知っておるのお。それにしても、心配したワシがバカだった。入院中に「死にそうです」などと不届きなメールを送る輩が、簡単にくたばるわけがないな。
ハッシュ:それと、あのぶろぐなるものに書いてあることは、すべて「寝言」じゃ。まともに読んではならぬ。
ボッシュ:……………。
ハッシュ:ところでおぬしに聞きたいのじゃが、おぬし、量子力学はわかるのかのお?
ボッシュ:うーむ、あのデブの時代の科学はワシもお手上げじゃ。
ハッシュ:そうか。あのデブが訳しておった論文が気になるんじゃ。
ボッシュ:あのデブに聞いた方が早いんじゃないか?
ハッシュ:だから、「寝言」など書いておる暇人に聞いても時間の無駄じゃ。量子力学がダメでも、相対性理論はなんとかなるじゃろ?
ボッシュ:…。すまぬ、無理じゃ。ジパングの大学に喩えるとじゃな、おぬしが理学部でワシが工学部出身じゃ。で、ワシは約14,000年前からそちらの知識は進んでおらぬ。ワシの店の客人の話でも目が点になるような話ばかりじゃ。それにしても、量子力学とか相対性理論とか、なにかおぬしに関係するのか?
ハッシュ:問題は、ココのことなんじゃ。時の最果ての存在じゃ。間違っても、あのデブの「時の最果て」ではないぞ。ワシも自信がないんじゃが、量子力学では力は量子間の相互作用じゃ。しかも、物理的な実在は、非局所的という直感的にはわかりにくい「なにか」になる。他方で、相対性理論では力は重力場の歪みじゃ。力という一番、基本的な概念で捉え方が全く異なる。時の最果ての存在は、相対性理論とは相性がよさそうだというのが、ワシの見立てじゃ。時空の歪みとして時の最果てが存在する。ただ、相対性理論にしたがえば、おぬしのように古代から1万年以上も先にいったり、気軽にココに足を運んだりできないはずじゃ。量子力学を導入しても、この問題は解決しないだろうけどな。まあ、この問題はおいて、量子レベルの奇妙なまでの決定論的関係は気になる。不確定性原理というのを知った人は、量子レベルでは因果律が崩壊したと感じたようじゃ。アインシュタインもそれに反発したようじゃ。他方でEPRパラドックスとかパウリの排他律などは、量子レベルでの相関は、古典力学よりもより強い相関じゃ。どうも、このあたりが気になってしょうがないんじゃ。
ボッシュ:…悪いんじゃが、おぬしの話はなにやら呪文のようにしか聞こえんのじゃが。
ハッシュ:これは失礼。ワシの寝言と思ってもらえばいいんじゃ。
ボッシュ:寝言に「寝言」、時の最果てに「時の最果て」。ややこしいのお。頭が痛くなってきた。すまんが、帰るね。
ハッシュ:おやおや。またおいで。



 うーむ、命の賢者様には御心配をかけた御様子で恐縮でございます。時の賢者様には参りますねえ。ダメモトなのは賢者様たちに言われなくてもわかりますが、手口ばらさないで下さいよ。基本は「泣かぬなら 別をあたろう ほととぎす」ですから。お友達で十分でございます。でもね、どこかで人生をシェアするパートナーがいないというのは一抹の寂しさがあるものです。



 時の賢者様の考えは私にはわかりかねますが、クロノ・トリガーでは時の最果ての英語表記は"The End of Time"なんですね。「時の終わり」などというのは、想像力の貧しい私にはイメージすらつきませんが、時の最果てにいらっしゃる方からすれば、深刻な問題。ちなみ、クロノ・トリガーでは時代ごとに年代がふってありますが、時の最果ての年代は∞になっています。宇宙に終わりがあるのか、ないのか。地べたで政治がどうたらとか外交・安全保障ががどうたらとか(もちろん、大切な問題だと思いますよ)ああでもない、こうでもないと屁理屈をこねている人間からすると、自分の考えがちっぽけなものだなあという清々しい気分になれます。



 それにしても、先週の記事はわれながらひどいなあ。時の賢者様のおっしゃるとおり、読者無視ではありますが、あれはひどい。おかげでアクセス数のインフレファイターとしては結果的に完璧なオペになりました。ようやく任務完了です。



 今週は、打ち首獄門を避ける仕事と同時に、自分の好きなことができそうです。勘が鈍っているので、どんな記事を書くかは何も考えておりませんが、ちょっとゆとりができますので、長い目で見た話をまったり考えてゆきたいところです。



【読者の一部の方へ御礼】



 今週も「かんべえ 極悪」で20件もクリックして頂き、ありがとうございました。「霞ヶ関へのエール?」にて引用した極悪の極みをもちまして、「かんべえ 極悪」キャンペーンは終了でございます。ご協力頂き、誠にありがとうございまいした。それにしても23日のサンプロは惜しかったなあ。富田メモの議論の後で、「そんなどうでもいいメモより霞ヶ関名物、財務省御用達腹話術人形の谷垣さだかず君はどうよ?」と発言されていたら、まおう、もとい神の領域だったのに…。誠に惜しまれます。今後も極悪かんべえ師匠の『溜池通信』での記事(最近、上品になられましたなあ)、他のブログ等でのコメント(他所では平気で爆弾(控え目だけど)を投げちゃうんですね)を違う視点で味わう同好の方が増えますることを心より願っております。

2006年07月23日

「闇の組織」との最終決戦 編集後記

(@時の最果て)

ハッシュ:zzz
ボッシュ:(ゴクリ)あのお?
ハッシュ:zzz
ボッシュ:…。
ハッシュ:…。…。…。かっ!!
ボッシュ:ひ、ひええ!!
ハッシュ:ふわあ。おお、おぬしか。ちょうどよいところに来た。
ボッシュ:せ、先週は…。
ハッシュ:ほお?
ボッシュ:ワシが悪かった。この通りじゃ。
ハッシュ:なんのことだかわからないが、おぬしに念を送るぞ。

[ハッシュ] 攻撃:94 素早さ:54 防御:82 命中:94 運:22 HP:291
[ボッシュ] 攻撃:99 素早さ:96 防御:17 命中:57 運:28 HP:190


ハッシュ vs ボッシュ 戦闘開始!!
[ボッシュ]の攻撃 HIT [ハッシュ]は95のダメージを受けた。
[ハッシュ]の攻撃 HIT [ボッシュ]は142のダメージを受けた。
[ボッシュ]の攻撃 HIT [ハッシュ]は1のダメージを受けた。
[ハッシュ]の攻撃 HIT [ボッシュ]は172のダメージを受けた。
[ハッシュ]が[ボッシュ]を倒しました(ラウンド数:2)。

