2013年06月17日

供給超過の世界

 金曜日から、昼は書生論議に明け暮れ、夜はうまい酒、おいしい肴をつまんで団欒を楽しみました。お付き合い頂いた方々には感謝の念があるのみです。一番、長く時間を過ごして頂いた方には独身最後の貴重な時間を割いていただいて、感謝の気持ちを言葉でうまく表現できないですね。

 簡単に備忘録ですが、酒を飲みながら、電力会社の方とガス会社の方とお話しして、とても楽しかったです。東北地方太平洋沖地震が起きた直後は、本当にひどい話がまかり通っていて、50Hzと60Hzの変換所がなんでこんなに少ないんだとか、周波数を統一しろとか、耳を疑う話が横行していましたが、送電線を引っ張り込むためには、用地取得から容易ではないわけで、昔のシムシティでいえば、発電所に金をかけて電線を引く金が足りなくなるようなバカな話ですなと。これを日本みたいな急峻な国土でやるわけですから、容易じゃないことぐらいはわからんのかとつぶやいていたら、あんたみたいな人の方が例外ですよと言われて、苦笑しました。まあ、柄も悪いし、口も悪いですから。

 それにしても、経済学者というのはなんでバカばっかりなんだろうという話になって、とある国立大学で本まで出版された方を引き合いに出したところ、「いやあ、あの方はものを知らないだけで、話せばわかる人ですし、悪意がないですから全然、良心的ですよ」と言われて、なるほど。学者は世事に疎いんですね。かなり図々しい話ですが、社から朝、こんなメールが届くんですよという話になって、なるほど、ある火力発電所で1基が故障して、60万kWが飛ぶと、異常気象でただでさえ需給がタイトになっているのに、これは怖いなあと。火力をベースにするという発想は、父上のように中部電力の営業エリアでは仕方ないのかなと思うのですが(PWRは実質的にベントにフィルターを付けている間に寿命が来てしまう勢いなので)、こういう綱渡りを電力会社に強いるのだなあと。

 ふと、思ったのですが、経済学者が電力問題に関して発言するときに、なにかずれるのは電気工学など理科系の知識が不足しているからでもなく、現場の知識が不足しているからでもなく(もちろん、無視はできないとは思いますが)、単に需要量と供給量が一致する状態が均衡だという発想に過剰適応しているからではないかと。そんなことをぼそぼそしゃべっていたら、電力マンが黙ってしまったので、まずいことを言ったのかなと思ったら、その発想はなかったみたいな反応でした。まあ、父上の話では予備率が4%を切ると、なにがおきるのかわからない、あるいは何が起きても驚かない世界になるそうでしたが、高卒のロートルの感覚は侮れないようでして、5%でも十分、怖いようですが、4%を切る前に手を打たないとまずいとのことでした。基本は原発の再稼働が最優先で一致していたのですが、実は原子力発電所は低格以上に稼働させるのは原理的に無理なのに対し、火力は定格が100万kW(火力発電所のプラントとしてはかなり巨大ですが)であっても、一時的になら105万kWぐらいまで頑張れるので(火事場の馬鹿力みたいな話なので筋が悪い気はしますが)、短期的な変動には火力発電所の方が柔軟性があるとのことでした。ただし、長期的にそのような利用をしていると、故障する確率が上がるのは自明ではありますが。

 単なる自己満足ですが、供給量が需要量を超過している状態が安定的な世界は電力と通信ぐらいかなと。道路もいけそうでしたが、渋滞という形で供給制約が顕在化するのが日常茶飯事ではありますし。ガス会社の方に聞いてみたいので、まずは電力会社の人の前では言えませんが、オール電化はもにょもにょと裏切ります。昔、『選択』というカストリ誌をとっていましたが、やめるきっかけになったのは、ガス会社の軍門に電力会社が下るという下世話すぎる記事を読んだおかげでした。現実は、震災の後でも、オール電化にガス会社が押され気味であって、ガス業界の新聞でルサンチマンをまき散らしている、ある種のメディア関係者にしか取材してないんじゃねえのと呆れたせいです。やはり、料理はガスに限りますし、ストーブもガスですよと、よいしょではなく、事実なのでそう話をすると、やはり人間関係ですから、ガス会社の方も警戒心が薄くなります。

