2014年01月07日

とりとめがない!

 昨年末から、プライベート重視になってきて、特定秘密の保護に関する法律とか、靖国参拝とか、全部スルーしました。12月後半にニコ割に回答して、つまらないことばかりだなあと。安倍政権は不支持で、発足当初から変わらないです。市民的・経済的自由の敵の政権を支持するわけがないのであって、まあ、当然の帰結でしょう。いわゆる「リフレ政策」など、財政・金融政策で物価の期待形成までゆがめようとなってくると、元々、付き合いきれないですし、電力の自由化と称して、電力会社の経営や融通など市場や私企業の領域に経済産業省の関与ばかりが強くなると、ああ、私とは正反対のポジションだなあと。まあ、要するに、国内は、本丸である社会保障改革、あるいは手厚すぎる高齢者の既得権益が拡大する一方でしかない現状を糊塗するだけの政権でしょう。

 問題は、海外なのですが、日本のマスコミは、中韓ばかりで、たまに東南アジアとアフリカ程度。英字紙に頼るしかないのですが、正直サボっていると、段々、焦点を絞るのが難しくなります。絵文字を使ったメールとか書いていると、ふにゃっとしてきて、これはいかんなあと。まあ、しかし、こんなことも、もう二度とないかもしれないし、まあ、だらだらと正月を過ごしたのですが、アメリカ経済への回復期待が根強いものの、アメリカの影響力は落ちる一方ですねえ。これで、軍事力が低下したら、日本も本気で中国とどう妥協するかを真剣に考えた方がよいのではと思いますが。まあ、起きるとしても、先なんでしょうが。オバマ政権の任期がまだ3年も残っていると考えると、アメリカ中心の秩序はいい感じでぶっ壊れてくるんじゃないでしょうか。靖国参拝したあべしもその「手助け」をなさったわけで、最近、政治の話は一切していないのに、なんで参拝するのと聞かれて、「アメリカの東アジア外交が手詰まりになる、オウンゴールを華麗に決めたかったのさ」と答えると、二度と聞かなくなるので、便利です。

 「伝道者の書」が自分の価値観に近いというのは理解されないなあと思っておりましたが、気が付いたら、周囲にインテリが多くて、ああ、頭の悪い人たちばかりだったんだなあと。ご普通の方が特別、口にもせず、感慨もなく、「昔あったものは、これからもあり、昔起こったことは、これからも起こる。日の下には新しいものは一つもない」という感覚を持っていることに漸く気が付いてきました。「人は、自分の仕事を楽しむよりほかに、何も良いことがないことを。それが人の受ける分であるからだ。だれが、これから後に起こることを人に見せてくれるだろう」という感覚と、「日の下であなたに与えられたむなしい一生の間に、あなたの愛する妻と生活を楽しむがよい。それが、生きている間に、日の下であなたがする労苦によるあなたの受ける分である」という感覚を共有できたから、幸せというよりも、まあ、なんとか生きたといえるのではないかというかと思っていましたが、もう少し、女性にも、同じような感覚があっても、上手に味気ない人生を、まるでいろんな冒険をしている気分にさせてくれる人もいるということに漸く気が付いてきました。


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2013年12月02日

めまぐるしい変化

 ピロリ菌の検査結果は陰性でした。細胞を採取しての検査なので、まず確実なのだろうと。それにしても、お世話になった先生は中々の方だなと思いました。普通の開業医なのですが、それなりの大病院でも、胃の内視鏡検査で細胞の採取は無理ですよという程度の設備しかなかったりするそうで、どんないい病院で見てもらっているんだと年上の方から尋ねられて、失礼な表現ですが、近くの町医者ですよと話したら、中々、信じてもらえませんでした。あと、紹介して頂くときには紹介状を頂いたので、返事を書いておきますとのことでしたが、検査結果を記録した紙を頂いただけで、今の治療を続けて下さいと伝えて下さいと言われるだけでした。なかなか粋な計らいをして頂きました。うまく表現できないのですが、治療をされてもうまいのだろうなと思うのですが、安心させることが一番だという点では、なかなかこのタイプの先生は少なくて、本当によい先生と出会えたなあと。

 胃腸炎にかかってから、無駄な食欲が減って、体重が明確に減少傾向に入りました。それを運動で加速しているので、私としてはペースが速すぎる気もしますが、1週間に1kgずつ確実に落ちていく感じです。土曜日に朝の9時から軽い筋トレを開始して、ジムに行って、アップ→ストレッチ→筋トレ→有酸素運動→ストレッチ→散歩&ダウンという感じで、6時間ぐらいは動いていますね。これで、一気に筋肉がほぐれて、肉体が疲れを感じます。恐ろしいのは、運動開始時に簡単にソイジョイなどで燃料を補給するだけで、あとは水の補給だけで、お腹が空いても食欲がないという状態になることです。あまり、よいことではない気もするのですが、ここまで空腹感が抑えられるというんは驚きです。終わった後も、簡単に夕食をとるだけで、甘い物も食べなくなりました。トレーナーが『プロが教える筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典』(ナツメ社)という本を教えてくれたので買いましたが、内容の濃さにびっくりしました。まだ、3分の1も読んでいないのですが、これを読んでいると、あらためて、このトレーニングはなにを目的としているのか、自分で明確に意識することが大切だと痛感します。

 間が空いてしまいましたが、Washington Postが2013年11月19日付で配信したChris Cillizza and Sean Sullivan の"President Obama’s credibility problem"という記事はオバマの医療保険制度改革とNSAのスパイ活動がオバマの言動に対するアメリカ人の信頼を著しく傷つけていると指摘しています。これは自分でもひどい表現だなと思いますが、これだけ失政を続ける大統領に4割以上の人が信頼していることの方が奇跡的な話で、むしろ、こういう層がいるということがアメリカの民主主義が簡単にはくたばらないことを象徴しているのではとすら思います。

