2013年01月16日

宿題だらけ

 BぷよはバッファローのSFC仕様のUSB接続コントローラを使うと、本当に操作しやすいです。なので、Bぷよで止めておけばよいのですが、ついつい『通』に手を出してしまいました。といっても、SFCの対コンピュータ戦なので、実質的には無印と変わらない形で決着することが多くて、これもびっくりです。毎回、5連鎖や4連鎖ダブルを組むのは無理ですが、3連鎖マルチとか単なる4連鎖でも、相手の形によってはおじゃまぷよが致死量に達するので、(『通』にしては)速攻を決めることが多いです。相殺を生かして大連鎖というレベルではないので、2連鎖マルチ(といってもほとんどがダブルですが)を連発して、相手がどう相殺してくるのかを楽しむ感じです。あまり深入りする気はないのですが、下の動画を見ていると、奥が本当に深いなあと入り口の段階で実感します。ALFさんの連鎖尾はきれいですね。



 SFCのコントローラの一つが壊れてしまったので、秘蔵のホリコマンダーを使う羽目になっていて、びくびくしております。調べると、やはり中古しかもはやないので、本体付属の純正品は最後の砦ですので、これは寝かせています。以前、使っていた連射パッドが壊れるときに、『ドラゴンクエストX』のセーブデータが全滅して泣きたくなりました。シーザーとかロビンとかバトラーでも、仲間にするのは面倒なのに、はぐりんを仲間にするのは投げたくなるぐらい大変だったので、死にたい気分になりました。まともにやりだすと、本業も危ないぐらいですので、なんとか1週間ほどメモをしながら、1日のプレイ時間に上限を設けてエビルマウンテンに来るペースでセーブしております。昔は、3日ぐらいでミルドラースを倒すぐらいのペースだったので、かなり遅い感じでしょうか。ラストダンジョンはおいしい武器・防具が多いので、じっくりと攻略して、ラスボス戦は装備が整ってからというところです。

 お給料をもらっている仕事をちゃんとこなすのは当然として、3連休にサボっていた寒中見舞いを出し終えました。宛名も印刷という手抜きですが、一応、転居しましたので、出さないとまずいなあと。年賀状を出さなかったのはゲームをやっていたせいではなくて、年内にイラスト入りの年賀はがき(くじではA組になるタイプです)を買い忘れてしまったことが大きいです。家ではモノクロレーザーしか使わないので、年賀状を印刷するためだけにインクジェットのプリンターを買う気がしないです。かといって、イラストがないと字で真っ黒の年賀状で、頂いた年賀状を見ていると、みんなきれいだなあと感心する一方、字だけの年賀状では気が引けてしまい、出せずにいました。出さないよりはいいだろうと開き直って印刷を始めたら、よく見ると、住所が変わっている方が何人かいたりして、少し戸惑いましたが、なんとか一言添えたり、添えなかったりして、全員分を投函しました。明日あたりには着くでしょう。

 おせちを食べても、成人の日が終わっても、年が変わったという実感がありません。大した内容がないので、ユーロ圏の話は「続き」に回しますが、アメリカ経済が小康状態であるにもかかわらず(財政問題を抜きにしても、やっと小康状態に至ったというのが現状だと判断しております)、同程度の規模のユーロ圏が縮小するとなると、今年も相変わらずですね。アフガニスタンやアメリカの対ロシア外交の手詰まり感など安全保障のことも書きたいのですが、先進国の経済の不振は長期的に現状維持を打破しようとする中国を利するでしょうから、今は経済と財政問題を中心にして見ております。


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2013年01月07日

まとまりそうでまとまらない ばらけそうでばらけない

 本来でしたら、アメリカの債務上限について書く予定でした。記事を読んでいて、民主制というのはどうしようもないなあと。昨年12月から気温の変化についていけなくて、最低限の仕事はしているのですが、年賀状も出す気力がない状態です。そこで、どろどろのイデオロギーの話というのは、かなり胃がもたれる感じですね。共和党は、減税にこだわるわりには債務上限にはシビアで、かなりの部分はオバマ大統領への反発だろうと。茶会は財政の崖をめぐる年末年始で妥協しながら自分の言い分の何割かを通せば十分だという民主制の作法を学べたかどうか。しかし、一番、頭が痛いのはオバマ大統領です。債務上限に関しては、上限を引き上げるだけで歳出削減の余地がないという態度で、議会というか共和党と茶会とは妥協する気がないと明言して休暇に行ってしまいました。WaPoの政治欄を中心に見ているので、ややオバマよりの見方が多いのですが、それでも、それぞれの記事が指摘している政治家の言動を見ていると、オバマの言動が一番の不確実性の源のように私には映ります。

 「財政の崖」にせよ、債務上限の問題にせよ、日本国内ではアメリカ財政の硬直化と経済的影響に関心が多いようです。Walter Pincusが国防費関連でコラムをいくつも書いているのですが、裏がとれないので、紹介してよいものかどうか。単に、私の力不足で国防予算の全体像をつかめないだけなのですが。気温の変化で体がくたくたなので、記事名や日付などを省略させて頂きますが、アフガニスタンから撤退するだけで、これほど金がかかるとは参ったなあと。ピンカスのコラムはどうかなと思う提案もあったりするのですが、気になる部分を指摘していて、現状ではアジア重視といっても、米軍を動かす財政的な裏付け自体が厳しい制約の下にあります。米軍の抑止力が機能しなくなる水準がどの程度なのかがわからないので、アメリカ中心の秩序、あるいは勢力均衡が保てなくなる水準自体がわからず、本業を考えると邪道もいいところですが、アメリカの財政破綻が云々という話よりも、国防予算への影響が気になるという、「時の最果て」らしい「寝言」みたいなことが実は関心の中心にあったりします。