 このガス炊飯器がおすすめですよと、スマホで見せて頂いたのが、直火炊という炊飯器で、嫁がいたら、これはいいなあと。一人なので、ご飯は一日半合しか食べないのですが、すくないぶん、おいしく食べたいという願望もあるので悩ましいです。あとは、ガスコンロによっては自動で炊飯してくれますよと教えて頂きましたが、家に帰って確かめたら、それでした。鍋を買って、ご飯を炊くのもいいかなと。おかずは電子レンジでも問題ないのですが、ご飯はまずいです。

 で、実は電力会社の方と供給量が上回っていないと、まずいので、経済学者がバカな制度設計をするんじゃないかと話していましたと率直に申し上げると、いえいえガスも同じですとのことでした。ちょっと端折りますが、LNGを専用船で運びこむ際にも、ガス会社と電力会社で協力関係が以前よりもはるかに強化されているようで、ガス会社が電力会社にとって代わるという記事を2年前に読みましたが、どう思いますかと尋ねたところ、円安もあり、競争ではなく、協調が主流ですとのことでした。ガスの方は暗いので、供給超過というよりも、在庫を抱えるという話のような気もしました。このあたりはもう少し勉強したいところです。

 明日から通常出勤ですが、とりあえずはこんなところでしょうか。まあ、お世辞にもロジカルではありませんが、この程度のメモはしておきましょう。


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2013年05月29日

無神経な副流煙

 帰宅してから疲れがひどかったのですが、今朝、目を覚ましたら、呼吸が苦しくて参りました。あいにくとかかりつけの先生もおやすみでしたので、やむなく我慢していましたが、呼吸困難というのは初めてで喘息のように軽くぜいぜいする感覚もありました。最後に寄った喫茶店で長居をしたおかげで、ヘビースモーカーが5、6人で10分に1本間隔でタバコを吸うので、途中で気分が悪くなりました。その「後遺症」というわけではないのでしょうが、体がだるいだけでなく、症状自体は軽微とはいえ、明確に呼吸困難でして、無神経な喫煙者と同じ店で過ごすというのは自殺行為に近いなあと。これまたお世話になっている方とご一緒でしたので我慢していたのですが、次回以降、スタバ以外は無理ですね。非喫煙者がいるのに、同じ宴席で喫煙する人がいまだにいるということ自体に先週は驚きましたが、今週は知人ですらない、単なるヘビースモーカーが近くにいるだけで、ファブリーズを買って、噴霧しては乾燥させまた噴霧するの繰り返しが必要で、体は大丈夫かなと思いましたが、大丈夫じゃなかったです。

 おかげでスターバックスが安定して混雑する理由がよくわかったという感じでしょうか。正直なところ、10年以上前にここのコーヒーはおいしいからと言われて、味音痴の私でも、これって自分で入れたモンカフェと大して変わらないレベルじゃないかと思いましたが、全面禁煙というのは安心ですね。副流煙だけでなくタバコの香り自体が苦手になってきているので、法律で強制する分には分煙でよいのではと思いますが、私自身は禁煙以外の宴席はすべてお断りすることにしました。体へのダメージがいかんせん厳しすぎます。

 ユーロ圏の危機はいよいよポルトガルの離脱という話が米紙に出るぐらいまで煮詰まってきているので、要注意だと思いますが。アメリカ、EU、アジアと中国が揃って景気回復というのが「お茶会エンド」ベストですが、ユーロ圏が黄昏ていて、中国は低成長となってきたときに、アメリカが逃げ切れるかどうか。アメリカ政治はオバマ政権発足以降、極端に党派的になっていて、昨年末から今年の初めにマスメディアが大騒ぎしていた債務上限の話などどこかへ行っていますが、不安要素は意外と多いと感じます。