 変な気象が続いていて、参るのですが、眼鏡屋で微調整をしてもらっていたら、まさかの雷雨でありゃまと。あがるまで待ったらいいでしょうと言われて、雑談をしていました。なかなか楽しいのですが、なるほどと思った一つが、中国を旧ソ連と同じみたいに思っている人は甘いですよと。要は、ロシア人は怠け者だけど、中国人は勤勉なので、旧ソ連よりもしぶといですよという話でした。米ソ冷戦の時代を経験していない人がそのうち多数派になるのでしょうが、中国との付き合いは、敵対するだけでは済まない分、こちらが譲歩できる点と譲歩できない点を丁寧にコンセンサスにしないと、非常に危ういだろうなと。もっとも、向こうもそれなりに乱暴ですので、まあ、大丈夫なのかなとも。

 ここで話のレベルがさらに落ちるのですが、地殻下のマグマが噴き出したら島があっという間に出来上がるのを見ていると、人間なんて本当にちっぽけなものだなあと。思わず、そんな話をしていたら、ここは勝手に飛行するのはまかりならんとか、中国の言っていることもずいぶんとけち臭い話ですなあとなりました。「色即是空 空即是色」とはよく言ったもので、物事の本質をつかもうとすると、ウナギのようにするすると手からこぼれてしまう。その程度でしかないから、真剣に生きる価値があるのではと思ったりします。
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2013年10月31日

「政低経高」の時期?

 胃腸炎をしみじみ軽く見ていたことを後悔します。自分でもひどい表現ですが、料理として出されたものは、ご飯一粒まで残さずに食べてきましたが、生まれて初めてでしょうか、会議で出たご飯を口に含んで噛んで、飲み込んだところ、もうお腹いっぱいです。あとは鮭の小さな切り身とか、固焼きの玉子焼とか確実に火が通っていそうな食べ物を2、3口、つまんだら、もう限界でした。高熱の後遺症なのか、睡眠過多の後にくる睡眠不足のせいなのかはわかりませんが、とにかく頭がふらふらするので、仕事も最低限だけやっておしまい。そういえば、胃腸炎だと言っていた女子がいたので、これはきついとこぼしたら、そうでしょ、そうでしょみたいな感じ。向こうが病気だったころには、こちらが時間通りにいたことにして、早く帰るように促していました。善意もありますが、やはり長期的に体を壊されては困るので、アメとムチで休ませる感じ。自分がなると、無理はやむをえないですね。土日も朝からきっちり業務なので、寝ていたいのですが、休んだ分を土曜で取り返さなくてはならず、今年度で終わるとはいえ、土日が休みではない週が続くので、下手に休むわけにもいかないです。

 酒が出そうな席はしばらくお断りすることになります。例外は幹事みたいな役になっている場だけで、まだ日数に余裕があるので、回復を願うしかないです。ダメだったら、代役を頼めるようにしてあるのは、結果論ですが。

 しかし、アメリカによる西欧諸国首脳に対するスパイ活動とか、天安門事件とか物騒ですね。このあたりは、疲れていないときに書いた方がいいのですが、いろいろリーダーで読み込んでプリントアウトすると(印刷した文書をどこかに忘れてしまいげんなりしてはいるのですが)、日本以外の主要国や新興国では政治が不安定であったり、はっきり言えば混迷しているのに対し、相対的に経済は国際的にみて落ち着いているなあと。「デフォルトへの不安」とか物騒なタイトルが少し前の米紙でたくさん出ていたのが、ユーロ圏の景気後退の終わりとか、スペインもとうとう底を打ったとか、いやでも安心はできませんよと釘を打ったりとか、すんなりと成長経路に戻るかと言われると、大いに疑問はありますが、欧州はよい意味でしぶといなあと。心配しだすとキリがないのが景気ですが、中国も回復が加速して、アメリカが思ったよりももたつき感はありますが("Calculated Risk"あたりが2013年度に財政赤字が急激に縮小する予測を紹介する一方で住宅関連の債務の減少を指摘しています)、崩れるという感じでもないです。

 本邦の場合、株高が段々落ち着いてきているので、奇妙な焦りを『日経』の記事を読むと感じますが、現状で嘆く状態ではないだろうと。懸念といえば、来年度の4月以降、消費税率の引上げの影響ですが、ちゃんとした計算をしておりませんので、需要の先食いの反動がどの程度出るのかもわからず、無理な予測はしません。ただ、痛み止めを狙った景気対策はあまり効果がなく、素直に税収の自然増でまず財政赤字の縮小が可能ですから、財政を安定させた上で、社会保障制度を持続可能な水準に調整するという道筋を粗々に示した方が、消費税率の引上げそのものは来年度か3年後かという程度の相違しかないので、景気が落ち込んでも、回復過程に入るのも早いのではと思います。現役世代で生活保護よりも広く網がかけられる安全網をつくるのはかなり急ぐ必要があるのではと感じております。ただ、具体的な制度設計が……な状態ですが。

 他方で、アメリカが典型ですが、政治の失敗が経済を低迷させかねないリスクを抱えている大国が多いのに驚きます。もちろん、日本もこの点は同じといえば、同じですが、安倍政権の意外な安定感を見ていると、自然災害も多いですし、安倍政権の経済政策よりも、安倍政権が安定していること自体が景気にとっては重要ではと思います。ただ、TPP参加でこれほど心象を害する人が多いというのは、びっくりですね。この点だけは安倍政権の経済政策で評価していたのですが、これを評価する人が圧倒的な少数派というのは、いつも変人なんだなと。なんか面倒なので、とりあえず、足を引っ張られないように頑張ってくらはいみたいな感じでしょうか。