ハッシュ:…という事じゃ。
ボッシュ:…。じゃあ、さっきの雄たけびは?
ハッシュ:あのデブが碌でもない遊びをしているところを見ているうちにワシもつい気合が入ってのお。思わず、大声が出てしもうた。
ボッシュ:…。
ハッシュ:まさか。おぬし、ワシに負けて悔しいのか?
ボッシュ:…。ったく、あのデブめ。もうココにはこれんと思ったわい。
ハッシュ:そういえば、おぬし、ジパングに住んで半年近いのお。おぬしならわかるじゃろ。
ボッシュ:ほぉ?
ハッシュ:あのデブがじゃな、珍しくおぬしの心配をしておった頃の話じゃが。
ボッシュ:あのデブが!?…信じられん。
ハッシュ:それでな、おぬしを心配する記事を書くとか言って、なにやら物置からとりだしておったんじゃ。こんな感じのものじゃ。
ボッシュ:…。たぶんじゃが、スーパーファミコンとかいうものじゃ。
ハッシュ:そのすーぱーなんとかで画面に写してはしきりにキーボードとかいうものをしきりに打っておった。
ボッシュ:…。暇じゃな。
ハッシュ:それでじゃな、なにか読みとれないらしくて別の機械をとりだして光を放っておったわい。それからその機械をパソコンにつないで全く同じ画像を見ておった。
ボッシュ:…。まさかと思うが、デジカメでゲームの画面を写しておったのか…。オタクというより、単なるバカじゃな。
ハッシュ:それでワシを主人公にした物語ができたというわけじゃ。
ボッシュ:…。おぬし、魔力はすさまじいときがあるが、腕力はあるまい?
ハッシュ:そうなんじゃ。魔力とて、サラとジャキにはかなわぬがな。
ボッシュ:そういえば、あの記事じゃな。人をたぶらかしておいて、あのデブはまったく。
ハッシュ:まあ、「寝言@時の最果て」なんて碌でもないものを読みすぎないことじゃ。
ボッシュ:…。しかし、おぬしの名代じゃろ?いいのか、あのデブを放置しておいて。
ハッシュ:時の最果てとは無関係ゆえ、ノー・プロブレム。
ボッシュ:…。おぬし、変な言葉は知っておるのお。なんだか、あのデブと重なって見えてきたわい。なんだか疲れてしもうた。すまんが、帰るね。
ハッシュ:おやまあ。また、おいで。



 ありゃま、あっという間に仲直りですか。仲がよいのか、悪いのか。しかも、私をだしにして…。それにしても、時の賢者様はボケが始まっているのに余計なことばかり覚えていらっしゃって参ります。けっきょく、罰ゲームなんだよなあ…。

 私がデジカメでとったのは、ゾー○と戦闘開始直後に主人公がひかりのたまを使うシーンです。最初は、画面から直接、読み取って打ち込もうとしましたが、意外と早いんですね。ナレーションが読みとりにくいので、デジカメで写しました。ナレーションとゾー○のセリフをしっかり写してパソコンで再現しながらこの記事にばっちり入力しました。さくらさん「永田町の『メカビ』(男子も女子も皆、オタク)」こと「さくらの永田町通信」主宰)が時の賢者様ハッシュ((さくらvsHacheではありませんよ)と対決するシーンです。セリフ集にもなく、ネットにも存在しないので意外と貴重な資料かもしれません。

 …。よく考えたら、メッセージの表示スピードを落とせば済む話でした。写すのになんと57分29秒もかかってしまいました。

…。

やっぱり、豆腐の角に…。

【みなさまへのお願い】

 「かんべえ 極悪」から週間「フレーズランキング」が83に上っております。お願いですので、3件目のかんべえ師匠のコメントをクリックしてください(なんであちらが3件目に落ちてんだろ)。それにしても、「スーパーの駐車場」(「不規則発言」2006年7月21日)は、防御ががちがちで参りました。『日経』に釣られた私がいかにバカであるかを暗に示されているようで、悔しい限りです(昔から『日経』の一面はまともに読んではいけないとわかっていたのに…。死んでも死に切れませぬ)。しかも、総アクセス数がインフレファイターを宣言してから今週で5.25テロの週を上回るという惨状。無念です。すべてを失いました。あらためて再起を期します。その前に…。

やっぱり、豆腐の角に…。

【ある番組を見て】

 富田メモの議論の後で、突然、かんべえ師匠に話がふられて、珍しいものを見てしまいました。他人のところは「テロ」し放題だけれども、自分が「テロ」されたときにはああいう表情になるんだなあと思いました。私があの表情を見たのは二度目ぐらいでしょうか。仮死状態の表情(顔がひきつっている)。やはり、極悪です。一度目は、仮死状態の表情(死んだふり)になった後、計算しつくした上で私に振ってこられて私は平々凡々と真情を申し上げましたが。「ああ、かんべえ師匠は『極悪』だなあ」と実感したのは、この数年前の出来事でした。

 岡崎先生のお話は、ある公理に貫かれていて、櫻井さんは理解しているものの、司会者から見て左側に座っているお二人は、公理の重大性がまるで理解できていない様子。幣原総理(当時)の勧進帳、東条英機元総理の極東軍事裁判への侮蔑と従容と刑を受けたことを考えれば、自明の公理なんですが、おっかないことに、政治家でもこの公理が理解できない方がいらっしゃるという現実。最後の方で加藤氏は、ぎりぎり空気は読めたようですが、たぶんわかってはいないだろうなあ。菅氏は、まったく意味がわからない御様子。こんな心臓に悪い番組を朝から見なくてよかったと思いました。私は、CSで再放送を見ました。

 「ある敗戦国の幸福な衰退史」というテーマと密接に絡んでくるのですが、皇室そのものを論じることは、私には荷が重すぎますね。ただし、直接、論じなくても、勉強をしておく必要はあるわけでして、岡崎先生のお話が伺うことができたという点では、よい番組だったと思います。武部幹事長もやはり「忠臣」であることがよくわかって、やはり結果的にはよかったと思います(2006年7月23日午後11時頃に加筆いたしました)。

2006年07月16日

ゼロ金利解除ラプソディ 命の賢者様の臨死体験編

(@時の最果て)