 日本の長期金利の上昇については恥ずかしながら、謎です。景気回復のシグナルだというのが一番、素直な見方なのですが、他方で、日銀は「異次元緩和」で金利を低水準に抑えようとしていると。先日、引用した米紙の記事でも指摘されていますが、金融緩和で金利を抑制するという政策とインフレ目標へ誘導するという政策は矛盾したシグナルを市場に与え、混乱させるというのは、そうなんでしょう。まあ、インフレ期待が金融政策で変わるというのはおとぎ話みたいなものなので無視したいところですが、一応、目標自体に強くコミットしているので、黒田総裁の講演を読む限りは、実質金利の定義とフィッシャー方程式の区別ができないレベルの人がトップに座っているとはいえ、インフレ期待が高まって名目金利が上昇したとすると、来春の消費税率引上げの2%のうち、どのぐらいが国債費で消えるのかが興味深いところです。あれで国民年金の国庫負担の割合を3分の1から2分の1に引き上げた分を補いたいのが正直なところではと。

 財政再建などあまりに道のりが遠いので、現実的に今後、財政赤字を拡大させかねない支出の財源をどのように担保するのかぐらいはきちんと説明して頂かないと、まずいのではと思います。国債の新規発行がいずれ困難になる時代がくるのでしょうから(半年以内に来ても驚かないです)、先回りしておいた方がよいのでしょう。まあ、そうならないでしょうけどね。今の政権では。


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2013年05月28日

縁なき衆生は度し難し マクロ経済政策

 まず、前座として安倍政権のマクロ経済政策です。リーダーを遡って見ていたら、Wall Street Journalが2012年5月23日付で"An Abenomics Reality Check"のアジア版の社説で、株価の暴落を受けて金融政策に過度の期待を抱くのはアメリカでもないよと軽くいなした上で、成長に寄与する政策が必要だと指摘しています。率直なところ、タイトルを見て中身がなさそうだなと思いましたが、プリントアウトして読むと、本当に中身がないなと。ただ、思った以上に債券市場の混乱などを要領よくまとめていて、債券価格の下落が金融機関のバランスシートを傷めるあたりをきちんと指摘しているあたりは、だいたい1週間前の社説としてはさすがだなと。ユーロ圏のような債務危機にいたらなくても、債券価格の下落で金融システムが不安定化してしまうリスクがあるわけで、当たり前の話なのですが、国内の報道で指摘しているのでしょうか。英字紙しか読まなくなったので、知らないのですが。

 あとは、日銀の4月の政策決定会合に関する記事でしょうか。議事要旨が公開された関係ですね。WSJが2012年5月26日付で配信したTakashi Nakamichiの"BOJ Divided Over Rising JGB Yields"という記事を読みました。"different dimension"という苦しい英訳を見て苦笑しました。黒田総裁という方は、新しい知性を備えた(日本経済を破滅させることによって人々が塗炭の苦しみを味わい、虚言で抱かせた希望が絶望に相転移するときに生み出される感情エネルギーを集めて熱力学の第2法則を捻じ曲げようとする)インキュベーターというか、宇宙人みたいで、「異次元緩和」って日本語からしておかしくないですかという感じ。

 本題はロゴフとラインハートの著作に対するクルーグマン大先生の批判でしたが、"This Time is Different"もまともに読んでいないので、無理でした。エクセルのスプレッドシートにミスがあったというのはロゴフとラインハートにとっては悔やみきれないミスでしょうが、問題は、政府債務と経済成長の相関ですね。政府債務があると、経済成長率が低下するという主張と経済成長率が低下するから政府債務が増加するという主張は、一方が誤っているというほど単純ではないと思います。素人考えですが、政府債務がGDPの9割を超えるあたりで相関が変わるという主張自体は、基礎的なモデルがあるとは思うのですが、やや奇異な印象を受けますが。

 なんか本題に入らずに終わってしまいました。やはりマクロ経済政策のように難しい分野は私みたいな凡人には「縁なき衆生は度し難し」といったところなのでしょう。


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2013年05月26日

そういえば

 「時の最果て」で「寝言」を書いていたんだと、ふと思い出しました。PSPの『魔法少女まどか☆マギカポータブル』を始めたら、アイマスの比じゃないです。迂闊にその手のことに詳しい人に漏らすと、「オンラインがありますよ」と人生を終わらせようとされるのでしゃれにならないです。ゴールデンウィークにニコ動で、アニメの全話パックを見出したのが不覚でした。たぶん3分の1ぐらいは見ていなかったので、連休のおかげで話がだいたいつながりました。3週ぐらいしてからは、MADとかを見ていて笑っていました。為替がどうとか、株価がどうとか、一応、目にはするのですが、どうでもいいなあと。問題は、きっかけを忘れましたが、次の動画を見たあたりでしょうか。