 これだけ中国が目に見えるプレッシャーをかけている以上、アメリカが負担しきれない部分を同盟国や友好国がシェアすることには合意ができやすいでしょう。特に、自民党へ政権が交代したことによって、国防軍とか憲法改正とか不安要素だらけではあるのですが、防衛費を最悪でも現状維持、可能であれば増額するというのは、世論のコンセンサスをえるのにはそれほど労を要しないでしょう。実を捨てて名をとる好みの指導者というのは、私みたいな外道にはたやすいとしか映らないことを平気で間違えるので、内心はびくびくしていることを告白しますが。

 昨年のユーロ圏がまさに「まとまりそうでまとまらない。ばらけそうでばらけない」といった風情でした。今年は、緊縮財政が本格的に実施されるので、いざというときのドイツ中心の支援に景気後退の痛みをこらえることができるかどうかという問題になるので、去年と比べると、論点が難しくなる印象があります。緊縮化でユーロ圏の景気が後退するのは当たり前なので、その手の記事はほとんど取り上げていないのですが、昨年は空中分解する危機を免れたという点でユーロ圏は政治的に粘りました。他方、アメリカよりも深刻だと指摘されている欧州のバブルが2008年の金融危機によって崩壊した状態で、債務危機が深刻とはいえ、緊縮財政へと舵を切るのは賭けに近いでしょう。ユーロ圏と相対的に近い形で金融システムが安定化して、成長経路に乗ったのは2001年の小泉政権ぐらいではないかと。それでも、所得税の「恒久減税」は継承して増税は封印していたので、緊縮というほどでもなく、小泉氏が掲げた新規国債の発行の上限を30兆円とするという目標も、現在のユーロ圏と比較すれば生温いともいえるでしょう。すぐには好転しない事態を打開の方向に向かう気分に国民をさせるには、成果がでなくても、何事かを演じる必要があるのでしょう。ただし、努力を積み重ねても、幸運が欠かせない要素であることも覚悟することが、なによりも肝要なのでしょう。


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2012年12月31日

人外魔境(『ぷよぷよ通』編)

 年末年始にかこつけて、どう見てもよい兆しがない現状から逃避している日々です。自分の仕事とかはともかく、自国の政治にせよ、海外情勢にせよ、とりわけ英字紙を読めば読むほど、希望を感じなくなるので、忘れたいなあと。まあ、「財政の崖」を回避する妥協が成立したこと自体は悪いことではないのですが、"debt ceiling"はどうすんのよとか、不安材料が多いですなあ。ちなみに、為替の問題では安倍政権の経済政策はアメリカとの意思疎通に不安を残しますが、財政政策が極めて拡張的であるという点ではオバマ政権とよく似ているので、案外、会話に困らないのかもしれませんね。将来世代がどのように負担するのかということに無神経だという点でもウマが合いそうですし。

 毒づく程度には見ているんですが、よい意味で刺激を受ける動画の方を熱心に見てしまうのは、しょうがないのかなと。暑い時期にはまった初代の『ぷよぷよ』ですが、それなりに助走期間はありまして、2012年8月29日の「寝言」ではお茶を濁していましたが、4月下旬にはどっぷりと『ぷよm@s』にはまっていたのがマイリスト(「とりあえず」では他の動画が見つからなくなるので、公開マイリストがあるのにもかかわらず、独立したフォルダーに全話と番外編を登録しております)の登録日からだいたいわかります。浜松に高跳びしていなかったら、おそらく連休がまるまる『ぷよm@s』を見るのにとられていたことはほぼ確定的に明らかでしょう。

 他方で、リアルで話をすると、『ぷよぷよ通』以降の方がメジャーであるという厳然たる事実に突き当たります(まあ、それほど大事でもないのですが)。以降と敢えて書きましたが、現実には「通」がかなり下の世代までスタンダードで通用します。床屋で気がついたのですが、20歳ちょっとでも、通が好きという人がいたので、10代はさすがにわからないのですが、20代はなんとか話のネタとしては困らないです。長い連鎖が組めないというと、理髪店の人が組み方をそれぞれの好みで語り出すので、頭の中でぷよを組むトレーニングになります。囲碁や将棋と同じく、暗譜ができないと話にならないので、そういう練習をしたわけではないのですが、いつの間にか、頭の中でぷよが組める体になりました。実際に落ちてくるぷよを組むのはまだまだですが。「時の最果て」らしく、将棋だと、小学生の高学年から中学生の頃がピークでして、棋譜をなにも見ずに50手ぐらいまでは並べられました。まだ、中原・米長戦が華やかな時代でした。

 私みたいな「にわか」が『ぷよぷよ』について書くのもどうかなあと思うのですが、通で最初に衝撃を受けた動画はミスケンさんの動画ですね。だいぶ目が慣れてきたので、「傑作選1」あたりの連鎖モーションは目で追える(発火点がどこであるとか、何連鎖かとかは動画を止めないとわからないことは当然の前提と考えて下さい)ようになりました。実は、最初は、動画の画質の問題もあるのですが、えっと思うところがつながっているので、たった7列12段(厳密には13段ですが)のフィールドで連鎖モーションを追うこと自体が困難でした。ちぎりを極限にまでに減らした、精密で速いぷよ操作は、特にセカンドの構築時には素人目にも明らかで驚きでした。これだけの不定形をこなすのはちょっと信じがたいです。相殺があると、連鎖が10を超えるのは当たり前になるのですが、そこで折り返すのかとか、連鎖がとんでもないところでつながっていたりして、素のスピードで目で追うのも最初は大変でした。通関係の動画はいわゆる四強の方の動画をみたおかげでだいぶ筋のよい組み方を見ると、慣れてきます(とくに好みはないのですが、ALFさんの動画は、収録時間が他の方と比べても短いのですが、何度も見返してしまいます。失礼ですが、見た目の派手さでいえばそれほどでもないと思うのですが、なんか見入ってしまいます)。