ハッシュ:zzz
ボッシュ:…。
ハッシュ:!!ボッシュか?
ボッシュ:…。
ハッシュ:おぬしの記憶を追体験していたら、突然、砂嵐のような状態になった。
ボッシュ:…。
ハッシュ:これは、客人が意識不明か、死を意味する。おぬし、無事であったか。
ボッシュ:…。
ハッシュ:うーむ、なんか変じゃな。おぬしの意識は…。なんと正常ではないか。
ボッシュ:…む、・ね・じ・。
ハッシュ:おお、口が利けるようになったのか?なになに?無念じゃ?
ボッシュ:あ・・ぶ・に・・ら・た。
ハッシュ:あのデブに謀られた?
ボッシュ:・ョ・・じ・。
ハッシュ:ショックじゃ!?よし、ここはひとつ万能薬じゃ。
ボッシュ:(ゴクリ)。ふう、助かったわい。礼を言うぞ。
ハッシュ:命あっての物種。無事で何よりじゃ。それにしても、あのデブ、おぬしになにをしたんじゃ?
ボッシュ:…。実はのお。新聞とかテレビとか、あのデブのブログでゼロ金利解除とか騒いでおった。
ハッシュ:ほお?
ボッシュ:そこでワシが腹を立てて、銀行に行ったんじゃ。新聞にもでておったしな。
ハッシュ:ほお?
ボッシュ:それで、銀行の支店で貸してくれた担当者に文句を言ったんじゃ。いままで金利がゼロだったのに、なんでワシだけ利息を払わなくてはいけないんじゃとな。
ハッシュ:…。まるで暗号のようじゃ。「きんり」とか「りそく」とかわけがわからん。
ボッシュ:ジパングだけではないが、たとえば10000単位のカネを借りたら、その元のお金だけでなく、その何%かは貸してくれた人に付け加えて返すのが礼儀というものじゃ。そのおまけの部分が利息で、元のお金の何%分にあたるのかを表わすのが利子率じゃ。
ハッシュ:ということは、ゼロ金利というのはおまけがゼロということか?
ボッシュ:…。
ハッシュ:おぬし、大丈夫か?また、意識が遠のいておるようじゃが?
ボッシュ:思い出すだけでゾッとするのお。ワシともあろう者が、こんなところでぼーっとしている御仁と同じ考えだったんじゃ。ゼロ金利というときの「金利」というのは、銀行同士がお金を貸し借りするときの利子率なんじゃ。粗っぽくいうと、ここで対象となるのは今日貸し借りをする約束をして明日カネを貸す場合じゃな。しかも、万が一、お金が返せないときには、担保といって土地などを差し出す約束をするんじゃが、ざっくり説明すると、銀行どうしでは手形というのが担保になる。この担保もないときの金利を0%に近づけるのがゼロ金利政策というのじゃ。ゼロ金利解除というのは、目標となる金利を0%よりも高く設定するということじゃ。
ハッシュ:わしには、わかったようなわからないような話じゃが、おぬし、相当、詳しいようではないか?
ボッシュ:…。
ハッシュ:今日は、調子が悪いのお。
ボッシュ:不覚じゃ。実は、そんなこともしらずに、金曜日に銀行でなんでワシだけ利息を払わされるんじゃと支店長に向かって叫んだら、ゲラゲラ笑われてのお。説明されて、あまりに恥ずかしいので下を向いておったんじゃ。おまけに、「ボッシュさんは、固定金利だから関係ないですよ」と言われてさらに恥をかいたわい。とどめに、「固定金利で契約するなんてなかなか用心深い方だと思っていたのに、その程度の知識でしたか」とまた馬鹿笑いされてしもうたわ。先週の疲れも取れておらなかったから、そのまま気が遠くなってしもうた。あのデブめ、ワシに恥をかかせおってからに。
ハッシュ:…。ワシにはさっぱりわからんが、あのデブもそこまで考えてはおるまい?
ボッシュ:あのデブが、「北のミサイルより驚きました」などと書くから、天変地異でも起きたかと思ったわい。てっきり、みんな利息を払っていなかったのが、払うようになったと思い込んだんじゃ。恥ずかしいやら、悔しいやらで、おまけに先週の寝不足で過労もいいところだったから、いきなりぶっ倒れてしまったんじゃ。気がついたら、病院で店長とシェフ、給仕の女の子に囲まれておった。あとで聞いたら、銀行の人にまでずいぶん心配されて、本当に申し訳ない限りじゃ。これはすべて、あのデブの責任じゃ!
ハッシュ:…。もうお互い年じゃ。興奮すると、体によくないぞ。
ボッシュ:ただな、大きな声では言えんのじゃが、銀行が慌ててちょっとだけ利息をまけてくれることになったわ。損して得をとれとはこのことじゃな。
ハッシュ:…。そろそろ、お迎えの時間かな。
ボッシュ:…。すまぬのお。心配をかけて。
ハッシュ:…。
ボッシュ:…。それでは失礼いたします…。
ハッシュ:…。



 うーん、私が悪いように言われるのは心外ではありますが、『溜池通信』愛読者としては、ゼロ金利解除に狼狽するというのは、修行不足でございます。かんべえ師匠が『溜池通信』325号(2006年7月7日)で「ゼロ金利解除の確率高し」と書かれているのを軽視しておりました。考えてみれば、この時点で織り込んでおくのが当然でした。命の賢者様にはお気の毒でしたが、迂闊です。



 ゼロ金利政策の解除については、賛否両論に分かれています。これまで私の記事を御覧になった方々は、私は日銀の政策変更に否定的であるという印象をもたれていると思います。お遊びで書かせていただいた分には、日銀総裁をからかうかのようなことをしておりますが、現実問題として論じるならば、軽々に政策の評価はできません。私の守備範囲ではないこともありますが、誘導金利の上昇がどの程度まで政策金利や長期金利に影響するのかを見極めることができませんし、消費者物価指数とGDPデフレータ増加率の乖離など統計上の手法の問題にすぎないのかもしれませんが、説明が上手にできない問題がいくつもあります。ただし、誘導金利の上昇は金融引締め効果をもつでしょう。現時点で、物価と言う点から金融政策を見た場合、インフレリスクの警戒というのは、実体経済の状況からややかけ離れた印象があります。



 日本ではいわゆる「リフレ政策」の一貫としてインフレ目標が論じられる傾向があるために、期待形成や"time consistency"などミクロ的基礎にもとづいたマクロ経済学から金融政策の検討を行う地味な作業がやや弱い印象があります。もちろん、政策論争の文脈でも、これらの問題が無視されているわけではありません。政策やルール決定にあたって先述の作業が完璧に行われるのを待つのは非常に困難でしょう。ただ、本来ならば、「役に立たない」とバカにされながらも、地味な作業をやることが仕事のはずの方たちが、一見、華々しく映る政策論争に埋没されているのを見ると、がっかりいたします。



 まあ、命の賢者様のようなちゃっかりした方もいるわけで(こんなことで金利が下がるんかいな)、「ゼロ金利解除ラプソディ」も、眉間に皺を寄せて小難しい議論をするより、楽しむ方がよいのかも。

2006年07月15日

「闇の組織」との最終決戦(本当に長い) そして伝説へ…

 「ゼロ金利解除」に引き続き、「利上げ」を連発したところ、アクセス数が激減し、御機嫌です。日銀総裁も真っ青のデフレ誘導者インフレファイターとして任務完了です。来週は、平和な一週間になりそうですねえ。

緊急連絡:時の最果て(注)より、ゼロ金利解除後、命の賢者様が銀行との交渉中、倒れられたとの連絡を受けましたので、慌てて記事をつくりました。明日は日曜出勤ですので、申し訳ありませんが、手抜き工事です。以前、「闇の組織」から総攻撃を受けたことがありますが、今回は、勇者Hacheが「闇の組織」を打倒すべく、立ち上がりました(「時の賢者様と命の賢者様の邂逅」番外編予告編です)。

(注)時の最果ては、時の賢者様の居場所です。「時の最果て」と表記している場合、このブログを指します。なお、御多忙の方は、この記事の最後の【本編】もとい【番外編】のみ、ご覧ください。

勇者の母:おきなさい。 おきなさい わたしの かわいいHacheや……。
おはよう  Hache。 もう あさですよ。 きょうは とても たいせつなひ。
Hacheが はじめて おしろに いくひ だったでしょ。
このひのために おまえを ゆうかんな おとこのこ として そだてたつもりです。
さあ かあさんに ついて いらっしゃい。 ここから まっすぐいくと おしろ です。
おうさまに ちゃんと あいさつ するのですよ。 さあ いってらっしゃい。

 かくして無謀な冒険が始まったのでした。そして伝説へ…

@アリアハンの城

アリアハン王: よくぞ きた! ゆうかんなる オルテガのむすこ Hacheよ!
そなたの ちち オルテガは たたかいのすえ
かざんに おちて なくなったそうじゃな。
そのちちの あとをつぎ たびに でたいという
そなたの ねがい しかと ききとどけた!

てきは まおう かんべえじゃ!

せかいの ひとびとは いまだ まおう かんべえの なまえすら しらぬ。
だが このままでは やがて せかいは まおうに ほろぼされよう。
まおう かんべえを たおしてまいれ

 …。「てき」は、「まおう かんべえ」ですか…。「極悪」とは存じ上げておりましたが…。「魔王 かんべえ」が「世界を滅ぼす」…。しかも、いとも簡単に「たおしてまいれ!