 タグのおかげで戦場ヶ原ひたぎさんを理解するために、時間を使ってしまって傷口が広がったのは内緒ですが、まあ、だいたい把握したみたいな感じでしょうか。もちろん、全部、見てしまったのですが、次の動画は原作とのあまりのギャップにたまらないですね。ほむほむ(1周目のメガネをかけている状態が好きなのですが)とまどかのコンビがやはり好きなのですが、原作の杏子が強烈なだけに、杏さやも好きで、まあ要するに節操がないだけですね。うろぶちさんの脚本じゃないと、原作が原作だけに強烈ですね。単なるバカップルなのですが、虚淵シナリオとのあまりの違いに笑うしかないです。一番壊れてしまったキャラは、上条恭介君かなと。



 あんた暇だねえって? 私の当てにならない勘では、今年前半は平穏無事で後半は波乱含みかなと。今のうちに楽しんでおいて、問題が起きたら考えるという感じでしょうか。マミルートの銀の魔女で苦戦しておりまして、クリアするまでは海外情勢は見出しだけでいいかなと。

 「寝言」を書いたら、あっさりクリアしました。マミさんのティロ・フィナーレ(正統派)を3発ぶち込んで、MPが切れたら、まどかで逃げ回りながらアイテムを回収。マミのMPが回復したところでとどめにティロ4発目をぶっ放したら、オーバーキルでした。もっとちまちま削ってもよかったのかも。メガほむやばい。ブームが去ってからやるのが好きなんですが、舞台装置のなんとかさんに挑戦すると、徹夜の危機ですね。同じストーリーの同じ魔女結界でもダンジョンのつくりが微妙に変わっていくのはなかなか面白いなあと。


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2013年04月14日

安倍政権の経済政策に対するオバマ政権の生暖かい視線

 私と20代の女性が数人で画面を見ながら、「すごい・・・」とか「ありえない・・・」とかため息が漏れます。言ってみれば、ハーレム状態ですが、見ている動画はもちろんぷよぷよ関連でして、こちらの動画を見ていたら、女性陣でも一人がダントツにレベルが高くて、解説に聞き入ってしまいました。ついつい、弱い私が「これはミスケンの暴発w」みたいな発言をすると、「暴発かもしれませんが、ここで連鎖していて、ALFさんの形が悪いのでフィールドが埋まりますね」という冷静すぎる分析をされて、初代だろうが、通だろうが100戦100敗が確定しました。たぶんゲームで負けて初めて涙がボロボロこぼれる経験をしそうなので、「とうそう」を決め込むことに。『ぷよm@s』part31を見てから、凝視もちに勝てる気がしないです。

 ミスケンの強いところはたくさんあるそうですが、「セカンドを組むときを見れば明らかなように、タフな決断が必要になるほど、ぷよの置き場所に迷いがなくなること」だそうです。ミスケンさんとALFさんの実力差を判定してもらいましたが、「私が言うのはおこがましいですが、ほとんど紙一重だけれども、ぷよ操作ではやはりミスケンさんが上ですね」とのことでした。星の差ほどではないようで、このあたりの機微は難しすぎる感じです。素人にはよくわからないのですが、ここで発火すれば相手のフィールドが埋まるという判断をするためには、まず自分のぷよ操作が常に正確だという自信がないと無理なようで、時間を掛ければ凡人でもあるレベルまでは行けますよと、上から目線で言われてしまいました。「もう一度、ぷよぷよをやってみようかな」と言い出す始末で、私みたいな底辺ではない、あるレベルを超えている人も熱くなるプレイであるのは間違いないのでしょう。