 政治的な不安定は北アフリカ−中東に集中しています。繰り言みたいで、自分でも嫌なのですが、イラクからの完全撤退とアフガニスタン増派を実施し、アラブ諸国の民主化を掲げたオバマ政権は罪深いなあと。この状態ではスパイ問題がこじれると、オバマの弾劾が問題になりかねないでしょう。もっとも、景気回復のあり方によっては弾劾される確率はほぼ無視できる程度にはなるかもしれませんが。ただ、Wall street Journalが2013年10月30日付で配信した、 Neil King Jr. and Allison Prangの"More Voters Turn on Obama"という記事では、世論調査の結果ではオバマに対する支持は下がる傾向にあり、底が見えるのがいつなのかもわからない状態です。WSJが反オバマ色の強い報道機関であることを割り引く必要がありますが、オバマケアに反対する勢力を"bad apple"と決めつけたりと、国内世論を説得し、誘導する民主主義的なリーダーシップの担い手として、オバマ氏は残念としか言いようがないです。

 先程のWSJの調査で気になるのは、アメリカが衰退傾向にあると感じている人の割合が年々、上昇していることでしょうか。いくつもの衰亡論で何度もアメリカは衰退させられてきましたし、アメリカ人がいつも楽観的ではなく、むしろ悲観的であることが珍しくないとはいえ、ちょっと嫌な数字です。まあ、しかし、医療保険制度改革をめぐる議論だけでも、辞書を引く気力すら起きないほど、厳しい感じなので、世も末と思うアメリカ人の心情も理解できなくはないです。


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2013年10月28日

病気の効用・不効用

 加齢で心が狭くなったことの方が大きい気もしますが、副鼻腔炎の手術をしてから、臭いに敏感になりました。もう20年近く前のことですのが、店に入った瞬間に誰も気がついていなかったガス漏れに気がついて、中の人たちがきょとんとしていたぐらいです。都市ガスの臭いは強烈ですので、微量でも漏れると、すぐに気がつきます。手術直後は、さすがに鼻腔全体に綿が入っていますし、まだ腫れている状態でしたので、臭いに鈍くなったのではと不安になりましたが、退院して、鼻洗浄を続けていると、以前よりも、鼻の中の通りが良いので、臭いに対する反応が以前よりも敏感になりました。この点は、病気のままの方がよかったのかもしれませんが。

 例えば、映画館のように、人が集まる場所で、平均年齢が私の年齢よりもかなり低いであろう映画を見るとなりますと、ポテトの臭いで、拷問にあう気分になります。この点は、私がうっかりしていて、『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』を見に行ったときに、ポテトとポップコーンの臭いでKO寸前になったのは、「クラスのみんなには内緒だよ」レベルの機密事項です。

 臭い抜きにしても、まず絵を追うのが大変でした。前衛的でありながら緻密というのは、古臭くて単純な目しか持っていない私にはかなり厳しかったです。というよりも、いまの映画館で前の方に座るのは自殺行為だなと。画面全体が視野に入らないので、周辺視野のあたりで動きがあると、焦点がしょっちゅう移動するので、大変でした。途中で、1回の視聴ではとても収めるのは無理と諦めました。

 話の方は、「叛逆の物語」というサブタイトルが要約しているので、(1)誰が、(2)何に対して、(3)どのように、叛逆するのかを事前に考えていて、「どのように」以外は、想定内のつもりだったのですが、途中から、示唆するセリフや絵が多すぎて、勝手に思い込んでいるのかなと不安になりました。正直なところ、画像と音楽の情報量が多すぎて、無理に処理しようとしていたら、楽しめない感じでした。

 しかし、2時間以上、鼻水・鼻づまりもなく、せきもなく、過ごせたのは快適でした。家でもそうなのですが、人気アニメの上映のような過酷な環境でも平気なところまで回復したのは助かります。気がついたら、集中力自体が徐々に回復してきているので、仕事に使わないとというところでしょうか。

 ただ、現実問題として、洋上風力がどうとか、日本の風潮にはついていけないみたいな感じです。まあ、火力発電で、追加的な費用が低い石炭がベースで、次に天然ガス、ピーク時に石油火力を燃やすというのは少し調べればわかる話だと思うのですが、経済学部の先生でもわかるように供給曲線が右上がりですよと言ってあげているのに、実際の企業がそんな風に意思決定するわけがないとのたまうのにはのけぞりました。まあ、社会を合理的に捉えるという点では、英米にかなうはずもなく、おのずとその国の程度もわかるなあというところでしょうか。まず、合理的に捉えることを真剣にやらないと、非合理的な要因で動いていることを分析することができないという簡単なことがわからないのは本当に困ったことだと思います。


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2013年10月05日

オバマ政権に対する疲れ

 もう1か月近く前になりますが、オバマ政権がシリア攻撃で他国を説得し切れなかった背景に、自国の軍部を説得できなかったという記事をWaPoで読んで、しみじみ、オバマ政権は詰んでいるなあと。この10年間で最も愚劣なアメリカの軍事行動はイラク戦争ではなく、アフガニスタン増派だと感じておりましたが、米軍がしっぽを巻いて逃げだすのに乗じて、米兵が殺されまくっているという記事を読んで、オバマ政権があと3年以上も続くのかと暗澹とした気分になりました。