 こうしてみますと、相殺のあるなしでゲームの幅がこんなに異なるのかと驚きですし、相殺がない初代でさえ、いろんな可能性があるのは驚きです。ただ、現状は相殺がない初代では2連鎖マルチが有力な戦法で5連鎖が対抗するには積む速度を極限まで上げるしかないのかなあと思ったりします。ちなみに、『ぷよm@s』par31を見ながら、しみじみpart30を超える厨二動画ですねと苦笑いしました。番外編のpart6の最後で小鳥さんがこれは試さなくてはと言っているのをあらためて見て、2年後ぐらいでしょうが、決勝戦は小鳥さんの"quadrule"対カウンター(真)orクイック(雪歩)or4連鎖ダブル(亜美)のどれなんだろうと。一番、厨二対決になりそうな小鳥対雪歩戦が見たい反面(ニコマスを見ていてフヒ歩でないと物足らなくなるようになってしまいました)、最初の頃に小鳥さんに叩きのめされた亜美にも活躍してほしいなあと。真は使っている戦法がカウンターor5連鎖なので、小鳥さんが"quadruple"を使うことが前提ですが、厳しいのかなあと。

 話が脱線しすぎましたが、相殺のあるなしで本当に違う世界なんですね。動画の「人間やめましたシリーズ」水準の人はさすがに身近にいないのですが、連鎖完成までが40秒、連鎖モーション込みで60秒前後というのではだいたい初代の私のやや遅いレベルです。まだ、配ぷよに左右されますし、思うように組めないことが多いのですが、うまくいくと、30秒で連鎖が完成して40秒で連鎖モーションが終わるので、通はやることや考えることが多くて大変だなあと。ただ、2連鎖マルチだといい配ぷよだと13手とか14手で発火して30秒で勝負がつきますよと話すと、通以降の人はきょとんとしていましたね。意味不明といった感じなのでしょうか。

 見た動画を片っ端から貼ると、重たいだけですので、もう一つだけです。下の動画は実況があるので、なんとなく見ているよりも助かりました。ミスケンさんの動画は、コメントを見ても狙いがわからないことがあるのですが、こちらは対戦者の方も解説者の方も「人間やめましたシリーズ」(石仮面を被った吸血鬼というより柱の男に近い感じ。赤石(スーパーエイジャ)を与えると、手に負えなくなる)に入っている方々で、なおかつ解説は人間にもわかる程度に落として頂いておりますので、知能・動体視力・筋力が劣る人類の中でも仮想に属する者でもかろうじてついていける動画です。本当は止めてみたいのですが、止めて見ていると、見入ってしまって、何時間あっても足りない吸血動画になりかねないのと、やはり目を鍛えるには少々、苦しくとも、止めずに見ないとダメだという面もあります。もっとも、2回ぐらい止めずに見たら、じっくり止めてはみているのですが。おかげで20分足らずの動画を見るのに2時間近くかかりました。本当にありがとうございましry



 初代でぷよ操作が正確かつ迅速だったら通にも手を出しかもしれません。へぼなおかげで、見るだけで終わりそうで、寂しさはありますが、これでいいのかなと。初代が通以降の部分集合なのか、かなり異質の世界なのか、私レベルでは否定も肯定もできないのですが、通で要求される手数を考えると、初代のように長くても20手で勝負がつくあたりでもかなり苦しいなと。私程度のレベルですと、まずマルチじゃない2連鎖を確実に組みましょうというところです。バカじゃないのと思われそうですが、自分でもかなり変な組み方をしているのか、連鎖を後ろに伸ばすのは苦じゃないのですが、前に伸ばすのは異常に苦手でありまして、まずは2連鎖をいろんな形で組めないとダメだと実感しました。

 しかし、通の「人間やめましたシリーズ」の連鎖には絶句します。上の動画も既に古い部類なのかもしれませんが、解説のおかげで勝負の駆け引きがわかってなるほどです。ぷよm@s』のすごいところは、瞬時瞬時の判断の目的を初心者でもわかるレベルで解説している点でしょうか。実戦譜の解説ではないとしても、ぷよ譜とともに解説にもゾクッとすることがありますね。人外魔境の通動画はそれすらも超えて、すごいです。

 このあたりで『ぷよm@s』に戻って締めておけばよかったのですが、うっかり下の動画に手を出したおかげで眠れないかも・・・・・・。実況がないので気がつかないことが多いと思うのですが、この駆け引きは恐ろしい・・・・・・。

 
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2012年12月27日

年の瀬

 2012年も終わるようですが、なんとも実感がなく、他方で、毎年、年末の仕事がつらくなる一方です。そのうち、給料を削られるのですから、仕事を減らしてくれというのが本音でしょうか。仕事が増えているのに、給料を削られるのはさすがにひどいなあという感じです。