 そんなわけで私の周囲は平和なのですが、北西方面は物騒ですし、日米関係も微妙な感じです。私などは口さがないものですから、2012年12月27日の「寝言」の中で、「あとは、公共放送様によると、オバマの覚えがめでたいとのことですが、露骨な円安誘導はアメリカ側の理解をえているんですかね。中国と同程度に為替操作国と指定されても不思議ではない発言を、総理大臣を筆頭に繰り返している印象があるのですが」と書いてしまったりします。大本営発表では安倍政権とオバマ政権は意気投合されているそうなので、はあ、そうですかと疑っているわけではないのですが、そんなに強調しなくてもという感じでしょうか。WSJ日本版の記事では、米財務省の報告書を引用しながらも、米中関係は悪くて日本はそこまでひどい目で見られているわけではないという感じですが、日本語版の元になったであろう、WSJが2013年4月12日付で配信したThomas Catan and Ian Talleyの"U.S. Warns Japan on Yen"という記事がより詳細に伝えていますが、安倍政権の経済政策というよりも、通貨政策を明確に変更しないと、他の政策で内政干渉に近い目にあっても不思議ではないというところでしょうか。会員限定の記事ですので、引用しても控えめになると思います。

 オバマ政権の経済政策全体を理解しているわけではないのですが、安倍政権よりもはるかに経済成長を重視した政策をとろうとしているのは事実だと思います。たとえば、Washington Post紙が2013年4月10日付で配信したJoel Achenbachの"Budget generous toward National Science Foundation"という記事によると、オバマ米大統領は全米科学基金に対する支出を前年比で8.4%増の76億ドル(うち3200万ドルはNational Robotics Initiative向け)に引き上げる決定をしました。財政支出削減に関する圧力がかつてないレベル達している現状で、NSFへの支出金額は総額で見れば決して大きいものではないとはいえ、過去最高水準を維持していることは、オバマ政権が科学研究をインフラストラクチャーとみなして、将来の成長に向けて投資を行っていることを、オバマ政権の政策に疑問符を常に持ちながら見ている私でも否定できないところです。

 対照的に安倍政権は、参院選で与党が勝利するために、まず高齢者の医療費負担を特例として1割にしているのを2割(これでももはや現役世代には耐えがたい水準だと思いますが)にするのを先延ばしするという決定を真っ先に行いました。「3本の矢」(笑)となるのは、死にゆくけれども、投票所に行きそうな世代を優遇して将来を先食いする点では民主党であろうが、自民党であろうがまったく変わらないということが政権交代でよく理解できましたという冷笑的な見方が背景にあります。

 WSJの記事に戻るのですが、ドル高円安は金融緩和の副次的な効果にすぎないと黒田とかが言っておりますと。日本を不況から脱出させることは「世界経済に好ましい影響を与えるであろう」と黒田が述べたと伝えた後で、パラグラフを変えてWSJがお説教を垂れているのですが、まあ、ごもっともとしかいいようがないです。

  Amid sluggish global growth, governments face the temptation to lower the value of their currencies to juice exports. Those pressures are aggravated as central banks in the U.S., Europe and Japan seek to spur their economies by pushing cash into the system−policies that have the effect of weakening their currencies. Seeking higher returns, investors are putting their money into emerging markets, putting upward pressure on those countries' currencies and making their exports more expensive abroad.

 世界的に成長が停滞する状態では各国の政府が輸出を潤す目的で自国通貨を引き下げる誘惑に直面する。この圧力は、アメリカやヨーロッパ、日本における中央銀行が経済を刺激する目的で金融システムに現金を流し込むことによって悪化する。この政策が自国通貨を弱くする効果をもつからだ。より高い収益を求めて、投資家は資金を新興国市場へと回すが、結果として、新興国の通貨を引上げ、海外への輸出がより高くつく状況になる。