 医療保険制度改革と債務上限に関する記事が日本語でも増えているのですが、米紙を読んでいて、大統領にふさわしい資質を完璧に備えた人物というのはいないと思うのですが、ここまで資質を欠いている人物がその地位にあるというのは、同盟国として安全保障で依存している立場として非常に危険だなあと。シャットダウン自体は、オバマのヘルスケア改革をめぐる党派間対立が救いようのない状態になっている象徴だと思いますが、問題は、債務上限を巡って年初に妥協が成立してから、どれぐらい政権側が譲歩をしたりして、説得にあたったのかと。アメリカの世論調査をざっくり見ると、茶会のような極端なスタンスで党派間対立を激化させる立場に対する支持は少ないものの、オバマ政権が急速に債務を拡大していることには恐怖感を感じている印象を受けます。オバマは国内外で対立を和らげる、調停者として自らを演出しましたが、困ったことに、対立を激化させる最大の要因となっているようです。

 債務上限に関する問題では、普通ならば、妥協が成立すると考えます。しかし、昨年末から今年の初めにかけて、あれだけ危機的な状況を経験したのにもかかわらず、まともに手を打っていないというオバマ政権の政治感覚が信じられません。妥協が成立するにしても、激烈な歳出削減が前提となる確率が高く、「内向き」というよりも、アジア重視のような日本の安全保障環境に直結する外交政策でも極めて厳しい財政制約に直面すると予測します。したがって、オバマ政権のアジア重視は、これまでも言われていることではありますが、なんちゃってで終わる可能性が高いと思います。

 国内外のの融和や結束を掲げたこと自体は、時宜をえていたと思いますが、オバマ氏は具体的にそれを実現する能力と資質を欠いていていました。問題は、オバマ政権がアメリカの優越をどこまで傷つけるのか(終わらせるのか、多少なりとも寿命を保つ手立てを打つのか)ということなのでしょう。


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2013年08月26日

退院後

 2013年8月19日に入院して、20日に手術を受けました。25日に退院しました。入院直後は4人部屋でした。部屋で入院している方にご挨拶をすると、ほとんどが私よりも年配の方で、これはちょっと驚きました。耳鼻咽喉科と頭頸部外科、救急診療科などが混在している病棟だったので、もう少し、年齢がばらつくのかなと思いましたが、ほとんどがご高齢の方で、意外でした。なお、入院時に患者の氏名とID番号、バーコードが記された紙のようで紙ではない、不思議な素材のリストバンドをはめました。

 1日目の午後になって、個室が空いたのでどうですかと打診されて、聞くと、なんと1泊1万8000円也です。最初は、断ろうとしましたが、翌日が手術なので、金も地獄までは持っていけないしと、移りました。後でわかりましたが、違いは面積とシャワーのあるなしですが、この差は地味に大きいです。

 部屋を移動した段階で、今回が2回目の入院ですが、荷物を持ってきすぎてしまったなあと。前回は、準備なしで入院したので、時折、外出しては荷物を持ってきたので、物資不足に苦しみましたが、必要最小限でコンパクトに済ませることができました。今回は、事前に色々、情報がありすぎて、失敗でした。必要なものはどれかを見極めることができず、あれもこれももっていたので、主に衣類ですが、あとあと苦労しました。また、敷地内にコンビニやコーヒーショップがあるなど、事前に知ってはいたのですが、事前に慌てる必要なく、入院生活に必要なものは、コンビニで安価に手に入りました。たとえば、箸を入れる箸箱を買いましたが、スプーンやフォークは抜けていて、コンビニで割り箸と使い捨てのスプーンを買えば済みました。

 手術前日はまず入院生活のリズムに慣れられるかなと不安でしたが、割りとスムーズに9時半就寝、6時起床の生活に慣れました。個室だったので、夜中に起きて手洗いに行っても大丈夫とか、条件が良すぎるぐらい整っていたことが大きいのかもしれませんが。

 前日に手術の日程の説明があって、午後1時半頃からスタートの予定とのことでしたが、前の手術の進行によって遅れることもありますとのことでした。4人部屋で入った最初の看護師さんは若い女性で、絶食のうち、飲み物の最終は当日6時でしたが、前日零時と間違えて記入していました。個室に移ると、私と同じぐらいか、少し若いぐらいの看護師さんになって、朝まで大丈夫ですよと教えてくれました。説明を受けていたのですが、ついつい最初の説明に非木津られて、朝、水を取り忘れていたので、食べられないのは大した苦痛ではなかったのですが、のどが渇いて大変でした。もっとも、のどが渇いたらうがいをして下さいというアドバイスがあって、うがいで凌ぎました。手術は1時半になっても準備すら始まらず、焦ることではないのですが、少しジリジリしました。手術は全身麻酔ですので、手術になったら寝てしまえばよいと開き直っていた分、手術前が一番苦痛だった気がします。

 午後2時前に、看護師が入室して、手術の準備です。まずは、血栓予防のためのストッキングを着用です。副鼻腔炎の手術で大袈裟なと思いましたが、あとになると、当然の処置でした。次に、手術用の青いエプロンを着用しました。手術を担当する先生方が相次いで入室されて、2時半から手術が始まりました。自分の氏名を告げて、麻酔をする旨を告げられてから、記憶がありません。おそらくですが、麻酔開始から1分足らずで寝てしまいました。大声で名前を呼ばれて終わったのかと。終わった直後は頭がボーっとして、半分ぐらい酩酊したような状態でしたが、先生方や看護師の方の顔ははっきりと見えました。もっとも、裸眼ですので、極度の近視でぼやけてはいるのですが。