 第2次安倍内閣に関してはとくに感想もないのですが、麻生太郎氏が副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣(金融)デフレ脱却・円高対策担当とのことで、これで財政再建は当分はないでしょうし、2001年9月以降、7年間かけて歳出削減を行った遺産を麻生政権がぶち壊しにして、民主党政権がそれを「上限」にして意味もなくばらまいた路線を引き継ぐんだろうなと。失礼ながら、政権が戻っても、これは私の主観でしかないのですが、好ましくない財政政策だけが継続するのでしょう。止めてほしいのは、エコポイント等の実質的な特定産業への補助金政策でして、補助金が切れたとたんに、家電メーカーの業績が悪化しているのは、国際的な競争で敗れている企業の問題とはいえ、産業の衰退を早めます。とにかく、愚策だけは勘弁してほしいというところでしょうか。完全に脱線すると、ネット上では、政権交代直前に金融危機と最悪の状態で総理大臣の任にあたった麻生氏に同情が多い印象がありますが、私自身もタイミングという点では惻隠の情ぐらいはありますが、無能という点では厳しい評価をするのは当然だとすら思っております。

 あとは、公共放送様によると、オバマの覚えがめでたいとのことですが、露骨な円安誘導はアメリカ側の理解をえているんですかね。中国と同程度に為替操作国と指定されても不思議ではない発言を、総理大臣を筆頭に繰り返している印象があるのですが。あとは、短期的に株価が上がっても一喜一憂しないことが大切では。2001年9月から総理大臣を務めた方は、「株価に一喜一憂しない」と明言していましたが、政治家もしみじみ軽くなりましたね。上がったことを功績であるかのように述べると、下がったときには責任を負わなくてはならなくなります。少しは頭を使ってほしいものだと思います。

 また、今回、失敗したら自民党も民主党と同じ運命をたどるという認識自体は特段、間違っているとは思わないのですが、力まないで下さいね。2001年9月に自民党総裁、そして総理大臣になった方は、「痛みをともなう構造改革」、「改革なくして成長なし」と述べたおかげで、すぐに実績を上げなくとも、期待値を下げることに成功しました。おそらく、意図せざる結果で、本気で改革を目指していたのだと思いますが、すぐには成長はないよというシグナルを、結果論ですが、発することによって、2003年の株価の底を潜り抜けたと思います。既に手遅れですが、景気が活発になる主役は民間部門であって、公的部門ができるのはそれを邪魔しない程度だということぐらい理解して頂きたいと存じます。おそらく、安倍総理にそのようなことを願うこと自体、私自身が夢想家と思われてもやむえをませんが。

 fiscal cliffはなんとかなるだろうと甘く見ておりましたが、WaPoのコラムニストの大半がオバマ勝利でげんなりしていたのは、さすがだなあと。ただ、ロムニーが勝っていても、共和党内の対立、あるいはティーパーティに加えて、小さな政府志向の穏健派を宥めることができたのかは疑問なのですが。この問題を軽く見ていた私の勘の悪さは明記しておく必要がありますね。正直なところ、オバマで継続した方が、ロムニーが勝利して、新政権発足までにゴタゴタするより、話が片付きやすいという程度で見ておりました。さすがに、一時的とはいえ妥協が成立すると思いますが、性急にヘルスケア改革を進めて反対を封殺しただけに、アメリカの財政問題は、政治的に落ち着く目途がまだ見えないのでしょう。

 ヨーロッパは、今年を乗り切ったという点で、驚きの粘り腰でした。問題は、緊縮財政に債務危機が顕在介していない国も含めてどこまで耐えられるかですが。ちゃんとデータを見ての「寝言」を書く余裕がないので、現時点ではとくに見通しすらないです。

 脈絡がないのですが、高校時代に読んだ高坂正堯氏の『文明が衰亡するとき』のような話を老後の楽しみにしようかなあと。まったく、現代への関心から切り離されているといえば、嘘になりますが、なにかそこから「歴史の教訓」をえようとか、小賢しい高邁な関心ではなく、人が生まれ、生を営み、老い、やがて死んでいくプロセスと同じように文明を表面的にでも眺めていたいという程度の話ですね。


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2012年12月16日

有権者に優しい? 日本の総選挙

 とりあえず、昼間に投票を済ませました。腕時計で計りましたが、投票所に入って出るまで約3分でした。最高裁判所裁判官の国民審査の用紙を渡す段階で少し混乱があったようでしたが、アメリカ大統領選挙と比較すると、実に快適でした。小選挙区は造反者がいつの間にか戻っているので、ここだけ外しているので、2009年とまったく同じ行動パターンでした。報道では自公で320議席もありうるようですが、時代も変わりましたねという感じ。選挙特番を見ていましたが、もっともらしい議論をしていらっしゃるのですが、興味がわかないので、ニコ生に切り替えたら、割と丁寧に各党関係者のインタビューをしていたのでよかったですね。というか、地上波の議論の一部が電波すぎてついていけませんでした。民意はすばらしくて自公に320議席を与えることでねじれ国会を乗り越える力を与えようとしているそうで、自公が320議席取ると地獄ですよと話していたので、やはり有識者の見方は私のようなど素人と異なって凄いなあと。簡単に言えば、来年の参議院選挙は安倍政権で松岡氏の自殺など混乱しきった2007年の次の改選なので、よほどのことがなければ、自民党が議席を伸ばすと見るのが普通ですが、念のために、現状維持がやっとという線も考えなければならないでしょう。なにぶん、景気がこのままずるずると悪化するというのも考えにくい気もしますが、弱いのは間違いないのでしょう。他方で、財政政策にせよ金融政策にせよ、それほど効果のある政策は残っていないのが現状だと思います。したがって、なにもやる気がないと見られるのはあまりに稚拙なので、やっているぶりを真剣にやる、あるいは効果があまり期待できないというのはおくびにも出さずに、やっているように世論に映るようにしながら、期待を適度に抑えていくのがよいと思いますが、言うは易く行うは難し。景気以外でもいくつもの政権が失敗しているので、やはり難しいのだと思います。したがって、次の参院選までおよそ半年なので、2010年の参院選ほど極端にはならないだろうと思いますが、3分の2を抑えてしまうと、迂闊に解散ができない安倍政権以降の困った状態になるリスクがあるので、素直には喜べないと思うのですが、有識者様はさすが違うなあと痺れました。