 はい、はい。しょうもない旅になりそうです。のっけから、やる気ゼロですが、とりあえず、スタート。

@ピラミッド

謎の声: おうさまの ざいほうを あらすものは だれだ。
……われの ねむりを さまたげるものは だれだ。

やじゅんがあらわれた!

[Hache] 攻撃:69 素早さ:60 防御:25 命中:42 運:61 HP:271
[やじゅん] 攻撃:41 素早さ:49 防御:83 命中:16 運:86 HP:225

Hache vs やじゅん 戦闘開始!!
[Hache]の攻撃 HIT [やじゅん]は46のダメージを受けた。
[やじゅん]の攻撃 MISS [Hache]は攻撃を回避した。
[Hache]の攻撃 HIT [やじゅん]は1のダメージを受けた。
[やじゅん]の攻撃 HIT [Hache]は111のダメージを受けた。
[Hache]の攻撃 HIT [やじゅん]は25のダメージを受けた。
[やじゅん]の攻撃 MISS [Hache]は攻撃を回避した。
[Hache]の攻撃 HIT [やじゅん]は12のダメージを受けた。
[やじゅん]の攻撃 HIT [Hache]は95のダメージを受けた。
[Hache]の攻撃 HIT [やじゅん]は57のダメージを受けた。
[やじゅん]の攻撃 MISS [Hache]は攻撃を回避した。
[Hache]の攻撃 HIT [やじゅん]は30のダメージを受けた。
[やじゅん]の攻撃 MISS [Hache]は攻撃を回避した。
[Hache]の攻撃 HIT [やじゅん]は60のダメージを受けた。
[Hache]が[やじゅん]を倒しました(ラウンド数:7)。

 最近、コメントが短いやじゅんさん(財務大臣)ですが、やはり本気モードでは恐ろしいまでの戦闘ターンの長さ。防御力が高く、運も強い。最後は、決定力の差で紙一重で勝ちました。金庫番は、ほんに怖い。いきなり強敵とエンカウントするとは、先が思いやられます。はたして「まおう かんべえ」までたどりつけるのでしょうか?

@レイアムランドのほこら

エルフ
:わたしたちは わたしたちは たまごを まもっています。
たまごを まもっています。
6つの オーブを きんのかんむりの だいざに ささげたとき……。
でんせつの ふしちょう ラーミアは よみがえりましょう。

わたしたち わたしたち このひを どんなに このひを どんなに
まちのぞんでいたことでしょう。
さあ いのりましょう。 さあ いのりましょう。
ときは きたれり。 いまこそ めざめるとき。
おおぞらは おまえのもの。 まいあがれ そらたかく!

でんせつの ふしちょう ラーミアは よみがえりました。 ラーミアは カミのしもべ。
こころただしきもの だけが そのせなに のれるそうです。

 「おおぞらをとぶ」は、ドラクエシリーズの中で最も好きな曲です。いまでも、この曲を聴きながら、ボーっとしていることがあります。さて、こころただしくないもの(あるいは「こころけがれたもの」)がラーミアに乗った結末は…。

@せっさい城

せっさい(偽):だれじゃ わしを おこすのは?
むにゃ むにゃ…。 あすに せい。 あすに……。
みーたーなあ? けけけけけっ!
いきてかえすわけには いかぬぞえ。

せっさいがあらわれた!

[Hache] 攻撃:69 素早さ:60 防御:25 命中:42 運:61 HP:271
[雪斎] 攻撃:97 素早さ:93 防御:10 命中:54 運:27 HP:126

Hache vs 雪斎 戦闘開始!!
[雪斎]の攻撃 HIT [Hache]は157のダメージを受けた。
[Hache]の攻撃 HIT [雪斎]は94のダメージを受けた。
[雪斎]の攻撃 HIT [Hache]は60のダメージを受けた。
[Hache]の攻撃 HIT [雪斎]は83のダメージを受けた。
[Hache]が[雪斎]を倒しました(ラウンド数:2)。

 …。私はいったい何を見たというのでしょう。まさか…。あれは…。そうだ!!未公表論文の原稿だ(〆切を過ぎていたような気が…)。それにしても、よもや…の結果です。雪斎先生(偽)は、強力な攻撃力・俊敏性を誇るも、防御とHPの低さが致命的でした。シナリオ上、雪斎先生(本物)とは戦闘ができないので、あしからず。

@かんべえの城

かんべえ:ついに ここまできたか。Hacheよ。
この だいまおうかんべえさまに さからおうなど
みのほどを わきまえぬ ものじゃ。
ここにきたことを くやむがよい。
もはやふたたび いきかえらぬよう そなたの はらわたを くらいつくしてくれるわっ!

かんべえがあらわれた!!

[Hache] 攻撃:69 素早さ:60 防御:25 命中:42 運:61 HP:271
[かんべえ] 攻撃:67 素早さ:92 防御:86 命中:98 運:81 HP:265

Hache vs かんべえ 戦闘開始!!
[かんべえ]の攻撃 HIT [Hache]は91のダメージを受けた。
[Hache]の攻撃 HIT [かんべえ]は30のダメージを受けた。
[かんべえ]の攻撃 HIT [Hache]は140のダメージを受けた。
[Hache]の攻撃 MISS [かんべえ]は攻撃を回避した。
[かんべえ]の攻撃 HIT [Hache]は149のダメージを受けた。
[かんべえ]が[Hache]を倒しました(ラウンド数:3)。

@アリアハン城

アリアハン王:おお Hache! しんでしまうとは ふがいない!
そなたに もういちど きかいを あたえよう!

 …。「かんべえの城」なんぞ碌でもないところにのこのこでかけたことをくやんでおります。さすが、表のボス。強すぎます。パラメータを見ると、勝てる気がしませんね。「不甲斐ない」って言われてもねえ…。デフォルトからパラメータが上がってませんから。「まおう かんべえ」はやっぱりおっかねえ。喧嘩しないにかぎりますな(それにしても「かんべえの城」って姫路でしょうか、福岡でしょうか。越中は狭いし。大分はなさそうですし。え゛っ、千葉県柏市?)。

 あっ、このままだと「世界が滅ぶ」んでしたっけ。というわけで強引にシナリオを進めます。

@アレフガルド

女性まおうかんべえを たおした ですって?
でも かんべえなど だいまじょさくらの てしたの ひとり すぎませんわ。

 なんと、あの「まおう かんべえ」が手下の一人にすぎぬとは…。この旅、やはり容易ならぬ道でございます。え゛っ、もういいからさっさと進めなって?失礼しました。

@さくらの城

大男:わたしは もう だめだ……。 そこの たびのひとよ どうか つたえてほしい。
わたしは アリアハンのオルテガ。
もし そなたが アリアハンに いくことがあったなら……。
そのくににすむ Hacheをたずね オルテガが こういっていたと つたえてくれ。
へいわな せかいに できなかった この ちちを ゆるしてくれ…とな ぐふっ!

 こんなところでたかがビールの飲みすぎでひっくり返るとは…。父上の最期をみとりました(涙)。それにしても「さくらの城」とは…。かわいらしくて戦闘意欲がなくなります(まさか、「これはワナよ」か!?)。

 いよいよ影の総帥との最終決戦です。なんか勝てる気がしないな…。

さくら: Hacheよ! わが いけにえの さいだんへ よくぞ きた!
わらわこそは すべてを ほろぼすもの!
すべての いのちを わが いけにえとし
ぜつぼうで せかいを おおいつくしてやろう!
Hacheよ! わが いけにえとなれい!
いでよ わが しもべ!
こやつを ほろぼし その くるしみを わらわに ささげよ!