 手術が終了した時刻は正確にはわからないのですが、午後6時半頃に部屋に戻ったと思います。徐々に意識が回復してきましたが、思ったよりも麻酔が効いていて、頭がボーっとしたままでした。術後の検温の結果は摂氏37.4度、血圧の上が130ぐらいで、特に問題なしとのことでした。1時間ぐらいすると、さすがに麻酔の効果も薄らいで、痛みを感じるようになります。手術した鼻が痛いのかと思いきや、実は、のどがガサガサに腫れて、とてつもなく痛いです。手術後、3時間したら、歩く練習をして、食事を摂ることになっていました。この間は、また別の看護師さんが付っきりです。2回目の検温では38.0度で、のどが痛く、頭がフラフラするので、つらかったです。血圧の上が110ぐらいだったと思います。執刀医、免疫関係、麻酔医の先生方が、相入れ替わり入室されたのは覚えていますが、ありがとうございましたと申し上げるのが精一杯で、とにかく頭がボーっとしていました。モノが2重に見えるなど神経系統に異常がないのを確認して、9時すぎに歩行練習です。書き忘れていましたが、手術前日から点滴をしているので、点滴の袋をつるした台をもって歩行できないと、いろいろ不自由が生じます。まあ、とある事情で寝たきりでも問題はないのですが。

 歩行練習が終わって、次はご飯です。5分粥が主食の晩御飯を食べ始めたのですが、途中からどんどんと食べるスピードが落ちて、半分も食べずに、もう食べられなくなりました。個室に帰ったときから、ずっと看護師さんがつきっきりなのですが、ちょっとまずいと感じたのか、執刀した先生を呼びました。元々、細身で神経質な印象の先生ですが、このときは冷静で男らしく、心配する必要はありません、鎮痛剤を指示通り飲んでくださいと全く動揺の色がないので安心しました。翌朝にはのどの痛みが少しだけ和らぎ、体温も37.5度まで下がりました。

 男性限定ですが、全身麻酔をしてからの手術の場合、尿道から前立腺まで管を入れることが多いと思います。正直なところ、これが一番つらかったです。尿意があるのかないのか、自分でもわからないので、歩行ができるのを確認してから、看護師さんに外してもらいました。普通だったら、恥ずかしいとか気になる気もするのですが、このときは平然としていたので、自分でも不思議ですが。どの程度の太さの管が入っていたのかは、看護師さんが物を見せないようにしていたので、わからないのですが。これを外す前に、最初の放尿はとても痛いことがあるのでトラウマになる人もいますと恐ろしいことを笑顔で話すので、こちらがひきつった笑顔になりました。その日は、手術中にし尿瓶の3分の2程度ぐらい尿をしていたので、ほとんど出ませんでした。翌日、水を飲んだ後でまとまった尿を出すときに、血の小便が出るんじゃないかと思うぐらいの痛みで、泣きそうになりました。あとは、次の安い個室が空きそうだというので、早速、移転をお願いしました。

 高い部屋と安い部屋の違いは広さとシャワーの有無なので、けち臭く、部屋を出る前にシャワーを使ってみました。これはさすがで、もちろん湯船はないのですが、とても快適でした。実は、以降、共同のシャワー室を一度として利用したことはありません。手術前は実質的に強制されてシャワーを浴びましたが、最近は風呂屋からサウナ、プールなど不特定多数がマットの上を通るところは近づきたくもないです。簡単に言えば、そういうところで水虫をもらうことが20代のときにあって、完治するのに3年以上かかったので、二度と近寄りたくないです。温泉も好きですが、マットの上に引くタオルを別途、用意しないと入りたくないです。

 高い個室で3泊した後、安い個室(9800円)で4泊したのですが、鼻の洗浄の説明に来た看護師さんが20代かなと。実は、入院当初に鼻洗浄の説明は簡単に受けて、エネマシリンジを動けるうちにと買っておきました。点滴の説明を勘違いしていて、部屋を移った頃には抗生物質の点滴もなくなっていました。こればかりは仕方ないのですが、点滴をしている状態での移動は本当に面倒で、今回は手の甲からで、すぐに外したこともあって、ほとんど跡が残らない程度でしたが。そんなわけで入院初日にエネマシリンジを2800円で買いましたが、微妙に高いなと。検索してみると、ネット通販での最安値が3600円台(他の安い商品はありますが、同じ品物でないと比較する意味があまりないので)なので、意外と良心的な価格ですね。生理食塩水を入れるボトルを用意してもらって、今夕ぐらいから鼻洗浄をしましょうとのことでした。実際には、鼻から垂れる程度の出血があったので、4日目は鼻洗浄を見送りました。当然ですが、洗浄によって出血が悪化することがねらいです。先生に相談しますが、今日は見送りになると思いますとのことで、実際、見送りになりました。

 5日目の朝から鼻洗浄を始めましたが、失敗だったかなと思うのは、念のために看護師さんについてもらって、説明をもう一度うけてなかったことでした。看護師さんから説明も受けていますし、図解もある説明書を見ながらで大丈夫でしょと思いましたが、最初は勢いが足りずに苦労しました。鼻を洗ったら、食事前に10分ほど処置室でネブライザーで吸入して、診察です。実に丁寧に鼻の穴を掃除して頂けるので、これはなかなか助かります。ただし、この段階では鎮痛剤としてロキソニンを毎食後、飲んでいた状態でかなり痛いので、覚悟が必要でしたが。