 まあ、始まって見ないとわからないことが多いので、とりあえずは様子見ですし、議席も確定してからでいいかなと。面白そうな動画でもと探したら、下のような動画が出てきました。



 じっくり見たいのですが、いかんせん、月曜日が終わるまでに仕上げないといけない仕事がありますので、今は辛いです。作業をしながらでも、作業の妨げにならない程度がよいので。これは終わってから、階段連鎖が自由に組めるようになってからかなと。まだ、年賀状は買ってもいない状態で、今年は禁煙の効果のおかげか、体力は回復しているのですが、いつになく予定がタイトなので、アップアップの日々です。というか今週は生きて終わるかなという感じです。


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2012年11月29日

廃人ルート

 最近、何にはまっているのかと尋ねられて、『ぷよぷよ』、『ジョジョ』、『ぷよm@s』を挙げたら、失礼なことに廃人扱いされました。せめてテトリスだったらとも言われてがっくり。「訴訟も辞さない」というのはあまりに大人げないので、とりあえず、下の動画(再度のリンクですがやはり何度見ても震えますね)を見せると、さっきまで廃人扱いされていたのが空気が一変しました。やはりデスタワーは衝撃度が高いようですね。



 落ち物ゲームが好きな人は男女を問わないようで、SFCの『すーぱーぷよぷよ』で「ひとりでぷよぷよ」をクリアーしたと言ったら、びっくりされました。ウィッチあたりで詰まってしまったようで、他のゲームでのプレーを見せてもらったのですが、私よりも連鎖のセンスがはるかに良い印象でしたので、不思議な感じですね。

 『ジョジョ』が大好きなんて他の人には言わない方がよいですよと言われる始末で、参ったなあという感じ。落ちゲー以外でなにか面白いゲームは知らないですかと尋ねられて、やったことはないけれど、こんな動画があると紹介したら、この人知ってると喜んでました。今井さんの女子へのモテ方は普通じゃない感じ。男は、あ、いえ、なんでもないです・・・

 蛇足にと、これが削除されたりして大騒ぎなんだよねと『雀姫伝』を教えたら、何を見ているんですかと笑われましたが、実は麻雀ができるというのでびっくり。3年前は『ムダヅモ無き改革』を見せたら、麻雀にはまる男子が続出しましたが、逆に言えば、私が教えなければ知らない上他でした。『雀姫伝』は女性にはちょっとまずいかなと思ったら、今度勝負しましょうと言われました。何事にも自分にかませ臭を感じる私は、相手が私では勝てないレベルだと直感したので、言質を与えないよう必死でした。

 最後に、これが最近の寝不足だと下の動画を見せました。思わぬ熱気に充てられたようで、アプリが600円するからちょっと高いと言いながらも、『ぷよぷよ』にはまる女子を増やしました。一体、私はなにをしているのでしょう。



 これは準決勝から闘ぷよの連続なのですが、「でんきいるか」さんと「るよる」さんの対戦は5連鎖対決、「ぴよひこ」さんと「あまみや」さんの対戦はデスタワー対決で、ときどき、お互いに潰しを交えたり4ダブや3トリが入ったりと自由自在です。準決勝の時点で私からすると神レベルなので(5連鎖で11手発火がバンバン出てくるとか、13手発火のデスタワーが珍しくなくなっているとか、感覚がマヒしそうです)、すごすぎですねえ。優勝決定戦を貼りましたが、途中もすごくて、そこでそう組むんですかと一時停止の回数が半端じゃなく増えるので、20分の動画を見るのに4倍以上の時間がかかります。しかし、13手発火のデスタワーって本当に組めるんですね。コンピュータ戦ばかりやっていたので、連鎖の基本を叩きなおして、ネット対戦を始めたら・・・・・・ これは間違いなく廃人ルートですね・・・・・・

 それにしても、笑えるほど、解説の人の声がよすぎです。ただ、プレイヤーが失敗したときに、「マミる」というのは、どこまで『ぷよm@s』に毒されてるんだとツッコミを入れたくなります。しかも2回も出てきて、上下の置き違いのような単純ミスではなく、連結を勘違いしていたりとか、まわし勝負でうっかり最後にちぎったりとかというミスであって、本編で「マミる」のとはかなり状況が異なる気がしますが。もっとも、こんなことに長々とツッコミをいれるお前はなんなのだと言われると、ちと困りますが。


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2012年11月17日

妖星乱舞

 簡単に仕上げるつもりが、そうでもなく、未完成のまま、配信されてしまったのは不覚でした。『妖星乱舞』について書いていたのですが、芋づる式に動画が出てきて、見入ってしまい、「寝言」を最後までぶつぶつ言うのを忘れるぐらい幸せな寝不足の生活を送りました。

 ところで、豚が国家基本政策委員会合同審査会、いわゆる党首討論で12月16日の総選挙を表明したそうで。面倒ですが、「衆議院審議インターネット中継」で安倍氏と豚のやり取りを聞きましたが、豚は自民党に寄りかからないと解散もできないまでに追い詰められているんだなあと。あとは豚はやはり民主党だなあと。政権交代から3年たっても、「ジミンガー」とブヒブヒ言っていて、はいはいという感じでした。動画を見る感じでは口だけ番長の入れ知恵かなと。政権交代のすさまじさを感じるのが財務省の「国債及び借入金並びに政府保証債務現在高」という統計表です(参考)。政権交代直後の平成21年度9月の残高が864兆5226億円です。ここをスタートに、平成24年度9月末で983兆2950億円と118兆円以上も増加し、今年度に関しては特例公債法案が成立する前ですから、だいたい毎年40兆円のペースで国の債務残高が増えている計算になります。