 日本国内では、アメリカやユーロ圏が金融危機にかこつけて金融緩和をやって、日銀がちんたらしているから円だけが勝手に上がってしまったという被害妄想(日銀が阿呆でひどい目にあっているという被害妄想と米欧に好き勝手やられているという開港以来の被害妄想)が支配的なようですが、金融システム危機が生じていない以上、日銀の金融緩和がアメリカやユーロ圏と異なる性質をもつのは当然でしょう。他方で、金融緩和の手段としてREITまで買うとか、率直なところ、白川氏でさえ、国際協調という点で金融緩和で足並みをそろえるのはやむをえないとはいえ、そんな危なっかしいものまで買うんですかという若干の嫌悪感もありました。ドル円市場などというのは通貨全体の取引の数%程度(2010年のBIS統計(暇な方はこちらから入手できます))にすぎないので、思惑で動く世界ですから、ある程度までは安倍政権の通貨政策は成功した側面もあると思いますが、やりすぎると、アメリカ側の反発を招きやすいのでしょう。

 さらに、記事はアメリカ政府が日本政府と協調して日本の経済成長を促す政策をとるよう関与してきたと指摘しています。TPPにJAの関係者はともかく、これほど感情的な反発が強いこと自体が理解できないのですが、経済成長を促す政策にオバマ政権が積極的に発信しすぎると、かえって日本国内の反発が強くなり、その指摘がまともであっても、まともだからこそ反発が増幅される可能性すらあるので、安倍政権がアメリカが日本の成長政策に口を出す前に円安を招きかねない政策を抑制しないと、政治的にあまりにつたないのではと思います。


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2013年04月10日

ごまえー(GO MY WAY!!)

 『ぷよm@s』の更新はまだ先でしょうか。急かすつもりもなく、ふと気がついたら、ぷよぷよ自体をやっていないなあと。最近の調子はどうですかと若い女性に聞かれたので、やっている暇がないんですよと頭を搔いておりました。デスタワーの練習は中途半端に終わってしまったのですが、2連鎖マルチではなく、3連鎖マルチでだいたい致死という状態が引越し前でした。初代は一試合当たりの時間が短いのですが、必死になりだすと、あっという間に100試合ぐらいはいってしまうので、これはまずいなと。そんなわけで、致死連鎖があっという間に組めなくなりました。

 もっとひどいのが『ぷよm@s』をはじめ、ニコマスを理解するために始めた『アイドルマスター』無印で、やよいっちのレッスンが途中のままで放置してしまいました。荷物もだいぶ整理できたので、Xboxはどうなっていたかなと開いたら、ゲームのDVDがでてこないのでおかしいなあと。本体の中にあるはずなのですが、トレイを開くと空でした。面倒なので放置していたら、あるとき、ディスクがトレイから出てきました。どうも、ディスクを入れたまま、梱包してしまったため、中でひっかかていたようです。

 やよいっちのプロデュースは困難を極めました。こればかりは私のミスですが、DLCで唯一買ってしまったのがメールアドレスなのですが、やよいのときにはテンションが上がることが多くて、1月始まりで春の祭典を無視して、低レベルレッスンで最低でもレベル9ぐらいでデビューさせたくて、苦労して、メールブーストでテンションが戻ると、やり直しという状態を繰り返して、投げてしまいました。日曜日になんとかレッスンを終え(ダンスの能力が低いのが引っかかったのですが)、デビューさせると、『まっすぐ』の期間があっという間に過ぎてしまったのが残念ですが、次の『GO MY WAY!!』が持ち歌とはいえ、キャラ声で、「みてれぅー」にすっかり魅了されてしまって、オーディションで真以来の勢いで勝ちまくりました。正直なところ、仁後さんの「みてれぅ」で確実に癒される感じです。伊織のときのような思い出2発縛りとかはせずに、3回はかならず使っていることもあって、勝利は確実です。



 驚いたのが、秋の大感謝祭本番前に「IDOL VISION」(7万人)を受けたのですが、覇王エンジェルがいるわ、やよいで初めて、2週目でボムをミスって星が一つもとれない上に、減点されるわで、最終的に星19個という屈辱的な数字になってリセットしようとしたら、なんんとオーディション合格でした。ペース的にランクSは厳しい感じがするのですが、運が強いのかなあと感心しました。ここからは、IV7万人をとにかくうけまくるしかないのですが、ちょっと厳しいかなと。平日、やよいに会うには、早寝早起きをしたうえで、つまらない会議が終わったら、とっとと帰るという力量が必要なので、なんか上が意味不明のことを言っているけれど、来年は関係ないし、どうでもいいやという感じ。