 ネブライザー吸入後や処置後に鼻から出血することもあるので、綿球を鼻の穴に詰めいていました。お見舞いは極力、居場所を隠すという形でやんわりとお断りしていました。例外的に着て頂いた方々には申し訳ない話ですが、地の顔自体が変な顔ですが、綿球をしている顔は変顔以外の何物でもなく、羞恥プレイに耐えました。話が変な方向にそれそうになりましたが、医療機関で使われている綿球はかなり密度が高くて、両方の鼻を塞ぐと、口呼吸を余儀なくされます。代わりに、血を吸い取る能力は非常に高くて、右の鼻の穴からの出血がやや多いので、右には必ず詰めていましたが、看護師さんには詰めなければならないものではないですよと、少し笑われてしまいました。

 5日目以降は、鼻洗浄とネブライザーによる吸入、医師による処置、3食を食べて薬を飲むといったことがメインです。5日目の夜に、コンビニから部屋へ帰ってくると、若い看護師さんが、青いエプロンを着用しながら、隣室に向かうところを通りました。思わず、息をのむほど、凛々しくて、見惚れました。翌朝、その人が検温などの担当だったのですが、他の看護師さんと比較して、「他になにか問題はありませんか?」という決まり文句の後の間が長くて、これは「今、お一人ですか?」と30代前半なら突撃していたと思いますが、40代になって勢いがなくなったことを実感しました。ヘタレ。大丈夫ですと笑顔で答えたら、寂しそうに「そうですか」と部屋を出ていきました。まあ、自意識過剰なだけでしょう。

 執刀した先生は月曜日まで入院させたい意向でしたが、さすがに日常生活に戻らないとまずいので、日曜日に退院することにしました。入院を引き延ばしたいというわけではなく、純粋に、術後の状況を確認されたかったのでしょう。土曜日に内視鏡で診察されたときは、かなり早い段階で腫れが治まってきているので安心して下さいとのことでした。雨の中ですが、おっさんが血迷っていると思われてもいいから、なぜ、声をかけきれないのだろうと一つだけ迷いを残して、帰宅しました。

 日曜は帰ってきて、カバンからすべての荷物を取り出したら、ぐったりして寝てしまいました。頭がすっきりしたので、入浴(たぶん本当は控えるべきでしょう)、入浴後の水を使った洗濯、晩御飯の支度と一気に忙しくなりました。携帯のメールであいさつを返したら、9月は遊べるかと尋ねるメールが来て、ちと困るなあと。入院から元に戻るのは中々、大変なので、しばらくはそっとしておいてほしいというのが本音です。今日も、念には念を入れて休んで、鼻洗浄をして、耳鼻科の先生に診察して頂きましたが、ふだんの診察は短いのに、今回は「手術直後というのは、けがをしたような状態です。出血が1か月は続くでしょう。できれば毎日来てください。最低でも週2回です。1週間も空いてしまうと、固まった血がとれないですから」とおっしゃるので、頷くばかりです。しかし、いくら頑張っても保険の点数が増えないのに、本当に丁寧に処置をして頂けるのはありがたいとしか言いようがないです。ただ、朝でロキソニンが切れて、処置後にじわじわとくる痛みにひたすら耐えていました。

 「幸福度」とか言っている経済学者もどきの話を聞くと、実は功利主義の批判をしながら、功利主義が口ごもる領域まで功利主義を拡大していることに気がつかないのはくだらないのですが(ロジットモデルを使って、加法的に幸福度を計れば、経済学以上に功利主義的であることに気がつかないバカもいる)、やはり金銭的インセティブでは説明できない士気や誇りなどの非金銭的インセティブをどう扱うのかを、どこかで真剣に考える必要があるのではと思ったりします。


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2013年08月18日

入院前

 このような表現は、すべてをぶち壊しにする可能性が高いのですが、入院といっても、1週間ほど軟禁されて、ご飯も3食付で、ただ、2日目に全身を眠らされて鼻の出来物をとって、副鼻腔の内部にある鼻汁をとりますよと。とりあえず、お見舞いが必要な病気ではないので、数人ですが、ありがたいことに見舞でもしようかと言ってくれましたが、すべてお断りしました。実は、手術中に気管にチューブを挿入するようなのですが、十中八九、声帯を傷めると思ってくださいと言われたので、会話は難しいかなと。来週が無事、終われば、酒を飲む機会がいくらでもあるので、声が回復してからがいいなと。

 病院は、34歳のとき、血栓性静脈炎でお世話になった病院には申し訳ないのですが、かゆいところに手が届く感じです。一人暮らしなので、事前確認のときに留守にしていたのですが、細かいところもFAXできめ細かく説明して頂いて、安心です。個室は満室で4人部屋の簡易ユニットに入れてもらえるとのことで、助かります。いわゆる「差額ベッド」の対象ですね。PCの持ち込みが可能かどうかを尋ねたいのですが、当日でもいいかと。執刀して頂く先生も、免疫関係の先生もとても人格的にも信頼できる方で、正直なところ不安はないです。勤務先からは病院で生活リズムや過食などを是正して少しでも痩せてくるよう、指示がありました。ありがたい話です。紹介して頂いた耳鼻咽喉科の先生も丁寧な対応をいつもして頂いて、胃腸関係の薬も勝手に頼りにしております。

 元々、具体的には長生きするといった、人間としては普通の欲望が理解できず、自分自身に薄情でしたので、他人にも情が薄かった気がしますが、最近は、入院をきっかけに情というのも侮ってはいけないなと。当たり前かもしれませんが、両親に連帯保証人をお願いして、入院前の書類を郵送したら、私が速達にしていたのでそれ自体は当然といえば当然ではあるのですが、往復して3日で返ってくるというのはとてもありがたいことなのだと最近は思うようになりました。独りでいることにこだわりはないので、しかるべき人が同意してくれれば、それはそれでありかなと。
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2013年08月07日

「ジラース法」をめぐる諸問題?