 政権交代によって、次期政権が解決しなければならない問題は山ほどありますが、ざっと数え上げても、(1)日米関係の修復、(2)東北地方太平洋沖地震の復興と復興予算の使途の洗い直し、(3)財政再建、(4)エネルギー政策とどれをとっても10年単位で考える必要がありそうな問題ばかりです。安倍氏には荷が重い気もしますが、気長にコンセンサスをとりながら進めるほかない問題ばかりで、派手な成果を追求しようとすると、地獄を見るのでしょう。

 今日のお題は、『ファイナルファンタジーVI』のラスボス戦で使われている『妖星乱舞』という曲の話です。といっても、ゲーム音楽に詳しいわけでもなく、「プログレって何?」というレベルなので、適当に楽しんじゃいましょうという感じです。

 ちなみに、『FFVI』は知り合いに勧められてやりましたが、これのどこがいいんだかと思いながら、プレイしたというのが率直なところです。その意味では、思い入れがあまりないゲームですね。ラスボスであるケフカとの戦いもグラフィック自体はきれいなのですが、私の苦手な現代絵画みたいで気持ち悪いだけでした。ただ、BGMが印象に残ったのも事実です。ただ、なんか荘厳なようで気持ち悪いなあという感覚はありましたが。ラスボス戦で流れる「妖星乱舞」は、『FFV』の「ビッグブリッヂの死闘」は別格ですが、それ以外では評価が高いので聴いていたのですが、苦手な現代音楽が少しだけわかるようになったような気がしました。あくまで、そんな気がしただけで、気のせいでしかないかもしれませんよ。下記のリンクは典型例です。



 順番からいくと、この曲の意外な側面を気がつかせてくれたのが、弦楽四重奏曲として演奏した次の曲です。耳がよくないので聞き間違えているのかもしれんが、時折、調性がない音楽のようになっていて、現代音楽っぽさが出ている気がします。チェロの演奏者を見ていると、低音が忙しくて、バロックのような通奏低音とは似て非なる困難さがあることを実感します。



 ここで寄り道が必要になりますね。「妖星乱舞」というのはラスボス戦ですが、元はケフカという人物です。ゲームの解説などは面倒なだけなのでやる気はないのですが、ゲーム前半(世界崩壊以前)には度々、「魔導師ケフカ」という、やや滑稽な感じのする曲が流れます。これが、「妖星乱舞」に現れるあたり、オペラを意識しているという話はだてではないのかなと思ったりします。



 弦楽四重奏を聴くと、低音部が「妖星乱舞」の重要な要素であることがわかるのですが、そのことを意外な形で示したのが、次の動画です。不安定な主題を低音が支えているのが、視覚化されていて、意表をつかれました。これは驚きです。



 ここまでくると、楽譜が欲しいのですが、私がダメなせいで全体がつかめる楽譜を検索できませんでした。下のピアノ楽譜を見ると、第3楽章で「魔導師ケフカ」の主題が織り込まれているのが鮮明にわかります。第4楽章も変奏と言ってよい部分がありますね。



 実は、クリアしたときに、この糞ゲーから解放されるというのが本音でした。今、こうして聴いてみると、調性を失った音楽が美しく感じるので不思議な感じです。最後に、ファイナルファンタジーシリーズのよきファンではないのですが、第1作から第6作までは付き合ったものとしては、懐かしい曲です。演奏者のアレンジが入っているようですが、素人としては、このシリーズの前半に共通する美しい音楽をピアノで再現してくれているのはうれしいです。しかし、タグにもあるように、左手の動きと広がりは素人目にも尋常ではなくて、びっくりです。





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2012年11月12日

親方日の丸と殿様商売

 今や、私の脳内では「親方日の丸」といえば、日本放送協会ですかね。受信料の支払率が70%台ということ自体が公共放送に名に値しないのが現状でしょう。それはさておき、NHKの電話窓口ではNHKの衛星契約を解除するにはCATVの契約を解除することが不可欠だということでしたので、CATVの電話窓口に相談に行きました。端的に、NHKの衛星契約を解除するために、CATVの契約を解除してほしいと。最初に電話に出た女性が困ったようで、別の部署に繋げますとのことで、しばらく待つと、声の大きい、明るい女性に代わりました。割引プランに加入しているので4月と5月が契約更新になるので、それ以外の月で解約すると、1万円程度の違約金が発生しますとのことでした。まあ、このあたりは承知済みでしたので、いますぐ解約はちょっともったいないなと。で、お好みのジャンルだけを視聴するプランなら安くなりますよと紹介されたのですが、見るときはジャンルに関係なく見ますからという話でやんわりと断りました。それほど大仰な話のつもりはなかったのですが、NHKの窓口で衛星契約を解約するにはCATVとの契約を解除して頂かないと話になりませんわみたいなことを言われたのでと話したら、しばらく、向こうが沈黙してしまいました。しばらくして、「それはショックですわ」と言うので、まあ他の事業者と利用者の関係にまで口を出して差し出がましいと思わないのはNHKの体質だなあと思いながら聞き流していましたが、「それでは営業妨害です」と冷静に言われて、思わず噴き出しました。いやあ、笑うところではないのは重々、承知をしておるんですが、言われてみれば確かに。民業圧迫という感覚すらないと思いますよと話しましたが、あまり通じない様子でした。