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2013年04月06日

拘束される日々 解放される日

 高校時代が陸上部に属した最後です。筋トレのメニューがありましたが、どうにも苦手だったのがスクワットでした。周囲はみんな気合を入れるのですが、私だけはわが身の安全が第一で、膝を痛めない程度に適当に力を抜いていました。適当にやっていると、周りは敏感に察知するもので、「ほんにお前という奴は」という扱いを受けましたが、けがをしないという点では異常に安定していました。個人レッスンも4月いっぱいで一段落したい気分もあるのですが、膝が痛まないスクワットをやって汗だくになりましたが、すっきりしました。帰宅してから20回を3セットほどやりましたが、膝に驚くほど負担がかからないですね。こういう種目が1回のレッスンで最低でも1つはあるので、続けてしまいます。

 最初はストレッチポールの上で腕を上げたり、腕で弧を描いたりする運動をしていました。非常に珍しいのですが、何のためにやっているのかの説明がほとんどなくて、最後にプルダウンをやりました。上半身はかなり左右で歪みがなくなっているのと、動きがよいのでしょうか。

 次がスクワットでしたが、とうとうやるのかというのが正直な感じでした。スクワットなんて、膝を痛めるだけの無駄な運動と思っていました。当然、膝を曲げるのですが、あまり前に突き出さないように注意されて、ホッとしました。膝に負担をかけるのは危険ですからと言われたので。お食事中の方には申し訳ないのですが、和式の大きい方で踏ん張る態勢によくにています。尻を後ろに下しながら突き出す感じですね。トレーナーの方は、「筋肉痛でのた打ち回りますから」と笑顔で10回を3セットで終わりにしましたが、一人で体が覚えるまで叩き込む意味もあってプラスして20回を3セットやりました。ジムでは最後の10回は7キロの棒を抱えて負荷をかけていたので、回数が倍になっても楽なものです。どうも、下半身の筋肉は、もちろん高校自体とは比較にならないほど衰えてはいるものの、負荷のないスクワット程度では筋肉痛にはなりそうにないです。そういって明朝、起き上がれなかったら、笑うしかないのですが。ふくらはぎと太ももの筋肉は、歩いているせいもあって、かなり安定しているようです。最初、負荷をかけたときに、いつも褒めてくれることが多いのですが、今回は想定外によかったようで、あっという間に負荷を厳しくかけられました。

 こうなってくると、血栓性静脈炎になぜなったのかが益々、謎でして、その時期に運動不足で病気になったという可能性もあるのですが、どうも「たまたま」ではないのかと。2004年のときには、遺伝子レベルの検査を受けてほしいけれど、負担が大きいからなあと言われたので、遺伝も影響しているのかもしれません。研究の対象になるぐらいなので、遺伝で確定しているわけではないと思いますが。

 2011年の11月から禁煙を始めましたが、漸く、目標とする段階に来つつある感じです。一つはやはり体ですね。これを「唯物論」というと、問題があるのかもしれませんが、体に不安を抱えていると、精神の働きも不安定になるというのが持論です。肉体に不安を感じるのなら、面倒でも一つ一つ、それを克服していこうと。3年程度はかかると見ているので、最終段階といっても、ここから最低でも1年間ほど、運動を続けないと全く意味がありません。

 そして、やはり本業はデスクワークですので、肉体の不安を取り除くプロセスと並行して精神的な活動を活発にするチャンスかなと。今の職場では誰も理解してくれない話にチャレンジするので、できたら異動があるといいななんてね。それはともかく、まさかこの問題にこのアプローチを使うのかという驚きをもって勉強していますが、もう1段階、踏み込んで生活自体を変える必要がありそうです。

 それにしても、まず禁煙に着手したのは、「時の最果て」で何度も書いているので、うんざりする方もいらっしゃるかもしれませんが、よかったなあと。タバコから自由になると、他の拘束もどんどんと楽になります。勤務先の拘束は増える一方で、肩書が上の方の拘束は減る一方なのはどういうことなんでしょと不思議で仕方ないのですが。


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posted by Hache at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康な?寝言