 天気予報によると、すさまじい驟雨と湿気の後は、猛烈な暑さのようで天気のことは考えないことがよさそうです。入院の準備だけではなくて、入院前に仕事を片付けておかなくてはならず、前回のごあいさつでお休みしようと思いましたが、8月5日に『ぷよm@s』part32が投稿されているのに気がつく始末で、ちと、これはひどいなと。天気と景気の話はご勘弁願いたいところでしたので、干天に慈雨でありまして、「寝言」の一つでも呟こうかと。

 前回と比べて、ギャグの要素が多くて、こういう回も楽しいです。さすがに、「せんだサプライズ」とか「みつおウェイブ」は初見でありまして、中カウンターの補足説明に続くパートは「消化試合」と言いながら、アイマス自体から離れていますが、笑いが止まらないです。しかし、そういいながら、雪歩が勝負に目覚めるきっかけが織り込まれているあたりはさすがだなあと。真とは対照的に、part30の状態では雪歩が中途半端な状態で決勝戦に入ってしまうので、このあたりは構成が緻密でうなります。単に深読みのしすぎかもしれませんが。

 ただ、今回が事実上、決勝戦の始まりとなるとは予想していなくて、ちょっと驚きました。まあ、えぐいジラース法で妄想が広がるのも困るのですが。最初は、part30で雪歩が経験したカウンター側の起爆色の問題かなと思ったのですが、ジラース法の演出のおかげで、見れば見るほどわからなくなります。その程度なら、あそこまで引っ張るかなあという感じで、真も織り込み済みではと考え出すと、カウンター以上に、凝視もちの5連鎖の弱点なんて簡単そうで難しいなあと。何気に凝視ができるのが当然の前提になりつつあるのが、もうやだ、この芸能事務所みたいな感じ。「申し訳程度のアイドル要素」という7分38秒あたりのコメントですべてが語られているのでありました。それはともかく、カウンターそのものについては、本編でも触れられているように、除くデスタワーですが。鱈Pのジラース法にすっかり踊らされている感じですが、楽しいので無問題です。



 他の技も面白いのですが、たかが「せんだみつおG@ME」でけが人が出たり、「ごめんね春香。これも勝負だから!」という迷セリフが出たりとくだらなすぎて、その動画に見入っている自分に呆れるぐらい泣けてきました。エピローグで伏線回収とか、オチがシンプルなようで、細かい配慮があったりと(オフ組とせんだみつお組は声を出して笑いそうになったので、職場で見るのはお勧めできないのが遺憾ですが)、最後まで笑えていいですね。



 なによりも、完結している作品は、「次回を待て」とじらされないのが精神衛生にはとっても良いですねえ。1年ぐらい待った気がしたのですが、前回はいつだったんだろうとpart31の投稿日時を見ると8カ月も待っていないのかと。1年以内に次回作が来たら、それはとってもうれしいなと思ってしまうのでした(遠い目)。


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2013年07月26日

そんなに簡単?

 先般の参議院議員選挙について、最近は、若い人からどう思いますかと尋ねられるので、軽くいなしています。マスメディアの報道通り、民主党が再起不能であることを自他ともに確認することがメインでしょと。「ねじれ」解消後の話も、自民党の利権体質が復活するとか、暇くさい論評をしている人がいるそうですが、財政再建に社会保障制度改革、超過疎化時代の地方分権と内政の課題を考えるだけで山積みなのが現状であって、問題をどのように解決するのか、あるいは凌いでいくのか、丁寧に説得して人々の行動を誘導するのに骨が折れることばかりですから、慌てず、優先順位をつけて魚の骨を丁寧に取り除くような作業の連続に耐えるしかないでしょうと。成長戦略や消費税率の引上げの延期などに力みすぎると一気に紛れる可能性が高いので、普通ならば長期政権を期待するところですが、リスクシナリオも考えざるをえないでしょう。

 とまあ、ない頭をひねったところで妙案などないわけでして、それよりも、先週から今週にかけて人生で最後から2番目になるかもしれない決断をしました。この商談にも、当然、相手がおりますので、こちらの言い分が通るとは限らず、精根尽き果てるまで準備はしたので、あとは運次第です。加齢のせいか、年下の方からご厚情を頂くと、ちと目頭が熱くなったりします。

 人生の最後は静岡県で過ごしたいと考えておりましたが、学生時代に旅行して以来、この数年で2度ほど博多に出かける機会があり、都会的な要素と人情が調和していて、一度は住んでみたいなあと。旅でよい思いをしても、中々、住みたいとまでは思わないのですが、福岡は別格でした。もう少し若ければ、首都圏で一度は暮らしてみたかったのですが、もうこの年になると、地方都市でのんびりと過ごす方が楽しいです。あとは、なんだかんだで、外見から入るタイプなんだなあと。いわゆるブ○の三大名産地が出身地なので、肌がきれいな人ばかりで驚きました。縁があるとよいのですが。

 風邪がほぼ治ってきました。のどの腫れやせきなどは残っているのですが、だるさがほぼとれてきたので、暑さに耐えられる体になりたいですね。ジムでパーソナルトレーニングを受けておりますが、人体は本当に不思議だなあと。ストレッチとアクティブストレッチの組み合わせで、歩き方が変わるので、ちょっと驚きでした。


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posted by Hache at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 気分しだいの寝言