 それにしても、そんなにNHKが嫌なんですかみたいな話になって(実はNHKに金を払いたくないのでCATVの契約そのものを解除したいという話はちょくちょくあるらしい)、いくら引越し中とはいえ、ドカドカと家の中に上がられて、引越し先とサインをしろと、実際には30分程度だと思いますが、ドタバタしている最中にやられると1時間近く居座られたような感覚で、NHKとは地上契約も本当は切りたいと。今度は相手がドン引きしまして、ええと、それは不法侵入にあたるので、最近はテレビを置いていないと言われて確認する訪問人さえいないはずなんですけれどもと言われて、その場で110番してやればよかったと。あれがトラウマになっている上に、NHKのBSデジタルで唯一、見ていた将棋の時間が減り、将棋竜王戦のニコ生の中継になんと羽生三冠が登場したとなりますと、もはや無用の長物ですね。ニュースじゃ私の最も嫌いな相撲の結果が真っ先にきますし。あんな非人道的な格闘技は国技ではなく、国の恥だと思っております(わざわざ人間をフォアグラ状態にしてひでえなあと)。

 「殿様商売」の方は『日経』でして、こちらは土曜日に電話がかかってきました。過去、読者だった人にキャンペーンをしているそうで、他紙はとっていないし、結局、職場で読むのは『日経』ぐらいですがねと話した上で、家に戻らない日が三日ぐらい続いて、ポストからあふれているのを見ると、読む気がなくなりますねと話すと、困っていました。くそ忙しいので、断りたかったのですが、こちらは3ヶ月と期限が区切れているので、まあいいかと。最後に、私が甘かったと自己嫌悪に陥りましたが、私の名字を何度も間違って連呼するので、ああ、この会社は骨の髄まで読者をなめているなあと。よく似た名字と間違えているのですが、黙っていたら、最後まで気がつかないままで、まあ営業がこれだけ読者をなめていないと、出鱈目な報道などできないなと感心しました。

 日曜日にCATVの電話窓口を利用したのですが、不法侵入の話をして生理的にNHKを受け付けない相手だと理解しているのに、一外回りのしたことですからみたいなことを言ってしまうのはちょっと残念かな。そんな外回りを雇用しているのはその上司がおり、その上司を監督するNHKの経営陣に問題がありませんか。御社の外回りが同じことをして、一外回りのしたことで済む問題ですかねと言ったら、困っていました。まあ、親方日の丸なんて擁護する必要などないのですよ。次は東電ですね。料金値上げを説得できないから、税を投入するなど言語道断。東京本社の大企業の多くは消費者、特に地方の消費者をなめているというのが今日の「寝言」です。


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2012年10月31日

ハリケーン サンディ

 何事にも間が悪い私ですので、Sandyちゃんが巨大で暴れまわっているのに気がついたのが日曜日の深夜でした(日本の台風も最近はとみに自重してほしいのですが)。RSSリーダーで見ているので、タイミングが悪いと言いますか、間抜けと言いますか、どうも感覚がずれてしまいます。月曜日に帰宅してからNHKの9時のニュースを見ましたが、まったく興味がわかない話ばかりで最初から30分ぐらいまで頑張りましたが、これって報道する価値があるのという話の連続で、うとうとしていました。半分ぐらい意識がとんでいたので、サンディの報道をしていたのかもしれませんが。『報道ステーション』が真っ先に取り上げていたのには驚きました。割と詳しい報道をしていて、避難命令を出している地域を明示していたり、途中で現地を取材している記者が避難の区域内でどこが救助の対象から外れるとか明示していたりと、想定を上回って詳細に報道していたので、びっくりしました。CATVの契約を解除したら、衛星契約を解除できるとのことでしたので、本当は地上契約も不要ですが、来年の6月をもってCATVの契約を解除しようかなと(たまに見ると、NHKが民法と比べてよい番組をつくっている感じがまったくしなくなりました)。根拠法が設備の有無にあるのは他の法との整合性があるんだろうかと疑問に思うのですが。

 寝る前にPCをいじるのはよくないのはわかっているのですが、米紙のHPを見ると、さすがにサンディ一色という感じで、あらためて気がついたのですが、読んでいるのは東海岸ばかりなんだなあと。ときに映像というのは雄弁なもので、『報道ステーション』で映していた地下鉄やバスの運休や航空各社の対応などが、日本語という点を割り引いても、かえってわかりやすかったです。火曜日のNHKの9時のニュースはひどくてオバマ米大統領が選挙遊説を控えて執務に専念しているのがいつから始まったのかを明示していなくて、それ昨日の話じゃねと思いながら見ていました。報ステに劣る公共放送というのは存在意義自体が問われるのではと。

 NHKの悪口を書いていると、いくらでも話が続くので、サンディの被害以外でパッと目についた話を「寝言」にでも。Washington Postが2012年10月30日付で配信した"A surprisingly deep Chinese joke about Hurricane Sandy"というMax Fisherのブログ記事です。とはいっても、"Tea Leaf Nation"という電子媒体が中国のSNSで出ているサンディ関連の意見をまとめた内容を元にしたジャンクなブログ記事です。率直に言えば、このような記事が増えるぐらい、WaPoも金がないのかと呆れます。10月21日の「寝言」で取り上げた記者なのですが、SNSで書かれた内容を元に記事を書くというのは大丈夫かなあと不安になります。

 それはともかく、次の部分は外交政策の「オタク(nerd)」なら笑うところだそうです。問題の性質が根本的に異なっているように思いますが。

  As to the dispute between the United States and Sandy, we do not take a position. We hope that both sides see the situation clearly, see peace and unity as the main aim, and manage their previous conflicts.
 