ぐっちーがあらわれた!

[Hache] 攻撃:69 素早さ:60 防御:25 命中:42 運:61 HP:271
[ぐっちー] 攻撃:66 素早さ:23 防御:10 命中:27 運:80 HP:163

Hache vs ぐっちー 戦闘開始!!
[Hache]の攻撃 HIT [ぐっちー]は107のダメージを受けた。
[ぐっちー]の攻撃 HIT [Hache]は88のダメージを受けた。
[Hache]の攻撃 HIT [ぐっちー]は78のダメージを受けた。
[Hache]が[ぐっちー]を倒しました(ラウンド数:2)。

 …。ここで次帥登場ですか。まさか、次帥を一撃とまではゆかなくても、2回の攻撃でしとめてしまうとは…。ありえない…。「勇者」にはハニートラップは無効なせいでしょうか。ちなみに、このパラメータ、入力した名前もしくはニックネームなどによって決まるそうです。ぜひぜひ、○木先生にHNをご診断していただ…。すんません、もう、うざったいぐらい長いんで、次にゆきます。

さくら:Hacheよ! なにゆえ もがき いきるのか?
ほろびこそ わが よろこび。
しにゆくものこそ うつくしい。
さあ わが うでのなかで いきたえるがよい!

(ラスボスのセリフとしては屈指の名文句です。シンプルかつビューティフル。最初にプレーしたときには、この一言で気合が入ったものでした(遠い目)。発売直後に二日連続徹夜でクリアーしましたからねえ。「普通、受験直前にやるかよ!」と周囲は呆れていました。おかげで本命の大学を落としましたが…)。

さくらがあらわれた!!

[Hache] 攻撃:69 素早さ:60 防御:25 命中:42 運:61 HP:271
[さくら] 攻撃:81 素早さ:86 防御:48 命中:80 運:93 HP:217

Hache vs さくら 戦闘開始!!
[さくら]の攻撃 HIT [Hache]は125のダメージを受けた。
[Hache]の攻撃 HIT [さくら]は59のダメージを受けた。
[さくら]の攻撃 HIT [Hache]は104のダメージを受けた。
[Hache]の攻撃 MISS [さくら]は攻撃を回避した。
[さくら]の攻撃 HIT [Hache]は139のダメージを受けた。
[さくら]が[Hache]を倒しました(ラウンド数:3)。

 つおーい!!3ターンで昇天ノックアウト!!さくらさんの「うでのなかでいきたえ」ました…(いけ様、お許しを。案外、幸せだったりして)。豪運総理のファンは、「闇の組織」ナンバーワンの豪運の持ち主でありました。

 かくして世界は闇につつまれたのでした。

…。




…。




…。




「時の最果て」も闇につつまれるのは時間の問題です。

おあとがよろしいようで…。






  



  











【真・そして伝説へ…】

 そうはいかんざき!!(さぶっ!)

というわけで、時の賢者様にとりあえず「まおう かんべえ」と対決していただくことにいたします。さくさく済ませましょう。

@かんべえの城

[ハッシュ] 攻撃:94 素早さ:54 防御:82 命中:94 運:22 HP:291
[かんべえ] 攻撃:67 素早さ:92 防御:86 命中:98 運:81 HP:265



ハッシュ vs かんべえ 戦闘開始!!
[かんべえ]の攻撃 HIT [ハッシュ]は24のダメージを受けた。
[ハッシュ]の攻撃 HIT [かんべえ]は86のダメージを受けた。
[かんべえ]の攻撃 HIT [ハッシュ]は56のダメージを受けた。
[ハッシュ]の攻撃 HIT [かんべえ]は60のダメージを受けた。
[かんべえ]の攻撃 HIT [ハッシュ]は67のダメージを受けた。
[ハッシュ]の攻撃 HIT [かんべえ]は69のダメージを受けた。
[かんべえ]の攻撃 HIT [ハッシュ]は83のダメージを受けた。
[ハッシュ]の攻撃 HIT [かんべえ]は1のダメージを受けた。
[かんべえ]の攻撃 HIT [ハッシュ]は47のダメージを受けた。
[ハッシュ]の攻撃 HIT [かんべえ]は79のダメージを受けた。
[ハッシュ]が[かんべえ]を倒しました(ラウンド数:5)。



 ま、時の賢者様にかかれば、こんなもんですな。しかし、「まおう かんべえ」はしぶとい(ゴキブリをはるかに越えるすさまじいまでの生命力。ぼそっ)。すばしっこい上に打たれ強い。時の賢者様も大苦戦。「土地がせせこましくて、人間がよろしくない」というのが三原御大とは…。それって暗に豊後じゃなくって越中を皮肉ってんじゃ…。ま、もう十分に長いんで、れっつら、ごー!!

@さくらの城

[ハッシュ] 攻撃:94 素早さ:54 防御:82 命中:94 運:22 HP:291
[さくら] 攻撃:81 素早さ:86 防御:48 命中:80 運:93 HP:217



ハッシュ vs さくら 戦闘開始!!



ハッシュは ひかりのたまを
たかく ささげた!
あたりに まばゆいばかりの
ひかりが ひろがるっ!



さくら:ほほう……。
わがバリアを はずす すべを
しっていたとはな。
しかし むだなこと……。
さあ わが うでの なかで
もがき くるしむが よい。



[さくら]の攻撃 HIT [ハッシュ]は58のダメージを受けた。
[ハッシュ]の攻撃 HIT [さくら]は115のダメージを受けた。
[さくら]の攻撃 HIT [ハッシュ]は20のダメージを受けた。
[ハッシュ]の攻撃 HIT [さくら]は117のダメージを受けた。
[ハッシュ]が[さくら]を倒しました(ラウンド数:2)。



さくら:ハッシュよ……。 よくぞ わらわを たおした。
だが ひかりあるかぎり やみも また ある……。
わらわには みえるのだ。 ふたたび なにものかが やみから あらわれよう……。
だが そのときは おまえは としおいて いきては いまい。 わははは………っ。
ぐふっ!



(さすがは時の賢者様。いつの間にか、ちゃっかり「ひかりのたま」をゲットしていたとは…。「時の卵」は完成済みでしょうか?まあ、「時の賢者」なのでなんでもありというわけですか…)



そらのうえのほうで なにかが
とじたような おとがした……。



アレフガルドに光が注ぎ込む。



ファンファーレ。



そして  でんせつが はじまった……!