2013年06月17日

供給超過の世界

 金曜日から、昼は書生論議に明け暮れ、夜はうまい酒、おいしい肴をつまんで団欒を楽しみました。お付き合い頂いた方々には感謝の念があるのみです。一番、長く時間を過ごして頂いた方には独身最後の貴重な時間を割いていただいて、感謝の気持ちを言葉でうまく表現できないですね。

 簡単に備忘録ですが、酒を飲みながら、電力会社の方とガス会社の方とお話しして、とても楽しかったです。東北地方太平洋沖地震が起きた直後は、本当にひどい話がまかり通っていて、50Hzと60Hzの変換所がなんでこんなに少ないんだとか、周波数を統一しろとか、耳を疑う話が横行していましたが、送電線を引っ張り込むためには、用地取得から容易ではないわけで、昔のシムシティでいえば、発電所に金をかけて電線を引く金が足りなくなるようなバカな話ですなと。これを日本みたいな急峻な国土でやるわけですから、容易じゃないことぐらいはわからんのかとつぶやいていたら、あんたみたいな人の方が例外ですよと言われて、苦笑しました。まあ、柄も悪いし、口も悪いですから。

 それにしても、経済学者というのはなんでバカばっかりなんだろうという話になって、とある国立大学で本まで出版された方を引き合いに出したところ、「いやあ、あの方はものを知らないだけで、話せばわかる人ですし、悪意がないですから全然、良心的ですよ」と言われて、なるほど。学者は世事に疎いんですね。かなり図々しい話ですが、社から朝、こんなメールが届くんですよという話になって、なるほど、ある火力発電所で1基が故障して、60万kWが飛ぶと、異常気象でただでさえ需給がタイトになっているのに、これは怖いなあと。火力をベースにするという発想は、父上のように中部電力の営業エリアでは仕方ないのかなと思うのですが(PWRは実質的にベントにフィルターを付けている間に寿命が来てしまう勢いなので)、こういう綱渡りを電力会社に強いるのだなあと。

 ふと、思ったのですが、経済学者が電力問題に関して発言するときに、なにかずれるのは電気工学など理科系の知識が不足しているからでもなく、現場の知識が不足しているからでもなく(もちろん、無視はできないとは思いますが)、単に需要量と供給量が一致する状態が均衡だという発想に過剰適応しているからではないかと。そんなことをぼそぼそしゃべっていたら、電力マンが黙ってしまったので、まずいことを言ったのかなと思ったら、その発想はなかったみたいな反応でした。まあ、父上の話では予備率が4%を切ると、なにがおきるのかわからない、あるいは何が起きても驚かない世界になるそうでしたが、高卒のロートルの感覚は侮れないようでして、5%でも十分、怖いようですが、4%を切る前に手を打たないとまずいとのことでした。基本は原発の再稼働が最優先で一致していたのですが、実は原子力発電所は低格以上に稼働させるのは原理的に無理なのに対し、火力は定格が100万kW(火力発電所のプラントとしてはかなり巨大ですが)であっても、一時的になら105万kWぐらいまで頑張れるので(火事場の馬鹿力みたいな話なので筋が悪い気はしますが)、短期的な変動には火力発電所の方が柔軟性があるとのことでした。ただし、長期的にそのような利用をしていると、故障する確率が上がるのは自明ではありますが。

 単なる自己満足ですが、供給量が需要量を超過している状態が安定的な世界は電力と通信ぐらいかなと。道路もいけそうでしたが、渋滞という形で供給制約が顕在化するのが日常茶飯事ではありますし。ガス会社の方に聞いてみたいので、まずは電力会社の人の前では言えませんが、オール電化はもにょもにょと裏切ります。昔、『選択』というカストリ誌をとっていましたが、やめるきっかけになったのは、ガス会社の軍門に電力会社が下るという下世話すぎる記事を読んだおかげでした。現実は、震災の後でも、オール電化にガス会社が押され気味であって、ガス業界の新聞でルサンチマンをまき散らしている、ある種のメディア関係者にしか取材してないんじゃねえのと呆れたせいです。やはり、料理はガスに限りますし、ストーブもガスですよと、よいしょではなく、事実なのでそう話をすると、やはり人間関係ですから、ガス会社の方も警戒心が薄くなります。

 このガス炊飯器がおすすめですよと、スマホで見せて頂いたのが、直火炊という炊飯器で、嫁がいたら、これはいいなあと。一人なので、ご飯は一日半合しか食べないのですが、すくないぶん、おいしく食べたいという願望もあるので悩ましいです。あとは、ガスコンロによっては自動で炊飯してくれますよと教えて頂きましたが、家に帰って確かめたら、それでした。鍋を買って、ご飯を炊くのもいいかなと。おかずは電子レンジでも問題ないのですが、ご飯はまずいです。

 で、実は電力会社の方と供給量が上回っていないと、まずいので、経済学者がバカな制度設計をするんじゃないかと話していましたと率直に申し上げると、いえいえガスも同じですとのことでした。ちょっと端折りますが、LNGを専用船で運びこむ際にも、ガス会社と電力会社で協力関係が以前よりもはるかに強化されているようで、ガス会社が電力会社にとって代わるという記事を2年前に読みましたが、どう思いますかと尋ねたところ、円安もあり、競争ではなく、協調が主流ですとのことでした。ガスの方は暗いので、供給超過というよりも、在庫を抱えるという話のような気もしました。このあたりはもう少し勉強したいところです。

 明日から通常出勤ですが、とりあえずはこんなところでしょうか。まあ、お世辞にもロジカルではありませんが、この程度のメモはしておきましょう。


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posted by Hache at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 気分しだいの寝言