 上記の中国人と思しき人物の書き込みと米国務省のスポークスマンが読み上げた声明を並べると、一応、ジョークらしいということはわかります。ただ、アメリカ人が笑ってよい問題ではないと思いますが。

  The U.S. policy does not take a position on the question of the ultimate sovereignty of the Senkaku Islands, and we expect the claimants to resolve the issue through peaceful means among themselves.


 記事自体の主張がもともと曖昧ですが、「このジョークが笑えると思えなければ、中国の立場に立ってみることで尖閣諸島をめぐる論争を理解する助けになるだろう」と結んでいて、最後まで両義的ですね。もとの国務省の声明にも問題があって、日米安保の対象とするという点はともかく、沖縄返還時の扱いは触れておいた方がよいと思いますが。実質的には尖閣諸島に領有権に関するアメリカの立場は変わったというのが日本人としての私の受け止めです。まあ、英語で書かないと何の意味もないですし、米国務省に抗議しようとか面倒なことは考えない性質なので、どうでもいい感もありますが。

 記者の視点から離れると、笑えない例の「ジョーク」から中国人の対外的な見方が夜郎自大と冷笑に満ちている印象を受けます。日本語に相当する格言があるとよいのですが、無学なので、「時の最果て」が掲げている、"Aliis licet: tibi non licet. Others may: you mayn't."(他人がそうであっても、お前がそうであってはならない)がこの問題を政策として論じる際の基本的なスタンスでしょうか。Max Fisherは戦前の日中戦争も取り上げていますが、苦い教訓として蛮族と戦争をしているうちに、蛮族の風習に染まったことがどれほど日本軍の評判を悪くしたかということを忘れるべきではないと思います。「寝言」らしくないので気恥ずかしいのですが。


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posted by Hache at 16:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 気分しだいの寝言

2012年10月21日

気怠い日々

 土日が休みではないのがこれほど厳しいとは思いませんでした。9月末からほぼ出勤または出張という状態で、迎えた日曜日でした。昼間は気温も上がってよい陽気でしたが、主に室内にいましたので、29度を超えてぐったりしました。夜の方が元気が出るぐらいでして、「寝言」すら浮かばないです。

 先週、読んで複雑な気分になったのは、オバマとロムニーの討論に関して、中国バッシングという点で両者が共通するという指摘をしたWashington Postのブログ記事でした。2012年10月17日に配信されたMax Fisherの"Chinese debate-watchers shrug at candidates' China-bashing"という記事ですが、ロムニーが中国を叩くのもやはり為替がメインのようで、なんともはやという感じです。まあ、この点に関しては、中国側がさっさと変動相場制へ移行する準備をしておいた方がよいとは思うのですが、変動相場制に移行すると、いまだに国内的にもたないようでは市場経済とはいっても、実質的には移行経済に近い状態で規模ばかりが拡張しているのが実態なのではとすら思います。ただ、米中関係が大統領選の討論中、主として貿易不均衡の文脈ばかりで論じられるのは、現在のアメリカの人材難を象徴しているようにも映ります。

 ネットで日本語のメディアも見るのですが、オバマとロムニーのどちらが勝つのかという点が関心の中心にあるようで、トップダウンの国で誰が大統領になるのかということにあまりに無関心なのも変だとは思いますが、なにをしようとしているのかをつかもうとしないのは危険だろうと。私自身が日本人ですので、アメリカ人が選んだ大統領を受け入れる以外に選択肢はなく、それぞれの候補の政策を知りたいというのが正直なところです。ですから、オバマが当選したときにアフガニスタンへ介入したがっているのは米紙が伝えるところでしたので、イラク情勢が再度、泥沼化しないように安定化を図るよう方向転換しないと大変だなあと思いました。

 同じくWaPoが2012年10月20日に配信したDavid Ignatiusの"The foreign policy debate we should be having"というコラムは、Michael J. Mazarrの論考を基に、アメリカの「没落」ではなく、"overextension"の問題に焦点を当てています。ややオバマに甘い印象がありますが。

My guess is that Obama, deep down, favors a more restrained version of American power, but he rarely says so in public. To speak openly about reduced global ambitions might sound un-American. So he, too, gets sucked into the strategic vision of an unbounded nation that will, in John F. Kennedy’s immortal but outdated words, “pay any price, bear any burden.”

 私の憶測では、オバマは、内心ではより限定されたアメリカのパワーを好むのだが、公には口にしない。世界規模の大望を縮小することを大っぴらに語るのはアメリカ人に非ずと響くからだ。だからこそ、オバマは、ジョン・F. ケネディの不朽の、しかしながら古臭い言葉である「いかなる犠牲も払い、いかなる負担にも耐える」という抑制のない国家の戦略見通しに吸い込まれてしまう。


 率直なところ、オバマが抑制をわきまえていたら、アフガニスタンへの介入はNATOとともに、米軍の負担を軽くするための形づくりになったと思います。オバマには少し甘い印象です。

 他方、Ignatiusの主張は、財政的な制約と米軍に必要な装備体系を意識して、外交・安全保障政策のプライオリティを明確にすべしという点にあり、こちらは当たり前と言えば当たり前なのですが、オバマとロムニーという対中政策をとっても、為替問題が先にくる困ったリーダーに対する適切な助言だと思います。Ignatius自身は外交政策の優先順位そのものを明示していませんが、アメリカ大統領が中国をあえて名指ししなくとも(同盟などで対象となる国を明示しないのと同じ)、太平洋に最も高い優先順位を置くことにコミットすることが肝要だと思います。


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posted by Hache at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 気分しだいの寝言