そして  でんせつは おわった……。



(完)



【エピローグ(というより蛇足)】



 「だいまじょ さくら」を倒したハッシュは子孫を残さなかった。子種がなかったとも、独身をつらぬいたともいう。真相はやぶさかではないが、「勇者」の血統が絶えたことには間違いがない。なお、「ロト三部作」なるものは民明書房刊の書物のような外伝であることを最後に記しておく。

 こんなしょうもない記事を最後まで御覧頂いた方に、感謝いたします。なお、「敵」となった「闇の組織」のみなさまには、お世話になってばかりで、「恩を仇で返す」ことになってしまい、ひらにご容赦のほどを。とくに、さくら様におかれましては、非礼の段、お許しください(だってぇ、かんべえ師匠の腕の中は…。オタクっぽい目線も怖いしぃ)。なお、戦闘は、こちらのサイトでお試しできます。なお、このサイトで試すと、「闇の組織」ではかんべえ師匠が、登場キャラでは時の賢者様が最強でございます。私の恣意的な設定によるものではないことをお断り申し上げます。キャラのセリフはこちらがすばらしいです。こんな下まで画面をスクロールして頂いたお礼と申し上げるのは恐縮ですが、おまけ(本編)をプレゼントいたします。

本編番外編 最強インフレファイター(Deflation Conductor)ファイナル】



[Hache] 攻撃:69 素早さ:60 防御:25 命中:42 運:61 HP:271
[福○俊○] 攻撃:19 素早さ:39 防御:45 命中:57 運:14 HP:171



Hache vs 福○俊○ 戦闘開始!!
[Hache]の攻撃 HIT [福○俊○]は105のダメージを受けた。
[福○俊○]の攻撃 HIT [Hache]は1のダメージを受けた。
[Hache]の攻撃 HIT [福○俊○]は30のダメージを受けた。
[福○俊○]の攻撃 HIT [Hache]は29のダメージを受けた。
[Hache]の攻撃 HIT [福○俊○]は48のダメージを受けた。
[Hache]が[福○俊○]を倒しました(ラウンド数:3)。



(個人情報保護のため、公開直後に一部伏字にいたしました)。



ふっ。日○総裁など敵ではないわ(3回も攻撃を要したのは不覚)!!

過疎地でさらにアクセス数を激減させておるわが輩に(Deflation Conductor)インフレファイターとして戦いを挑もうなど、一万光年早いわ!!(←ココ、突込みが必要です(ヒント:単位))

最強のデフレ誘導者(Ultimate Deflation Conductor)インフレファイター、Hacheの前にひれ伏すがいい!!

…。それにしても、運のない方ですね(したたかな方でしょうけど)。

 ああ、おバカなことを延々と書いてしまいました。命の賢者様はご無事でしょうか?

2006年07月09日

高嶺の花

(@時の最果て)



ハッシュ:zzz
ボッシュ:…。ワシは新しい店の準備でてんてこ舞いだというのに、ここだけは変わらぬなあ。
ハッシュ:ふわあ。ほお、いつの間に?
ボッシュ:もう日曜日じゃ。
ハッシュ:にちようび?
ボッシュ:…。前回会ってから、7回太陽が昇って沈んだの!
ハッシュ:そうかえ。
ボッシュ:…。ったく。あの「将軍様」とやらにでも、ここにいっそミサイルでも飛ばしてもらおうかのお。
ハッシュ:なんか、おもしろいことでもあったのかな?
ボッシュ:店長に付き合わされてサッカーを見てボロボロになっているところにミサイルじゃ。まったく怪しからん。
ハッシュ:であるか。
ボッシュ:…。おぬし、どこでそのセリフを覚えたんじゃ?
ハッシュ:うーむ、ふと口に出ただけじゃが。
ボッシュ:…。まあ、よい。それにしても、あのデブ、大丈夫か?
ハッシュ
:ほお、なにかあったのかね?
ボッシュ:ミサイルの話をちょこんとだけ書いてあとは訳がわからぬ。
ハッシュ:あのデブを擁護するつもりではないんじゃが、この前のおぬしの話を聞いていると、書く気がしなくても、不思議はないのお。まあ、所詮は趣味じゃろ。
ボッシュ:…。それにしても、あのデブが信じられぬが、恋わずらいをしておるようじゃ。悲惨な末路にならなければよいが…。
ハッシュ:…。ワシの追憶でもそんな話は浮かばぬが。
ボッシュ:もうちょっと、思い出してみよ。時の賢者よ。
ハッシュ:それでは、眠るとしよう。zzz
ボッシュ:…。
ハッシュ:zzz
ボッシュ:…。
ハッシュ
:zzz
ボッシュ:…。
ハッシュ:zzz
ボッシュ:おい、いい加減にせんか!!
ハッシュ:ふわあ。思い出したぞ。きっと、この方じゃ、あのデブのお目当ては。今からおぬしに念を送るぞ。
ボッシュ:…。なんと、これは…。あのデブ、女性は顔じゃないとか言いながら、面食いではないか?これは、美しい女性じゃ。しかも、控え目にみても10歳は下じゃな。しかも、会社内部でも取引先でも有能と評判が高く、かつ将来を嘱望されておる。いわゆるディフェンシブ銘柄に入る会社じゃな。給料はけっして高くはないが、退職金はなかなか高い会社じゃ。お相手は仕事熱心で浮ついたところがない。ほお、よく見ると、きれいじゃが、いまどきにしては落ち着いた雰囲気の女性じゃな。自制心が強くて自分にも他人にも求めるレベルが高いようじゃ。非の打ちどころがないお相手じゃ。ほお、難しい仕事も泣き言を言わずに笑顔でこなす、か。あのデブ、女性の好みだけは意外とまともじゃ。しかも、どこで知り合ったのかはわからないが、まったく別の職場なのによく調べ上げておるのお。しかし…。
ハッシュ:あのデブには手が届かぬな。万が一すらありえぬ。
ボッシュ:…。おぬし…。いきなり結論をきっぱりと言ってしまっては…。しかし、あれだけ戦争を論じていながら、あのデブは基本を忘れておる。
ハッシュ:ほお?
ボッシュ:勝てぬいくさはしてはならぬ。昔のジパングよりも、無謀じゃ。傷つかぬうちに撤退することじゃな。
ハッシュ:…。
ボッシュ:しかも、このタイプは守りが堅いぞ。あのデブではジダンにあしらわれたブラジルと比較して一万分の一にも満たないほど、決定力がない。結果は、火を見るより明らかじゃ。
ハッシュ:…。
ボッシュ:戦うばかりが戦略ではあるまいに。逃げることも大切じゃ。「戦略的撤退」というやつじゃな。おぬしからも、あのデブに助言をしてやることじゃ。
ハッシュ:…。
ボッシュ:おぬしも薄情よのお。なにか、諦めさせるように説得してやることじゃ。下手をすると、五藤吉兵衛のように討死が待っておる。
ハッシュ:…。
ボッシュ:あのデブが必死に訳しておった"The Strategic Value of Taiwan"にこう書かれておるぞ。訳文がひどいから原文を引用するぞ。

"He is neither rich nor promising. Therefore,I wouldn't think of marrying him." Any lady has the right to think so. But it is definitely impolite to explicitly say so.

ハッシュ:…(それを言っちゃあ、おしまいよ)。何事もうまくいくとはかぎらない。だが結果のために行動するわけじゃあるまい?行動するから結果がついて来る。そのはずじゃ。
ボッシュ:…。
ハッシュ:努力が結果に結びつかなくても、努力そのものは無駄にはならぬ。
ボッシュ:じゃが、しかし…。
ハッシュ:あのデブももう歳じゃ。これが最後かも知れぬ。悔いはあるまい。
ボッシュ:…。
ハッシュ:ワシ達にあのデブを思う気持ちがあれば、あるいは…。
ボッシュ:…。なにもできぬが、今日は、あのデブのために祈ろうかのお。
ハッシュ:失うものはなにもない。あのデブにはその強みがある。
ボッシュ:…そうじゃな。
ハッシュ:だが、失敗すれば、相当こたえるじゃろ。そのときには…。
ボッシュ:…そのときには?
ハッシュ:「だから言ったじゃないか」と声をかけてやればよい。
ボッシュ:…。そうじゃな。
ハッシュ:まあ、独り身も悪いもんでもない。ワシもおぬしもそうじゃが。
ボッシュ:それにしても、あのデブでも恋心があるとはのお。
ハッシュ:まあ、ジムにでも行って頭を冷やすことじゃな。ただし、あの歳だと、臆病心がもたげてくるから、よけいなことは考えずに当たって砕けろじゃ。ダメでもともとだからのお。
ボッシュ:…。言いにくいんじゃが、おぬし、やっぱり他人事ではないのか?
ハッシュ:…。言いにくいが、1ヵ月後に奈落の底に沈んでいる姿が目に浮かぶんじゃが。無駄な抵抗じゃが、まあ、頑張ってみることだな。
ボッシュ:…。あのデブは、おぬしのおもちゃというわけか。…。さてっと、ワシも店で頑張るとするか。そろそろ、戻る頃じゃな。
ハッシュ:ふう。ワシも働きすぎた。また、おいで。



 それにしても、将軍様にはタイミングの感覚が欠如していたのでは。W杯で未明とはいえ、ふだんよりもテレビをつけている家庭が多いでしょうに。知っててやったとしたら、ある意味、すごい方ですが。



 本題とは関係ない上に賞味期限切れの話題で恐縮なのですが、フランスの試合巧者ぶりはちょっと身震いしました。正確な支配率を見ていないのですが、明らかにブラジルがボールをもっている時間が長いのにもたされている感覚。将棋なら「手を渡す」という感覚でしょうか。チーム全体の力がパリティであれは怖いはずですが、すごい自信で前半を見てブラジルが勝てる気がしなくなりました。素人目には、ブラジルがボールをもたされている感じで、いい形でのシュートを許してくれない。ボールをもっている間にどんどん消耗させられて得点が入る気がしなくなる。ちょっと不思議な感じでした。決勝戦は、対照的なゲーム運びをするチームの対決。これは見ごたえがあります。



 本題に戻りますが、原作では吉兵衛殿は恋とは関係なく、落命されたようなんですが…。あのね、時の賢者様はともかく(寝るのが「仕事」ですか?)、命の賢者様もたいがいですね。要は「豆腐の角に頭をぶつけて死んでしまえ」ってことでしょうか。他人の不幸は蜜より甘いか。…。このブログは「寝言」ですが、私の人生そのものが寝言みたいなもの。まあ、無謀なギャンブルも一興でしょう。国家レベルでは、決してやってはなりませぬが。



 「台湾の戦略的価値」の一節は胸にぐさりと来ますね。訳しながら、自分がそういう目で何度も(単位:百回)見られてきたんだろうなあと思います。一番、私にとって勉強になる一節でした。い、いかん、「戦う」前から既に負け犬モードに…。



…。良くも悪くも、この国に生まれてよかったと思う一週間でした。

2006年07月02日

床屋談義

(@時の最果て)



ハッシュ:zzz
ボッシュ:…。
ハッシュ:zzz
ボッシュ:あのデブがここのあるじでも不思議はないな。
ハッシュ:ふわあ。なんじゃ、またおぬしか。
ボッシュ:…。あのデブもすごいが、おぬしの方がやはり上じゃな。
ハッシュ:ほお?いったいなんの話しかね?
ボッシュ:あのデブ、土曜日は18時間も寝ていたそうじゃないか。40も近いというのにおそるべき体力じゃ。まあ、縦に育つのは無理だから、せいぜい横に育つスピードを落とすことじゃな。だが、おぬしは、ずーっと、寝ておるとしか見えぬ。
ハッシュ:まあ、杖に寄りかかりながら、うたた寝して客人の体験を覗いたり、物思いに耽っているだけじゃ。
ボッシュ:ワシもおぬしもあのデブの倍近く生きてきている筈じゃ。なのに、それだけ眠れるというのは、底知れぬ体力じゃ。
ハッシュ:それって、誉めてくれているのかね?
ボッシュ:…。鈍いというのは、あるレベルを越えると、人徳じゃな。今日は、そろそろお暇しようかのお。
ハッシュ:ほお、珍しいのお。今日は、もう帰るのかね?
ボッシュ:店長に付き合っていたら、体がボロボロじゃ。サッカーとやらのおかげで今日も寝ておらぬ。そういえば、うちの店長もおそろしいわ。3時間ぐらいじゃが死んだように眠ったら、何事もなかったように仕事をしておる。しかも、店というかワシの部屋で見るもんじゃから、本当に参るぞ。最初は、シェフも付き合ってくれておったが、家庭が崩壊するとか喚いて最近はさっさと帰ってしまう。おかげでワシだけがフラフラじゃ。
ハッシュ:…。それはお気の毒に。
ボッシュ:最初はめずらしいもんじゃから、必死に見ておったが、最近は本当にもう勘弁してほしいのお。いっそ、なんじゃ、PKとやらだけにしてくれんかのお。というわけで、ワシは帰る。
ハッシュ:あえて止めはせぬが、いつぞやはおぬし一人でも面白い話ができるとか仰せではなかったかな?
ボッシュ:…。なんじゃ、おぬしまでワシを殺すつもりか?



…。しょうがないのお。出血大サービスじゃ。



ジパングに「床屋談義」という言葉があるんじゃが、今日はその典型だったな。
ハッシュ:ほお?
ボッシュ:店は店長に任せて床屋に行ってじゃな。髪を切ってもらうんじゃ。途中で肩を揉んでくれたりして、なかなか気もちよいものじゃ。(帽子をとって)この通りじゃ。
ハッシュ:ほお、なかなかじゃないか。
ボッシュ:そうじゃろ。それで途中で雑談するんじゃが、「ワシの髪型を気にするより、あの『将軍様』とか言うちんちくりんでお腹がぽこりとでていて髪の毛がちりちりの人の髪型をなんとかしてやったらどうじゃ」とちと粗いボールを放ったら、案の定、場が凍ったのお。人攫いの親玉みたいなもんじゃが、最近は、ミサイルを飛ばそうとか碌でもないことばかりしておるんじゃ。ジパングの人はひどい目にあっておるから、内心は腸が煮えくり返る思いをしておるんじゃが、それを表現するのが下手くそなんじゃ。「あの髪型、どうよ」とネタをあらためてふったら、漸く、縛りが解けたのお。
ハッシュ:ワシにはよくわからぬが。
ボッシュ:一国のあるじじゃが、自分の国の民を飢えさせるわ、貧乏なくせによその国にミサイルといって火を吐きながら飛んできて爆発する物騒なものをつくってよその国を脅そうとするわ、他人の国の民を連れ去るわ、人を廃人にする薬をこっそりよその国に売るわ、贋金をつくるわ、それはそれはご立派なお方じゃ。この間、連れ去られた女の子のご家族がテレビにでていて、あらためて腹がたったわおい。
ハッシュ:碌でもないのはわかったが、その人の髪型はどうなったんじゃ?
ボッシュ:それがのお。いざ、床屋のお兄さんがしゃべりだしたら、まったくわからんのじゃ。「リーゼントにしようにも髪がたりない」とか、「ポマードをつけてもあの癖は直らない」とか、「左サイドのウィークポイントはフォローできない」とか、まあ、暗号のようなことをいっぱい言われて、ワシが疲れてしもうた。あのデブに解読してもらおうかのお。もちろん、ワシの専売品ではないから、あのデブに使ってもらってかまわんぞよ。
ハッシュ:…。最近は、星の巡りでも悪いのかもしれんのお。
ボッシュ:ふわあ。もうワシも限界じゃ。今晩は、店長もおらんし、店に戻ろうかのお。
ハッシュ:お疲れさま。また、おいで。



 …。「解読」も何もそのまんまじゃないですか。命の賢者様は、カタカナに弱いのかな。



 本音を言ってしまうと、ミサイルのときには「テポドン2」と聞いてほくそえみましたね。つべこべ騒がずに、バカはつけあがらせるに限ります。「瀬戸際外交」は、あるレベルまでは「合理的」ですが、民主主義国の世論を怒らせる怖さがまだお分かりではない御様子。



魚不可脱於淵。国之利器、不可以示人。



 それにしても、決勝トーナメントは怖くて見れません。まともに見ていたら、寝不足で体を壊しそうです。一瞬、一瞬が濃くて、結果としてなぜか流れができてしまう。考えてみれば、日常も本当は同じなんでしょうけれど、勝敗として答えが存在するのかすら、わからない。ありきたりですが、非日常を見ると、日常の一瞬、一瞬の重みをあらためて感じます。非日常もあとわずか。非日常の中に日常を見る、ほろ苦く、でも興奮する時間をじっくり楽しみたい、そんな気分です。

2006年06月25日

神々の黄昏 逆神編

(@時の最果て)



ハッシュ:zzz
ボッシュ:昔からよく寝ていたが、最近はひどいなあ。
ハッシュ:ふわあ。なんじゃ、また、おぬしか。
ボッシュ:…。これはこれは、たいそうなお出迎えで。
ハッシュ:そういえば、おぬし、ワシが寝ている間にココにこなんだか?
ボッシュ:あのデブへの伝言じゃ。あれほど言いつけたのに、あのデブが見るもんじゃから、ジパングは決勝トーナメントに進出できなんだ。
ハッシュ:あのデブにそんな力があるのか?
ボッシュ:「逆神」といってな、予想がことごとく外れる人たちがいるんじゃ。政治のM田、軍事のT岡、ぐっちーさんとやらのところでは経済ではS.ローチという人がまさに「神」の名にふさわしい。
ハッシュ:ほお?で、あのデブは?
ボッシュ:あのデブが応援したスポーツのチーム、選挙の候補者はことごとく負けているんじゃ。上の人たちとは意味が違うが、自分の意図と反した結果になるという点では「逆神」じゃな。
ハッシュ:だが、「逆神」が予測したところで現実には影響はあるまい?
ボッシュ:そこじゃ。「逆神」のすごいところは。普通の人は将来を予測して当たったり、外れたりするものじゃ。問題設定にもよるが、将来の6割もカバーできればよいほうじゃな。しかるに、「逆神」と呼ばれる人たちは、1割を切るんじゃ。他人のやることなど、わからないと考えた方が精神衛生にもよろしい。しかし、ここまで外すのは難しいものじゃ。
ハッシュ:逆に考えれば、「逆神」の予測を反対に読めば、9割程度は予測できるというわけか?
ボッシュ:その通りじゃ。これはすごいぞ。シェフによると、競馬とかいう賭け事で凄い人がいるらしい。馬を競走させて一番、速い馬や2番手、3番手を予想するんじゃが、全く当たらない人がいるそうじゃ。しかも、予想すること自体を商売にしているんじゃな。シェフによると、当たる予想以上に、エンターテイメントとして価値が高いとのことじゃ。
ハッシュ:…。
ボッシュ:あのデブが応援すると、ほとんどのチームは負ける。選挙でも負ける。これは、まさに「逆神」というにふさわしい。
ハッシュ:そうすると、あのデブが見なければ、ジパングのチームは勝っていたのかな?
ボッシュ:…。まともに考えてもらうと困るんじゃが、普通は関係ないだろうなあ。
ハッシュ:あのデブに聞いたんじゃが、自然相手には法則というものがあり、理論がきっちり確立しているそうじゃ。ミクロレベルなら、99%を超える。人間が相手となると、そうはゆかぬ。理論らしいものはあるそうだが、突っ込んでゆくと、対立する複数の見解が存在して検証しても、どちらが正しいとも言い切れないことが多い。検証の手続きに限界があったり、検証に必要なデータがなかったりする。自然相手でも、明日の天気にしても、10年後の地震にしても、ワシらの頃から1万年以上たっても、予測が難しい。もっと言ってしまうと、今起きていること、過去、起きたことについてすら、正確に理解しているのかどうか、怪しいものじゃ。
ボッシュ:…。そうすると、考えること自体が無駄ということか?
ハッシュ:よい質問じゃ。つまり、頭で理解できることには限界がある。考えても思い通りには行かないことの方が多いことが普通じゃ。そこで考えることをやめて御覧。事が起きるたびに右往左往するばかりじゃ。考えていていも、右往左往するだろうが、少しはマシになる。考えてまったくわからないのなら、考えること自体に意味がない。が、そうではないことが、むしろ問題を複雑にするんじゃ。中途半端にわかる。だから、みんな迷ってしまう。わからないことが問題ではない。むしろ、ある程度わかるから混乱するんじゃ。おぬしやあのデブの時代でも将来を完全に予想することなどできぬ。したがって、不完全ななかでベストをつくすしかない。ただし、考えるだけではダメじゃ。実際に行動をして自分の考えがおよぶ範囲を知ることが肝心じゃ。
ボッシュ:難しい話の途中で申し訳ないんじゃが、「逆神」はどう説明するんじゃ?
ハッシュ:よっぽど勘が悪い人たちじゃろ。普通はそこまで鈍くないから、ある意味、貴重かも知れぬ。
ボッシュ:…。あのデブは?
ハッシュ:あのデブに八つ当たりしておぬしの気分がすっきりするんなら、いいんじゃないか?
ボッシュ:…。話が難しい割に結論が当たり前の気がするんじゃが…。
ハッシュ:そんなもんじゃよ。当たり前のことを当たり前のこととして理解するだけでも意外と難しいんじゃ。
ボッシュ:いつも話をはぐらされている気がするんじゃが。まあ、よい。それにしても、店長はジパング以外の試合に夢中になっていて店のことがお留守になっているから、そろそろねじを巻こうかのお。
ハッシュ:ワシにはようわからんが、たまには羽をのばすことじゃ。勝負所で気を抜かぬように。
ボッシュ:…。おぬしにしては珍しい現実的な話じゃ。昔から、ボーっとしているようにしか見えなかったが…。まあ、よい。店のこともあるから、そろそろ戻るとするか。
ハッシュ:また、おいで。



 うーむ、もっとひどい目にあうかと思いましたが、意外な展開。時の賢者様は、まだ何かをいいたそうな気がしますが…。「現在は将来の影」という話とどう絡むのかが聞いてみたかった気もします。



 それにしても、『溜池通信』の上海馬券王先生の文章を拝読してちょっとびっくりですね。先週は、ゆっくり新聞を読む暇がなかったのですが、こんな社説が多いとは…。余計なお世話だと思いますが、サッカーというのは、陸上をやっていた人間からすると、本当にきついスポーツです。相手の出方しだいで急にダッシュしたり、突然止まったり、方向転換したりと下半身に相当の負担がかかる筈です。もちろん、ボールコントロールとか決定力も大切ですが、気力・精神力だけではダメです。集中力を維持するためには、基礎体力が決定的です。メディアもネットでもサッカー評論をよく見ますが、基礎体力と基礎運動能力が集中力や決定力を決めるのであって戦術論はまだしも、精神論を説いてもねえ…。まあ、これも「寝言」ではありますが。